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24.アルト視点
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見晴らしの良い丘に向かう。
街を一望できる開けた場所。白いシロツメ草の花が風に揺られるなか、一つだけ墓があった。
「今年も来たよ」
僕はそれを見た。
墓跡には僕の大事な妻の名前が刻まれている。
「ほら、二人とも母様に挨拶しなさい」
僕は手を繋いでいた子供たちに声をかけた。
「母さま。エレナよ。このお洋服可愛いでしょう」
くるりとその場で一周してみるエレナ。
「母さま・・・。来たよ」
僕の服を掴み恥ずかしそうにしているエレナと双子の弟であるライト。
「二人とももう7歳だ。君がいなくなって2年経ったよ・・・」
そう・・・、君がいなくなって2年経つ。その間に子どもたちの身長は伸び体重も増えた。個性も小さい頃よりはっきりしてきて、嫌なことは嫌だと主張するようにもなった。
君と子育てしていた頃も大変だったが今も大変だ。
僕は泣きそうになるのを堪える。
思い出してしまうー。
僕は・・・、アリナ嬢の手を取れなかった。彼女の僕を思う気持ちが嬉しかったが、僕の気持ちは決まっていたから手をとらなかったのだ。
ミリア、君に腹が立つ。
どうして大事なことを一人で決めてしまったんだ。
それで、なぜ僕が幸せになると思った!
僕の気持ちは無視なのか!
そんな気持ちをミリアに全てをぶつけたかった。
「すまない。婚約の話はなかったことにして欲しい」
「・・・アルト様」
アリナ嬢はゆっくりと微笑んだ。
「やはり、そうなりますわよね。ミリア様には勝てませんわ」
「アリナ嬢・・・」
「大丈夫ですわ」
「すまない・・・」
それだけ言うと、その場を急いで離れる。後ろで殿下やバードの声が聞こえたがどうでも良かった。
屋敷に帰る間ずっとミリアを責めたい気持ちでいっぱいだった。
でも、僕の気持ちは決まっている。
全てを捨ててもいい。
僕はミリアが好きだ。愛している。
どんな君でもこの気持ちは変わらない。
君は一人で決めてしまった。僕の意見も聞かないで。
ならば、僕も同じことをしてもかまわないだろう。
両親に言うと案の定反対された。
跡取りを失うことを嫌がる。そして、バードを通して知ったミリアの父親ーアスローディ伯爵がその晩、我が家に来て僕を諭してきた。
事実を知った僕に対して「娘のことはもう忘れてくれ。それが娘の願いなんだ。あの子の気持ちを無碍にしないでくれ」と泣かれた。
でも僕は納得していない。
僕の幸せを僕自身で決めて何が悪い?
他人に決められた道を生きていきたくない。後悔したくない。それだけの覚悟はしている。
誰も僕の真剣な思いはわかってくれなかった。
僕は置き手紙をして国を去る。
国を出る関所の前でアリナ嬢が侍女を連れて待っていた。
「アルト様。酷い言い方をしてごめんなさい」
憔悴した表情にした原因は僕なのに彼女は謝ってくる。
「悪いのは僕だ。君の好意を受け入れない僕が・・・」
「それ以上はおっしゃらないで。わたしが惨めに、なります・・・」
泣き笑い。
「ミリア様で幸せになってください」
「あぁ、アリナ嬢もいい出会いを・・・」
「ええっ!もちろんですわっ」
彼女が悪いわけではない。彼女の想いに応えることができない僕が悪いのだ。
「お元気で」
泣き腫らした目に罪悪を感じたが、何も言えなかった。
僕は酷い男だ。
それでも自分の想いを諦め切れない。
僕は隣国、ベラニージ国へと向かう。だが、一人で国を出たこともない僕は初っ端からつまずく。食べ物を買おうとしてふっかけられそうになった時、にロンにあったのだ。
「兄ちゃん。ベラニージ国まで一緒にいかねぇか?」
「ロン?」
「お嬢様・・・ミリア様のところにいくんだろ?」
「お前、ミリアを知っているのか?」
「ミリア様は孤児院に寄付してくれてんだ。それに姉ちゃんはミリア様の侍女だし」
ミリアの侍女といえば・・・。
「マヤ?」
「そう」
「まさか。あの女のことを調べに行った時・・・」
「そういうこと。おっちゃんたちからもミリア様に手紙とか預かってんだよな」
そう言って持っていたカバンを開けると手紙の束が入っている。
以前行った酒場を思い出した。その中ででてきた「お嬢様」はミリアだったのか。
そうだよな。ミリアなら困った人がいれば無条件で手を差し伸べる。
昔から正義感が強かった彼女が不正なんてするわけない。だからこそみんなから慕われていたんじゃないか。
