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伍書:新たな神獣
05:円卓に集う
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帰宅早々「兄上からもらった文字の写しで確信を得た」とジンは四獣を集め、アザミにも同席するように微笑みかける。どこか寂しそうで、でもワクワクしている。複雑な顔で、ジンは「自由にできるかもしれない」とアザミの肩を抱いた。
アザミは円卓を囲む五人と一緒に、古い書物や紙片を覗き込む。昔の言葉で記された部分や欠けた部分、汚れた部分なども多くあり、どれも扱いに躊躇するものだが、それらはすべて「自由」と切り離せない情報だという。
「民間書物の一説には、こうある。三百年の時を巡り、魔那は穢れを天へ還す。忘れ時の陰禍は邪獣に姿を変え、災厄を呼ぶものなり。天女を封じ、泰平を成す。魔那を天に還すその日まで、と」
「どういう意味でありんすか?」
「三百年の周期で天女は魔那を浄化させるために地上へ降りていたが、天女は魔那を奪われ、その役目を果たせなくなった。それにより、地上は陰禍で溢れ、邪獣が生じ、帝国は二つに分かれるほど甚大な被害が出たのだろう。魔那を奪ったのは人間の男で、わたしの先祖だと思われる。当時の皇帝は天女を黄宝館に幽閉することで、災厄を治めることに成功した。しかし天女は魔那を天へ還したがっている、おそらく、今もずっと」
「つまり、天女に魔那を返せば、わっちは自由になれると?」
「理論上はそういうことになる」
全部を暗記しているというジンの示す書物類にはそう書いてあるらしい。
好奇心に勝てないと言ってしまえばそれまでだが、アザミは本のひとつに触れて「ほぅ」と感慨深い息を吐いた。
「封花印は天女を封じる器の証と言われんしたが、正直、天女を封じている実感がありんせん。魔那を返そうにも、どのようにすればよいのか」
黄宝館に幽閉された天女は実在した。その証拠に、封花印をもつアザミがいる。
天女を封じる生け贄となった娘を起源に、花魁信仰まで存在しているのだから、疑いようのない現実。それでもアザミ自身は、天女の実感がない。
生まれた時から自分は自分であり、他の誰かだと思ったこともない。
「そうだな。そこも問題だが、魔那の在り処を知る方が先だろう」
「魔那とは、四獣の持つ力のことではなく、ここに記された『穢れを一身に受けるもの』が意味する魔那でありんすか?」
指で示して意味を聞く。
ジンは先ほどから丁寧に説明をしてくれて、ヒスイが横から補足してくれる。ときどきアベニも首を傾げ、コウラが仮定を口にし、イルハが欠点を補う。普段からこうして話し合ってきたのだろう。五人の空気は慣れ親しんだもので、アザミの良く知る顔とは異なっていた。
誰も喧嘩したり、からかったりしない。
真面目に取り組む姿勢や真剣に議論しあう姿をみると、不謹慎ながらドキドキしてしまう。
彼らをより特別に意識してしまう。
「アザミ、顔が赤いが疲れたか?」
「……っ、疲れてはおりんせん」
ジンが覗き込んできて、アザミは慌てて顔を横に振った。
惚れなおしていたとは言えない。今は説明してくれている途中なのだから、ちゃんと聞いている態度をしたい。
それでも久しぶりに四獣から愛されたせいで、ジンのぬくもりを無意識に求めてしまっていることは否定できなかった。
「ジン様は、お疲れではありんせんか?」
ジンが休むといえば一緒に休めばいい。そう思って覗き込まれた顔を見上げてみたが、優しい瞳で見つめられて「大丈夫だ」と頭を撫でられるだけで終わった。
「魔那と関わる天女伝説が第壱帝国の南部で残っていたのは、衰退した天女信仰を守る最後の土地だったからだろう。花魁信仰と入れ替わっただけだと思っていたが、どうやら意図的に弾圧され、消滅させられたようだ」
「三百年に一度、天女は泉に降り立って四獣と交わり、魔那の浄化を担っていた。けれど三百年前に魔那は奪われ、どこかに隠された。奪い、隠したのが当時の皇帝の血族で、天女に魔那を返そうとした人たちは歴史上から消されたってことだね」
「帝国がふたつに別れた時の話だろ。地殻変動があって物理的に帝国が裂けちまったって説もある。死傷者も多数出て、史上最悪の災害として歴史にも残っている。天女が本当にそれを起こしたのか?」
「どちらにせよ、当時の皇帝が真実を隠したのでしょう。天女が災厄を起こしたことにすれば、天女を幽閉するための口実になります。花魁信仰を作り上げることで平和の象徴にもなりますし、四獣が天女を監視する役目を引き受ければ国民も納得する」
「天女を手に入れるために結託したってことか」
気持ちはわかると鼻で笑うイルハに、誰も何も言わない。
代償を払ってでも手に入れたい天女。
