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二十四話、話ししましょう
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「場所変えるぞ。当事者どもこい!」
セスが怒鳴るようにいいました。
そりゃあ、当然ですね。
いつの間にか、ギャラリーが増えてました。
そうあるようにと思った場所が仇になってしまいました。
カロン様一同、エンリュリッヒ様方、そしてわたしとセレス。
わたしたちは学園長室に行きました。
カロン様たちの足は重いです。
わたしが報告すると言いましたものね。
学園長室に入ると、半目の学園長先生が座ってました。
「アメリア、素顔になってきなさい。それから話し合うぞ」
あら、いや~ん。
本気で怒ってらっしゃる。
怖くないけど・・・。
「はあ~い」
「真面目にしないと、給料ダウン!」
「ごめんなさい!」
それは、嫌っ!
真面目にしますっ。
化粧を落として行くと、みなさま長椅子に座っていました。
素顔のわたしにみなさま驚いています。
ですよね~。
一皮剥けば、地味顔登場ですから。
わたしは学園長先生の隣に座ります。
「はぁ~・・・。君たち、やってくれたな。特にアメリア・・・」
「わたしは悪くありません。計画を台無しにするエンリュリッヒ侯爵子息様のせいです」
「僕は君を・・・」
「邪魔!うざい!」
「へっ?」
固まりました。
金槌で叩いたら砂になるかしら?
「アメリアっ!!」
「素がでてるよ!いつものアーリはどこ?」
うるさいなぁ!
いいでしょう!
つーん。
「権力使おうとするのが悪い!」
「ほんと、そう言うのが嫌いだね」
「自分も使えるのにね」
学園長先生とセレスが言う。
放っておいて欲しい。
「どう言うことよ。第一、貴方だれ?」
セレスに向かって言う。
「僕・・・、私はセレス・アーノルド。アーノルド公爵の者だよ」
あら、みなさん固まった。
「ここの卒業生で、学園長の甥。で、そこの生意気娘の従兄妹だよ」
カチコチです。
見事ですね。
そう、セレスはわたしの従兄弟。
「彼女の実の母親が私の妹になるんだ。今の母親もとある事情で父の養子縁組してるしね。ほんと君、誰にも言ってないんだね?」
学園長先生・・・、いつ使う話かわかりません。
関係ないよな。
「アメリア。父君に言うよ。このバイトもなかった事にするよ?」
「それは困ります。また、出費があったんです。牛を買ったんですっ。夏休み大変だったんですっ。
全く人が良すぎる。学園長先生も父に言ってください」
「またかい!!はぁ・・・、あいつは・・・」
「本人にお金貸したら絶対にダメですよ。あったらあっただけ他の人の為に使うんです。
そのまま横に流れますから!もし貸付するなら、わたしか弟にしてくださいよ。あと、借用書はきちんとお願いします、金利は相談させてください」
「くっっ・・・」
盛大なため息をついて顔を覆ってます。
「ちょっと。おじさん、丸め込まれないでください。今はこっちの話し合いですよね?みんなついて来れなくて困ってるじゃないですか!!」
あっ、そうでした。
ついつい、身内話ししてしまいました。
決着つけましょうか!
◇◇◇◇◇
ここから、しばらく学園長室での話になります。
カロン様決着まで、蛇行が激しいですが、よろしくお願いします。
まだキレ気味なので塩味100%です。
辛すぎたらごめんなさい。
セスが怒鳴るようにいいました。
そりゃあ、当然ですね。
いつの間にか、ギャラリーが増えてました。
そうあるようにと思った場所が仇になってしまいました。
カロン様一同、エンリュリッヒ様方、そしてわたしとセレス。
わたしたちは学園長室に行きました。
カロン様たちの足は重いです。
わたしが報告すると言いましたものね。
学園長室に入ると、半目の学園長先生が座ってました。
「アメリア、素顔になってきなさい。それから話し合うぞ」
あら、いや~ん。
本気で怒ってらっしゃる。
怖くないけど・・・。
「はあ~い」
「真面目にしないと、給料ダウン!」
「ごめんなさい!」
それは、嫌っ!
真面目にしますっ。
化粧を落として行くと、みなさま長椅子に座っていました。
素顔のわたしにみなさま驚いています。
ですよね~。
一皮剥けば、地味顔登場ですから。
わたしは学園長先生の隣に座ります。
「はぁ~・・・。君たち、やってくれたな。特にアメリア・・・」
「わたしは悪くありません。計画を台無しにするエンリュリッヒ侯爵子息様のせいです」
「僕は君を・・・」
「邪魔!うざい!」
「へっ?」
固まりました。
金槌で叩いたら砂になるかしら?
「アメリアっ!!」
「素がでてるよ!いつものアーリはどこ?」
うるさいなぁ!
いいでしょう!
つーん。
「権力使おうとするのが悪い!」
「ほんと、そう言うのが嫌いだね」
「自分も使えるのにね」
学園長先生とセレスが言う。
放っておいて欲しい。
「どう言うことよ。第一、貴方だれ?」
セレスに向かって言う。
「僕・・・、私はセレス・アーノルド。アーノルド公爵の者だよ」
あら、みなさん固まった。
「ここの卒業生で、学園長の甥。で、そこの生意気娘の従兄妹だよ」
カチコチです。
見事ですね。
そう、セレスはわたしの従兄弟。
「彼女の実の母親が私の妹になるんだ。今の母親もとある事情で父の養子縁組してるしね。ほんと君、誰にも言ってないんだね?」
学園長先生・・・、いつ使う話かわかりません。
関係ないよな。
「アメリア。父君に言うよ。このバイトもなかった事にするよ?」
「それは困ります。また、出費があったんです。牛を買ったんですっ。夏休み大変だったんですっ。
全く人が良すぎる。学園長先生も父に言ってください」
「またかい!!はぁ・・・、あいつは・・・」
「本人にお金貸したら絶対にダメですよ。あったらあっただけ他の人の為に使うんです。
そのまま横に流れますから!もし貸付するなら、わたしか弟にしてくださいよ。あと、借用書はきちんとお願いします、金利は相談させてください」
「くっっ・・・」
盛大なため息をついて顔を覆ってます。
「ちょっと。おじさん、丸め込まれないでください。今はこっちの話し合いですよね?みんなついて来れなくて困ってるじゃないですか!!」
あっ、そうでした。
ついつい、身内話ししてしまいました。
決着つけましょうか!
◇◇◇◇◇
ここから、しばらく学園長室での話になります。
カロン様決着まで、蛇行が激しいですが、よろしくお願いします。
まだキレ気味なので塩味100%です。
辛すぎたらごめんなさい。
応援ありがとうございます!
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