そんなことを忘れていた自分が情けなくて笑えてきた。
「兄ちゃん?」
「いや、ロン。ベラニージ国までよろしく頼む」
「よろしくな」
頼もしいロンのおかげで、やっとのことで辿り着けば、僕にとっては残酷な現実が待っていた。
「頭の中にある異物は取り去ることができました。ですが、やはり記憶を全て忘れてしまったようです」
ミリアの侍女であるマヤが思い詰めた表情で僕を迎えてくれた。
案内された草原に座って花冠を作っている髪の短い女性がいる。
「髪・・・」
ミリアが自慢していた髪が、騎士になりたての若い新兵がしている草原頭のように短い。
あまりの髪の短さに絶句した。
「わたしも想像しがたいのですが、頭を開くというものだったらしく、髪を切りました・・・」
マヤの言葉に衝撃すぎて身体が震える。
「ミリア?」
名前を呼んでも振り向いてくれない。
「お嬢様。お客様っ、です」
マヤの言葉に彼女は振り向いた。
「だあれ?」
ミリアは昔と変わらない笑顔で聞いてきた。
「・・・ミリア」
「どちら、さま?私を、知っているの?」
彼女は僕を見て困ったような表情になる。そして泣きそうになった。
「ごめん、なさい・・・」
「いや・・・」
どう言えばいい。
どうしようもないこの感情を表現すればいい・・・。
生きていたことの嬉しさ。
忘れられたことへの虚しさ。
見た目の変化。変わらない笑顔。
たくさんの感情が堪え切れなくて涙が溢れてしまった。
「泣かない・・・で・・・」
彼女も苦しそう。一番苦しいのはミリアのはずなのに。
彼女は手にしていた花冠を僕の頭に乗せた。
「笑って」
「ミリア?」
「ごめん、なさい。あなたは私の、知り合い、なのよね。私・・・あなたが誰だかわからない。でも心がいってるの。笑って欲しいって」
涙が止まり、ミリアを見つめる。
「うん、似合ってるわ」
ー花冠が?
それはそれで恥ずかしく思い、僕は頭にあるそれを取ってミリアにかぶせた。
「君の方が似合ってるよ」
あぁ、そう、この冠は君にこそ似合う。
昔・・・出会ったことを思い出す。
あの時も君は・・・。
懐かしい。
僕は彼女に向けて笑顔を見せる。
すると彼女は破顔した。
街を一望できる開けた場所。白いシロツメ草の花が風に揺られるなか、一つだけ墓があった。
「今年も来たよ」
僕はそれを見た。
墓跡には僕の大事な妻の名前が刻まれている。
「ほら、二人とも母様に挨拶しなさい」
僕は手を繋いでいた子供たちに声をかけた。
「母さま。エレナよ。このお洋服可愛いでしょう」
くるりとその場で一周してみるエレナ。
「母さま・・・。来たよ」
僕の服を掴み恥ずかしそうにしているエレナと双子の弟であるライト。
「二人とももう7歳だ。君がいなくなって2年経ったよ・・・」
そう・・・、君がいなくなって2年経つ。その間に子どもたちの身長は伸び体重も増えた。個性も小さい頃よりはっきりしてきて、嫌なことは嫌だと主張するようにもなった。
君と子育てしていた頃も大変だったが今も大変だ。
僕は泣きそうになるのを堪える。
思い出してしまうー。
僕は・・・、アリナ嬢の手を取れなかった。彼女の僕を思う気持ちが嬉しかったが、僕の気持ちは決まっていたから手をとらなかったのだ。
ミリア、君に腹が立つ。
どうして大事なことを一人で決めてしまったんだ。
それで、なぜ僕が幸せになると思った!
僕の気持ちは無視なのか!
そんな気持ちをミリアに全てをぶつけたかった。
「すまない。婚約の話はなかったことにして欲しい」
「・・・アルト様」
アリナ嬢はゆっくりと微笑んだ。
「やはり、そうなりますわよね。ミリア様には勝てませんわ」
「アリナ嬢・・・」
「大丈夫ですわ」
「すまない・・・」
それだけ言うと、その場を急いで離れる。後ろで殿下やバードの声が聞こえたがどうでも良かった。
屋敷に帰る間ずっとミリアを責めたい気持ちでいっぱいだった。
でも、僕の気持ちは決まっている。
全てを捨ててもいい。
僕はミリアが好きだ。愛している。
どんな君でもこの気持ちは変わらない。
君は一人で決めてしまった。僕の意見も聞かないで。
ならば、僕も同じことをしてもかまわないだろう。
両親に言うと案の定反対された。
跡取りを失うことを嫌がる。そして、バードを通して知ったミリアの父親ーアスローディ伯爵がその晩、我が家に来て僕を諭してきた。
事実を知った僕に対して「娘のことはもう忘れてくれ。それが娘の願いなんだ。あの子の気持ちを無碍にしないでくれ」と泣かれた。
でも僕は納得していない。
僕の幸せを僕自身で決めて何が悪い?
