ろまけん - ロマンシング剣闘 -

モノリノヒト

文字の大きさ
29 / 37
第5部

第29試合 - 成長限界

しおりを挟む
 暑い夏が過ぎ、少し肌寒さを感じる秋の半ば。
 この半年で剣島には、二人の大型ルーキーが誕生した。

 一人は四天王、伊達神威に指導を受けたというチーム・シャングリラの剣闘士、カイル=エアシュート。

 もう一人は、蕎麦屋とわり流の使い手、チーム蕎麦屋の夜宮天晴。

 しかも二人は親友同士。
 ややもすれば交差しそうな二人の剣闘士は、意外にもぶつかり合う事はなかった。

 カイルが正道、プロの道へと進む事になったからだ。

「ライバルのお前を超えるのも、俺にとっては大事だけどな。
 やっぱ師匠を超えてこその弟子って感じだろ!」

 にっかりと笑いながらそう言い切るカイルを、天晴は眩しく感じていた。

 天晴には明確な目標がない。
 剣闘が好き、なんとなく強くなりたい、そういったぼんやりとした気持ちしか持ち合わせていなかった。

(すげーや、俺なんかよりカイルの方がずっとしっかりしてる……)

 * * *

「どうした夜宮、最近、身が入っていないようだぜ」
「鏑木さん、すみません。ちょっと、カイルの事が引っ掛かって」

「ああ、プロ試験に合格したんだってな。
 雑誌にも載ってたぞ」
「え、雑誌にですか!?」

「本島で刊行されてるマイナーな雑誌だけどな。
 剣島で行われる伝統風習、剣闘について扱っている不定期発行の雑誌なんだ」
「そ、そんな雑誌があるんですか……」

「何がどこに需要があるかわからないって事さ。
 噂によると本島でもギアの研究機関があるとかないとか」
「……」

「ほら、このページだ。
 カイルが写真付きで載ってるだろ」
「……ホントですね。コメントまで載ってる……。
 やべー、あいつにすげー差をつけられてる気がする」

「お前も目指してみるか? プロを」
「いや、俺、多分無理ですよ。
 夏頃に比べればそりゃ強くはなりましたけど、未だにカードの使い方は下手ですし、知識も……」

 そう、天晴には知識がない。
 厳密には、知識を得る為の"興味"が足りなかった。

 カイルのように剣闘全般に対する興味ではなく、天晴の興味はプレイヤーとしての部分にのみクローズアップされていたのだ。

 そのため、慢性的な知識不足を生み、カードの扱いの成長を妨げてもいた。
 目下の課題は、カードの扱いについてである。

 だが、敵は天晴の成長を待ってはくれない。

「夜宮、ちょっと真面目な話だ」
「はい」

 いつも真面目な顔をしている鏑木が、わざわざ真面目な話、と告げてくる。
 こういう状況は今までになかった。

「この数か月お前を見てきたが、お前の成長速度は著しい。
 だけどな、このノートを見てくれ」

 それは鏑木が、オブザーバーとして蕎麦屋に参加してから、毎日の訓練を書き連ねてきた分厚い軌跡であった。

「成長してますね、俺」

 こうして客観的に見てみれば、自分が思っている以上に成長している事を感じ取れた。

「確かにそうなんだが、俺が見て欲しいのはそこじゃない。
 夏頃と、夏の終わりと、最近の状態だ」

 言われてノートを見せられるが、データ派ではない天晴には何が何だか理解ができなかった。

「わからないって顔してるな……」
「はい……」

「お前の成長曲線が、緩やかになっていってるんだ」

「……」
「これは、お前が伸び悩んでいるのか、それとも限界が近づいているのか、俺には判断がつかない。
 だが、現段階で仮にカードの扱いをマスターしたからといって、四天王と戦える程強くなったかというと、そんな事はないと思う。
 そこまで来て、ようやくロキの足元に届くといったレベルだ」

