悠久の Madrugada〈マドゥルガダ〉 -蒼い闇- 《本編完結》「後日譚」連載開始しました

桜楽-sakura-

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La Madrugada 10 〔華灯 3〕# R18

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 弟の肛門アヌスに兄の男根ペニスが当てられた。

「ーーんっ…………」

「息をけ、リシェ。ける」

 そう言い置くと、兄は肛門アヌス男根ペニス挿入そうにゅうしていった。

…………っ…………」

呼吸いきをしろ! リシェ!!」

 兄は弟にそう強く命じながらも、敷布に投げ出されていた弟の手に己の手を拘束するようにかさねると、容赦ようしゃなくぐっ、と体重をかけてひと思いに肛門アヌスつらぬいた。

「ーーゃあっ!」
 隘路あいろを無理やりかれるような痛みに、弟の眼からどっと涙があふれた。

 パン! パン、パン、パンーーーー

 兄は、弟の様子に一切いっさい頓着とんちゃくせず、肛門アヌス男根ペニスはげしく抽挿ちゅうそうし、その音が弟の耳を打った。

「い……っ…………た…………あぅ…………ぅ……………………ぃ……」

 肛門アヌスの奥まで穿うがたれる痛みは、弟が望んだものだった。

 その望み通り、兄は弟に破瓜はかの痛みを与え、思うさまさいなみ続けた。



「ーーひぃ…………うっ!」

 肛門アヌスの奥を切りかれるようにえぐられ、弟から抑えきれない悲鳴が上がる。

「ーーーーくっ!」

 兄が息をめ、一瞬後に肛門アヌス最奥さいおうに、兄の精がそそがれた。

 ひと時、荒く息を吐いた兄は、直ぐに呼吸を整えると、いまだ硬さを失っていない男根ペニスをゆるく抜き差し始めた。

 じゅぷ……っ…………じゅ………………

 抽挿ちゅうそうはげしさが成りをひそめて、ゆったりとしたそれに変わり、かなでられる音も、兄の白濁が泡立つものに変わる。

「…………あ……ーーんっ」

 兄は、性急さのないゆっくりとした抽挿ストロークねらい定め、前立腺弟のイイところを穿った。

「や……! いや……いやだ!…………ぁ……」

 ーーくす、と笑んで、兄は一旦男根ペニスを引き抜いて弟の身体を表に返した。

 そして……大きく開いた弟のあしを抱え、殊更ことさらに、ゆっくり、再度弟の肛門アヌス男根ペニスを挿入していく。

 一旦全てを納めきると、兄はもう一度弟の胸の先にティゼルをり込め、とがりをはじいた。

 ちゅっ……

 そして、リップ音ひびかせながら何度も何度も口づけた。

 それから深く口づけて弟の口腔こうこうおかし、弟の息が上がる頃にやっと濃厚な口づけから解放して、男根ペニス抽挿ちゅうそうを再開した。

 ゆるゆると突き上げ、やがて弟からよろこびをかくせない、甘いあえぎが上がり始める。

「ああっ……や……ぁ…………! ーーんんっ…………は…………ぁ」

 兄は弟に教える。

「リシェ、これがSEX睦合い-むつみあい-だよ。気持ちがいだろう?」

「や……ぁ…………、兄さま…………だめ…………っ…………あんっ…………」



「ーーそして、これが二つ目のちぎり」



「確かめなさい」

 兄は弟の両手を前にみちびき、弟の肛門アヌスを兄の男根ペニスつらぬいているそれにふれれさせた。

 ビクッと、手を引こうとする弟を兄はゆるさない。

「や……ぁ……兄さま…………ぃや…………」

 ふるふると首を振る弟に、兄は命じた。

「触って? リシェ。そして言いなさい。どうなっているかーーどうしているか」

「………………ーーーーリシェ……の、ア……肛門アヌスに、兄さまの……男根ペニスつらぬいて、る…………。リシェ……兄さまに……あい……して……もら…………って……いま……す…………」

 兄は弟の髪をかき上げて、額に口づけを落としてめた。

「良い子だ。ちゃんと言えた」

 兄はゆるゆるとき上げていたそれを徐々に早め、また回しながら突き上げ、弟のあえぎは、次第しだいつやびるものに変わっていく。

「やぁっ……! に……さま…………ぁ!!  やんっ……ーーいっ…………!!」

 兄は、すっかり勃ち上がっている弟の男根ペニスいましめている茎環ペニスリングを調節する。だらだらと精をこぼすことはできても、激しい射精をすることができない、ギリギリのところに。

 弟が快楽に身を任せ、たっぷりとイイ声を上げ続けるようになった頃、兄は男根ペニスを浅いところまで引いた。

 今度は弟が感じるところを絶妙ぜつみょうに外し、ゆるいだけの抽挿ちゅうそうを繰り返す。

 ーー肛門アヌス最奥さいおう穿うがたれるよろこびを知ってしまった身体が、弟をかせるまで時間はかからなかった。

「や……やぁ………んんっ……! ゃ……ーーーー!! に……さま…………っ」

 弟の眼が大きく見開かれる。

「や……お願…………い、お願い…………兄さまっ!」

「リシェ、お前の願いなら聞こう。どうして欲しい?」

「やだ……っ…………何故……? 兄さま…………てっ…………ねが……っ…………」

「願いなら聞くと、兄さまは言ったよ。リシェ……してもらいたいなら、おねだりしなさい。肛門アヌスを舐めてやった時は、いやらしいおねだりができただろう? 言えない筈はない」

 はしたなく、恥ずかしいを兄にしない限り許されない。
 弟は、自ら口に出して願わなければならなかった。

「ーーーー許して」

「ん?」
 兄は優しく弟をうながす。

「許し…て……ください、兄さま。はしたない……お願い、をーーリシェ、兄さまのペニスが欲し……い……肛門アヌスを……兄さまの男根ペニスで貫いてーーお願……最奥おく、……最奥おくいてっっつ! ーーーーああっ」

 兄はえぐるように、肛門アヌスを何度もき上げた。

「あ……あ…………いっ!」

「尻を振ることを覚えたね。いけない子だ。みだらで……可愛いーー兄さまのリシェ」
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