他人に決められた道を生きていきたくない。後悔したくない。それだけの覚悟はしている。
誰も僕の真剣な思いはわかってくれなかった。
僕は置き手紙をして国を去る。
国を出る関所の前でアリナ嬢が侍女を連れて待っていた。
「アルト様。酷い言い方をしてごめんなさい」
憔悴した表情にした原因は僕なのに彼女は謝ってくる。
「悪いのは僕だ。君の好意を受け入れない僕が・・・」
「それ以上はおっしゃらないで。わたしが惨めに、なります・・・」
泣き笑い。
「ミリア様で幸せになってください」
「あぁ、アリナ嬢もいい出会いを・・・」
「ええっ!もちろんですわっ」
彼女が悪いわけではない。彼女の想いに応えることができない僕が悪いのだ。
「お元気で」
泣き腫らした目に罪悪を感じたが、何も言えなかった。
僕は酷い男だ。
それでも自分の想いを諦め切れない。
僕は隣国、ベラニージ国へと向かう。だが、一人で国を出たこともない僕は初っ端からつまずく。食べ物を買おうとしてふっかけられそうになった時、にロンにあったのだ。
「兄ちゃん。ベラニージ国まで一緒にいかねぇか?」
「ロン?」
「お嬢様・・・ミリア様のところにいくんだろ?」
「お前、ミリアを知っているのか?」
「ミリア様は孤児院に寄付してくれてんだ。それに姉ちゃんはミリア様の侍女だし」
ミリアの侍女といえば・・・。
「マヤ?」
「そう」
「まさか。あの女のことを調べに行った時・・・」
「そういうこと。おっちゃんたちからもミリア様に手紙とか預かってんだよな」
そう言って持っていたカバンを開けると手紙の束が入っている。
以前行った酒場を思い出した。その中ででてきた「お嬢様」はミリアだったのか。
そうだよな。ミリアなら困った人がいれば無条件で手を差し伸べる。
昔から正義感が強かった彼女が不正なんてするわけない。だからこそみんなから慕われていたんじゃないか。
そんなことを忘れていた自分が情けなくて笑えてきた。
「兄ちゃん?」
「いや、ロン。ベラニージ国までよろしく頼む」
「よろしくな」
頼もしいロンのおかげで、やっとのことで辿り着けば、僕にとっては残酷な現実が待っていた。
「頭の中にある異物は取り去ることができました。ですが、やはり記憶を全て忘れてしまったようです」
ミリアの侍女であるマヤが思い詰めた表情で僕を迎えてくれた。
案内された草原に座って花冠を作っている髪の短い女性がいる。
「髪・・・」
ミリアが自慢していた髪が、騎士になりたての若い新兵がしている草原頭のように短い。
あまりの髪の短さに絶句した。
「わたしも想像しがたいのですが、頭を開くというものだったらしく、髪を切りました・・・」
マヤの言葉に衝撃すぎて身体が震える。
「ミリア?」
名前を呼んでも振り向いてくれない。
「お嬢様。お客様っ、です」
マヤの言葉に彼女は振り向いた。
「だあれ?」
ミリアは昔と変わらない笑顔で聞いてきた。
「・・・ミリア」
「どちら、さま?私を、知っているの?」
彼女は僕を見て困ったような表情になる。そして泣きそうになった。
「ごめん、なさい・・・」
「いや・・・」
どう言えばいい。
どうしようもないこの感情を表現すればいい・・・。
生きていたことの嬉しさ。
忘れられたことへの虚しさ。
見た目の変化。変わらない笑顔。
たくさんの感情が堪え切れなくて涙が溢れてしまった。
「泣かない・・・で・・・」
彼女も苦しそう。一番苦しいのはミリアのはずなのに。
彼女は手にしていた花冠を僕の頭に乗せた。
「笑って」
「ミリア?」
「ごめん、なさい。あなたは私の、知り合い、なのよね。私・・・あなたが誰だかわからない。でも心がいってるの。笑って欲しいって」
涙が止まり、ミリアを見つめる。
「うん、似合ってるわ」
ー花冠が?
それはそれで恥ずかしく思い、僕は頭にあるそれを取ってミリアにかぶせた。
「君の方が似合ってるよ」
あぁ、そう、この冠は君にこそ似合う。
昔・・・出会ったことを思い出す。
あの時も君は・・・。
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すると彼女は破顔した。
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