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衝撃！！マイティー本出版の秀和システム破産！！

本来は以前の続きであるその２を出さないといけないのだが、つい先日知ったニュースがあまりに衝撃的でこれはスルーできないと思ったので、こちらを先に出すことにした。

そのニュースとはタイトルの通り、あの『令和の黒本』『イブール本』として名高い（？）マイティー本を発売した秀和システムが、負債約５０億円を抱えて破産していたというもの。（！！）

なんでもネットからの情報によると、秀和システムは７月４日に東京地裁より破産手続き開始決定を受け、出版事業自体はトゥーヴァージンズという企業に引き継がれ、『株式会社秀和システム新社』として再スタートするらしい。

秀和システム周りに関しては以前から買収や未払いトラブルなどきな臭い（？）話は耳にしており、特段取り上げることもないかとこれまではスルーしていたのだが、今回マイティー本を出した会社が破産とあってはさすがにスルーするわけにはいかなかったのだ。

以下はこのニュースを受けての筆者の感想となるが、これまで当ランキングで疑問に思っていた『謎』が、『そういうことだったのか』と点と点が結び付いて解けていく感じがした。（別にこれが事実と言っているわけではなく、あくまで状況から考えうる仮説を立てているだけなのであしからず）

そのずっと気になっていた疑問、謎とは、『秀和システムは何故リスクを冒してまでマイティー本を出版したのか？』というもの。

Ｊ氏にこれは嘘まみれの本であると指摘を受け、カドカワが撤退し秀和システムがその後を継いでマイティー本の出版を強行したのは以前お伝えした通り。

秀和システムもネットでのマイティーに対する評価、本の内容についての疑念は当然知っていたはずだが、『嘘本を強行発売した出版社』という汚名を被ってまで、これまで築き上げてきた読者からの信頼を失ってまで何故このような本を出版したのか？（だから以前の考察では『出すメリットよりデメリットの方が遥かに大きい』と評価した）

この一見不合理な選択を説明する鍵を、筆者は今回のニュースから見つけたのである。

それは前述の通り、『いずれ破綻するのが分かっていたから読者からの評判や信頼などどうでもよく、マイティー本という目先の収入にすらすがるほど追い詰められていたのではないか？』というもの。（つまり秀和システムがそのような特異な状況に陥ってなければ、そもそも本は出版されていなかった可能性すらある）

あくまで推測に過ぎないが、そう考えるとこれまで抱いてきた疑問が解けるし、なるほど、だからそういう選択をしたのかと納得がいく気はした。

かつてパソコン関連やビジネス書で高い評価を受け、多くの読者の役に立っていたはずの出版社が、何故このような事態になってしまったのか、考えると非常に残念でならない。

嘘本に関わったせいで撤退を余儀なくされたカドカワさんや、顔と名前を貸して『なぜ、ここまでできる……？』と言っただけで恥をかかされたインパルス板倉氏であったり、『関わる者すべてを不幸にしてしまう本』というか、これは現代に存在する奇書、『呪いの本』なのではないか？という気はした。（？）

今回のニュースに関しては大体このようなところだが、その２に関しても責任を持って必ず投稿はしますので、今しばらくお待ちください。いつも目を通して下さる皆様に、本当に感謝しております。