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第一章
1-2.ギルド酒場《銀のランタン》
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店内には少しずつ、朝の喧騒が入り込み始めた。
入り口の木製扉が軋み、冒険者たちが数人、どかどかと入ってくる。
鎧の金属が擦れる音と、豪快な笑い声、油っぽい匂いが一気に流れ込んできた。
「おう、アマネ! 相変わらず綺麗なツラしてるな!」
「おはよう、今日も兄ちゃんか。助かるぜ~、話が早いからなぁ」
先頭の大柄な男が、見慣れた斧を肩に乗せたまま、アマネがいる受付窓口のカウンターまでずかずかと近づいてくる。
顔の傷も笑い方も派手な、この酒場の常連──オルドのパーティだ。
「いらっしゃいませ、オルドさん。討伐依頼の達成報告ですか?」
「おう。ほらよ、証拠の魔核だ。……あ、グロいやつは布の中だからな? 嬢ちゃんたちに見せねェように気をつけとけよ」
「この店で今更そこまで気を遣ってくれるの、オルドさんくらいですよ」
アマネはわずかに苦笑しながら、差し出された布袋を受け取った。
中身の重さと数を確かめ、事前に登録されている依頼内容と照らし合わせる。
「森外れの魔狼、五体分確認しました。依頼条件達成です。一匹あたりが銀貨五枚で、合計銀貨二十五枚……それと、ギルドからの危険手当として銅貨十枚が加算されています」
「お、危険手当? やるじゃねェかルシアンのやつ」
「近頃あの周辺のエリアは危険報告が上がってるので。王都の方にも、話がいってるみたいだし」
「へぇ、そりゃまた物騒な。まっ、俺たちは稼げりゃ何でもいいけどよ!」
オルドが豪快に笑うと、その後ろで仲間たちが苦笑まじりに肩をすくめた。
アマネは受領印を押した紙を渡し、丁寧に頭を下げる。
「お疲れ様でした。またのご利用を」
「おう。今度、嬢ちゃんたちのステージも見に来るからよ。お前もたまにはカウンター出ろよなー、踊り子の格好でもしてよ」
「……それはいいから」
スカートをつまみあげるような仕草の真似をしておどけて見せるオルドの軽口を受け流していると、別のパーティがカウンターに近づいてきた。
今度は、まだ若い冒険者たちだ。
胸元に揃いのバッジをつけている、できたばかりのパーティらしい。
「あ、あの……この依頼、僕らでも受けられますか?」
差し出された依頼表を見て、アマネは目を走らせる。
指定場所、採取物、必要人数、最低推奨ランク。
「……森の薬草採集ですね。討伐依頼に比べれば危険度は低いですけど、魔物に遭遇する可能性はあります。パーティランクは条件ギリギリなので……」
そう言いながら、冒険者たちの装備を一瞥する。
少し擦り切れた革の鎧、真新しい安物の剣、借り物のような杖。
一見頼りなく見えるが、本人たちの目は真剣だ。
「格上の魔物と遭遇した時の対処、ちゃんと決めてますか?」
「対処、ですか」
「逃げる時の合図とか」
「えっと……そこまでは……」
視線が泳いだ。
アマネは小さく息をつき、棚から薄い紙を何枚か取り出す。
「なら、この辺りの薬草の見分け方と、よく出る魔物の特徴が書かれた紙を渡します。これはギルドからの支給品で、代金はいりません。……あと、森に入る前に、店の表にある掲示板も見ていって。危険情報が毎朝更新されているから」
「い、いいんですか?」
「危なくなりそうなら、ちゃんと引き返してください。……依頼を成功させるより、生きて帰ってくることの方が大事だから」
そう言うと、若い冒険者たちは息を呑んで頬を赤らめる。
数度瞬きした後、ほっとしたように笑って、「ありがとうございます!」と何度も頭を下げた。
その背中を見送りながら、アマネはペンを走らせて受付帳に記録をつけていく。
──こういう仕事は、嫌いじゃない。
何かを命じられるのではなく、自分から言葉と行動を選んで、誰かの役に立てる。
