婚約者の王太子が偽聖女を連れてきたので、城から出て行くことになりました。【短編集】

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新入社員日記〜私の最初の仕事は不倫を撃退することなんて聞いてません!〜

【3日目 先輩と係長は一緒に帰る】【4日目 問い詰めてくる先輩】

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【3日目 先輩と係長は一緒に帰る】

仕事は特に問題なく、無事にこなせたので今日は無事に定時で帰ることができた!
少しずつ慣れてきているのかな?

私って仕事できる人なのかも!
なーんて!
まだ3日目の分際で何言ってるんだって言われちゃいそうだけど(笑)

そう言えば、帰り道に秋山先輩と葉月係長が車で一緒に帰っていくのを見ちゃった!
いつも秋山先輩は電車で、葉月係長はバスを通勤で使ってるらしいんだけど。

それに今日は葉月係長はずっと内勤だったから、外回りとかじゃないはずなのに、何でわざわざ車で通勤していたんだろうって不思議…。

…まぁ、色々あるか!
もしかしたら何か帰り際に仕事があったのかもしれないし…。

社内の人間関係が良いのはいいことだ!
う、うん、…たぶんね?

【4日目 問い詰めてくる先輩】

「昨日さ…、あなた見た?」

出社してすぐ秋山さんから物凄い形相で聞かれた。

見た?
見たって何?
仕事関係で何かやらかしたっけ?
あーあ、昨日調子に乗って、「仕事ができる」とか考えちゃったから本当恥ずかしい…。

「えーと?何をですか?私、何かミスしてしまいましたか?」
「仕事ではないのよ、…私が言っているのは帰り道のことよ。とぼけないで!」

帰り…。
うーんと、あぁ…!
葉月係長と一緒にいたってところかな?

「係長と秋山さんが車に乗ってお帰りになるところですか?見ましたよ、それが何か?」

私がそう言うと、秋山さんは顔をこわばらせた。

「見たのね…」
「はい」
「…誰にも言わないでね」
「はい…、わ、分かりました…」

秋山さんは鼻をフンっと鳴らすと、そのまま去っていった。
私は突然の出来事に呆気に取られてしまう。

一緒に帰っていただけの場面だよね?
それがどうしたって言うんだ?
何でそんなに気にするんだろう?

朝から変なことを聞いてくるんだなぁと思ったけど、今日は週末で色々と忙しかったので、理由はこれ以上聞かなかった。
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