当時の皇帝も四獣も会ったことがなければ、文献に詳細も記されていないのに、なぜか実体験を得たように通じてしまう。
三百年に一度しか会えない愛する人。
天と地では簡単に会えない。会えたとしても、愛しているのは自分だけではない。
募る思いに蓋をして、何年も、何度も繰り返し、触れられる日を待ち続けた。
次はいつ。
だから、天女が魔那を奪われた時、四獣は魔那を隠した人間の男に加担したのだろう。
「なっ、なんでありんすか?」
イルハをはじめ、全員にじっと見つめられていることに気づいて、アザミは首を傾げた。
その疑問には誰も答えてくれなかったが、代わりにアザミの視界にはある一文が目に映る。
「金色に輝く天に近い場所で、女は今も魔那を探している」
それは黄宝館にいる花魁を指す言葉。
現在進行形で語られているが、アザミには検討もつかない。
口にしたアザミに触発されたのか、五人はまた表情を元に戻して考える素振りを見せる。
「魔那は一体どこに隠されている?」
「三百年前と地形も違う」
「地殻変動で沈んだ場所を探すことも考慮すれば、それこそ膨大な時間がかかりそうです。もう少し詳細を洗ってみますか?」
「けど、国中探して見つかった情報はこんだけだろ。ジンと南雲に行った時もそうだったが、当時の資料はことごとく消されてる」
「そうだね。魔那の形も大きさもわからないし、三百年に一度の浄化が必要なら、天女云々抜きにして災厄が訪れないとも限らない」
ヒスイの言葉にアザミも考える。
自分の自由だけではなく、三百年という区切りで考えれば、帝国をふたつに分けるほどの災厄が訪れる可能性もある。それを指摘されて改めて、魔那を想像してみた。
「…………あ」
思い当たることがひとつだけある。
一ヶ月前。黄宝館から落ちたときに見た走馬灯。夢だと思っていた不思議な出来事。
「魔那の隠された場所って、もしかして」
ぽそりと呟いたアザミの言葉に、今度こそ確実に全員が顔を向けていた。
アザミも口にして、明確にそうだとわかる。
「それはどこだ?」
ジンが尋ねてきた言葉に、アザミは一瞬目を泳がせて迷ったが、ここで迷っていても仕方がない。すべては憶測の域を出ないのだからと、声を紡ぐ。
「ここ、封花殿の水底に」
しんとした空気に耐え切れず、アザミは邪獣に襲われ、ここに運び込まれた時に見た光景を語った。水中で咲く花、水の底で淡く光る実体のないもの、触れたときに感じた懐かしい感覚。それが、封花殿から見える景色と同じだと、アザミは告げた。
「魔那を沈めた上に廟を建てたか」
「そういわれてしまえば、ここ以外に一番いい場所は思い浮かばない」
ジンとヒスイが盲点だったと言わんばかりに顔を見合わせて、封花殿の見取り図を広げ始める。そしてその横に、黄宝館の見取り図も並べようとしていた。
アザミは円卓を囲む五人と一緒に、古い書物や紙片を覗き込む。昔の言葉で記された部分や欠けた部分、汚れた部分なども多くあり、どれも扱いに躊躇するものだが、それらはすべて「自由」と切り離せない情報だという。
「民間書物の一説には、こうある。三百年の時を巡り、魔那は穢れを天へ還す。忘れ時の陰禍は邪獣に姿を変え、災厄を呼ぶものなり。天女を封じ、泰平を成す。魔那を天に還すその日まで、と」
「どういう意味でありんすか?」
「三百年の周期で天女は魔那を浄化させるために地上へ降りていたが、天女は魔那を奪われ、その役目を果たせなくなった。それにより、地上は陰禍で溢れ、邪獣が生じ、帝国は二つに分かれるほど甚大な被害が出たのだろう。魔那を奪ったのは人間の男で、わたしの先祖だと思われる。当時の皇帝は天女を黄宝館に幽閉することで、災厄を治めることに成功した。しかし天女は魔那を天へ還したがっている、おそらく、今もずっと」
「つまり、天女に魔那を返せば、わっちは自由になれると?」
「理論上はそういうことになる」
全部を暗記しているというジンの示す書物類にはそう書いてあるらしい。
好奇心に勝てないと言ってしまえばそれまでだが、アザミは本のひとつに触れて「ほぅ」と感慨深い息を吐いた。
「封花印は天女を封じる器の証と言われんしたが、正直、天女を封じている実感がありんせん。魔那を返そうにも、どのようにすればよいのか」
黄宝館に幽閉された天女は実在した。その証拠に、封花印をもつアザミがいる。
天女を封じる生け贄となった娘を起源に、花魁信仰まで存在しているのだから、疑いようのない現実。それでもアザミ自身は、天女の実感がない。
生まれた時から自分は自分であり、他の誰かだと思ったこともない。
「そうだな。そこも問題だが、魔那の在り処を知る方が先だろう」
「魔那とは、四獣の持つ力のことではなく、ここに記された『穢れを一身に受けるもの』が意味する魔那でありんすか?」
指で示して意味を聞く。
