お笑い考察 まとめ

優勝前の霜降り明星の話

今回はランキングではなく、以前から書かなければと思っていた『霜降り明星』についてお話していきたいと思う。

というのも、ここ最近急激に力をつけてきた彼らが、今年のＭ－１の台風の目となる可能性が非常に高いからだ。

Ｒ－１でコンビ揃っての決勝進出という偉業から始まり、すべらない話でのせいやのトーク力の証明、更に日曜チャップリンで披露した宇宙人の漫才など、こいつら本当に腕を上げたなと感心した。

会場の空気と上手く噛み合えば、和牛を喰ってのＭ－１優勝も本当に有り得るぐらいの潜在能力である。

以前筆者はＭ－１敗者復活戦の総評で、霜降り明星の漫才に対して評価を下しているため、自分も読者の方も概ね忘れているであろうその内容を、ここで一度振り返ってみたいと思う。





『霜降り明星』　△

悪くはないが、ネタのテンションと笑いの量が釣り合っていない。決勝進出は有り得るが、優勝は難しいレベル。





なるほど、たった数行の評価ではあるが、当時から決勝進出は有り得ると、アホはアホなりに思っていたらしい。

もちろん、この当時の評価に間違いはないと今でもはっきりと断言できるが、この悲惨な状態からたったの一年足らずで優勝も有り得ると筆者に思わせるような急成長を見せるのは、本当に見事としか言いようがない。

Ｍ－１決勝の話にはまだまだ気が早いが、読者の皆様には、今年のＭ－１は是非霜降り明星の漫才に注目して頂きたいと思う。

もし彼らが今年決勝に進めば、『和牛と霜降りの戦い』という共食いとしか思えないような訳の分からん対決になることは間違いないが、どちらが勝ったとしても牛肉派には安心と言ったところだろう。（？）

ここまで散々推しておいて、今年霜降りが決勝に出れなかったり、決勝でマヂカルラブリーの再来となったりすれば、それはそれで筆者は腹を抱えて笑うのだが、恥をかくのは筆者と霜降り明星だけなので、特段問題はないように思いたい（というか、現在の霜降りの実力を出しきれれば、そんな事態（マヂカル漫才）はまず有り得ない）。

とにかく、霜降り明星の二人には頑張ってほしい。

Ｍ－１優勝を狙える実力がついてきた！！

頑張れ霜降り明星！！

あと、本ブログでのマヂカルラブリーの扱いはネタにしているだけで、本当にクソつまらんのはネタにする気も起きない『さや香』であると、マヂカルラブリーの擁護をすると同時にさや香をディスる形で本文を締めたいと思う。