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仲間
しおりを挟むなんやかや、村を出発して村人達に、未開の地に行くと言っていたか?いや、否だ。
て事で、未開の地に行く事を伝えたけれどどうせと言っては何だけど、どの道あのまま村に残っても、悲惨な奴隷生活だったのだ。ならば父さんについて行かせて欲しいと言われた。
戦いは出来ない。少し、狩が出来る者は居るがやはり農民だ。元冒険者夫婦。あのリーダー格の男。も居るが、怪我して引退したそうだ。
冒険者としてはAランクと案外高位だったので経験も豊富だし頼り甲斐がある。リーダーシップもあり、人望も厚い。素晴らしい人物だった。 夫婦揃って。
そんな村人達に騎士には無いノウハウを教えて貰いながら道を進んで行く。
ふと、リーダー格の男性、名をマリオ・ルイーネと言う。が未開の地に行くならば、もう少し冒険者がいた方が良いと言う。ソレモソウダヨネ。
でも、あちこち寄るのも怖いんだよな特に大きめのギルドがある街となると。
少し、コチラの事情を話す。すると、自分の元パーティー仲間なら着いて来てくれるかも知れないとの事。彼と同じパーティーでA~Sランクとの事願っても無い事だが。着いてきてくれるだろうか。報酬を約束出来ないのだ。
高ランク冒険者に無報酬と言うわけにもいかない。
だが、話すだけ話してみてくれとの事。
彼だけなら、妻と2人。村人を置いて逃げれば、盗賊なんてせずにすんだろうに。急な事で無ければ、盗賊では無いやり方、もあったろうに。なんとも言えない気持ちになる。
しかも、彼は戦えたのに、戦おうとはしなかった。元から盗賊になる気は無かったのだろう。不思議に思い聞いてみた。
彼は、父さんの事を知っていた。それに数日前に父さんがこちらに向かって居ると行商人に聞いたそうだ。馬車と、隊列の規模を見て、父さんだと当たりをつけて、事情を話せば全員の命は取らないだろうとかけてみたらしい。
何とかお願いしてせめて自分の命だけで済むように嘆願するつもりだったそうだ。他の貴族には通用しない。でも父さんだったら・・・と万に一つのかけをしたそうだ。少人数だけでも、奴隷でも良いから雇って貰えないかと希望をかけたらしい。変な所に売られるより、父さんの元で奴隷になった方が幸せだと
なるほどね。通りで、殺気を感じなかった。その辺もかなりの使い手である父さんなら見抜くだろうと、見抜いて欲しいと願ったらしい。
父さんも、マリオの手を見て分かったんだろうな。冒険者と農民の手は違う。
しかも、Aランクならば尚の事なるほどね
彼の進言を聞き入れ、マリオさんの元パーティー仲間の居る街に寄る事にした。
吉と出るか。凶と出るか
村を出発してから、5日後。その街に着いた
何だかのんびりした感じだが、ココに居るのか?AランクとSランク。
と思っていたらあっさり居た。ギルドに着いたら直ぐに出会った。びっくりした
男性3人に、女性1人。マリオさんと、父さん、団長さんが別室で話し合った。僕も、息子だからと一緒に話を聞いた。結果、驚く事に来てくれるそうだ。良いの?そんな簡単に決めて・・良いの?未開の地だよ?命の危機もあるかも知れないんだよ?
ツンツンッ!!待って、ツンツンッ!!待って!!・・・なんだ?
あ、黒犬・・・何お前出てきてんの。しかもツンツンッ、しつこ
分かった、撫でる!撫でれば良いんでしょ
こんなおざなりなナデナデ嬉しいのか?。嬉しそうだ。そして自分の方を見ろと。何でかな?ここまで訳の分からない強引さは今までなかった。
うん、あ、真剣?な顔してる。
女性との話し合いもあるから窓があるんだ。そこから見えるんだけど、あ、密偵?
こんな時有用な魔法。スキル?なんだろう。えっと、MAPと、レーダー、嫌 違う。なんだっけ、偵察、斥候。そんなのを合体させたやつーーー!!
MAPに、敵は赤、敵寄りは、オレンジ、無害、グリーン、味方、ブルー。
分かる範囲で名前と、職業は、オンオフで、後で追加すれば良いか。クリエイト!どうかな・・・
うん。なんとなく出来てる。うわ、赤い点々がいっぱい
黒犬!!でかした。
ヨシヨシと撫でる。微妙にドヤ顔が・・・ムカつく? まぁ、良い
それとなく父さんに近寄り。念話を作成。go念話!!
『父さん、今頭の中に話しかけてる。念話ってやつ。だから父さんも、心の中で念じて、僕に話しかけて、敵が沢山居る。黒犬が教えてくれた人の多い所なら大丈夫だろうけど。
僕、敵が赤い点で見えるMAPを造ったんだ。だから、敵を感知しながら行けるよ。
今からさり気なく他の人に伝えて?直ぐ行こうって。
僕がいきなり、念話したらびっくりするだろうから。』
「ファルどうしたんだい?待ちくたびれたかな?もう直ぐ出るよ。」とニッコリ
他のメンバーも、察しが良いみたいで直ぐ気づいて、合わせてくれた。
彼等は、少し前にこの街に来たらしい
未開の地に行くに当たり、彼等の家族は大丈夫なのか聞いてみたけど、大丈夫らしい。家族と言えるのはこの4人。そして、マリオさん夫婦が家族だと話してくれた。
最近彼等が拠点にして居る宿に行き今日急遽だが立つ事になったからと、伝えて荷物を纏めていく。
1つずつアイテムバッグを渡す。すごく驚いて居たけど、無いわけでもないから、びっくりしつつも、次々と収納しあっという間に、準備が出来た。
準備をしている間に少し事情を話し、現在敵が近くに沢山居るけれど、父さんには危害は及ばない事。
僕は、捕らえられたら殺されるか、娼館に奴隷堕ちにされるだろう事を伝える。
でも、スキルが有るから死ななければ何とかなると話すと、微妙な顔をされた。死ななければ良いんだから・・・大丈夫だよね? ね?黒犬?
なんて、やり取りをしながら外に出て、暫くすると。うん、敵!増えた
まだ、陽があるうちに街を出よう。高ランク冒険者もおり門番さんも
「気をつけて下さいねー。もう、午後も半ばなんですから~御武運と幸せを祈ります」
と、心配しつつも急ぐ旅路を応援してくれた。良い人だったなぁ。彼等街の人に危険が及ばなければまた来たい町だ
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