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(ノエル視点)
南の端を海に、北の端を山々に囲まれた大国シュベリア。
その東に位置する小国リーベルから、俺、ノエルはここに嫁いできた。
俺の夫となるのはこの国の第一王子、アスター。
獅子のように堂々とした佇まいに、鋭い眼光。
鍛え抜かれた肉体はほぼ引きこもり同然の俺とは比べものにならないくらい遥かに逞しく、腰掛けた椅子からは長い足がこれでもかと主張している。
「リーベル国より参りました、ノエル・リーベルと申します」
「アスターだ」
顔合わせの場で深々と頭を下げる俺に、アスターが寄越したのは冷たい視線と吐き捨てるような名前のみの自己紹介。
不機嫌そうな態度を隠そうともしない。
それもそのはず、嫁いできたと言っても是非にと望まれた訳ではない。
風が吹けば飛びそうな程に小さく弱いリーベルが、大国の力を何とかして借りようと都合良く舞い込んできた縁談に食らいつきそそくさと俺を差し出したのだ。
よくある政略結婚。
男の俺に白羽の矢が立てられたのは単純明快。
リーベルでの俺の立場が『厄介者』だからだ。
(……ここでも俺の居場所はないみたいだな)
アスターや周りの反応にそれを痛感し、ひっそりと溜め息を吐いた。
リーベルは小国だ。
先述の通り、それはもう風が吹いたら飛ばされそうな程小さな小さな国だ。
小さいなりに祖父の代まではしっかりとした国だった。
限られた土地に根付く作物は豊富で他国へ売りに出してもまだ余る程あり、そして少ないながらも鉱山を有しておりそちらの取引きでも国は潤い、小国ながら騎士団も精鋭揃いで諸国に遅れを取るどころか対等に渡り歩けるくらいには安定していたはずだった。
それが父の代に変わった途端に綻びが出始めた。
手始めに作物の輸出が明らかに増えた。
余る程あったものが輸出のしすぎで自国民の分にまで回らず民が飢え始め、次いで後先考えず鉱物を根こそぎ掘り起こし空洞だらけになった山は少しの嵐ですぐにどしゃくずれを起こす程弱くなった。
精鋭揃いだった騎士団も、実力のある者程早々に国の現状に見切りをつけ他国へと渡っていってしまった。
今や精鋭だと言えるのは騎士団の団長副団長クラスの十数名のみ。
父である国王は民よりも自分の懐を潤すのに必死で、母である王妃もそれに並びお互いに美食美酒宝石ドレスパーティーにお茶会観劇と贅を尽くしている。
国はあっという間に傾き、今や財政難にあえいでいる始末。
ほぼほぼ傾いてしまっているリーベルだが、それでも他国に胸を張って自慢出来るものがあった。
それが第一王子と第一王女の二人だ。
第一王子の兄は才色兼備を絵に書いたような人物で、現国王よりも王としての資質があると噂されている。
現に国王の悪政をどうにかして抑えようと日々奮闘しているのがこの兄だ。
早く代替わりすればリーベルは恐らく元のとは言わないが今よりも遥かにマシな国に変わるだろう。
第一王女は俺の双子の妹だ。
天使のような笑みを常に浮かべていて、いるだけでみんなを笑顔にするようなそんな存在。
妹がいると誇張ではなくすぐさま笑顔の輪が広がる。
ついさっきまで顰めっ面だったり泣きそうだったり怒鳴りだしそうだったりした人々が、彼女を一目見た瞬間にほわっと表情を緩めるのだ。
話す声は鈴のように軽やかで涼やかで可愛らしく、そして優しい。
どんな相手にも礼を尽くすその姿勢に貴族達ばかりか当然民にも人気がある。
そんな中で第二王子の俺は二人に比べて容姿も優れず、勉学も武術も出来ず、天使のような笑みも浮かべられない。
幼い頃は双子とあって妹のシャノンと似ていたようだが、それも成長するにつれ見る影もなくなっていった。
唯一ある特技は歌を歌う事だが、それも卑しい趣味だと両親には苦い顔をされるばかり。
