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第一章
4-1.リサのお願い
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数日後。
昼のピークを過ぎた《銀のランタン》は、程よく酒と人熱の混じった温度で満たされていた。
アマネは受付がひと段落し、いつものようにカウンターの奥に引っ込んで、依頼札と帳簿を前にペンを走らせている。
入口の方から、馴染みのある冒険者たちの笑い声が聞こえた。
「──おい、聞いたかよ。騎士団が“黒髪黒目の治癒師”を王命で探してるらしいぜ」
「黒髪黒目って……あの“伝承”の?」
「また物騒な……。どこの騎士団だよ?」
「さあな。けど“王命”なんて言葉が出るってことは近衛騎士団か、竜騎士団か……いずれにせよ、ただ事じゃねえってことだろ? 王都の連中は相当本気らしいぜ」
「あんなん都市伝説かなんかじゃねえのか? 今更何があったっていうんだよ」
特に隠すこともなく世間話の音量で話しながらカウンターの前を通り過ぎられれば、その会話は、意識してなくとも耳に入る。
アマネの手元のペン先が、ぴたりと止まった。
心臓の鼓動だけが、一瞬どくんと耳の奥で浮き上がる。
(……王命、で?)
紙の上で黒のインクがじわりと滲んでいく。
アマネは誤魔化すように軽く咳払いをして、数字の列に修正を入れた。
「アマネ」
背後から、穏やかな声が聞こえた。
振り返ると、トレイを片手にしたルシアンが、いつもの柔らかな笑みを浮かべて立っている。
ただ、その黄金色の瞳の奥が、かすかに鋭く光っていた。
「ちょっと、二階に来てくれる?」
「……うん」
白魚のような手で手招きされて、アマネはペンを置いて帳簿を閉じる。
依頼札の箱を近くにいたスタッフに預け、ルシアンの背中を追ってスタッフ用の裏口から二階のプライベートフロアへと上がった。
二階の一室──ルシアンの書斎には、先にギルバートがいた。
窓際の椅子に腰掛け、片足をテーブルに投げ出した行儀の悪い姿勢のまま、赤い瞳だけをこちらに向ける。
「おつかれさま、アマネ」
ルシアンはそう言ってから、真顔に戻った。
「……さっきの、聞こえてた?」
「……“騎士団が黒髪黒目の治癒師を王命で探してる”ってやつ?」
ルシアンは小さくうなずいた。
アマネの声は、ざわつく心境とは裏腹に、思った以上に平静だった。少なくとも、自分の耳にはそう聞こえた。
けれど、手のひらの内側にはじっとり汗が滲んでいるのを自覚している。
「噂の出どころ、少し当たってみたんだけど」
情報収集はこの町で顔の広いルシアンの得意とするところだ。
ここ数日、町内やカウンター裏でさりげなく客の話を拾い集めていたのだろう。
「複数のルートから、似たような話が出てる。医療団の方から漏れたんじゃないかって、さっき常連の冒険者が話してたよ」
「……やっぱり、こないだの竜のこと?」
「可能性は高いね」
アマネの背筋をひやりと冷たい汗が伝う。
「……騎士団って、その、“竜騎士団”の……?」
この国には三つの騎士団が存在する。
まず、王都に本部を置き、貴族の子弟が多く所属する近衛騎士団。王家を護る“王の盾”として知られるエリート集団だ。
次に、王都の北側——竜の生息地である山脈の手前に本部を構える竜騎士団。竜と契約できる選ばれた騎士だけが名を連ねる、この国最強の戦力。
そして、各地の警備や国境防衛を担う王国騎士団。もっとも規模が大きく、民の生活に一番近い存在だ。
アマネが森で遭遇したのは竜騎士団であり、状況だけ見れば彼らが今回の噂の発端である可能性が最も高い──本来なら、そう考えるのが自然だった。
