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第三章の登場人物・用語集
登場人物 その二
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日本政府関係者
⦿根尾 弓矢
・生年月日:西暦一九九六年(皇紀二六五六年)九月八日(第三章開始時二十九歳)
・登場:第二話『閑話の談笑』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
日本国の防衛大臣兼国家公安委員長・皇奏手に仕える秘書で、麗真魅琴の従兄でもある。
血縁の関係上、彼もまた麗真家と皇國の因縁とは浅からぬ関係にあり、自身もかなり鍛えている。
魅琴が早まることのないように皇國へ同行したが、様々な事情から結果として彼女を止めることは出来ず、麗真家の事情を岬守航に打ち明けた。
皇からの信頼は厚く、彼女から「特別警察特殊防衛課」の長に任じられ、航達を管理下に置いている。
基本的には体制側の人間だが、国防に都合良く航達を利用する現状は内心苦々しく思っている節がある。
また、魅琴に対しては彼女の見舞いに訪れるなど帰国後も気に掛けており、皇國で革命動乱が起こって神皇崩御の様が全世界の空に映し出された際には、魅琴の成したことの意味を改めて彼女に言い聞かせている。
⦿伴藤 明美
・生年月日:西暦一九九六年(皇紀二六五六年)八月十日(第三章開始時二十九歳)
・登場:第三話『事態急変』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
皇奏手に仕える秘書。
事務方としては根尾弓矢以上に皇に近い人物で、よく彼女の愚痴に付き合っている。
何かと皇に無茶振りをされては泣きながら言うことを聞いている苦労人。
戦闘向きではないものの神為を扱うことも出来、密かに侵入していた末級為動機神体を全て破壊している。
崇神會に対しては強い苦手意識を抱いている。
⦿白檀 揚羽
・生年月日:西暦一九九九年(皇紀二六五九年)四月一日(第三章開始時二十七歳)
・登場:第十二話『青血』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
麗真魅琴及び根尾弓矢に同行した長身の女で、皇奏手によって皇國へ送り込まれた諜報員。
一流の人脈形成能力を持ち、獅乃神叡智や龍乃神深花といった皇國皇族とすら懇意にしている。
良くも悪くも大らかな性格で、たまにやらかしては根尾の不興を買ってしまう。
戦闘は得意ではなく、身の危険が迫ったときは泣き言を吐きつつもどうにか対処している。
幼馴染の仁志旗蓮を巡って、神瀛帯熾天王の八社女征一千と因縁がある。
⦿皇 奏手
・生年月日:西暦一九七五年(皇紀二六三五年)十二月二十四日(第三章開始時五十歳)
・登場:第三話『事態急変』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
麗真魅琴の母親で、日本国の防衛大臣兼国家公安委員長。
夫の一族から皇國の脅威を早い段階から認識しており、法整備を始めとした戦う為の国家体制作りに尽力してきたが、その為に右派からは支持され左派からは批判に曝されている。
世界最強を夢見ている女傑で、麒乃神聖花から皇國に降る様要求された際には毅然と撥ね退けた。
航達に「特別警察特殊防衛課」の一員とする契約を結ばせ、管理下に置きつつ国防に協力させている。
肝煎りの統京上陸作戦に失敗した際は戦果を過大に、損失を過小に喧伝したが、これを切掛として武装戦隊・狼ノ牙が蜂起し、皇國に停戦の機運を生ませた為、結果として賭けに勝ったと言えるだろう。
開戦してからというもの、寝る暇も無いスケジュールに忙殺されており、そのせいで選挙が近いにも拘わらず街頭に立てていないことを気にしている。
⦿⦿
崇神會
