日本と皇國の幻争正統記

坐久靈二

文字の大きさ
175 / 315
第二章『神皇篇』

第五十四話『誤算』 急

しおりを挟む
 その後、ちようきゆうどうしんたい・カムヤマトイワレヒコは立ちはだかる近衛師団を初めとしたこうこく軍のどうしんたいの包囲網を無事突破し、こうかい上を北上して日本国は横田飛行場へと向かっていた。
 機内の操縦室「なおだま」には前後の操縦席「あらみたまくら」と副操縦席「にぎみたまくら」にそれぞれ二名ずつの乗員が所狭しと並んですわっている。
 操縦席には操縦士のさきもりわたると、その脇に救助され意識を失っているくもたかが、副操縦席にはしこの肉がえぐれてボロボロの状態に追い込まれたうることと、兄を求めて付いて来たくもが位置取っていた。

たか君、大丈夫か? 生きてはいるけど、死んだ様に眠っている……」

 わたるたかの状態を心配していた。
 普段と様子が違うことにはも気が付いているらしい。

にいさまのことですから、今までとは違う新しい力を使ったのかも知れません。その様子だと、当分は目を覚まさないかも知れないですね……」
「そうか……」

 わたるが理解出来たこと、それはそこまでたかが尽力してなおことの完璧だと思われた四肢の筋がズタズタに引き裂かれ、それでいて相手には止めを刺しきれなかったという、じんのうすさまじいまでの強大さだった。
 その相手はこと以外には到底対ところ出来ず、ことですら単独では対処し切れなかった。

 わたるは自らの脇腹をさする。
 痛むのではなく、むしことに打たれたにもかかわらず大して痛まず、思う処があった。

「全く、惨めなものね……」

 そんなわたるの仕草を気取ったのか、ことは自嘲的につぶやいた。
 ボロボロの、二目と見られない無残な姿をさらし、すべきと心に誓った使命をすことも出来ず、その使命を選ぶべく自ら切り捨てた男に命を拾われたのだ。
 彼女がそういった心境に至るのも無理は無いだろう。

 しばし、い沈黙が流れた。
 わたるはどういう言葉を掛けようか、迷って考えを巡らせる。
 事の経緯いきさつ経緯いきさつだけに、優しい慰めの言葉など出て来ない。
 ただ一つの感情を持って、残酷な言葉を告げてしまった。

こときみの負けだ」

 わたるの言葉を受け、ことは舌打ちして恨めしそうなにらむ。

わかりきったことを……! 結果を見れば一目瞭然でしょう。あんな態度で貴方あなたを突き放しておいて、結局一人じゃ何も出来なかったんだもの。助けに入ってみたらわたしがこの様で、さぞかしりゆういんが下がったことでしょうね……!」

 ことの震える手は指がへしやげ、拳を握り締めることすら出来ない。
 唯わなわなと震えることでしか、彼女は自分の感情を表せないでいた。

「でもあそこであの男さえ、第一皇子さえ現れなければ、邪魔さえ入らなければ最後まで殺し切れていたのに……!」

 ことは無事な片目から涙をこぼし、声を殺してむせいていた。
 彼女はじんのうとの戦いに日本の国運、その全てを背負って挑んだのだ。
 その無念は計り知れない。
 しかしそれを差し引いても、次に出て来たのは筋違いの批難だった。

わたる貴方あなたも邪魔をした……! 貴方あなたが手を離してくれていれば、まだ最後のチャンスはあったのに……! 貴方あなたの……貴方あなたのせいで……」
こと、もう黙れ」

 わたるは静かな、しかし少し強めの語調でことの言葉を遮った。
 これ以上は聞きたくなかった。
 きつ、彼女自身も言えば言うほど辛く、惨めな気持ちが増すだけだろう。
 現にことうつむき、わたるへの批難をめた。

「ごめんなさい。すがに最低だったわ……」
「うん、悪いけれど第一皇子が出て来た時点で暗殺成功の目は無くなっていただろう」
わかってはいるのよ。唯、れられなかった。わたしが生きてきた意味が、自分の人生が無価値だったってことを……」

