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第一章
4-4.リサのお願い
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「お願いアマネ! 三日後の夜、踊り子としてステージに立ってほしいの!」
金髪がふわりと揺れ、キャラメル色の瞳が必死にアマネを見上げる。
──リサのお願いは、唐突だった。
「……ん?」
アマネは帳簿から顔を上げて、思わず聞き返した。
頭に入ってこないのではない。理解する前に、脳が拒否したのだ。
「だから、三日後の夜に踊り子としてこの店のステージに立ってほしいんだって」
「二回聞いても、さっぱり意味がわからない……」
せっつくように、カウンターの外からリサがぐっと身を乗り出す。
「恋人との婚約記念に、あなたのステージを見せてほしいの!」
「……ああ」
リサはつい先日、二年ほど付き合った二歳年下の恋人にプロポーズされたばかりだ。
昼はウェイトレス、夜は踊り子としてステージに立ち、酒場客の人気を集める──この店の看板娘。
リサと恋人の馴れ初めは、アマネもよく知っている。
二年前、元々客としてこの酒場を訪れた彼に店先で絡まれているところを助けられ、一瞬で恋に落ちたのだと言った。
それからは「肉食女子」の異名そのまま、猛攻をかけ、晴れて恋人同士になった──というのが二人の物語だ。
アマネがこの店に来た時から、リサはずっと弟のように可愛がってくれている。
そんなリサがプロポーズを受けたと言う話を聞いた時はアマネも純粋に嬉しく、「おめでとう」と素直に祝いの言葉を送った。だが──
「……だからって、なんで俺がステージに立つことになるの?」
「だってアマネは、この酒場で一番の“幻の踊り子”じゃない!」
興奮気味に言われて、アマネは珍しく、露骨に顔をしかめた。
「今でも覚えてる──一年前の、あのステージ。さいっこうだったわ……!」
うっとりした声で、リサが両手で紅潮した頬を包む。
“幻の踊り子”。
それは、アマネの黒歴史である。
約一年前──城下町で人気を集めている《銀のランタン》のステージを見に、なぜかお忍びの貴族が来た。ルシアンの知り合いだったらしい。
だが、その日に限って、踊り子たちが流行病で一斉に倒れた。
そこで白羽の矢が立ったのが……アマネだったのだ。
闇ギルドに奴隷として囚われていた頃、十三歳をすぎて顔立ちがはっきりとし始めると、アマネは治癒師としてだけでなく、踊り子として夜の街に出されることがあった。
卑しい大人たちの舐め回すような目に晒された経験は、思い出すだけで寒気がする。
けれど皮肉にも、アマネ自身踊りそのものは嫌いではなかった。
身体の使い方を覚えるのは早かったし、今では新人の踊り子に動きを教えることもある。
受付係の男でありながら踊れる──というのは、店の中では周知の事実だった。
『今日のステージは何がなんでも失敗できないの!』
必死なリサに押し切られ、アマネはその日一日だけ“ヘルプ踊り子”に転じた。
後にも先にも、その一度きりだ。
魅力的なスタイルを持つ女性たちが着てこそ映える際どい衣装──に、ストールを足し、顔の下半分を布で隠して、アマネはステージに立った。
結果、客席は熱狂した。
しばらく城下町で「《銀のランタン》には幻の踊り子がいるらしい」と噂が回り、店の売り上げが跳ねた。
店のスタッフは大いに喜び、ルシアンとギルバートは爆笑していた。
──それ以来、アマネは二度とやらないと決めていたのに。
「……リサさんの恋人が見たいのは俺のステージじゃなくて、リサさんの踊りでしょ」
そんなこと、恋人なんてできたことがないアマネでもわかる。
婚約記念に、わざわざ男の踊り子のステージを望む者がいるのか──アマネはあからさまに眉を寄せた。
もっとも、リサはこの店一番の古株にして、いちばん人気の踊り子だ。
踊りの上手さも、容姿もスタイルも。愛想の良さも、はつらつとした笑顔も。
ふわふわの金髪を靡かせ、舞うように客席の間を行き来する様は、疑いようもなく看板娘だ。
「違うの! 彼のためじゃない、あたしのために踊って欲しいの」
「そんなの、いつもやってるじゃん」
「だから! “特別な”夜にしたいって言ってるのよ、あたしは」
「特別な夜?」
「あたしがあなたの踊りが大っっっ好きなの、知ってるでしょ?」
キャラメル色の瞳が、とろけるように細まった。
この六年、何度リサにねだられて踊ったか分からない。
ステージに立ったのはあの一回きりだが、アマネの踊りをよく気に入っているリサは、度々アマネに踊りを強請っては、楽しそうに嬉しそうに笑った。