⦿息田 琉次郎
・生年月日:西暦一九七三年(皇紀二六三三年)四月三日(第三章開始時五十三歳)
・身長:一七一センチ
・体重:六三キロ
・血液型:AB
・外見的特徴:鍛え上げられた肉体・短い髭・濃い眉毛
・一人称:私
・好きなもの:煙草
・嫌いなもの:最近の息苦しい世の中
・術識神為:敵の能力のの強制解除
・登場:第五十九話『亡霊幻想曲』
崇神會三代目総帥。
初代総帥・麗真魅射より皇國から日本国を守る為の組織を引き継ぎ、銀座防衛戦に於いては自ら戦士達を率いて敵の白兵を掃討した。
麗真魅琴のことは気に掛けていた様で、岬守航と病室で談笑していた様子に安心している。
崇神會の共々、特別警察特殊防衛課のB班として政府の管理課に入った。
ヘビースモーカーで、自分達組織の滅びを前にしたセンチメンタルな心情には煙草がよく似合うと路上喫煙しようとしたが、側近の眞咲刃三に止められて「気軽に煙草が吸えなくなった」と嘆いている。
そんな日本社会の行く末は憂えているが、それでも未来が無いよりはマシだと言っており、戦って死ぬ覚悟は出来ている模様。
⦿眞咲 刃三
・生年月日:西暦一九七六年(皇紀二六三六年)十一月二十七日(第三章開始時四十九歳)
・身長:一七九センチ
・体重:八五キロ
・血液型:O
・外見的特徴:固太り
・一人称:自分
・術識神為:指定場所に鳥居を形成し、味方を送り込む。
・登場:第五十九話『亡霊幻想曲』
崇神會総帥側近。
銀座防衛戦では戦士達を戦場へ転送する役割を担い、国土防衛に貢献した。
その後は、息田総帥とともに特別警察特殊防衛課に入った。
道端で煙草を吸おうとする息田琉次郎を諫める常識人の副官だが、煙草を吸うこと自体には「健康に悪いなどとは今更言わない」と言っており、総帥共々崇神會の戦士として戦って死ぬ覚悟は出来ている。
⦿藍沢 侍郎
・生年月日:西暦一九八九年(皇紀二六四九年)九月六日(第三章開始時三十七歳)
・身長:一七三センチ
・体重:六六キロ
・血液型:A
・一人称:自分
・術識神為:軍刀を振り上げ、鮫の背鰭の様な斬撃を飛ばす
・登場:第六十話『内憂外患』
・退場:第六十話『内憂外患』
崇神會の戦士。
白兵となった輪田隊を殲滅したが、追い詰められた輪田衛士に挑みかかって戦死した。
⦿井組邊 麻文
・生年月日:西暦一九九五年(皇紀二六五五年)八月十九日(第三章開始時三十歳)
・身長:一六五センチ
・スリーサイズ:B八八・W五八・H八七
・血液型:AB
・一人称:私
・術識神為:四人に分身する
・登場:第六十話『内憂外患』
・退場:第六十話『内憂外患』
崇神會の戦士。
陰気な印象を与える女で、神州を汚す者には死あるのみと言い放つ。
白兵となった輪田隊を殲滅したが、輪田衛士との戦いで戦死した。
⦿久里原 安那
・生年月日:西暦一九九八年(皇紀二六五八年)十一月十七日(第三章開始時二十七歳)
・身長:一七〇センチ
・スリーサイズ:B八六・W五六・H八八
・血液型:B
・外見的特徴:袴姿
・一人称:私
・術識神為:木刀を振るい、竜巻を発生させる
・登場:第五十九話『亡霊幻想曲』
・退場:第五十九話『亡霊幻想曲』
崇神會の戦士。
白兵となった輪田衛士に対し、拉致被害者に先んじて挑みかかったが、為す術も無く戦死した。
⦿掛井 克也
・生年月日:西暦一九七九年(皇紀二六三九年)十二月二十八日(第三章開始時四十八歳)
・身長:一九九センチ
・体重:一二一キロ
・血液型:O
・外見的特徴:巨漢
・一人称:俺
・特技:諜報
・術識神為:肉体を護謨鞠の様に変質させ、弾性力を伝達させる。
・登場:第六十二話『短命の恋』
・退場:第六十六話『特別』
崇神會が皇國の軍部に送り込んだ間諜で、中将まで昇進していた。
皇國軍の情報を崇神會に流し、戦時下に於いては日本国の有利になるように軍を操っていた。
遠征軍大将・杜若光穂にその事を見抜かれ、彼女を殺害する。