 わたるは一つ溜息を吐いた。
 やはり、彼女にはどうしても伝えなければならない。

きみは何も解っていないよ。さっきぼくきみの負けだと言った。でも、それはじんのうとの戦いのことじゃない。その勝ち負けは今のぼくにどうこう言えるようなレベルのものじゃない」
「え……?」

 顔を上げたことに対し、わたるは背中越しにその真意を伝える。

きみぼくとの勝負に負けたんだ。結局きみぼくせつかいを止められなかったんだからな。きみぼくに、自分を嫌わせることがついに出来なかった。だから空港でやったあの勝負はきみの負けなんだ」

 わたるの言葉を受け、再びことの目線が下がった。
 その表情は先程までの自嘲に加え、わたるへのあきれも多分に含んでいた。

「成程ね。確かにおつしやるとおりだわ。あれでててくれないのなら、一体どこまでやれば良かったのよ……。今まで何一つとしてわたしに勝ったことなんか無かった癖に……」
「これこそがきみの生涯で一番無謀な勝負だったんだよ」
「そ……。それはしんどいわね。どんな傷よりも胸が痛むわ。わたしはもう一生、貴方あなたと向き合える気がしないもの……」
「それはぼくが困るな……」

 わたるは席の下で足を動かし、一つの操作を行う。

『あ、もしもーし』
びやくだんさん、度々済みません。さきもりです」

 室内にびやくだんあげの声が鳴った。
 わたるは機体の通信機能を使い、びやくだんに電話を掛けたのだ。

「申し訳無いですけど、近くにすめらぎ大臣はいらっしゃいますか? 貴女あなたの番号しか分からなくて……」
『あ、じゃあ替わりますねー』

 びやくだんの声がすめらぎかなを呼び出した。

『もしもし。お電話替わりました、すめらぎです』
さきもりです。くもと共にこうこくに入り、うることくもたかを回収。こうこく勢力圏も無事突破しましたので、間も無く横田飛行場へ帰還します」
『そうですか……! 良かった、本当に良かった……!』
「後三十分くらいで着くと思います」
『解りました。それで、娘の状態と戦果をお聞かせ願いますか? 今後の方針に関わりますので』
「はい。まず、ちようきゆうどうしんたい・カムヤマトイワレヒコは輸送任務中に何度か敵機と交戦したものの、損傷は無し。ことじんのう暗殺に失敗して重傷を負っています。但し、じんのうこんすい状態に陥った模様。くもたかも昏睡し、当分は目を覚まさないであろう、とのことです。ぼくが把握している分には以上ですね」
『成程……』

 すめらぎの声はどこかあんしている様に聞こえた。

『娘はじんのうを殺せなかった。しかし、状況から察するにじんのうもまたしんが底を突いたということですね。おそらく、互いに当分はしんが戻らないでしょう。こうこくは国家として巨大なエネルギー源・インフラに大打撃を受け、軍を本来の形では運用出来なくなる。日本国としては首の皮一枚つながった、といったところかしら……』

 そう、ことじんのうの暗殺をかんすいこそ出来なかったが、日本を全く救えなかった訳ではない。
 こうこくとは依然として国力・軍事力差があるものの、ひとしばらくは戦うことが出来る状態に持っていった。

『そしてさきもりさん、貴方あなたはこれから始まる戦いに一筋の希望を示してくれました。感謝します』
「いいえ、大臣。それはまだ……」
『……そうですね。ところで、この会話は娘に聞こえていますか?』
「はい」

 姿こそ見えないが、ことは自分に言葉を向けられると聞いて顔を上げた。

ことちゃん、貴女あなたの話に乗ったわたくしけいそつだった。監視役にびやくだんを付けたつもりだったけれど、貴女あなたが死地へ向かうのを止められるべくも無かった。この上で貴女あなたに死なれてしまったら、わたくしはあの世でつるさんに顔向け出来なかったわ。貴女あなたを連れ戻す為にさきもりさんを危険な目に遭わせてしまったこと、どうかもとしてほしい。そして、生きて帰って来てくれそうで、本当に良かった』

