地球にダンジョンが生まれた日---突然失われた日常 出会った人とチートと力を合わせて生き残る!

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父と黒鉄を先頭に私、母と進む。母の肩にはあの鴉が居る。天井が案外高い為いけるだろうと私たちに停まって中に入った鴉達。母の鴉以外は中に入ったら飛び上がった。あ、小鴉達はルームの中だ。


入ってみたが大きな音はしない・・・。でも、「静かにして・・・」微かな音を聞き取り音のする方へ向かうとそこには・・・人が倒れていた。側には、犬と静かに泣いている女の子。男性は父親だろうか、頭を打ちつけたのか・・でも息はある乱れた感じもしない。それと女性、気を失っているが外傷は腕、でも頭も打撲した?腕の方は大きな傷では無く出血もそこまで無い。

「あなたは大丈夫?」と母が聞くとコクリと頷く

あ、そうだ鑑定ある!人にも鑑定出来るかな。と思いつつ鑑定してみると

人族  32歳 男 
頭部打撲 中等度 昏倒しているが生命に別状無し
善人寄り

人族  31歳 女
頭部打撲 軽度 生命に別状無し
善人寄り

何だか知りたいと思った事だけ見えた。取り敢えず安心だね

「今、御二人を鑑定したけど生命に別状無しだって。ただ、頭を打ったみたい。後、良い人達みたい。」

「ああ、ありがとう空。」

「一旦ルームに入っていて貰おうか。」
と母が言いながら女の子に向かい目線を合わせると

「改めてこんにちは。怖かったのによく頑張ったね、パパとママは大丈夫だからね。これからおばちゃんと一緒に優しいお部屋に行こうね。パパとママも一緒だから大丈夫だよ。ただ、そこにはカラスの子供がいるの、怖いことはしないから仲良くしてね。」

とゆっくり伝えるとしゃくり上げながら頷く。声が大きくなると危険かもしれない、と思っていたらシュンッて感じで母と親子が消えた。暫くして母だけ出て来て、中に入ってもう泣いて良いよって言ったら安心して泣き始めたらしい。まだ小さいのにお利口さんだ。

「よし、もう少し見て回って必要になりそうな物を頂いて行こう。他にも頂きに来る人も居るかもしれん、少しずつだ。」と父が言い私達は店内を回った。

日曜大工、いわゆるDIYの工具やラップや日用品、トイレットペーパー、あと薬品、軟膏諸々や風邪薬や痛み止め、ETC

そう言えば、ここのホームセンターペットショップあった気がするな・・・

黒鉄用のフードやオヤツをと思って進んだ時ふと思い出した。するとやはり居た、キュンキュン、クンクン、ミャアミャアと・・・ハムスターにインコ・・・張り付く母、引き摺り離そうとする父。だが、2:1で女子の勝ち、この区画全部保護。母の想いが強いのかルームが拡大していた、おばちゃん恐るべし。ペットコーナーは申し訳ないけど全部頂いて行く。ペット以外は全部インベントリへ収納。



色々な事があったけれどそろそろ帰らないと夜になる・・・モンスターの行動範囲が夜拡大したら?怖い、見えない恐怖早く帰ろう


「お父さん、そろそろ帰ろう。」

「おう、そのつもりだ。ここで最後だ。」

母も頷き、扉の場所にリフォームコーナーから持って来た扉を何とか取り付けまた、ゴルフクラブを握りしめホームセンターを後にする。


近くにあった車を何台か収納し、恐らく先程の親子の物だろう車もインベントリへ。そしてゴツメのジープ系の車の扉が開きっぱなしだったから乗ってみたら動いた、有り難く頂戴し‘’‘家‘’‘へ・・・向かおうとしたら、数人の女性と子供、足を怪我したっぽい男性がヨロヨロとしながらも走って来た。 その後から追いかけて来る人が数人いる。

善人かどうかだけ鑑定したら、左側に悪人、右側に善人と書かれたバーが表示され全員右寄りだった。後ろから追いかけて来る人は普通な感じに見えるけれど、バーはかなりの悪人寄りだった。

「後ろの人は、悪人だよ!前の集団だけ助けなきゃ! でも、乗り切れない!」

と声を落としつつも叫ぶと母が、

「私が、行く!」と車から降りてホームセンターと車を全て収納。驚く人達に

「乗って!!」と車で乗りつけた。全員が乗ると猛スピードで走り出した・・・反対に

仕方ない。父ため息一つ、

「掴まってろ!」と言いうが早いか猛スピードで追い出した。

「きっと、悪い奴を撒くつもりなんだな・・・」と父が小さく呟く

「うん、きっとそうだよ。追えないように、物資も渡さないように、ホームセンターも車も収納してたもんね。」

「「・・・・・」」


続く





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