 限界──。

 感じた事のなかった自分のぎりぎりの範囲。
 このまま鍛えていれば、どこまでも強くなれると、天井など存在しないと思っていた。

 だからこそ日々強くなっていく自分に満足していたし、カイルを羨ましく思う事はあれど、どこか遠い場所の出来事として捉えていた。

「このままでいいとは思っていない。
 そこでだ。
 カンフル剤として、一度戦ってもらいたい相手がいるんだ」
「……」

「そいつと戦えば、お前の今ある全てが見抜かれてしまうだろう。
 恐らくは勝ち目のない戦いだし、完膚なきまでに打ちのめされてしまうかもしれない。
 それでも……」
「やります。やらせてください。
 その人と戦えば、俺に足りないものが、埋まるかもしれないんですよね」

 鏑木は自身の提案を躊躇していた。
 ここまで育てあげた夜宮天晴という逸材を、あの巨大な敵にぶつけて破壊されてしまうのではないか、と。

 だが、天晴は自分の意思で鏑木の言葉を遮り、戦いたいと言ってきた。

 オブザーバーとして、彼に出来ることは、もう何もなかった。

「店長さん、夜宮をやばいやつと当てます。
 多分、いや、100%負けると思います。
 店長さんの理想とする負け方ではないと思いますが、いいでしょうか」
「いいよ、鏑木くん。
 ここまで引っ張っちまったら、誰に負けても同じだ」

 そこまで言われてしまうと、さすがの天晴もムッときた。

「そんなにヤバイ相手なんですか」
「ああ、ロキなんて目じゃないぐらいやばい」

「ちょ、ちょっと! 私を抜きで何大変な事話してるんですか!?」

 設備の整備をしていたユッコが慌てて駆け寄ってくる。

「鏑木の言ってる相手って、あの人でしょ!?
 ダメよ、天晴くんが壊されちゃう」
「ユッコちゃん、いいんだよ、そこで折れたら天晴はそこまでの剣闘士だったって事だから。
 あとはカイル君の応援に回ればいいじゃねえか」

「で、鏑木さん。誰なんですか、その相手って」


「もちろん、ラグナロクの主神、オーディンの事だ」


 * * *


 所変わって……。
 六人の男女が互いに睨み合っている波止場。

「兄さん……」
「ガラハド、そこをどけ」
「嫌です。アーサーは、俺が守ります」


「モテモテだねー、アーサー!
 じゃ~、アタシはあっち相手にしてくるからっ。
 その怖い顔した人はシクヨロ~♪」
「ちょ、ちょっと、トリスタン!」


「じゃーん、トリスたん参上~!
 ガウェイン、お久しブリッツ~♪」
「……相変わらずですね、トリスタン。
 いや、エリカ=ガーデンベルグお嬢様」
「ちょ、本名はやめろし」

「すみません、からかってみたくなっただけです」
「ガウェインを雇ってたのは小学校の頃なんだから~、そういう関係は忘れようって言ったじゃない」
「そうでしたね……。
 では、昔のよしみで、アーサーと話をさせてくれませんか」
「却下~♪」


「……アーサー」
「……何しに来たの、モードレッド、いいえ、ヨトゥン。
 あなたがラグナロクを追い出されたの、ちゃーんと知ってるわよ」
「……」

「今更戻ってきたいなんて言っても」
「違う」

 ──ギュアアィィン!

「……変わった音のギアね?」
「本島に少数流通している、新型だ。
 不本意ながら、エクスカリバーJr.と名付けた」

「へえ、恥ずかしい名前ね」
「お前のギアがエクスカリバーなら、俺のエクスカリバーJr.がお前を打倒する。
 そして、お前のワンマンチームではない、俺達の円卓を築く予定だ。
 その為に、お前は邪魔なんだ、古き王」

 ──フィィィィン!

「別に私のギアはエクスカリバーなんて名前じゃないけど。
 そこまで言うなら相手してあげるわ」

 夜も更け、人気のなくなった波止場にて、六振りのギアブレードが交差し合う。
 人知れず、円卓の騎士達の最後の戦いが始まっていた──。


 * * *


 カタカタ。

 カタカタ。

 カタッ……。

 その報告に、男のキーボードを打つ手が止まる。

「そうか、思ったより早かったな」
「ああ、夜宮はいつでもいいそうだ」

 もはやお馴染みとなった研究室。
 ラグナロクの主神オーディンとトールの二人の会話。

「でもまさか、お前を指定してくるなんてな、オーディン」
「恐らく、夜宮が壁のようなものにぶち当たっているんだろう。

 成長曲線は成熟するに従って緩やかになっていく。
 緩やかになるという事は、成長を感じられなくなり、おのずと限界点を悟ってしまうものなんだ」

「それは……その気持ちは、俺にもわかる」
「トール、これはお前にも言える事だが、その限界点だと思っているその先に、真の強さがあるんだぜ。
 ブラギならその壁を破る為のキーとして、俺とデュエルさせようとする……。
 そう考えてもおかしくない」