「その大好きなアマネの踊りをもう一度ステージ上で見たいの。きっと忘れられない最高の夜になるわ。あたしの新しい門出を祝うと思って……ねえ、お願い」
「……」
「あたしの自慢の“弟”だって、彼にも、みんなにも教えたいのよ……」
上目遣いの“断れない顔”。ずるい、と正直に思う。
アマネは唇を結んだまま、心の中で天秤を揺らした。
リサは、アマネの事情を知らない。
アマネが何を抱えて、どこから来たのか──それを知っているのは、ルシアンとギルバートだけだ。
だからリサの頼みは、純粋で、もちろん悪意がない。
本当は、ルシアンに相談したかった。不在なのが、引っかかる。
守りの布が一枚薄い状態で、目立つ場所に立つのは危険だ。
それでも──
リサは、姉のような存在だった。
拾われたばかりの頃、大人の男に恐怖心を持っていたアマネに、率先して世話を焼いてくれたのが彼女だ。
生活のやり方も、人に向ける笑い方も、仕事の段取りも──ルシアンたちが豪快にすっ飛ばす“普通”を、根気強く教えてくれた。
そして何より、彼女の婚約を祝いたいと思った。心から。
──この一ヶ月、何もなかったし、噂も風化した。
騎士が来店しても、誰もアマネを“黒髪黒目の治癒師”と結び付けなかった。
「……わかった」
口にした途端、リサの顔がぱっと明るくなる。
「きゃー! やったぁ! ありがとうアマネ!!」
抱きつきそうな勢いで身を乗り出したリサを、アマネは反射的に片手で制して距離を取った。
その仕草に、リサが「えへへ」と笑う。
──言ってしまった。
胸の奥に小さな針が残るような感覚を抱えたまま、アマネは一度だけ目を伏せる。
「……でも、俺ひとりで決められない。ギルに確認する」
「ギルバート? もちろん! あの人なんだかんだで甘いし大丈夫でしょ」
“なんだかんだで甘い”は余計だと思ったが、今は突っ込む気力がなかった。
その日の閉店後。
二階の書斎で、アマネはギルバートに事情を話した。
机に肘をつき、赤い瞳でじっと聞いていたギルバートは、しばらく無言だったが──やがて、鼻で笑う。
「……ま、いいんじゃねーの」
軽い。
軽すぎて逆に怖い。
「え、いいの」
「あいつの婚約だろ。世話になった分、祝いたくなる気持ちくらい、俺にも分かる」
ギルバートは椅子の背にもたれ、片手で前髪を掻き上げる。
「それに、噂も落ち着いてる。お前が踊り子やったところで、王命の話とは結びつかねえだろ」
アマネは小さく息を吐いて、うなずいた。
──こうして、アマネのステージが決まった。
金髪がふわりと揺れ、キャラメル色の瞳が必死にアマネを見上げる。
──リサのお願いは、唐突だった。
「……ん?」
アマネは帳簿から顔を上げて、思わず聞き返した。
頭に入ってこないのではない。理解する前に、脳が拒否したのだ。
「だから、三日後の夜に踊り子としてこの店のステージに立ってほしいんだって」
「二回聞いても、さっぱり意味がわからない……」
せっつくように、カウンターの外からリサがぐっと身を乗り出す。
「恋人との婚約記念に、あなたのステージを見せてほしいの!」
「……ああ」
リサはつい先日、二年ほど付き合った二歳年下の恋人にプロポーズされたばかりだ。
昼はウェイトレス、夜は踊り子としてステージに立ち、酒場客の人気を集める──この店の看板娘。
リサと恋人の馴れ初めは、アマネもよく知っている。
二年前、元々客としてこの酒場を訪れた彼に店先で絡まれているところを助けられ、一瞬で恋に落ちたのだと言った。
それからは「肉食女子」の異名そのまま、猛攻をかけ、晴れて恋人同士になった──というのが二人の物語だ。
アマネがこの店に来た時から、リサはずっと弟のように可愛がってくれている。
そんなリサがプロポーズを受けたと言う話を聞いた時はアマネも純粋に嬉しく、「おめでとう」と素直に祝いの言葉を送った。だが──
「……だからって、なんで俺がステージに立つことになるの?」
「だってアマネは、この酒場で一番の“幻の踊り子”じゃない!」
興奮気味に言われて、アマネは珍しく、露骨に顔をしかめた。
「今でも覚えてる──一年前の、あのステージ。さいっこうだったわ……!」
うっとりした声で、リサが両手で紅潮した頬を包む。
“幻の踊り子”。
それは、アマネの黒歴史である。
約一年前──城下町で人気を集めている《銀のランタン》のステージを見に、なぜかお忍びの貴族が来た。ルシアンの知り合いだったらしい。
だが、その日に限って、踊り子たちが流行病で一斉に倒れた。
そこで白羽の矢が立ったのが……アマネだったのだ。
闇ギルドに奴隷として囚われていた頃、十三歳をすぎて顔立ちがはっきりとし始めると、アマネは治癒師としてだけでなく、踊り子として夜の街に出されることがあった。
