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四章 家族一緒に
第13話 ルナの試練
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「ようこそ。驚いたわ。まさかあんたがいるとはね」
儂を見るといつも突っかかる、腐れ縁のあやつがそこにいた。
「聞き覚えのある声だと思うたが、やはりお主か。フレイヤの馬鹿猫」
「馬車猫よ! 相変わらず口が悪いわね、神嫌いのフェンリル」
「今は名がある。儂にはルナという名がな」
こいつは女神フレイヤに飼われていた猫。名はまだつけてもらっていない。
聖獣としてはまだまだ未熟者じゃが、女神の加護で幻惑を使うことができる。
「何をする気だ?」
「人聞きが悪い。あんた達がここに迷い込んできただけじゃない。私は来たものに課題を与えるだけよ」
そうか。ここはこいつの聖域じゃったか。面倒なことに巻き込まれたものだな。
「儂への課題はなんだ。時間がない。主人を助けなくては」
「相変わらず、ワンコは群れないとダメみたいね。いまさら、あんたに課題出してもすぐクリアするでしょう。だからね、あんたの課題は『見守るだけ』。ここで黙って三人を見ていなさい。課題が出来なかった時の絶望を、何もできないまま眺めていればいいわ。もちろん、あんたが課題をクリアすれば、ご褒美はちゃんとあげるからね。楽しみにおすわりしてるのよ。ワンコちゃん。ははははは」
儂はその場から動けなくなった。空間にリュー、ルーデンス、ローズマリーがバラバラに映る。
儂は心配で胸が苦しくなりながら、三人が映る空間を見守るしかなかった。
儂を見るといつも突っかかる、腐れ縁のあやつがそこにいた。
「聞き覚えのある声だと思うたが、やはりお主か。フレイヤの馬鹿猫」
「馬車猫よ! 相変わらず口が悪いわね、神嫌いのフェンリル」
「今は名がある。儂にはルナという名がな」
こいつは女神フレイヤに飼われていた猫。名はまだつけてもらっていない。
聖獣としてはまだまだ未熟者じゃが、女神の加護で幻惑を使うことができる。
「何をする気だ?」
「人聞きが悪い。あんた達がここに迷い込んできただけじゃない。私は来たものに課題を与えるだけよ」
そうか。ここはこいつの聖域じゃったか。面倒なことに巻き込まれたものだな。
「儂への課題はなんだ。時間がない。主人を助けなくては」
「相変わらず、ワンコは群れないとダメみたいね。いまさら、あんたに課題出してもすぐクリアするでしょう。だからね、あんたの課題は『見守るだけ』。ここで黙って三人を見ていなさい。課題が出来なかった時の絶望を、何もできないまま眺めていればいいわ。もちろん、あんたが課題をクリアすれば、ご褒美はちゃんとあげるからね。楽しみにおすわりしてるのよ。ワンコちゃん。ははははは」
儂はその場から動けなくなった。空間にリュー、ルーデンス、ローズマリーがバラバラに映る。
儂は心配で胸が苦しくなりながら、三人が映る空間を見守るしかなかった。
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