「受けるのか? このデュエル……」
「受けない理由がない。
 俺に求められている役目、十二分に果たさせてもらうが……。
 夜宮にも、俺の理論の礎となってもらうつもりだ」

(そうか。ついに、この時が来たか……。
 ラグナロク最強のブレイン、主神オーディンが出陣する時が)

「そういえば、デュエルは久しぶりだろ?
 腕は鈍ってないのか?」
「確かに、対外デュエルは久しくしていなかったな。
 だが、俺には最高の練習相手がいる事を忘れていないか、トール」

「……第2神、バルドル……!」
「そう、兄さんとは毎日ギアを打ち合っている。
 おかげで腕も勘も鈍っていないし、対夜宮のシミュレーションは完璧に済ませてある。問題ないさ」

「恐ろしいぜ……だが、圧勝して勝負にもならないかもしれないな」
「圧勝か……そういう戦いも出来るが、俺は夜宮をあくまでサンプルとして見ている。

 サンプルナンバー3、夜宮天晴は"戦いの中で進化する天才"。

 だから、その素質を引き出すような戦い方をするつもりだ。
 わかるか、勝ち負けは問題じゃないんだ、トール」

「デュエルをやるのに勝つ以外の意義を見出せるなんてお前ぐらいなもんだよ、オーディン。
 だけどな、お前が負けたらラグナロクの地位は危うくなるぞ」
「その時はまた勝ち続けて、力で黙らせればいい。
 有象無象が何人でかかってこようが、俺達ラグナロクの相手ではない」

「はは……。発言が異次元すぎる」
「トール、ラグナロクはそもそも俺達三人で始まったチームだ。
 何があってもそこに戻るだけで、俺達が弱くなるわけじゃない。
 俺の理論ばかり優先して悪いが、俺はラグナロクそのものに深い愛着があるわけじゃないんだ」

「……それは、薄々気付いちゃいたが、そうはっきり言われると、残念な気持ちだよ」
「今のラグナロクはトールが作ってくれたものだからな。
 その事に感謝は尽きない。
 だが、俺は自分の理論の完成を見たいんだ」

「わかってる、悪い。困らせるような事を言って。
 それで、いつにする?」

「それについては少し考えている事がある。
 また面倒事を頼むことになるが、シティホールでも貸し切ってくれ」

 * * *

「夜宮、先方からの返事が来たぞ。
 来週土曜日、15時にシティホールで会おうってさ」
「え、シティホールですか? めちゃくちゃお金かかってません?」

「オーディンはそういう奴なんだ、金の事は気にしなくていい。
 14時にタクシーが迎えに来るそうだから、ちゃんと準備しておくんだぞ」
「た、タクシー……」

「もちろん、代金はオーディン持ちだから気にするな。
 俺達も呼ばれてるから、店長さんにも話して臨時休業してもらう事になった」
「なんか…大ごとになってますね」

「それだけ注目されてるデュエルだって事だ。
 もしかしたらギャラリーなんてレベルじゃなく観客がいるかもしれないが、アガるなよ?」
「い、いや、観客とか」

(観客がいるかも、と話しただけでこのアガりっぷり。
 オーディンの予想通りか……。
 それも含めてシティホールの選択。
 精神的にも追い詰めようって魂胆だな、えげつねえ)

「……重く捉えるな、これまでだってギャラリー背負って戦った事はあるだろ」
「ま、まあ、そうですね」

「んー、鏑木くん、そのオーディンってやつは、そんなにやばいのか?」
「おじさん」

 相変わらずのっそりとした動きで訓練場に入ってきた店長。

「はい、オーディンは剣島きってのデータ派で、ほとんど予想を外した事がありません。
 あまりの予想の命中率に、絶対命中する予想"グングニル"だなんて呼ばれてるぐらいです」
「ほぇ~、また大層な名前がついてるね。
 で、腕はどれぐらいやるの?」