披露できる相手は泣き虫だったシャノンだけだが、成長するにつれてそれも段々と少なくなってきた。
両親が俺を「出来損ない」だと日々嘆くからか、実際の俺が本当にそうだからなのかそのどちらもなのか、城で働く使用人達にすら「ノエル様はまるで平民のようだ」と馬鹿にされる始末。
平民のどこが悪いのだと思うが、平民を差別するような王宮内の風潮に何も言えない。
そんな弱さも両親や周りからは蔑まれる原因のひとつだった。
シュベリアに嫁ぐ事が決まって、この大国ならば自分の居場所が見つかるかもしれないと思った。
国が大きくなればなる程色んな人が集まり、色んな考えを受け入れる余裕があるのだと。
自分を受け入れてくれる人がいるのではないかと。
王子であるアスターも、妻としては難しいかもしれないが、友人くらいにはなれるのではないかと思っていた。
(バカだな、期待なんてするもんじゃないってわかってたはずなのに)
友人どころかアスターとは顔合わせのあの日と盛大な結婚式を挙げた日以来会っていない。
緊急の用がある時以外は寄るなと言われ、俺からはアスターの元へと出向く事が出来ない。
それ以前に部屋を知らないのだからどちらにしろ行けないのだけど。
(夫の部屋も知らない妻なんて、笑える)
通常夫婦の部屋は続きの間で繋がっているはずだ。
だが俺に与えられた部屋は本宮の端にある、到底正妻が使うとは思えない部屋。
その部屋で一人、何もしない日々が続く。
こうして部屋に籠っていると、リーベルにいた時と変わらない。
あちらにいた時もなるべく人前には出るなと言われていて、稽古事の時以外はあまり外には出なかった。
部屋に訪ねてくるのも妹のシャノンだけ。
良く、いや良く考えなくてもみじめだなと自分でも感じる。
本当は外に出たい。
うまくはないが、馬に乗りたい。
図書室で本を読みたい。
中庭をゆっくりと散歩して鳥や花や木々を眺めたい。
制限されているわけではないのだから自由にすれば良いのだが、アスターに避けられている今それは躊躇われる。
この国の、この宮の主に疎まれている存在などここで働く人々にとってもきっと同様に思われている事だろう。
ずっと引きこもっていたから人前に出る事に対して臆病になっているのもある。
一人きりでいれば何を言われる事もない。
リーベルからやってきた王妃ははずれだ。
きっとあちらでも疎まれていたのだろう。
妹君が来てくれれば良かったのに。
アスター様もあんな方では相手になさらない。
初日以外声を交わすどころか顔すら見ていないらしいわよ。
なんて。
人目につかなければ、自分に対してのそんな噂を聞く事もない。
そしてアスターの噂話も。
(……想い人、か)
どうやらアスターには心に想っている相手がいるらしい。
それが誰なのかは誰も知らない。
だが時折遠くを見つめ物思いに更けているのだという。
(好きな人がいるなら、俺なんて余計に眼中に入らないよな)
どうしたら自分を見つめてくれる人が現れるだろうか。
どうしたら自分は一人ではなくなるだろうか。
アスターの元へと嫁いできた今、それはもう望めない。
(こうやってずっとここで生きていくんだろうなあ)
今度こそ本当に一人で。
誰からも思われず。
例えばアスターが想い人を妻にと望み、それが叶い結婚したとして、2人の間に子供が出来たとしても、男である俺に子供は望めないのだから何も言えない。
正妻は俺だが、側室を持ってはいけない訳ではない。
アスターが望めば誰だってその身を喜んで差し出すだろう。
この国の貴族の中でもその座を虎視眈々と狙っている娘は多いはずだ。
そして笑顔に包まれる光の裏で、ずっと影となって生きていくのだろう。
名ばかりの正妻として。
「……アスター様」
ぽつりと夫である人物の名前を呟く。
彼を思い浮かべると、幼い頃の思い出が蘇ってくる。