まだまだ日本国の為に働かなければならないと、遠征軍のトップに就くことも考えていたが、第一皇子・獅乃神叡智の近衛侍女・敷島朱鷺緒によって粛正された。
⦿根尾 弓矢
・生年月日:西暦一九九六年(皇紀二六五六年)九月八日(第三章開始時二十九歳)
・登場:第二話『閑話の談笑』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
日本国の防衛大臣兼国家公安委員長・皇奏手に仕える秘書で、麗真魅琴の従兄でもある。
血縁の関係上、彼もまた麗真家と皇國の因縁とは浅からぬ関係にあり、自身もかなり鍛えている。
魅琴が早まることのないように皇國へ同行したが、様々な事情から結果として彼女を止めることは出来ず、麗真家の事情を岬守航に打ち明けた。
皇からの信頼は厚く、彼女から「特別警察特殊防衛課」の長に任じられ、航達を管理下に置いている。
基本的には体制側の人間だが、国防に都合良く航達を利用する現状は内心苦々しく思っている節がある。
また、魅琴に対しては彼女の見舞いに訪れるなど帰国後も気に掛けており、皇國で革命動乱が起こって神皇崩御の様が全世界の空に映し出された際には、魅琴の成したことの意味を改めて彼女に言い聞かせている。
⦿伴藤 明美
・生年月日:西暦一九九六年(皇紀二六五六年)八月十日(第三章開始時二十九歳)
・登場:第三話『事態急変』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
皇奏手に仕える秘書。
事務方としては根尾弓矢以上に皇に近い人物で、よく彼女の愚痴に付き合っている。
何かと皇に無茶振りをされては泣きながら言うことを聞いている苦労人。
戦闘向きではないものの神為を扱うことも出来、密かに侵入していた末級為動機神体を全て破壊している。
崇神會に対しては強い苦手意識を抱いている。
⦿白檀 揚羽
・生年月日:西暦一九九九年(皇紀二六五九年)四月一日(第三章開始時二十七歳)
・登場:第十二話『青血』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
麗真魅琴及び根尾弓矢に同行した長身の女で、皇奏手によって皇國へ送り込まれた諜報員。
一流の人脈形成能力を持ち、獅乃神叡智や龍乃神深花といった皇國皇族とすら懇意にしている。
良くも悪くも大らかな性格で、たまにやらかしては根尾の不興を買ってしまう。
戦闘は得意ではなく、身の危険が迫ったときは泣き言を吐きつつもどうにか対処している。
幼馴染の仁志旗蓮を巡って、神瀛帯熾天王の八社女征一千と因縁がある。
⦿皇 奏手
・生年月日:西暦一九七五年(皇紀二六三五年)十二月二十四日(第三章開始時五十歳)
・登場:第三話『事態急変』
※その他プロフィールについては第一章の当該項目を参照
麗真魅琴の母親で、日本国の防衛大臣兼国家公安委員長。
夫の一族から皇國の脅威を早い段階から認識しており、法整備を始めとした戦う為の国家体制作りに尽力してきたが、その為に右派からは支持され左派からは批判に曝されている。
世界最強を夢見ている女傑で、麒乃神聖花から皇國に降る様要求された際には毅然と撥ね退けた。
航達に「特別警察特殊防衛課」の一員とする契約を結ばせ、管理下に置きつつ国防に協力させている。
肝煎りの統京上陸作戦に失敗した際は戦果を過大に、損失を過小に喧伝したが、これを切掛として武装戦隊・狼ノ牙が蜂起し、皇國に停戦の機運を生ませた為、結果として賭けに勝ったと言えるだろう。
開戦してからというもの、寝る暇も無いスケジュールに忙殺されており、そのせいで選挙が近いにも拘わらず街頭に立てていないことを気にしている。
⦿⦿
崇神會
⦿息田 琉次郎
・生年月日:西暦一九七三年(皇紀二六三三年)四月三日(第三章開始時五十三歳)
・身長:一七一センチ
・体重:六三キロ
・血液型:AB
・外見的特徴:鍛え上げられた肉体・短い髭・濃い眉毛
・一人称:私
