16 / 31
第2章
第一五話
しおりを挟む
カラスがカーと鳴けば、帰りの知らせ。
夕暮れになり、いよいよ夜という時分。公園を出た二人は、四鹿家前で別れる。
「ごめん。本当はもっと色々なところ行きたいんだけど、体が着いてきてくれなくて」
体調を崩す危険や場合を考えると、どうしても自宅周辺に限られてしまう。
「いいよ。私も人目に触れると面倒な身の上だから」
「ああ……」
初無敵の話が脳裏をよぎる。
「だからさ、その〈テスタメント〉ってゲーム、私もやるよ。それなら、仕事中でも授業中でも跡永賀に会えるし、どんなに遠いところでも一緒に行けるんだよね?」
「うん」
「そういえばステージ……舞台ってどういうところなの?」
「未来の地球って設定だったはず。詳しいことはまだわかってない」
「じゃあ科学が発達した近未来ものかなー」
職業柄からか、そういうことに堪能らしい。ヘタしたらオタクである自分より――いや、自分はオタクじゃない。だから、オタク嫌いな彼女が自分を嫌う理由にはならない。
「かもね。……それじゃ」
「うん。またね」
オタクになると、ロクなことにならない。オタクだと思われると、皆途端に微妙な対応をする。腫れ物というか、触らぬ神に何とやらというやつだ。
オタクというのは、損するばかりだ。
「ただいま」
玄関に入ると、段ボール箱を脇に抱えた初無敵が迎えた。「おかえりんこ」
「…………」
「おかえりんこ」
「…………」
「おかえりんこ」
「姉さんは帰ってきてるか?」
「スルーですか。そうですか。長女はまだでござるが、こっちは到着したでござるよ」
段ボール箱をそっと差し出す。受け取ってみると、イグザム・エンタープライズからだ。
「申し込みした次の日とは速いな。着けるだけでいいのか?」
「説明書によると、指定された日時に装着していればOKだそうな」
「本当かよ」
「やってみればわかるでござる」
「そりゃそうだ」
言いつつ、踵を返す跡永賀。「どこへ行くでござる?」
「姉さんに聞いてくれ」
走りたいのに走れない体が恨めしい。まるで競歩のような体勢で冬窓床を探す。春先の日暮れは冬の寒さ程ではないが、やはり辛い。コートを着ていてもすり抜けていくような冷たさが肌を刺す。
姉を見つけたのは、寒さが増した夜になってからだった。灯台下暗しとはよくいったもので、彼女は意外と近所にいた。
あの、無人となったアパートの一室、その傷んだ扉の前である。
「風邪ひくよ」
体育座りで膝に顔を埋めた状態の彼女に、着ていた上着を掛ける。
「……これじゃ、跡永賀が風邪をひいちゃう。跡永賀の方が体弱いのに」
返そうとする彼女から受け取るわけにもいかず、しかし否定もできず……
結局、二人で扉を背にして座り、一緒にコートを被ることにした。
「面目ない。というか、帰ればいいよね、これ」
「帰りたくない」
「あかりはもう帰ったよ」
「それでも、跡永賀は別の人を構う。私を見てくれない」
「そんなこと……」
思い当たる点がありすぎた。
一緒に暮らした時点では、そうでもなかったのだ。四六時中、冬窓床――実夏のそばにいた。しかし最近はあかりとのメールや電話、男同士の話として、初無敵とも話す量は増えた気がする。自然、寡黙な姉との会話は減っていく。
「話をしてくれなくてもいい。ただ、そばにいてほしかった。私にはもう、跡永賀しかいないから……」
思えば、姉の書いた小説には、自分と彼女しか登場――存在していなかった。きっとそこでは、姉の中では、それで充分だったのだ。二人だけの世界。誰も邪魔をしない、誰もいなくならない、理想の環境。
動くことも叫ぶことも禁じられてきた彼女が、唯一できた自己表現。望みが叶うようにと願うしかできなかった彼女の苦悩。
「俺以外にも、父さんだって母さんだって、兄さんだっているじゃないか」
「違うよ。そうじゃない」
紅葉のような手が、跡永賀の手に乗る。「私の手を掴んで、私を助けてくれたのは――初めて家族になろうとしてくれたのは、この手だけ。跡永賀が、私のたった一人の家族なの」
小さく、冷たい手だった。昔は同じくらいだったのに、今はもう、こうやって包んでしまえる。