だが、どうにも腑に落ちない点がある。
アマネたちが暮らすこの城下町は、竜騎士団本部の麓に広がる街だ。
本気で“黒髪黒目の治癒師”を探す気があるなら、わざわざ王命を受けて王都側から動く必要などない。
竜騎士団が本部から街へ降りてきて聞き込みをすれば、それで済む話だ。
──なのに、この数日間、城下にも《銀のランタン》にも、竜騎士団の影は一つも落ちていない。
「それが、よくわからないんだよね」
ルシアンは肩をすくめた。
「君が森で遭遇したのはロアンだから、本来なら竜騎士団が動いているはずなんだけど……。彼らの本部は王都よりよっぽどすぐそこだよ? 本気で探す気があるなら、王命なんて回さなくても、自前で城下を探せばいいと思うんだ。……だとしたら、王国騎士団か、近衛騎士団が勝手に動き始めてる可能性もある」
ルシアンの困ったような顔に、ギルバートは苛立ち混じりに音を立てて足をテーブルの上で組み替えた。
「いずれにせよ、“黒髪黒目の治癒師”なんて言葉が出てくる時点で、心当たりはひとりしかいねえだろ。アマネの顔を見てんのはロアンだけだ」
アマネは唇を結び、膝の上で手を握りしめる。
「……竜の、傷。あれのせいだよね」
「“せい”って言い方は好きじゃないけど、きっかけになったのは、ほぼ間違いないね」
竜の傷をひとりで癒し、毒まで抜き切る治癒師など、本来存在しないことになっている。
高位聖職者たちが複数でかかって、ようやく届く領域だ。
それを、森の中で、名もない青年がやってのけたとしたら──。
「医療班が騒いでいても、おかしくない。『誰がこんな治療を?』『どこの所属だ?』ってね」
ルシアンは淡々と告げる。
この国では、治癒魔法が扱える者──治癒師は、等しく国に登録されるのが基本だが、アマネは「祝福」の力を持つのでルシアンの意向により登録を済ませていない。
その手続きを行わないのは《治癒師登録法違反》に当たる。
また、国家に属すべき治癒能力を私的勢力に属さしめ、その所在を秘匿した者は、反逆予備として《治癒資源隠匿罪》に問われる。
この場にいる誰もがそのことは承知の上で、アマネの存在を6年間ひた隠しにしてきた。
「アマネの『祝福』は、本来なら“国が喉から手が出るほど欲しがる力”だ。……本来ならね」
アマネは黙って俯いた。
(……俺の、せいだ)
そう思った時、指先がそっと包まれた。
「ここ数日は、森にも行かず、よく頑張って受付してくれてるね」
ルシアンの手はあたたかい。
そのまま、アマネの左手首へ視線を落とした。
黒と銀の細身のブレスレットが、ぴたりと皮膚に沿って光っている。
「まず確認。ブレスレット、寝るときも外してない?」
「……うん、外してない」
「ネックレスも、“森の中だけで外す”ルールは一旦やめよう。特に外で一人になる時は、絶対につけておいて」
ルシアンはひとつひとつ、確かめるように言葉を置いていく。
「森も、しばらくは”おあずけ”。ギルの結界があるけれど、まだあの辺りを騎士団がうろついてる可能性があるから」
「わかった」
「外に出る時は、必ず誰かを伴って」
そこで、椅子にもたれているギルバートに視線が流れる。
「ギル。できるだけ、アマネが外出する時は目を付けといて。市場でも、裏通りでも」
「はいはい。お姫様のエスコート役ね」
ギルバートはわざとらしく肩を竦めるが、声の奥に浮かぶ棘は本物だ。
ギルバートの赤い瞳が念を押すように見るので、アマネは反射的にうなずきながら、胸の奥がきゅうと縮む。
あの静かな木陰の匂いと、川の音。
誰にも見られない場所で、変装を解いて深く息を吸う時間は、アマネにとって数少ない“自分だけの空白”だった。