ジンは先ほどから丁寧に説明をしてくれて、ヒスイが横から補足してくれる。ときどきアベニも首を傾げ、コウラが仮定を口にし、イルハが欠点を補う。普段からこうして話し合ってきたのだろう。五人の空気は慣れ親しんだもので、アザミの良く知る顔とは異なっていた。
誰も喧嘩したり、からかったりしない。
真面目に取り組む姿勢や真剣に議論しあう姿をみると、不謹慎ながらドキドキしてしまう。
彼らをより特別に意識してしまう。
「アザミ、顔が赤いが疲れたか?」
「……っ、疲れてはおりんせん」
ジンが覗き込んできて、アザミは慌てて顔を横に振った。
惚れなおしていたとは言えない。今は説明してくれている途中なのだから、ちゃんと聞いている態度をしたい。
それでも久しぶりに四獣から愛されたせいで、ジンのぬくもりを無意識に求めてしまっていることは否定できなかった。
「ジン様は、お疲れではありんせんか?」
ジンが休むといえば一緒に休めばいい。そう思って覗き込まれた顔を見上げてみたが、優しい瞳で見つめられて「大丈夫だ」と頭を撫でられるだけで終わった。
「魔那と関わる天女伝説が第壱帝国の南部で残っていたのは、衰退した天女信仰を守る最後の土地だったからだろう。花魁信仰と入れ替わっただけだと思っていたが、どうやら意図的に弾圧され、消滅させられたようだ」
「三百年に一度、天女は泉に降り立って四獣と交わり、魔那の浄化を担っていた。けれど三百年前に魔那は奪われ、どこかに隠された。奪い、隠したのが当時の皇帝の血族で、天女に魔那を返そうとした人たちは歴史上から消されたってことだね」
「帝国がふたつに別れた時の話だろ。地殻変動があって物理的に帝国が裂けちまったって説もある。死傷者も多数出て、史上最悪の災害として歴史にも残っている。天女が本当にそれを起こしたのか?」
「どちらにせよ、当時の皇帝が真実を隠したのでしょう。天女が災厄を起こしたことにすれば、天女を幽閉するための口実になります。花魁信仰を作り上げることで平和の象徴にもなりますし、四獣が天女を監視する役目を引き受ければ国民も納得する」
「天女を手に入れるために結託したってことか」
気持ちはわかると鼻で笑うイルハに、誰も何も言わない。
代償を払ってでも手に入れたい天女。
当時の皇帝も四獣も会ったことがなければ、文献に詳細も記されていないのに、なぜか実体験を得たように通じてしまう。
三百年に一度しか会えない愛する人。
天と地では簡単に会えない。会えたとしても、愛しているのは自分だけではない。
募る思いに蓋をして、何年も、何度も繰り返し、触れられる日を待ち続けた。
次はいつ。
だから、天女が魔那を奪われた時、四獣は魔那を隠した人間の男に加担したのだろう。
「なっ、なんでありんすか?」
イルハをはじめ、全員にじっと見つめられていることに気づいて、アザミは首を傾げた。
その疑問には誰も答えてくれなかったが、代わりにアザミの視界にはある一文が目に映る。
「金色に輝く天に近い場所で、女は今も魔那を探している」
それは黄宝館にいる花魁を指す言葉。
現在進行形で語られているが、アザミには検討もつかない。
口にしたアザミに触発されたのか、五人はまた表情を元に戻して考える素振りを見せる。
「魔那は一体どこに隠されている?」
「三百年前と地形も違う」
「地殻変動で沈んだ場所を探すことも考慮すれば、それこそ膨大な時間がかかりそうです。もう少し詳細を洗ってみますか?」
「けど、国中探して見つかった情報はこんだけだろ。ジンと南雲に行った時もそうだったが、当時の資料はことごとく消されてる」
「そうだね。魔那の形も大きさもわからないし、三百年に一度の浄化が必要なら、天女云々抜きにして災厄が訪れないとも限らない」
ヒスイの言葉にアザミも考える。
自分の自由だけではなく、三百年という区切りで考えれば、帝国をふたつに分けるほどの災厄が訪れる可能性もある。それを指摘されて改めて、魔那を想像してみた。
「…………あ」
思い当たることがひとつだけある。
一ヶ月前。黄宝館から落ちたときに見た走馬灯。夢だと思っていた不思議な出来事。
「魔那の隠された場所って、もしかして」
ぽそりと呟いたアザミの言葉に、今度こそ確実に全員が顔を向けていた。
アザミも口にして、明確にそうだとわかる。
「それはどこだ?」
ジンが尋ねてきた言葉に、アザミは一瞬目を泳がせて迷ったが、ここで迷っていても仕方がない。すべては憶測の域を出ないのだからと、声を紡ぐ。
「ここ、封花殿の水底に」
しんとした空気に耐え切れず、アザミは邪獣に襲われ、ここに運び込まれた時に見た光景を語った。水中で咲く花、水の底で淡く光る実体のないもの、触れたときに感じた懐かしい感覚。それが、封花殿から見える景色と同じだと、アザミは告げた。
「魔那を沈めた上に廟を建てたか」
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