俺にとって、嫌で嫌で仕方がなかった王宮内での一番の思い出。
懐かしいその日を静かに脳裏に思い描いた。
南の端を海に、北の端を山々に囲まれた大国シュベリア。
その東に位置する小国リーベルから、俺、ノエルはここに嫁いできた。
俺の夫となるのはこの国の第一王子、アスター。
獅子のように堂々とした佇まいに、鋭い眼光。
鍛え抜かれた肉体はほぼ引きこもり同然の俺とは比べものにならないくらい遥かに逞しく、腰掛けた椅子からは長い足がこれでもかと主張している。
「リーベル国より参りました、ノエル・リーベルと申します」
「アスターだ」
顔合わせの場で深々と頭を下げる俺に、アスターが寄越したのは冷たい視線と吐き捨てるような名前のみの自己紹介。
不機嫌そうな態度を隠そうともしない。
それもそのはず、嫁いできたと言っても是非にと望まれた訳ではない。
風が吹けば飛びそうな程に小さく弱いリーベルが、大国の力を何とかして借りようと都合良く舞い込んできた縁談に食らいつきそそくさと俺を差し出したのだ。
よくある政略結婚。
男の俺に白羽の矢が立てられたのは単純明快。
リーベルでの俺の立場が『厄介者』だからだ。
(……ここでも俺の居場所はないみたいだな)
アスターや周りの反応にそれを痛感し、ひっそりと溜め息を吐いた。
リーベルは小国だ。
先述の通り、それはもう風が吹いたら飛ばされそうな程小さな小さな国だ。
小さいなりに祖父の代まではしっかりとした国だった。
限られた土地に根付く作物は豊富で他国へ売りに出してもまだ余る程あり、そして少ないながらも鉱山を有しておりそちらの取引きでも国は潤い、小国ながら騎士団も精鋭揃いで諸国に遅れを取るどころか対等に渡り歩けるくらいには安定していたはずだった。
それが父の代に変わった途端に綻びが出始めた。
手始めに作物の輸出が明らかに増えた。
余る程あったものが輸出のしすぎで自国民の分にまで回らず民が飢え始め、次いで後先考えず鉱物を根こそぎ掘り起こし空洞だらけになった山は少しの嵐ですぐにどしゃくずれを起こす程弱くなった。
精鋭揃いだった騎士団も、実力のある者程早々に国の現状に見切りをつけ他国へと渡っていってしまった。
今や精鋭だと言えるのは騎士団の団長副団長クラスの十数名のみ。
父である国王は民よりも自分の懐を潤すのに必死で、母である王妃もそれに並びお互いに美食美酒宝石ドレスパーティーにお茶会観劇と贅を尽くしている。
国はあっという間に傾き、今や財政難にあえいでいる始末。
ほぼほぼ傾いてしまっているリーベルだが、それでも他国に胸を張って自慢出来るものがあった。
それが第一王子と第一王女の二人だ。
第一王子の兄は才色兼備を絵に書いたような人物で、現国王よりも王としての資質があると噂されている。
現に国王の悪政をどうにかして抑えようと日々奮闘しているのがこの兄だ。
早く代替わりすればリーベルは恐らく元のとは言わないが今よりも遥かにマシな国に変わるだろう。
第一王女は俺の双子の妹だ。
天使のような笑みを常に浮かべていて、いるだけでみんなを笑顔にするようなそんな存在。
妹がいると誇張ではなくすぐさま笑顔の輪が広がる。
ついさっきまで顰めっ面だったり泣きそうだったり怒鳴りだしそうだったりした人々が、彼女を一目見た瞬間にほわっと表情を緩めるのだ。
話す声は鈴のように軽やかで涼やかで可愛らしく、そして優しい。
どんな相手にも礼を尽くすその姿勢に貴族達ばかりか当然民にも人気がある。
そんな中で第二王子の俺は二人に比べて容姿も優れず、勉学も武術も出来ず、天使のような笑みも浮かべられない。
幼い頃は双子とあって妹のシャノンと似ていたようだが、それも成長するにつれ見る影もなくなっていった。
唯一ある特技は歌を歌う事だが、それも卑しい趣味だと両親には苦い顔をされるばかり。