「本当は、あの時一緒におねえちゃんのお父さんとお母さんを探したかった。でもそんな勇気も力も、俺にはなかったから」
「ううん。あれでよかったの。また一緒に暮らすことになっても、あの人達にとって、私は邪魔でしかないから」
子は親を選べない。そして、子供は自分の環境で物事を判断するしかない。他に基準がないのだから。だから、子はどんな親であろうと尊いと感じるし、それを疑いもしない。疑うのは、子が別の親を――外の世界を知ってからだ。
「今ならそれが、よくわかる」
だからこそ、意図せず比較できるようになってしまった冬窓床だからこそ、そう判断できるのだろう。
「跡永賀は、私の――私だけの王子様だった。でももう、違うんだよね」
「姉さんには、もっと立派な人がふさわしいよ」
「どんなに優秀な人がいても、私は跡永賀を選び続ける」
「絶対に」姉らしくない、強い声だった。
「でも……」
跡永賀は顔を伏せた。自分にはもう、あかりという女性がいる。冬窓床とて、それはよく思い知ったはずだ。
「こういう時、こんな自分が嫌になる」
暗い顔をした姉に、跡永賀は心を痛めた。あかりと別れる気はない。しかし、姉をこのまま捨て置くのも嫌だった。あの時と――この扉の奥にいた時と一緒だ。
そこでやっと、跡永賀は持っていた箱を思い出した。
「姉さん――」
箱を渡し、〈テスタメント〉の説明をすると、冬窓床の表情は少し明るいものになった。
「だから、仮初でも自分を一新できるし、それがきっかけになるかもしれない」
ゲームのスタイルとして、ロールプレイというものがある。既存や独自の設定――キャラクターになりきってプレイすることだ。お気に入りのキャラの外見や口調を真似することで、まったく別の自分になれる。そこではリアルの事情や状況は関係しない。
「これ、私がもらっていいの?」
「うん。あ、でも中の時計は俺が選んだやつだから、それは後で別の……」
「ううん」冬窓床は箱を大事そうに抱える。「これで――これがいい。跡永賀が私にくれたものがいい」
「じゃあ俺は俺でまた頼んでおくよ」
「時計は同じもの?」
「そのつもりだけど……被るのは嫌?」
「逆。一緒がいい」
「そっか……そっか」
ペアウォッチになるわけか。変な恥ずかしさを隠すように、跡永賀は頭を掻いた。
「……そろそろ帰らない?」
すっかり暗くなり、電灯が活動を始めてもなお、姉は動こうとしない。
「帰りたくない」
「その言い方、誤解を招くよ」
「誤解じゃないとしたら?」
冬窓床の視線が夜の街へと向けられる。あっちには未成年ご法度のあれやこれやが……
「…………色々と洒落にならないからやめて」
あかりの影響か、姉もすっかりアグレッシブになってしまった。これは天秤だ。一方に傾けば、並行を保とうともう一方がそれを直そうとする。自然、両者のアプローチは比例することになるわけだ。これに他の人が手を加えれば、危ういことになる。
一方が諦めれば、そんなことにはならないのだが……
そんな気配は、まったくない。
「ラチがあかないからボクティンが颯爽介入」
「お前、いつからそこにいた」
そばの塀の影からぬっと現れた初無敵は「家を出たアットたんをつけていたのさ! 走れないアットたんをつけるのは簡単だったよ」
「そうだろうよ」
姉の手を引き、跡永賀は立ち上がる。
「口実できてよかったと思ってるでしょ」
「姉さん、帰ろう」
「スルーですか。そうですか」
跡永賀は冬窓床と帰路を歩く。その後ろで、初無敵が二人を見守る。
思えば、いつもこうしていた。はるか昔は父や母、兄の手を握り、そして姉の手を握って歩いていた。
そこには、確かなつながりがあった。
家族との絆があった。
それは、あって当たり前のことだった。
〈テスタメント〉を始めるまでは。
夕暮れになり、いよいよ夜という時分。公園を出た二人は、四鹿家前で別れる。
「ごめん。本当はもっと色々なところ行きたいんだけど、体が着いてきてくれなくて」
体調を崩す危険や場合を考えると、どうしても自宅周辺に限られてしまう。
「いいよ。私も人目に触れると面倒な身の上だから」
「ああ……」
初無敵の話が脳裏をよぎる。