それだけのことが、まだときどき、胸にじんとくる。
「甘やかしすぎじゃなーい?」
気配もなく横に立ったギルバートが、カウンターに肘をつきながらぼそりとささやいた。
血のように赤い瞳が、今出て行った若者たちの背中を追うように出入り口の向こうを眺めている。
「もっと突き放した方が育つこともあるぜ」
「……何も知らずいきなり森に放り込まれても、いいことないでしょ。それにここは、冒険初心者にも優しい、町でも評判の優良ギルド」
「ふうん?」
ギルバートは口元だけで笑った。
「じゃ、アマネも? ”甘やかされて伸びる”タイプ?」
「……誰の話?」
「おまえ」
「別に。伸びない」
「そうかぁ? ……昔に比べたら、だいぶ表情、増えたけどな」
さらりと言われて、アマネは居心地悪そうに肩をすくめた。
それを見て、ギルバートはさらに楽しそうに形の良い唇をにやりと歪める。
「そうやって顔に出るようになったから、最近客にもからかわれやすくなってんだよ。自覚しな?」
「それ、アドバイスか何かのつもり?」
「うん。かわいいねってこと」
「それはアドバイスじゃない」
ため息をつくと、ギルバートはくつくつと喉を鳴らして笑った。
その笑い声に、近くのテーブルで食器を片付けていたスタッフの女の子たち──リサの同僚、ミラとキャシーが、「何の話~?」と顔をあげる。
夜の踊り子たちによるステージが人気なこの酒場では、踊り子と昼間のウェイトレスを兼任しているスタッフも多い。
昼の間、踊り子たちはエプロン姿で店内を行き来し、酒ではなく水や軽食を運び、冒険者と笑いながら言葉を交わす。
夜の艶やかな衣装姿とはまるで別人のような、気さくで素朴な姿だ。
「アマネがモテて困っちゃう~って話」
「全然違うし、モテてない」
「あら、モテてるわよ? 昨日だって“受付の綺麗な子は彼女いるの?”って聞かれたし」
「そうそう! “あの美しい瞳に見つめられたい~!”とか言ってたわね」
陽気な声のミラがひゅーっと口笛を吹く。アマネは思わずネックレスに手をやった。
──“美しい瞳”なんて、ただの作り物でしかないのに。
「……からかうのはやめて」
「からかってないって、ねえ? ギルバート」
「モテすぎるのも厄介ごとを生むからな~、丁寧な接客はいい心がけだが、可愛さ振りまくのもほどほどにしておきな」
「振りまいてないし、俺の意思でどうにかなるなら苦労しない」
言いながらも、店の空気は軽い。
受付の前には次々と人が来て、アマネは依頼票と金貨、情報をやりとりして淡々と処理していく。
討伐報告、護衛依頼、なくし物の掲示、小さな揉め事の仲裁……冒険者たちが口々に愚痴をこぼしたり、冗談を飛ばしたり、時々本音をこぼしていく。
「……ってわけで、また婚約話が流れてよォ!」
「それは完全に、サードさんの自業自得じゃないですか?」
「お前いうようになったな!」
「なあアマネ、こないだの東街道の情報、もうちょい詳しく聞きてぇんだが……」
「ああ、それなら昨日戻った商隊の方が詳しく話してくれました。ここにメモをまとめてあるので……」
ペンを走らせる手つきはすっかり慣れたもので、帳簿の数字も綺麗に揃っていく。
視線の動かし方も、声のトーンも、“ギルド酒場の受付”として馴染んでいる。
依頼主の名前、達成印、報酬額。
数字と文字を追う作業も、苦手じゃない。客たちの雑な言い方を、ギルドの正式な言葉に当てはめて翻訳するのも、もう慣れた。
受付の仕事は、嫌いじゃない。
カウンターを挟んで人と向き合っている分には、距離を保てる。
なにかあれば、用心棒のギルバートが間に入る。
この街で顔が広いルシアンは抑止力となっていて、この酒場で好き勝手する輩は基本的にいない。
触れられない。囲まれない。繋がれていない。
それだけで、昔とは世界が違った。
ーーこのままずっと、この日常が続いていけばいいのに。
