また、会えたなら・・・

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村人達

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そんな事があり、矢を放った者は、逃げられてしまったが取り敢えず結界を張り、総勢20名の村人達。中には父子。夫夫も居た。
馬車をクリエイトしたけど馬が居ないどうしよう。
あ、ルームに入って貰って、案内の村人だけ2人。馭者さんに道を教えて貰い村へ向かった


辿り着いた村は、入り口で女性達が泣きながら待っていた。うんうん、心配だったね

そして、僕たちを見て・・・
泣き崩れた盗賊は、打首だ。漏れる嗚咽に
子供達が出て来た。子を守ろうとする母。母を守ろうとする子供。コレは、安い芝居じゃない。現実だった。

「ああ、貴族様!!こちらに来られたということは、どうか、私の首だけで、御勘弁を!!他の者達はどうか、どうかお見逃しください!!」


夫婦揃って、同じ様に。そこへ、父さんが降りていく。そして、支えられた先程のリーダーも共に。
今度はしっかり村全体に結界を張った。設定を守る事だけに特化させたら広範囲にかける事が出来た。

「!!!」 言葉を失う女性。
「また、お前に会えるとは思わなかった。」走り寄り、手を伸ばしたけれど下ろして跪いた。平民が貴族を前にして立っているのも、と思ったのだろう。

「大丈夫だよ、立って。」と促すとリーダーが頷き立ち上がった。
「・・・・・」
リーダーの奥さんらしき人は色々聞きたい事はあるだろうけれど聞くのも憚られた様だ。言葉にならず一心に夫を見つめている。

「村の者は、コレで全部かな?」

「いえ、まだ家の中にいる者がおります」

「では、皆んな出て来てごらん!食事にするよ!!!」と、父さんが笑顔で話しかける。だが、誰も出ては来なかった。

「皆んな、出て来るんだ。大丈夫だから」リーダーの声にぽつりぽつりと人が出てくる。

そして、シェフご自慢の料理が振る舞われた。

老いも若きも、皆美味しそうに食べている
そこで父さんが
「皆んなの事情は聞いたよ!コレから、私達と共においで!

しばらくは、ちょっと屋内になるだろうけれど!!あと、皆と同じ部屋になるだろうけれど。奴隷に堕とされるのなら、私の所で働きなさい!家族と一緒に居られる。その方がだろう?」

ざわざわと話す村人達。

父さんからお願いされたんだ。村人達が了承したら、僕のルームで一緒に連れて行って貰えないか、と。未開の地がどれだけ危険かは分からない。でも、ルームの中にいて貰って未開の地がダメそうなら、希望者には他国の店舗で働いて貰っても良いだろうと。
僕の力頼みで申し訳ないが、手を貸して欲しいと。 
僕、そんな父さんが大好きだよ。僕も同じ気持ち。僕1人だと力が足りないし、ちょうど良かった!僕も、村人達を助けたい!
そんな理不尽な奴隷堕ちなんて、酷いよ!!て事で話は纏まっていた。


村人達の出した答えは、一緒に行く! だった。良かった、奴隷はなかなか解放されないと聞いた。そのまま亡くなる人も居ると。いや、ほぼそのまま亡くなる事の方が多いのだ。そして家族離れ離れになるよりは共に居たいと。子供も一緒に居られるんだから。

明日が、期限の日らしい。腹を括って荷物は整理していたらしいのでそのまま各家庭にマジックバッグを配り荷物は、残さず全て入れて貰った。

もちろん、ペットも連れて行く!!逃がす予定だったペットも連れて行けると聞いて泣いて喜んでいた。
僕も、嬉しいよ。動物は大好きだよ。特にモフモフは、最高だよ!!正義だ!

全部で、13軒だった。うん、これくらいだったら、2、3日中には家庭毎にルームを分けてあげられるな。
広さが無ければ明日には大丈夫だけど、少しだけ我慢して貰おう。
最初は、不安もあるだろうし知り合いの家族と一緒なら安心かな?新手の人攫いかも知れないしね?僕達が。

て事で、村人達が加わった。人数増えたから料理長と相談して村の料理好きに手伝ってもらう事にした。

僕は、密かにペットの中にお腹の大きな犬がいるのを見つけて。楽しみにしていた。でも、そっちを見ると、大きな黒犬が僕の事を、じとーーーっと見るんだ・・・
良いでしょ?少しくらい。おいでっ、と言うと、まだ、じとーーーーーーっと見ながらコチラに来る。聞いた所によると、この黒犬は村人のペットでは無かった。
誰かの家の犬が増えたのかと思って居たらしい。この時初めて黒犬がどこの家のペットでもない事が判明した様だ。結構番犬もしてくれるし頼もしい犬だったようだ。
他の人にはそうでも無いのに、何で、僕の事だけそんなにじとーーーーーっと見てくるの?敵じゃないよ?
君のお嫁さん??も取らないよ?
 そして、来たら鼻面で僕の手を小突いて?くる。なんなんだろう・・・黒犬

ある時、撫でてみたら。笑った・・・様に見えた。ええーーー!尻尾も振ってる!!
ホント、なんなんだろう。でも、いつしか
遠慮がちなナデナデは、モフモフナデナデに変わっていた。
そして、いつも着いて来るようになっていた。何なら、寝る時も一緒だ。うちの子?うちの子になった?ツンデレか?黒犬よ。
父さんも、こそーと手を伸ばしナデナデして、鼻の下を伸ばしていた。知らなかった、父さんのそんな顔。鼻の下伸びてても
美形ですね・・・







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