 ことこたえを返すのに少しの間を要したようだ。

かあさま、駄目な娘でごめんなさい」
『およしなさい。さっきも言ったけれど、貴女あなたかげで日本国の命運は保たれたのよ。どのような経緯であれ、それは貴女あなたの決意と行動が引き寄せたもの。命懸けで国を救った者をおとしめるのは、それが仮令たとえ自分自身のことであってもおよしなさい。それは一億人以上の人生を救ったことを意味するのだから。それらの価値の総和が、そのまま貴女あなたの価値なのだから』

 娘をとがめるすめらぎの言葉を聞いたわたるは小さく笑みを零した。
 そこには一つの納得があった。

すめらぎ大臣、幼馴染の母親だというのに、今日は随分久々にお目にかかりましたね。でも出発前と今と、既に二回も貴女あなたことの母親なのだとに落ちましたよ」
さきもりさん、後のことはなにとぞよろしくねがいいたします』
「はい、なるべく早くに戻ります」

 わたるすめらぎとの通話を切った。
 すめらぎが自分の言いたかったことをかなり言ってくれた。
 電話をして良かったと思いながら、わたるは改めてことに声を掛ける。

「そういうことだ、こと。自分のことを無意味だの、無価値だの、そんな風に言うもんじゃない。きみの身を案じ、無事に帰ることを願って尽力してくれた人はぼく以外にも大勢居るんだ。きみのお母さんも、たか君も、ちゃんも、勿論さんもびやくだんさんも……」
「それを言いたいが為に御母様に繋いだの?」
「そうだね。ま、実を言うとぼくも人のことは言えないんだけどね。きみのことで色々と揺れ動いて、帰る気が無くなっちゃったこともあったし……」
「そ……」

 ことの表情がようやほころんだ。
 気が抜けて笑ってしまった、といったところだろうか。

わたる、随分ひどい事をしたし、酷い言葉をぶつけてしまったわね。本当にごめんなさい」
こと、まずは帰ってゆっくり休もう。色々あって疲れているだろう? ぼく達のことは、落ち着いてから沢山話そうじゃないか。今までのことも、これからのことも……」

 二人の心が再び繋がっていく。
 ボロボロになったきずなは切れていなかった。
 ならばまた堅固に結び直せば良い。
 心做しか、室内が明るくなった気がした。

わたる、助けに来てくれて、本当にありがとう」
「ああ、もうすぐだ! やっと日本に帰れるぞ!!」

 ちようきゆうどうしんたい・カムヤマトイワレヒコは後十数分で日本に入る。
 今漸く、漸く、さきもりわたるの帰国への長い長い旅路は終点へと辿たどこうとしていた。



    ⦿⦿⦿



 所変わりかの闇の中、ろうそくとうだけが邪悪な円卓を怪しく照らしていた。
 囲って膝を突き合わせるは四人、美女・少年・偉丈夫・老翁。
 ゴシックファッションに身を包んだ長身の美女・りゆういんしらゆきが深々と溜息を吐いた。

「まさかじんのうが敗れるとは……大誤算だったわね。あたくしの尋常ならざる眼をもつてしても見えなかった……」

 一連の事態の中、四人は暗躍を重ねていた。
 立体駐車場での、六摂家当主とおとせいによる襲撃に失敗したときから、今回の大掛かりな仕掛けが動いていたのだ。
 狙いは大きく二つ、拉致被害者と日本政府の使者を闇に葬ることと、日本とこうこくを開戦させることである。

 四人はず、きのえくろの排除へと動いた。
 理由としては、つきしろさくを当時の首相・のうじようづきもとへと戻らせる必要があったからだ。
 その為、つきしろこうどうしゅとう青年部長としての立場を利用し、はたの訴えがはたさいぞうとおどうあやに、そして皇族へと伝わるように取り計らった。

 のうじようの許へ戻ったつきしろは、続いてのうじようを陥れて隠れ主戦派であるふみあきに首相を交代させる。
 ついでにのうじようの軽はずみは発言を演出して軍事行動の理由を付けやすくする布石も打つ。