暮らしは穏やかになったけれど、自分の中身が変わったわけじゃない。
あの魔法も、この身体も、今も変わらず、“厄介毎”のままだ。
入り口の木製扉が軋み、冒険者たちが数人、どかどかと入ってくる。
鎧の金属が擦れる音と、豪快な笑い声、油っぽい匂いが一気に流れ込んできた。
「おう、アマネ! 相変わらず綺麗なツラしてるな!」
「おはよう、今日も兄ちゃんか。助かるぜ~、話が早いからなぁ」
先頭の大柄な男が、見慣れた斧を肩に乗せたまま、アマネがいる受付窓口のカウンターまでずかずかと近づいてくる。
顔の傷も笑い方も派手な、この酒場の常連──オルドのパーティだ。
「いらっしゃいませ、オルドさん。討伐依頼の達成報告ですか?」
「おう。ほらよ、証拠の魔核だ。……あ、グロいやつは布の中だからな? 嬢ちゃんたちに見せねェように気をつけとけよ」
「この店で今更そこまで気を遣ってくれるの、オルドさんくらいですよ」
アマネはわずかに苦笑しながら、差し出された布袋を受け取った。
中身の重さと数を確かめ、事前に登録されている依頼内容と照らし合わせる。
「森外れの魔狼、五体分確認しました。依頼条件達成です。一匹あたりが銀貨五枚で、合計銀貨二十五枚……それと、ギルドからの危険手当として銅貨十枚が加算されています」
「お、危険手当? やるじゃねェかルシアンのやつ」
「近頃あの周辺のエリアは危険報告が上がってるので。王都の方にも、話がいってるみたいだし」
「へぇ、そりゃまた物騒な。まっ、俺たちは稼げりゃ何でもいいけどよ!」
オルドが豪快に笑うと、その後ろで仲間たちが苦笑まじりに肩をすくめた。
アマネは受領印を押した紙を渡し、丁寧に頭を下げる。
「お疲れ様でした。またのご利用を」
「おう。今度、嬢ちゃんたちのステージも見に来るからよ。お前もたまにはカウンター出ろよなー、踊り子の格好でもしてよ」
「……それはいいから」
スカートをつまみあげるような仕草の真似をしておどけて見せるオルドの軽口を受け流していると、別のパーティがカウンターに近づいてきた。
今度は、まだ若い冒険者たちだ。
胸元に揃いのバッジをつけている、できたばかりのパーティらしい。
「あ、あの……この依頼、僕らでも受けられますか?」
差し出された依頼表を見て、アマネは目を走らせる。
指定場所、採取物、必要人数、最低推奨ランク。
「……森の薬草採集ですね。討伐依頼に比べれば危険度は低いですけど、魔物に遭遇する可能性はあります。パーティランクは条件ギリギリなので……」
そう言いながら、冒険者たちの装備を一瞥する。
少し擦り切れた革の鎧、真新しい安物の剣、借り物のような杖。
一見頼りなく見えるが、本人たちの目は真剣だ。
「格上の魔物と遭遇した時の対処、ちゃんと決めてますか?」
「対処、ですか」
「逃げる時の合図とか」
「えっと……そこまでは……」
視線が泳いだ。
アマネは小さく息をつき、棚から薄い紙を何枚か取り出す。
「なら、この辺りの薬草の見分け方と、よく出る魔物の特徴が書かれた紙を渡します。これはギルドからの支給品で、代金はいりません。……あと、森に入る前に、店の表にある掲示板も見ていって。危険情報が毎朝更新されているから」
「い、いいんですか?」
「危なくなりそうなら、ちゃんと引き返してください。……依頼を成功させるより、生きて帰ってくることの方が大事だから」
そう言うと、若い冒険者たちは息を呑んで頬を赤らめる。
数度瞬きした後、ほっとしたように笑って、「ありがとうございます!」と何度も頭を下げた。
その背中を見送りながら、アマネはペンを走らせて受付帳に記録をつけていく。
──こういう仕事は、嫌いじゃない。
何かを命じられるのではなく、自分から言葉と行動を選んで、誰かの役に立てる。
それだけのことが、まだときどき、胸にじんとくる。
「甘やかしすぎじゃなーい?」
気配もなく横に立ったギルバートが、カウンターに肘をつきながらぼそりとささやいた。