「だからさ、その〈テスタメント〉ってゲーム、私もやるよ。それなら、仕事中でも授業中でも跡永賀に会えるし、どんなに遠いところでも一緒に行けるんだよね?」
「うん」
「そういえばステージ……舞台ってどういうところなの?」
「未来の地球って設定だったはず。詳しいことはまだわかってない」
「じゃあ科学が発達した近未来ものかなー」
職業柄からか、そういうことに堪能らしい。ヘタしたらオタクである自分より――いや、自分はオタクじゃない。だから、オタク嫌いな彼女が自分を嫌う理由にはならない。
「かもね。……それじゃ」
「うん。またね」
オタクになると、ロクなことにならない。オタクだと思われると、皆途端に微妙な対応をする。腫れ物というか、触らぬ神に何とやらというやつだ。
オタクというのは、損するばかりだ。
「ただいま」
玄関に入ると、段ボール箱を脇に抱えた初無敵が迎えた。「おかえりんこ」
「…………」
「おかえりんこ」
「…………」
「おかえりんこ」
「姉さんは帰ってきてるか?」
「スルーですか。そうですか。長女はまだでござるが、こっちは到着したでござるよ」
段ボール箱をそっと差し出す。受け取ってみると、イグザム・エンタープライズからだ。
「申し込みした次の日とは速いな。着けるだけでいいのか?」
「説明書によると、指定された日時に装着していればOKだそうな」
「本当かよ」
「やってみればわかるでござる」
「そりゃそうだ」
言いつつ、踵を返す跡永賀。「どこへ行くでござる?」
「姉さんに聞いてくれ」
走りたいのに走れない体が恨めしい。まるで競歩のような体勢で冬窓床を探す。春先の日暮れは冬の寒さ程ではないが、やはり辛い。コートを着ていてもすり抜けていくような冷たさが肌を刺す。
姉を見つけたのは、寒さが増した夜になってからだった。灯台下暗しとはよくいったもので、彼女は意外と近所にいた。
あの、無人となったアパートの一室、その傷んだ扉の前である。
「風邪ひくよ」
体育座りで膝に顔を埋めた状態の彼女に、着ていた上着を掛ける。
「……これじゃ、跡永賀が風邪をひいちゃう。跡永賀の方が体弱いのに」
返そうとする彼女から受け取るわけにもいかず、しかし否定もできず……
結局、二人で扉を背にして座り、一緒にコートを被ることにした。
「面目ない。というか、帰ればいいよね、これ」
「帰りたくない」
「あかりはもう帰ったよ」
「それでも、跡永賀は別の人を構う。私を見てくれない」
「そんなこと……」
思い当たる点がありすぎた。
一緒に暮らした時点では、そうでもなかったのだ。四六時中、冬窓床――実夏のそばにいた。しかし最近はあかりとのメールや電話、男同士の話として、初無敵とも話す量は増えた気がする。自然、寡黙な姉との会話は減っていく。
「話をしてくれなくてもいい。ただ、そばにいてほしかった。私にはもう、跡永賀しかいないから……」
思えば、姉の書いた小説には、自分と彼女しか登場――存在していなかった。きっとそこでは、姉の中では、それで充分だったのだ。二人だけの世界。誰も邪魔をしない、誰もいなくならない、理想の環境。
動くことも叫ぶことも禁じられてきた彼女が、唯一できた自己表現。望みが叶うようにと願うしかできなかった彼女の苦悩。
「俺以外にも、父さんだって母さんだって、兄さんだっているじゃないか」
「違うよ。そうじゃない」
紅葉のような手が、跡永賀の手に乗る。「私の手を掴んで、私を助けてくれたのは――初めて家族になろうとしてくれたのは、この手だけ。跡永賀が、私のたった一人の家族なの」
小さく、冷たい手だった。昔は同じくらいだったのに、今はもう、こうやって包んでしまえる。
「本当は、あの時一緒におねえちゃんのお父さんとお母さんを探したかった。でもそんな勇気も力も、俺にはなかったから」
「ううん。あれでよかったの。また一緒に暮らすことになっても、あの人達にとって、私は邪魔でしかないから」
子は親を選べない。そして、子供は自分の環境で物事を判断するしかない。他に基準がないのだから。だから、子はどんな親であろうと尊いと感じるし、それを疑いもしない。疑うのは、子が別の親を――外の世界を知ってからだ。
「今ならそれが、よくわかる」
