完結  やっぱり貴方は、そちらを選ぶのですね

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また、フラれた!!!

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いやー、めっちゃ男前の騎士様にエスコートされて。役得だわーー?
何て、アホな事を思いながらルンダー様の元へ、、、

いく途中に、先程思い出した前世の事を振り返っていた。数秒の内に、数年分を振り返る。

前世、20歳のワタシが、大好き彼の事

同じ専門学校の生徒同士。ワタシも乙女だった。強かったけど

知人が居ないクラスで近くの席で、笑顔が優しかった、彼。
目が細くて、クシャッと笑う顔が好きだった悪戯っぽい顔も好きだった

自然と付き合ってて、すごく、ドキドキしたし毎日が幸せだった。
でも気付いたら、クラスの女子にハブられてた。いつも、1人だったから、ハブられてるのに気付くのが遅かった。ま、小さな嫌がらせばっかりだったし、別に良いんだけど。

彼を奪った事になってた付き合って、半年位してから知った。

いつ付き合ってたのか知らないけれど、被ってたのか?それも分からないでも、それで彼女がワタシにツンケンし、睨んでくる
理由が分かった。
今更変に謝っても、嫌がらせみたくなるしね。そして、別れた後に付き合ってたらワタシ、無実

学生の2年間。実習もあったけど。何だか、辛い日々を過ごした
彼とは、一緒の時もあったけど。ずっと、男子といる訳でも無いしね

ま、ソレハさておき

放課後は、いつも彼と一緒だった。もうこのまま、ずっと一緒に居たい結婚も意識してた。だって、ずっと一緒に居たいから

「まあ!おいでっ」と、言われると、きっと尻尾あったらブンブン振ってんだろなって感じで、つい走って彼の所に行ってしまう。彼の腕の中は、とてもとても、居心地が良かった大好き過ぎた

家にはワタシの居場所は無い。母の愛は存分にあった。でも、ワタシが居ると母が詰られる殴られ、蹴られる。。。
「お前の子が〇〇〇〇○!!!」
「いつまで、お前の子の面倒見なきゃいけないんだ!!!」
其れが、義父の口癖だった

ごめんね。お母さん。ワタシ、生きててごめんね。ワタシのせいで、ごめんね・・・8歳の頃からずっと、そう思って生きて来た
そんなワタシには彼の側は陽だまりだった

でも、いつからか、、、
「ごめん!今日会えないんだ」って日が続いて、あまり会えなくなった。何で?嫌いになった?
「まあの事は大好きけど、、
姉ちゃんの事、放って置けんと」
「姉ちゃん、彼氏さんと上手くいかんで、可哀想か」

そっか・・・ズキズキと心が悲鳴を、あげる。ぎゅうぎゅうと絞られる
会いたい・・会いたいよタツヤ・・・寂しいよ

つい、彼が居ないか部屋を見てしまうストーカーだよ。でも、会いたいよ・・・
毎日、彼の部屋の明かりは消えたまま

今日は、会いに来てくれた。"姉ちゃん"が彼氏さんに会ってるらしい。なるね。
「ごめんな、まあ・・まあと会っとる時は、まあが1番好きなんよ。でも、姉ちゃんと会っとう時は姉ちゃんが1番好きなん。」

「・・・・うちが1番好いとうと?」

「うん、まあが1番好いとう・・・」
と、抱きしめられたら・・どんなに胸が痛くたって、タツヤが好きだから。

震える程悲しくても・・我慢する

でも、数ヶ月後、久しぶりに夜の海でデートした彼の愛車の前で砂浜に座り

ワタシは、幸せだった


「まあ、あのね別れて欲しい」

「え?」

「俺、姉ちゃんの事放っておけんちゃ

まあの事好いとうけど、姉ちゃんの事が心配やし、側に居たいと」


「・・・・・・・」

「ごめんな、まあ。」
彼に抱きしめられて、泣く事すら出来ないワタシは・・声も 出ない

奈落の底に堕ちていく。目の前が真っ暗になった・・・呆然とするワタシに

タツヤは言った

「まあは、

どうやって帰ったのか、覚えていない。きっと、彼の愛車で送ってくれたはず。
最後のドライブ・・覚えて無いけど


何日も呆然として少し、気が付いた

でも、胸にポッカリあいた穴は埋まらない
張り裂ける胸をどうして良いか分からない

どうすれば良い?このまま、消えてしまえば良いのに。朝露の様に消えてしまえば良い

毎日、抜け殻の様に過ごすワタシ

「まあちゃん、ドライブ行こ!」
「まあちゃん、〇〇食べに行こ」
と、懲りもせず連れ出すミカ

幽霊の様なワタシ・・世話かけてごめんね
そんな事が数年続いて。胸の痛みは抱えたまま、何となく生きてた。そして、田舎から東京に出た

まだまだ胸の痛みは続く。彼氏も出来たけど

ああ、別れたいんだなと最近のやり取りで思ってた彼に、お高いカフェに呼び出されて・・・

なかなか言い出さない。きっと別れの言葉だ

「どうしたの?ソロソロ終電なの。早く言ってね。」
言いたい事は分かってる。でも、言ってね。ケジメだから。
「他に、好きな人が出来たごめん。まあちゃんは、可愛いし大丈夫」
「うん、分かった。。。」と立ち上がる

「あ、待って、、、」

待つわけない・・÷待って、と言いながらお会計をしている彼を置いて行く。コレくらい払って貰っても罰は当たらないはず

無駄なお金は使いたくない。涙が出てきたけど、電車で帰る
今度は、泣けたんだ。ワタシ、やっぱり強いんだろうな

涙で滲む東京の夜の街は、殊更綺麗だった

電車を降りてゆっくり歩いていく。白いのが横切る。黒いのも横切る。

危ない!!!!!白いネコと黒いイヌを抱えて走って飛んだつもりだけど・・避けたでも、ずっこけた。ソコニ電信柱があるなんて・・涙で見えなかったんだよ・・白ネコと黒イヌは見えたのに

ミャアミャアと白いネコがザラザラした舌で舐める。
クゥンクゥンと黒いイヌがペロペロと舐める。 お前達、無事か?


「お母さん、ごめんね

タツヤ・・・好いとーよ」


そこで、ワタシの世界は暗くなった・・・まあ、24さい・・頑張った









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