俺にだけ厳しい幼馴染とストーカー事件を調査した結果、結果、とんでもない事実が判明した

あと

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第三話

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「……明日、バイト始まる前に張り込め。」

「……え?」

俺から今までの経緯を聞いた颯がそう言った。

「今日、バイト先に現れたんだろ。大学では被害にあったケースはほとんどない。基本的にバイト先や家のポストに物が置かれたり、手紙が届いたりするのが中心だ。なら、犯人はバイト先の客の可能性が高い。お前、鈍感そうだし、つけやすそうだもんな」

相変わらず一言多い。しかし、その指摘は鋭い。名探偵たる所以だ。この推理には現実味がある。

「ありがとう!!やってみる!!」

勢いよく飛びつきたくなる。颯は少し困った顔で、しかし力強く言った。

「……何かあったらすぐ連絡しろよ」

味方がいるという安心感は、こんなにも心を軽くするものなのか。普段は軽口ばかりのあいつに、こうして真剣に守ってもらえることが、こんなにも頼もしく感じられるとは思わなかった。

こうして、張り込み作戦の日取りが決まった。

明日はいつものバイト時間よりも、2時間も早く店に向かう。
張り込む場所は――先輩から許可をもらったロッカーの中。ここなら犯人がロッカーを利用したとき、容易に目撃できる。

心臓が高鳴る。
張り込みは初めての経験だ。小さなスリルが俺の背筋を震わせ、頭の中で作戦を反芻する。颯の指示通りに動けば、犯人の正体に近づけるかもしれない――そんな期待と不安が入り混じる。

次の日、俺はロッカーの中で息を潜めていた。
心臓はバクバク、汗が手のひらににじむ。張り込み作戦は初めてで、こんなに緊張するとは思わなかった。

その瞬間、扉の外に人影が現れた。
俺の心は跳ね上がる。
――今だ!

息を潜めたまま、俺はロッカーから飛び出し、相手の腕を掴んだ。

「っ!」

捕まえた相手を見て、思わず息を呑む。

「こ、高校生……?」

なんと、ストーカーは制服姿の少年だった。
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