 事態が動いたら、そこからはわたる達の排除に作戦を移す。
 りゆういんしらゆきによって第三皇女・こまかみらんを動かし、拉致被害者や日本政府の使者を全員葬り去る。
 その間、ことが空港に到着しないようおとせいともう一人の老翁で妨害を仕掛ける。

 後は、ことそうせんたいおおかみきばの手でこまかみを、じんのうの手でことを始末してしまい、一連の工作で接触した相手を全て消し去る。
 以上が、今回この四人の仕掛けた策の全容である。

 発起人である軍服の老翁は猫面を外し、狂気に満ちたしらひげ面をさらしていた。

「まあ、良いではありませんか。ねずみ共の排除はあくまで序でに御座います。我々にとって重要なのはにもかくにも、こうこくの軍事力によって皇室を、日本国を滅ぼすことなのですからのう
「しかしな、『こくてん』よ」

 まげを結ったかみしも姿の偉丈夫・つきしろさくが老翁に厳しい眼を向けた。

「果たして、じんのうしんを抜きにした新皇軍でも日本国の軍勢を制圧出来るのか?」
「それは問題ありますまい。このわしが保証しますぞ」

 老翁は胸を張るが、つきしろは尚もげんそうな眼をしていた。
 そんな彼をなだめるように口を開いたのは総角あげまき髪をした朝服の少年・おとせいだった。

「ま、いよいよとなればぼくの組織を利用して別のオプションを発動するまでさ。その為の下準備も済んだからね」

 今回、おとが首領補佐として籍を置くはんぎやく組織「そうせんたいおおかみきば」も動きを見せた。
 それもまた、彼らの思惑から事態がれたときの為の保険である。

「まあ済んだことはもう良いでしょう」

 りゆういんが白い歯を見せて笑った。

さく君は御苦労様。ここからは貴方あなたの仕事よ」

 他の三人の視線が老翁へと集まる。

かしこまりました。今回の策に引き続き、必ずや日本に悪夢をもたらしましょうぞ。このごくさぶろうが……」
「ああ、それだけれどね」

 りゆういんは一枚の紙を差し出した。

「今回のことを鑑みて、貴方あなたさわしい名前を考えておいたわ。御覧なさい」

 老翁・ごくさぶろうは差し出された紙に書かれた文字を見てほくむ。

「成程。確かに、わしが名乗るにこれ以上の名は無いでしょうな」
「歓迎するわ、ごくさぶろう改め、うるみつなり君。ようこそ、あたくし達『しんえいたいてんのう』の盟へ……」

 闇の中、四人は日本の存亡を脅かす恐ろしい陰謀を巡らせていた。
 そしてその中には、ことじんのう暗殺の使命を背負うことになった元凶たるそうごくさぶろうの姿があった。
 うるみつなりと名を変えた彼は、ぞうと狂気に満ちた眼で蝋燭を睨んでいた。
 そして一筋の光すらも拒むかの如く、そのを吹き消してしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います

ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。 懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

優しい世界のシリウスさん

みなと劉
ファンタジー
ギルドで毎日仕事をコツコツとこなす青年シリウスは 今日も掲示板とにらめっこ。 大抵は薬草採取とか簡単なものをこなしていく。 今日も彼は彼なりに努力し掲示板にある依頼書の仕事をこなしていく

マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜

美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊  ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め… ※カクヨム様にも投稿しています ※イラストはAIイラストを使用しています

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

才能は流星魔法

神無月 紅
ファンタジー
東北の田舎に住んでいる遠藤井尾は、事故によって気が付けばどこまでも広がる空間の中にいた。 そこには巨大な水晶があり、その水晶に触れると井尾の持つ流星魔法の才能が目覚めることになる。 流星魔法の才能が目覚めると、井尾は即座に異世界に転移させられてしまう。 ただし、そこは街中ではなく誰も人のいない山の中。 井尾はそこで生き延びるべく奮闘する。 山から降りるため、まずはゴブリンから逃げ回りながら人の住む街や道を探すべく頂上付近まで到達したとき、そこで見たのは地上を移動するゴブリンの軍勢。 井尾はそんなゴブリンの軍勢に向かって流星魔法を使うのだった。 二日に一度、18時に更新します。 カクヨムにも同時投稿しています。

処理中です...