披露できる相手は泣き虫だったシャノンだけだが、成長するにつれてそれも段々と少なくなってきた。
両親が俺を「出来損ない」だと日々嘆くからか、実際の俺が本当にそうだからなのかそのどちらもなのか、城で働く使用人達にすら「ノエル様はまるで平民のようだ」と馬鹿にされる始末。
平民のどこが悪いのだと思うが、平民を差別するような王宮内の風潮に何も言えない。
そんな弱さも両親や周りからは蔑まれる原因のひとつだった。
シュベリアに嫁ぐ事が決まって、この大国ならば自分の居場所が見つかるかもしれないと思った。
国が大きくなればなる程色んな人が集まり、色んな考えを受け入れる余裕があるのだと。
自分を受け入れてくれる人がいるのではないかと。
王子であるアスターも、妻としては難しいかもしれないが、友人くらいにはなれるのではないかと思っていた。
(バカだな、期待なんてするもんじゃないってわかってたはずなのに)
友人どころかアスターとは顔合わせのあの日と盛大な結婚式を挙げた日以来会っていない。
緊急の用がある時以外は寄るなと言われ、俺からはアスターの元へと出向く事が出来ない。
それ以前に部屋を知らないのだからどちらにしろ行けないのだけど。
(夫の部屋も知らない妻なんて、笑える)
通常夫婦の部屋は続きの間で繋がっているはずだ。
だが俺に与えられた部屋は本宮の端にある、到底正妻が使うとは思えない部屋。
その部屋で一人、何もしない日々が続く。
こうして部屋に籠っていると、リーベルにいた時と変わらない。
あちらにいた時もなるべく人前には出るなと言われていて、稽古事の時以外はあまり外には出なかった。
部屋に訪ねてくるのも妹のシャノンだけ。
良く、いや良く考えなくてもみじめだなと自分でも感じる。
本当は外に出たい。
うまくはないが、馬に乗りたい。
図書室で本を読みたい。
中庭をゆっくりと散歩して鳥や花や木々を眺めたい。
制限されているわけではないのだから自由にすれば良いのだが、アスターに避けられている今それは躊躇われる。
この国の、この宮の主に疎まれている存在などここで働く人々にとってもきっと同様に思われている事だろう。
ずっと引きこもっていたから人前に出る事に対して臆病になっているのもある。
一人きりでいれば何を言われる事もない。
リーベルからやってきた王妃ははずれだ。
きっとあちらでも疎まれていたのだろう。
妹君が来てくれれば良かったのに。
アスター様もあんな方では相手になさらない。
初日以外声を交わすどころか顔すら見ていないらしいわよ。
なんて。
人目につかなければ、自分に対してのそんな噂を聞く事もない。
そしてアスターの噂話も。
(……想い人、か)
どうやらアスターには心に想っている相手がいるらしい。
それが誰なのかは誰も知らない。
だが時折遠くを見つめ物思いに更けているのだという。
(好きな人がいるなら、俺なんて余計に眼中に入らないよな)
どうしたら自分を見つめてくれる人が現れるだろうか。
どうしたら自分は一人ではなくなるだろうか。
アスターの元へと嫁いできた今、それはもう望めない。
(こうやってずっとここで生きていくんだろうなあ)
今度こそ本当に一人で。
誰からも思われず。
例えばアスターが想い人を妻にと望み、それが叶い結婚したとして、2人の間に子供が出来たとしても、男である俺に子供は望めないのだから何も言えない。
正妻は俺だが、側室を持ってはいけない訳ではない。
アスターが望めば誰だってその身を喜んで差し出すだろう。
この国の貴族の中でもその座を虎視眈々と狙っている娘は多いはずだ。
そして笑顔に包まれる光の裏で、ずっと影となって生きていくのだろう。
名ばかりの正妻として。
「……アスター様」
ぽつりと夫である人物の名前を呟く。
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