だからこそ、意図せず比較できるようになってしまった冬窓床だからこそ、そう判断できるのだろう。
「跡永賀は、私の――私だけの王子様だった。でももう、違うんだよね」
「姉さんには、もっと立派な人がふさわしいよ」
「どんなに優秀な人がいても、私は跡永賀を選び続ける」
「絶対に」姉らしくない、強い声だった。
「でも……」
跡永賀は顔を伏せた。自分にはもう、あかりという女性がいる。冬窓床とて、それはよく思い知ったはずだ。
「こういう時、こんな自分が嫌になる」
暗い顔をした姉に、跡永賀は心を痛めた。あかりと別れる気はない。しかし、姉をこのまま捨て置くのも嫌だった。あの時と――この扉の奥にいた時と一緒だ。
そこでやっと、跡永賀は持っていた箱を思い出した。
「姉さん――」
箱を渡し、〈テスタメント〉の説明をすると、冬窓床の表情は少し明るいものになった。
「だから、仮初でも自分を一新できるし、それがきっかけになるかもしれない」
ゲームのスタイルとして、ロールプレイというものがある。既存や独自の設定――キャラクターになりきってプレイすることだ。お気に入りのキャラの外見や口調を真似することで、まったく別の自分になれる。そこではリアルの事情や状況は関係しない。
「これ、私がもらっていいの?」
「うん。あ、でも中の時計は俺が選んだやつだから、それは後で別の……」
「ううん」冬窓床は箱を大事そうに抱える。「これで――これがいい。跡永賀が私にくれたものがいい」
「じゃあ俺は俺でまた頼んでおくよ」
「時計は同じもの?」
「そのつもりだけど……被るのは嫌?」
「逆。一緒がいい」
「そっか……そっか」
ペアウォッチになるわけか。変な恥ずかしさを隠すように、跡永賀は頭を掻いた。
「……そろそろ帰らない?」
すっかり暗くなり、電灯が活動を始めてもなお、姉は動こうとしない。
「帰りたくない」
「その言い方、誤解を招くよ」
「誤解じゃないとしたら?」
冬窓床の視線が夜の街へと向けられる。あっちには未成年ご法度のあれやこれやが……
「…………色々と洒落にならないからやめて」
あかりの影響か、姉もすっかりアグレッシブになってしまった。これは天秤だ。一方に傾けば、並行を保とうともう一方がそれを直そうとする。自然、両者のアプローチは比例することになるわけだ。これに他の人が手を加えれば、危ういことになる。
一方が諦めれば、そんなことにはならないのだが……
そんな気配は、まったくない。
「ラチがあかないからボクティンが颯爽介入」
「お前、いつからそこにいた」
そばの塀の影からぬっと現れた初無敵は「家を出たアットたんをつけていたのさ! 走れないアットたんをつけるのは簡単だったよ」
「そうだろうよ」
姉の手を引き、跡永賀は立ち上がる。
「口実できてよかったと思ってるでしょ」
「姉さん、帰ろう」
「スルーですか。そうですか」
跡永賀は冬窓床と帰路を歩く。その後ろで、初無敵が二人を見守る。
思えば、いつもこうしていた。はるか昔は父や母、兄の手を握り、そして姉の手を握って歩いていた。
そこには、確かなつながりがあった。
家族との絆があった。
それは、あって当たり前のことだった。
〈テスタメント〉を始めるまでは。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
七億円当たったので異世界買ってみた!
コンビニ
ファンタジー
三十四歳、独身、家電量販店勤務の平凡な俺。
ある日、スポーツくじで7億円を当てた──と思ったら、突如現れた“自称・神様”に言われた。
「異世界を買ってみないか?」
そんなわけで購入した異世界は、荒れ果てて疫病まみれ、赤字経営まっしぐら。
でも天使の助けを借りて、街づくり・人材スカウト・ダンジョン建設に挑む日々が始まった。
一方、現実世界でもスローライフと東北の田舎に引っ越してみたが、近所の小学生に絡まれたり、ドタバタに巻き込まれていく。
異世界と現実を往復しながら、癒やされて、ときどき婚活。
チートはないけど、地に足つけたスローライフ(たまに労働)を始めます。
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる