快楽堕ちな短編集

明星イツキ

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異世界シリーズ

◯接待が当たり前の世界に転生した

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 俺には前世の記憶がある。機械が発達し、身分もない世界。平穏な時代を生きた俺は、天寿を全うして人生を終えたはずだった。
 しかし、俺の人生はそこで終わらず、新たな生を生きることになった。その国は、前世で俺がいた日本と文明も環境もほとんど変わらなかった。だから、社会に出てから、こんな落とし穴が待っているとは思わなかった。

「は?」

 俺は就職したばかりの企業のオフィスで、予想外の張り紙を見つけて固まった。
 壁に貼られていたのは、『◯接待実績表』。そうタイトルがデカデカとあり、男性営業マンの名前が下に並べて書かれていた。名前の上には、赤色のハートマークが縦一列にずらっと並んでいる。一番多い人は、25個のハートがあった。

「あの……、これって」

 俺は会社の説明をしてくれる先輩社員に引き攣った顔で尋ねた。

「あー、◯接待実績表ね。うちはノルマはないけど、毎月の実績がゼロだと給与の査定に響くから、注意した方がいいよ」

 先輩は他の業務の説明と同じように、何てないことない表情で話した。

「にしても、佐々木さんはまだ月の半分なのに25人も相手にするなんて、やっぱりトップ営業マンは違うなぁ。それじゃあ、次の説明に行こうか」

 それからの先輩の説明が、頭に入るわけもなかった。血の気が引いた顔のまま退社後にまっすぐ家に帰った俺は、手当たり次第にインターネットで検索して情報を求めた。

 すると、現在いる世界が、男同士の行為に寛容的な社会だということを初めて知った。むしろ、女性を守るために、男性同士の行為を積極的に推奨していた。前世の知識を持つ俺からしたら衝撃的なことだが、男性同士だと襲われても心のダメージが比較的少ないかららしい。そんなわけないだろう!と声を大にして言いたいが、これがこの世界の共通認識だった。

 男性は営業だけでなく、事務社員でも社内の上司たちの休憩時間の相手をしなくちゃいけなっかたり、作家などの自宅仕事の人も、担当者や配達人の相手をしなくちゃいけなっかたりするらしい。チップの代わりに、ホテルに行く国もあるとか。

「なんでこんなことに……」

 俺は呆然と呟いた。

 今まで前世の記憶があるせいで大人びていた俺は、両親にとっては他の兄弟に比べて手がかからない子だった。すなわちそれは、放っておかれる機会も多いということで、父親から仕事の話を聞くことはなかった。ニュースも興味がなくて音楽ばかり聴いていたし、完全に前世と同じ価値観の世界だと思い込んでいたので、積極的に情報を集めることもしなかった。
 友人たちは自分の親から聞いて知っていたかもしれないが、学生同士の猥談話も今更気まづいだけだと徹底的に俺が避けていたから、おもしろ半分でも卑猥な話が会話に上ることはなかった。
 その結果、俺は就職してから、この国の現状を初めて知ったのだった。

「うわぁ……。終わった……」


 俺はベッドに寝転び、天井を見上げて呆然とした。

 現状、ほかの仕事に就いても、男性を相手にすることから逃げられそうにはなかった。お尻を守りたかったら自分が抱く側に回る方法もあるみたいだが、それは自分にできる気がしなかった。いざとなって勃たなかったら、相手を怒らせてしまうだろう。取引先を失うことになったら、左遷、最悪クビになる。俺を信頼して安心してる両親を思えば、それは避けたかった。

「うぅ……。何でこんなことに」

 俺は逃れられない未来を思い、鬱々とした気持ちで目を閉じた。


 それから一年は、新しい仕事を覚えたり、職場環境に慣れえうためにバタバタしていたものの、平穏に過ごしていた。しかし、とうとう昨日、遅れていた日が来てしまった。

『上原』
『はい』

 課長に呼ばれてデスクに向かうと、ダンボール箱を渡された。

『来週は佐々木について接待をしてもらうから、これでケツを拡張してこい』

 ダンボール箱に入っていたのは数本のローションと下剤、それから様々な太さの新品のディ◯ドと拡張の仕方が書かれた説明書だった。俺は震える手でダンボールを持ち上げると、頭を下げて席に戻った。


 それから二日は逃げ出すことも考えたが、無職になる勇気も出ず、張り裂けそうな気持ちでお尻の拡張を行った。説明書の最初の注意書きにある『自分でしっかり準備しておかないと、お尻が使いものにならなくなって病院に通う羽目になるぞ』と赤字で書かれた文章に、怖気づいたからだった。



 一週間後、お尻の準備を終えた俺は、佐々木先輩ともう一人の先輩社員と共に接待場所となる料亭に向った。

「緊張している?」

 佐々木先輩に心配そうに顔を覗き込まれる。

「はい……」

 抱いているのは緊張だけではなかったが、それについては口には出せず、曖昧な表情で頷いた。

「相手に任せておけば大丈夫だから。向こうにとってもこっちは取引相手だから、本気で嫌なこととか、痛いことはしないよ」
「……はい」

 俺が頷いくと、宥めるように肩をポンポンと叩かれた。

 数十分後に、相手企業が来られた。彼らを見て、今回は完全にこちらが奉仕する側なのだと理解した。
 相手は、40代ぐらいの社員と課長が二人、もう一人は部長で50代ぐらいの貫禄がある人だった。いくら俺の見た目が平凡でも、初めてには価値があるらしい。今日の俺の相手は、一番立場が上の人だと事前に決まっていた。

 
 最初は向かい合わせに座り、自己紹介をしたり、これからの取引内容について簡単に会話をしていた。それから十分ほどして、先輩が相手の社員の手を握って立ちあがった。

「では、お先に失礼します」

 佐々木先輩も課長の腕に絡みながら、部屋を出ていく。見た目は普通のサラリーマンなのに、課長の体にしなだれかかっている姿には色気があった。

「なら、私たちも行こうか」

 とうとうこの時が来てしまった。今更逃げることはできず、覚悟を決めるしかなかった。

「は、はい。よろしくお願いします」

 先輩たちのように部長の体に触れることはできず、部長の後に続いて部屋を移動した。そこは、内風呂のあるこじんまりとした旅館の部屋のようになっていた。
 赤色の薄ぼんやりとした光が、部屋の中を照らしている。

「流石にそのままだと情緒がないから、これに着替えなさい」
「は、はい」

 手渡されたのは、着物の中に着る肌襦袢のようだったが、表面が少しざらついていた。
 俺は事前に先輩から教えられた通り、背中を向けて素早くスーツを脱ぐ。背中に突き刺さる視線を感じながら、素肌に手渡されたものを着た。

「お待たせしました」

 振り返ると、部長も浴衣に着替えていた。

「ああ。それではこっちに」

 俺は手を引かれ、よろけた拍子に用意されていた布団の上に倒される。父親と同世代ぐらいの男のギラついた目に、背筋が震えた。

「あ、あの、ちょっと待ってください!」
「どうした?」
「すみません。お酒を一口だけ飲ませてください。お、俺、今日が初めてで」

 とてもじゃないが、素面でこの先に進めそうになかった。

「そうだったね。確かに、気を使ってやらなくてすまなかった」

 部長はそう言うと、近くに用意されていたお酒を自分で煽り、俺の口に乱暴に流し込んだ。

「んん!!!っ……、ふぅ、っん」

 一度だけにとどまらず、二、三回容赦なく流し込まれ、顔が熱くなるのが分かった。だからと言ってすぐに酔うことはできず、ペチャペチャと音を立てて首筋に流れた酒を舐められ、嫌悪で肌が粟立った。

「はぁ、はぁ、若々しくて、滑らかで美しい肌だ」
「ぁあっ…、ふっ、んぅ……ぁ」

 肌けた隙間から手を入れられ、カサついた手でお腹を撫で回される。そして、肌襦袢の上から、パクりと乳首を噛まれた。何度も何度も乳首を押し潰され、吸い付かれた。

「いやぁっ…!!……ひゃぁ、ぁんつ!……やぁ……ぃ」


 ちゅぽっと音を立て唇が離れると、その部分だけ肌襦袢が溶けて、真っ赤に腫れた乳首が空気に触れて立っていた。どうやら今着ている肌襦袢は、水で溶ける仕組みになっていたようだ。
 もう片方の乳首も嬲られ、胸元だけ開いた卑猥な格好になる。

「さぁ、両足を開いて持ち上げなさい」
「……」

 俺はお酒と羞恥心で真っ赤になった顔を横に背け、目をぎゅっと瞑りながら自分の両足を持ち上げた。足裏に腕を通し、自分でゆっくりと開いていく。

「おぉ!やっぱり初物は綺麗な色と慎ましやかな形をしている」

 吐息を感じるほどの間近で、パクパク勝手に収縮を繰り返すお尻の穴を見られる。恥ずかしさで、このまま死ねると思った。

 部長はぶちゅぶちゅ音を立てて、俺の尻の中にローションを注入した。そして、ズプリと無遠慮に、太い指を突き入れられる。

「やぁ!…ぁああっ……、ひぃぁ……やっ!!んんっ」
「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 体をくねらせて無意識に逃げようとしても、痛いぐらいに左手で腰を掴まれているので動けない。
 部長は何も言わずに、ただ荒い息を吐きながら指をずぽずぽと、高速で動かしていた。俺のお尻の穴を凝視する様子から、先ほど会ったときの落ち着いた雰囲気は微塵も感じられない。

「はぁ、はぁ、もう十分だろう」

 部長は俺の足を持ち上げると腰を高く上げた。俺のペ◯スがポトポトと溢した先走りが、顔に落ちる。

「さぁ、初めて犯される瞬間を、よく見ておくといい」

 そう言うと、俺の目の前で、お尻の穴に部長のペ◯スの先っぽがつぷりと入った。中に入っていくたびに、部長のペ◯スの形に、胎内がピッタリと寄り添うように広がっていくのが分かる。俺の目からは、悲しみなのかよく分からない涙が、ポロリとこぼれ落ちた。

 そこからは、もう獣の交尾のようだった。


「ぁあッっっ♡♡♡…やぁ!!……ひぃ、ぁッ♡♡ああ!!!」

 片足を肩に担がれ、パンッパンッと激しく肌がぶつかり合う音が部屋に響く。慎ましやかだった奥まで、抉られるよう何度も挿入を繰り返して広げられる。
 
「はは、初めてなのに奥で感じるとはな。……ふんっふんっ!!君には、才能があるようだっ!」

 部長はニタニタと嬉しそうに笑っている。
 そんな才能いらないと思っても、自分でもお尻の穴を犯されて感じていることは分かっていた。触れてもいない自分のペ○スは萎えず、ガチガチに勃ったままだ。

「ひゃぁあッ♡…いぁ!!……んぁッ♡♡ぁっっ♡♡♡♡」

 俺はいつの間にか相手の首に腕を回してしがみつき、鼻にかかった声を上げていた。
 気持ちよさと嫌悪と戸惑いで、頭の中がぐちゃぐちゃになる。ようやくお酒が回ってきたようで、思考が定まらなかった。

「しっかり私の子種を受け止めなさい!!」
「ン、ぁぁああッ♡♡♡♡♡♡♡♡」


 ぶるっと震えたかと思うと、部長は遠慮なく俺の胎内に熱い精液を放った。俺は部長の体にしがみつき、今まで感じたことのない衝撃に耐えたのだった。

 これで終わったと安堵したのも束の間、ぶちゅっと音を立てて胎内のペ○スが動いた。

「さて、夜はまだまだこれからだぞ」
「いや……」

 俺は今までの生活に戻れないことを予感しながら、ただ震えることしかできなかった。


 
 どこにそんな体力があるのか、部長は俺の体で様々な行為を楽しんだ。

「ううぅ♡♡ぶ、ぅっ……、んんぅッ♡♡♡♡♡」

 上から身動きできないほど抱き締めれ、キスで酸欠の状態で挿入を繰り返されたり。

「はぁ、んぅ♡♡♡♡ぅ、ぁぁ♡♡……ぁ、ぁ♡」

 対面座位の形で、お尻にペ◯スを刺したまま赤ちゃんのように胸を吸われたり。

「あぁっ♡♡、……はあっ♡♡♡、あッ♡♡♡♡♡♡」

 四つん這いになり、腰を掴まれながらガツガツと犯されたり。



 
「ふぅ。今後ともよろしく頼むよ」

 部長は煙草の煙を吐きながら、今日だけで何十回も揉んだ俺の胸を触った。昨日まで普通だった俺の乳首は、赤く色づきながら、だらしなく伸びていた。もうプールに行ったり、銭湯に行ったり、人前で服を脱ぐことはできない。

「は、はぁい♡」

 ぽっこりと膨れた俺のお腹は妊婦のようで、部長の絶倫具合を物語っていた。早くかき出さなければ、お腹を壊してしまうかもしれない。脳内では焦るが、もう指一本動かせなかった。

「さて、休憩は終わりだ」

 そう言って、部長はタバコの火を消した。どうやらまだまだ、夜の時間は終わらないらしい。脳内では恐怖に震えながらも、俺のお尻は期待できゅうっと勝手に収縮した。

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