・好きなもの:煙草
・嫌いなもの:最近の息苦しい世の中
・術識神為:敵の能力のの強制解除
・登場:第五十九話『亡霊幻想曲』
崇神會三代目総帥。
初代総帥・麗真魅射より皇國から日本国を守る為の組織を引き継ぎ、銀座防衛戦に於いては自ら戦士達を率いて敵の白兵を掃討した。
麗真魅琴のことは気に掛けていた様で、岬守航と病室で談笑していた様子に安心している。
崇神會の共々、特別警察特殊防衛課のB班として政府の管理課に入った。
ヘビースモーカーで、自分達組織の滅びを前にしたセンチメンタルな心情には煙草がよく似合うと路上喫煙しようとしたが、側近の眞咲刃三に止められて「気軽に煙草が吸えなくなった」と嘆いている。
そんな日本社会の行く末は憂えているが、それでも未来が無いよりはマシだと言っており、戦って死ぬ覚悟は出来ている模様。
⦿眞咲 刃三
・生年月日:西暦一九七六年(皇紀二六三六年)十一月二十七日(第三章開始時四十九歳)
・身長:一七九センチ
・体重:八五キロ
・血液型:O
・外見的特徴:固太り
・一人称:自分
・術識神為:指定場所に鳥居を形成し、味方を送り込む。
・登場:第五十九話『亡霊幻想曲』
崇神會総帥側近。
銀座防衛戦では戦士達を戦場へ転送する役割を担い、国土防衛に貢献した。
その後は、息田総帥とともに特別警察特殊防衛課に入った。
道端で煙草を吸おうとする息田琉次郎を諫める常識人の副官だが、煙草を吸うこと自体には「健康に悪いなどとは今更言わない」と言っており、総帥共々崇神會の戦士として戦って死ぬ覚悟は出来ている。
⦿藍沢 侍郎
・生年月日:西暦一九八九年(皇紀二六四九年)九月六日(第三章開始時三十七歳)
・身長:一七三センチ
・体重:六六キロ
・血液型:A
・一人称:自分
・術識神為:軍刀を振り上げ、鮫の背鰭の様な斬撃を飛ばす
・登場:第六十話『内憂外患』
・退場:第六十話『内憂外患』
崇神會の戦士。
白兵となった輪田隊を殲滅したが、追い詰められた輪田衛士に挑みかかって戦死した。
⦿井組邊 麻文
・生年月日:西暦一九九五年(皇紀二六五五年)八月十九日(第三章開始時三十歳)
・身長:一六五センチ
・スリーサイズ:B八八・W五八・H八七
・血液型:AB
・一人称:私
・術識神為:四人に分身する
・登場:第六十話『内憂外患』
・退場:第六十話『内憂外患』
崇神會の戦士。
陰気な印象を与える女で、神州を汚す者には死あるのみと言い放つ。
白兵となった輪田隊を殲滅したが、輪田衛士との戦いで戦死した。
⦿久里原 安那
・生年月日:西暦一九九八年(皇紀二六五八年)十一月十七日(第三章開始時二十七歳)
・身長:一七〇センチ
・スリーサイズ:B八六・W五六・H八八
・血液型:B
・外見的特徴:袴姿
・一人称:私
・術識神為:木刀を振るい、竜巻を発生させる
・登場:第五十九話『亡霊幻想曲』
・退場:第五十九話『亡霊幻想曲』
崇神會の戦士。
白兵となった輪田衛士に対し、拉致被害者に先んじて挑みかかったが、為す術も無く戦死した。
⦿掛井 克也
・生年月日:西暦一九七九年(皇紀二六三九年)十二月二十八日(第三章開始時四十八歳)
・身長:一九九センチ
・体重:一二一キロ
・血液型:O
・外見的特徴:巨漢
・一人称:俺
・特技:諜報
・術識神為:肉体を護謨鞠の様に変質させ、弾性力を伝達させる。
・登場:第六十二話『短命の恋』
・退場:第六十六話『特別』
崇神會が皇國の軍部に送り込んだ間諜で、中将まで昇進していた。
皇國軍の情報を崇神會に流し、戦時下に於いては日本国の有利になるように軍を操っていた。
遠征軍大将・杜若光穂にその事を見抜かれ、彼女を殺害する。
まだまだ日本国の為に働かなければならないと、遠征軍のトップに就くことも考えていたが、第一皇子・獅乃神叡智の近衛侍女・敷島朱鷺緒によって粛正された。
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