それを手放すことへの寂しさが、胸の中で小さく疼く。
昼のピークを過ぎた《銀のランタン》は、程よく酒と人熱の混じった温度で満たされていた。
アマネは受付がひと段落し、いつものようにカウンターの奥に引っ込んで、依頼札と帳簿を前にペンを走らせている。
入口の方から、馴染みのある冒険者たちの笑い声が聞こえた。
「──おい、聞いたかよ。騎士団が“黒髪黒目の治癒師”を王命で探してるらしいぜ」
「黒髪黒目って……あの“伝承”の?」
「また物騒な……。どこの騎士団だよ?」
「さあな。けど“王命”なんて言葉が出るってことは近衛騎士団か、竜騎士団か……いずれにせよ、ただ事じゃねえってことだろ? 王都の連中は相当本気らしいぜ」
「あんなん都市伝説かなんかじゃねえのか? 今更何があったっていうんだよ」
特に隠すこともなく世間話の音量で話しながらカウンターの前を通り過ぎられれば、その会話は、意識してなくとも耳に入る。
アマネの手元のペン先が、ぴたりと止まった。
心臓の鼓動だけが、一瞬どくんと耳の奥で浮き上がる。
(……王命、で?)
紙の上で黒のインクがじわりと滲んでいく。
アマネは誤魔化すように軽く咳払いをして、数字の列に修正を入れた。
「アマネ」
背後から、穏やかな声が聞こえた。
振り返ると、トレイを片手にしたルシアンが、いつもの柔らかな笑みを浮かべて立っている。
ただ、その黄金色の瞳の奥が、かすかに鋭く光っていた。
「ちょっと、二階に来てくれる?」
「……うん」
白魚のような手で手招きされて、アマネはペンを置いて帳簿を閉じる。
依頼札の箱を近くにいたスタッフに預け、ルシアンの背中を追ってスタッフ用の裏口から二階のプライベートフロアへと上がった。
二階の一室──ルシアンの書斎には、先にギルバートがいた。
窓際の椅子に腰掛け、片足をテーブルに投げ出した行儀の悪い姿勢のまま、赤い瞳だけをこちらに向ける。
「おつかれさま、アマネ」
ルシアンはそう言ってから、真顔に戻った。
「……さっきの、聞こえてた?」
「……“騎士団が黒髪黒目の治癒師を王命で探してる”ってやつ?」
ルシアンは小さくうなずいた。
アマネの声は、ざわつく心境とは裏腹に、思った以上に平静だった。少なくとも、自分の耳にはそう聞こえた。
けれど、手のひらの内側にはじっとり汗が滲んでいるのを自覚している。
「噂の出どころ、少し当たってみたんだけど」
情報収集はこの町で顔の広いルシアンの得意とするところだ。
ここ数日、町内やカウンター裏でさりげなく客の話を拾い集めていたのだろう。
「複数のルートから、似たような話が出てる。医療団の方から漏れたんじゃないかって、さっき常連の冒険者が話してたよ」
「……やっぱり、こないだの竜のこと?」
「可能性は高いね」
アマネの背筋をひやりと冷たい汗が伝う。
「……騎士団って、その、“竜騎士団”の……?」
この国には三つの騎士団が存在する。
まず、王都に本部を置き、貴族の子弟が多く所属する近衛騎士団。王家を護る“王の盾”として知られるエリート集団だ。
次に、王都の北側——竜の生息地である山脈の手前に本部を構える竜騎士団。竜と契約できる選ばれた騎士だけが名を連ねる、この国最強の戦力。
そして、各地の警備や国境防衛を担う王国騎士団。もっとも規模が大きく、民の生活に一番近い存在だ。
アマネが森で遭遇したのは竜騎士団であり、状況だけ見れば彼らが今回の噂の発端である可能性が最も高い──本来なら、そう考えるのが自然だった。
だが、どうにも腑に落ちない点がある。
アマネたちが暮らすこの城下町は、竜騎士団本部の麓に広がる街だ。