血のように赤い瞳が、今出て行った若者たちの背中を追うように出入り口の向こうを眺めている。
「もっと突き放した方が育つこともあるぜ」
「……何も知らずいきなり森に放り込まれても、いいことないでしょ。それにここは、冒険初心者にも優しい、町でも評判の優良ギルド」
「ふうん?」
ギルバートは口元だけで笑った。
「じゃ、アマネも? ”甘やかされて伸びる”タイプ?」
「……誰の話?」
「おまえ」
「別に。伸びない」
「そうかぁ? ……昔に比べたら、だいぶ表情、増えたけどな」
さらりと言われて、アマネは居心地悪そうに肩をすくめた。
それを見て、ギルバートはさらに楽しそうに形の良い唇をにやりと歪める。
「そうやって顔に出るようになったから、最近客にもからかわれやすくなってんだよ。自覚しな?」
「それ、アドバイスか何かのつもり?」
「うん。かわいいねってこと」
「それはアドバイスじゃない」
ため息をつくと、ギルバートはくつくつと喉を鳴らして笑った。
その笑い声に、近くのテーブルで食器を片付けていたスタッフの女の子たち──リサの同僚、ミラとキャシーが、「何の話~?」と顔をあげる。
夜の踊り子たちによるステージが人気なこの酒場では、踊り子と昼間のウェイトレスを兼任しているスタッフも多い。
昼の間、踊り子たちはエプロン姿で店内を行き来し、酒ではなく水や軽食を運び、冒険者と笑いながら言葉を交わす。
夜の艶やかな衣装姿とはまるで別人のような、気さくで素朴な姿だ。
「アマネがモテて困っちゃう~って話」
「全然違うし、モテてない」
「あら、モテてるわよ? 昨日だって“受付の綺麗な子は彼女いるの?”って聞かれたし」
「そうそう! “あの美しい瞳に見つめられたい~!”とか言ってたわね」
陽気な声のミラがひゅーっと口笛を吹く。アマネは思わずネックレスに手をやった。
──“美しい瞳”なんて、ただの作り物でしかないのに。
「……からかうのはやめて」
「からかってないって、ねえ? ギルバート」
「モテすぎるのも厄介ごとを生むからな~、丁寧な接客はいい心がけだが、可愛さ振りまくのもほどほどにしておきな」
「振りまいてないし、俺の意思でどうにかなるなら苦労しない」
言いながらも、店の空気は軽い。
受付の前には次々と人が来て、アマネは依頼票と金貨、情報をやりとりして淡々と処理していく。
討伐報告、護衛依頼、なくし物の掲示、小さな揉め事の仲裁……冒険者たちが口々に愚痴をこぼしたり、冗談を飛ばしたり、時々本音をこぼしていく。
「……ってわけで、また婚約話が流れてよォ!」
「それは完全に、サードさんの自業自得じゃないですか?」
「お前いうようになったな!」
「なあアマネ、こないだの東街道の情報、もうちょい詳しく聞きてぇんだが……」
「ああ、それなら昨日戻った商隊の方が詳しく話してくれました。ここにメモをまとめてあるので……」
ペンを走らせる手つきはすっかり慣れたもので、帳簿の数字も綺麗に揃っていく。
視線の動かし方も、声のトーンも、“ギルド酒場の受付”として馴染んでいる。
依頼主の名前、達成印、報酬額。
数字と文字を追う作業も、苦手じゃない。客たちの雑な言い方を、ギルドの正式な言葉に当てはめて翻訳するのも、もう慣れた。
受付の仕事は、嫌いじゃない。
カウンターを挟んで人と向き合っている分には、距離を保てる。
なにかあれば、用心棒のギルバートが間に入る。
この街で顔が広いルシアンは抑止力となっていて、この酒場で好き勝手する輩は基本的にいない。
触れられない。囲まれない。繋がれていない。
それだけで、昔とは世界が違った。
ーーこのままずっと、この日常が続いていけばいいのに。
暮らしは穏やかになったけれど、自分の中身が変わったわけじゃない。
あの魔法も、この身体も、今も変わらず、“厄介毎”のままだ。
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