「……失礼ですが、店長さん以上かと」

 あまりに淡々とした事実を述べる鏑木。
 伝説の剣豪以上という衝撃の発言に固まる天晴。
 その言葉を受け、頬をかく店長。


「天晴、カイル君にならって、師匠超え、しとくか?」

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

氷結の夜明けの果て (R16)

ウルフィー-UG6
ファンタジー
Edge of the Frozen Dawn(エッジ・オブ・ザ・フローズン・ドーン) よくある異世界転生? 使い古されたテンプレート? ――そうかもしれない。 だが、これはダークファンタジーだ。 恐怖とは、姿を見せた瞬間よりも―― まだ見えぬまま、静かに忍び寄るもの。 穏やかな始まり。ほのかな優しさ。 だが、石の下には、眠る獣がいるかもしれない。 その時が来れば、闇は牙を剥く。 あらすじ 失われた魂――影に見つめられながら。 だが、英雄とは……本当に常に“光”のために戦う者なのか? 異国の大地で、記憶のないまま、見知らぬ身体で目を覚ます。 生き延びようとする本能だけが、彼を前へと突き動かす。 ――英雄か、災厄か。それを分けるのは、ただ一つの選択。 冷たく、謎めいた女戦士アリニアと共に、 彼は武器を鍛え、輝く都市を訪れ、古の森を抜け、忘れられた遺跡へと踏み込んでいく。 だが、栄光へと近づく一歩ごとに、 痛みが、迷いが、そして見えない傷が刻まれていく。 光の道を歩んでいるかのように見えて―― その背後で、影は静かに育ち続けていた。 ――これは、力と希望、そして自ら築き上げる運命の物語。 🔹 広大で容赦のない世界が、挑む者を待ち受ける。 🔹 試練と沈黙の中で絆を深めていく、二人の仲間。 🔹 「居場所」を探す旅路の果てに待つものとは――。 ヴェイルは進む。 その選択はやがて、一つの伝説を生み出すだろう。 それが光か、闇か。――決めるのは、あなた自身だ。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

【完結】結界守護者の憂鬱なあやかし幻境譚 ~平凡な男子高校生、今日から結界を繕います~

御崎菟翔
キャラ文芸
​【平凡な高校生 × 妖従者たちが紡ぐ、絆と成長の主従現代和風ファンタジー!】 「選ぶのはお前だ」 ――そう言われても、もう引き返せない。 ​ごく普通の高校生・奏太(そうた)は、夏休みのある日、本家から奇妙な呼び出しを受ける。 そこで待っていたのは、人の言葉を話す蝶・汐(うしお)と、大鷲・亘(わたり)。 彼らに告げられたのは、人界と異界を隔てる結界を修復する「守り手」という、一族に伝わる秘密の役目だった。 ​「嫌なら断ってもいい」と言われたものの、放置すれば友人が、家族が、町が危険に晒される。 なし崩し的に役目を引き受けた奏太は、夜な夜な大鷲の背に乗り、廃校や心霊スポットへ「出勤」することに! ​小生意気な妖たちに絡まれ、毒を吐く蛙と戦い、ついには異世界「妖界」での政変にまで巻き込まれていく奏太。 その過程で彼は、一族が隠し続けてきた「残酷な真実」と、従姉・結(ゆい)の悲しい運命を知ることになる―― ​これは、後に「秩序の神」と呼ばれる青年が、まだ「ただの人間」だった頃の、始まりの物語。 ​★新作『蜻蛉商会のヒトガミ様』 この物語から300年後……神様になった奏太の物語も公開中! https://www.alphapolis.co.jp/novel/174241108/158016858

200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち

半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。 最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。 本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。 第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。 どうぞ、お楽しみください。

滝川家の人びと

卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。 生きるために走る者は、 傷を負いながらも、歩みを止めない。 戦国という時代の只中で、 彼らは何を失い、 走り続けたのか。 滝川一益と、その郎党。 これは、勝者の物語ではない。 生き延びた者たちの記録である。

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

処理中です...