本気で“黒髪黒目の治癒師”を探す気があるなら、わざわざ王命を受けて王都側から動く必要などない。
竜騎士団が本部から街へ降りてきて聞き込みをすれば、それで済む話だ。
──なのに、この数日間、城下にも《銀のランタン》にも、竜騎士団の影は一つも落ちていない。
「それが、よくわからないんだよね」
ルシアンは肩をすくめた。
「君が森で遭遇したのはロアンだから、本来なら竜騎士団が動いているはずなんだけど……。彼らの本部は王都よりよっぽどすぐそこだよ? 本気で探す気があるなら、王命なんて回さなくても、自前で城下を探せばいいと思うんだ。……だとしたら、王国騎士団か、近衛騎士団が勝手に動き始めてる可能性もある」
ルシアンの困ったような顔に、ギルバートは苛立ち混じりに音を立てて足をテーブルの上で組み替えた。
「いずれにせよ、“黒髪黒目の治癒師”なんて言葉が出てくる時点で、心当たりはひとりしかいねえだろ。アマネの顔を見てんのはロアンだけだ」
アマネは唇を結び、膝の上で手を握りしめる。
「……竜の、傷。あれのせいだよね」
「“せい”って言い方は好きじゃないけど、きっかけになったのは、ほぼ間違いないね」
竜の傷をひとりで癒し、毒まで抜き切る治癒師など、本来存在しないことになっている。
高位聖職者たちが複数でかかって、ようやく届く領域だ。
それを、森の中で、名もない青年がやってのけたとしたら──。
「医療班が騒いでいても、おかしくない。『誰がこんな治療を?』『どこの所属だ?』ってね」
ルシアンは淡々と告げる。
この国では、治癒魔法が扱える者──治癒師は、等しく国に登録されるのが基本だが、アマネは「祝福」の力を持つのでルシアンの意向により登録を済ませていない。
その手続きを行わないのは《治癒師登録法違反》に当たる。
また、国家に属すべき治癒能力を私的勢力に属さしめ、その所在を秘匿した者は、反逆予備として《治癒資源隠匿罪》に問われる。
この場にいる誰もがそのことは承知の上で、アマネの存在を6年間ひた隠しにしてきた。
「アマネの『祝福』は、本来なら“国が喉から手が出るほど欲しがる力”だ。……本来ならね」
アマネは黙って俯いた。
(……俺の、せいだ)
そう思った時、指先がそっと包まれた。
「ここ数日は、森にも行かず、よく頑張って受付してくれてるね」
ルシアンの手はあたたかい。
そのまま、アマネの左手首へ視線を落とした。
黒と銀の細身のブレスレットが、ぴたりと皮膚に沿って光っている。
「まず確認。ブレスレット、寝るときも外してない?」
「……うん、外してない」
「ネックレスも、“森の中だけで外す”ルールは一旦やめよう。特に外で一人になる時は、絶対につけておいて」
ルシアンはひとつひとつ、確かめるように言葉を置いていく。
「森も、しばらくは”おあずけ”。ギルの結界があるけれど、まだあの辺りを騎士団がうろついてる可能性があるから」
「わかった」
「外に出る時は、必ず誰かを伴って」
そこで、椅子にもたれているギルバートに視線が流れる。
「ギル。できるだけ、アマネが外出する時は目を付けといて。市場でも、裏通りでも」
「はいはい。お姫様のエスコート役ね」
ギルバートはわざとらしく肩を竦めるが、声の奥に浮かぶ棘は本物だ。
ギルバートの赤い瞳が念を押すように見るので、アマネは反射的にうなずきながら、胸の奥がきゅうと縮む。
あの静かな木陰の匂いと、川の音。
誰にも見られない場所で、変装を解いて深く息を吸う時間は、アマネにとって数少ない“自分だけの空白”だった。
それを手放すことへの寂しさが、胸の中で小さく疼く。
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