卑しい大人たちの舐め回すような目に晒された経験は、思い出すだけで寒気がする。
けれど皮肉にも、アマネ自身踊りそのものは嫌いではなかった。
身体の使い方を覚えるのは早かったし、今では新人の踊り子に動きを教えることもある。
受付係の男でありながら踊れる──というのは、店の中では周知の事実だった。
『今日のステージは何がなんでも失敗できないの!』
必死なリサに押し切られ、アマネはその日一日だけ“ヘルプ踊り子”に転じた。
後にも先にも、その一度きりだ。
魅力的なスタイルを持つ女性たちが着てこそ映える際どい衣装──に、ストールを足し、顔の下半分を布で隠して、アマネはステージに立った。
結果、客席は熱狂した。
しばらく城下町で「《銀のランタン》には幻の踊り子がいるらしい」と噂が回り、店の売り上げが跳ねた。
店のスタッフは大いに喜び、ルシアンとギルバートは爆笑していた。
──それ以来、アマネは二度とやらないと決めていたのに。
「……リサさんの恋人が見たいのは俺のステージじゃなくて、リサさんの踊りでしょ」
そんなこと、恋人なんてできたことがないアマネでもわかる。
婚約記念に、わざわざ男の踊り子のステージを望む者がいるのか──アマネはあからさまに眉を寄せた。
もっとも、リサはこの店一番の古株にして、いちばん人気の踊り子だ。
踊りの上手さも、容姿もスタイルも。愛想の良さも、はつらつとした笑顔も。
ふわふわの金髪を靡かせ、舞うように客席の間を行き来する様は、疑いようもなく看板娘だ。
「違うの! 彼のためじゃない、あたしのために踊って欲しいの」
「そんなの、いつもやってるじゃん」
「だから! “特別な”夜にしたいって言ってるのよ、あたしは」
「特別な夜?」
「あたしがあなたの踊りが大っっっ好きなの、知ってるでしょ?」
キャラメル色の瞳が、とろけるように細まった。
この六年、何度リサにねだられて踊ったか分からない。
ステージに立ったのはあの一回きりだが、アマネの踊りをよく気に入っているリサは、度々アマネに踊りを強請っては、楽しそうに嬉しそうに笑った。
「その大好きなアマネの踊りをもう一度ステージ上で見たいの。きっと忘れられない最高の夜になるわ。あたしの新しい門出を祝うと思って……ねえ、お願い」
「……」
「あたしの自慢の“弟”だって、彼にも、みんなにも教えたいのよ……」
上目遣いの“断れない顔”。ずるい、と正直に思う。
アマネは唇を結んだまま、心の中で天秤を揺らした。
リサは、アマネの事情を知らない。
アマネが何を抱えて、どこから来たのか──それを知っているのは、ルシアンとギルバートだけだ。
だからリサの頼みは、純粋で、もちろん悪意がない。
本当は、ルシアンに相談したかった。不在なのが、引っかかる。
守りの布が一枚薄い状態で、目立つ場所に立つのは危険だ。
それでも──
リサは、姉のような存在だった。
拾われたばかりの頃、大人の男に恐怖心を持っていたアマネに、率先して世話を焼いてくれたのが彼女だ。
生活のやり方も、人に向ける笑い方も、仕事の段取りも──ルシアンたちが豪快にすっ飛ばす“普通”を、根気強く教えてくれた。
そして何より、彼女の婚約を祝いたいと思った。心から。
──この一ヶ月、何もなかったし、噂も風化した。
騎士が来店しても、誰もアマネを“黒髪黒目の治癒師”と結び付けなかった。
「……わかった」
口にした途端、リサの顔がぱっと明るくなる。
「きゃー! やったぁ! ありがとうアマネ!!」
抱きつきそうな勢いで身を乗り出したリサを、アマネは反射的に片手で制して距離を取った。
その仕草に、リサが「えへへ」と笑う。
──言ってしまった。
胸の奥に小さな針が残るような感覚を抱えたまま、アマネは一度だけ目を伏せる。
「……でも、俺ひとりで決められない。ギルに確認する」
「ギルバート? もちろん! あの人なんだかんだで甘いし大丈夫でしょ」
“なんだかんだで甘い”は余計だと思ったが、今は突っ込む気力がなかった。
その日の閉店後。
二階の書斎で、アマネはギルバートに事情を話した。
机に肘をつき、赤い瞳でじっと聞いていたギルバートは、しばらく無言だったが──やがて、鼻で笑う。
「……ま、いいんじゃねーの」
軽い。
軽すぎて逆に怖い。
「え、いいの」
「あいつの婚約だろ。世話になった分、祝いたくなる気持ちくらい、俺にも分かる」
ギルバートは椅子の背にもたれ、片手で前髪を掻き上げる。
「それに、噂も落ち着いてる。お前が踊り子やったところで、王命の話とは結びつかねえだろ」
アマネは小さく息を吐いて、うなずいた。
──こうして、アマネのステージが決まった。
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