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瑠璃とハッピーハロウィン
しおりを挟む「ハッピーハロウィン」
でしたっけ? と呟いたクロヴィスに、向かいの席に座っていた兄ヴィオラントが片眉を上げた。
「確か今日、スミレの世界ではハロウィンとかいうお祭りの日でしたよね、兄上」
「ああ、そうだな」
クロヴィスの言葉に、ヴィオラントはグラスに口を付けつつ頷いた。
クロヴィスの記憶が確かならば、ハロウィンというのは死者を奉る異世界の行事である。
あの世とこの世の境が曖昧になるというこの日の夜、彷徨い出てきた死者や悪魔達に乗り移られないように、人々はそれに扮した装いをするらしい。
クロヴィス自身、死者だの悪魔だのといったものを目にしたことはないし、その存在を信じても――ましてや恐れてもいないのだが……
「実在するとしたら、こういう感じなのかなって……今夜の兄上を見ていると思いますね」
「うん?」
赤ワインのグラスを傾ける兄の姿をまじまじと眺め、クロヴィスは思わず感嘆のため息をついた。
クロヴィスの敬愛する兄であり、先の皇帝でもあったヴィオラント。
その母親譲りの白銀の髪は、今宵はなんと漆黒色になっていた。
染めたのは彼の愛妻スミレで、洗えばすぐに色が落ちる仕様らしい。
髪も真っ黒ならば、今宵のヴィオラントは衣装も真っ黒だった。
そんな真っ黒尽くめの中で輝く完璧な美貌、そして稀少なる紫色の瞳は、もしや彼は人ならぬものではないか、と見る者に錯覚させてしまう。それは、現実主義を自認するクロヴィスとて例外ではなかった。
しかし、そんなクロヴィス自身も、実を言うと今宵は普段とは随分と異なる装いをしていた。
「そなたも、なかなか趣き深いではないか」
「私のは、義母上に丸投げしましたらこうなりました」
美しき闇の騎士のごときヴィオラントの言葉に対し、こちらは司祭のような白いローブをまとったクロヴィスが苦笑とともに答える。
何故彼らがこのように普段と違った装いをしているのかというと、つい先ほどまで王城の大広間で行われていた仮面舞踏会に出席していたからだった。
夜会自体は月に幾度か定期的に行われるものの、今宵のような趣向を凝らしたものは珍しい。
しかも、発案者は母后エリザベスだが、それに乗っかったのは何を隠そうクロヴィス自身である。
ちょうど隣国パトラーシュとの間で交渉が難航していた案件があり、その打開を図るため、今宵の舞踏会を利用することにしたのだ。
「すみませんでしたね、兄上。スミレに接待をさせてしまって」
「本人が乗り気であったのだから、かまわない」
パトラーシュ側の担当者は、妙齢の女性だった。
彼女が熱心なクリスティーナ人形愛好家であるという情報を得ていたクロヴィスは、兄嫁スミレに白羽の矢を立てた。
なんと言っても、スミレはそのクリスティーナ人形のモデルなのだ。
案の定、人形に合わせた装いのスミレが隣に座ると、パトラーシュ側の担当者の態度は面白いほどに軟化し、クロヴィスの抱えていた問題は舞踏会終了までに見事に解決した。
猫を被って愛らしさ全開のスミレが酌をすれば、相手は機嫌良く杯を重ね、酔いが回れば自然と口も軽くなる。
二つ三つと、クロヴィスが巧みに取り付けた約束事は、彼女が素面に戻れば本意ではなかったと後悔するかもしれない。
しかし、酒の席での交渉というのも一つの手段。
酔って覚えていないなどという言い逃れを、クロヴィスは許すつもりはない。
「スミレにも、何かお礼をしなければなりませんね」
「気にすることはない。スミレも、そなたの役に立てて喜んでいた」
クロヴィスの言葉に答えつつ、ヴィオラントはワインボトルを持ち上げる。
そして、クロヴィスのグラスにワインを注ぐと、自分のグラスと打ち合わせた。
チン、と高い音が鳴るのに続き、グラスの中では赤紫色の水面が揺れる。
それを見るともなく見ていたクロヴィスに、ヴィオラントは「ところで」と声をかけた。
「今宵は何故、そなたはパートナーを伴わなかったのだろうか?」
「いえ、私はもちろん、彼女をエスコートしたかったんですけどね……」
ヴィオラントの言う通り、今宵の舞踏会には、クロヴィスと公然の仲となった恋人ルリの姿はなかった。
いや、彼女自体は大広間に出入りしていたのだが、それは給仕の侍女の一人としてだ。
「仕事とはいえ、他の女性を接待する場にルリを伴うことは許さない、と義母上に申し渡されてしまいましてね……」
「なるほど」
「仕方なく、忙しく動き回る彼女を時々目で追って、寂しさを紛らわせておりました」
クロヴィスはそう呟くと、少しばかり不貞腐れたような顔をしてワインをあおった。
彼が今宵遠目に眺めた侍女としてのルリは、侍女頭のように洗練されている、とは言い難かったかもしれない。
だが、その所作は上品で柔らかく、なにより表情に愛嬌があった。
濃紺と白のお仕着せ姿であろうと、着飾った令嬢達に劣ることもなく、そのいきいきとした姿は眩しいほど。
彼女をもっと見ていたくて、クロヴィスは何度も近くに来いと心の中で念じてみたものの、最後までそれが叶うことはなかった。
今宵の招待客――特に他国から客の中には、ルリがクロヴィスの恋人とは知らない者も多かった。
そのため、馴れ馴れしく彼女に声をかける男の姿も多々見受けられた。
彼らはまさかそのせいで、泣く子も黙ると恐れられるグラディアトリアの鬼宰相のブラックリストに自分の名前が載ってしまっただなんて知りもしまい。
クロヴィスは宙を睨みつつ、不機嫌な声で呟く。
「舞踏会の最中に給仕の侍女を口説こうとするなんて……連中は何を考えているんでしょうね」
すると、向かいの席の兄が、さらりととんでもない言葉を吐き出した。
「一夜限りの戯れの相手にならぬか、と安易に声をかけるのだろうな」
「まったく冗談じゃないですよ」
クロヴィスはすかさずそう告げると、今宵ブラックリストに加えた不届き者達を、容赦なくかつ合法的に捻り潰すことに決めた。
そんな彼の空になったグラスに、ヴィオラントは目を細めつつ二杯目を注ぐ。
「ほどほどにな」
そう言って苦笑するような、そしてどこか微笑ましく見守るような兄の視線に気づき、クロヴィスはとたんに余裕のない自分が恥ずかしくなった。
彼はこほんと一つ咳払いをし、ルリから話題を逸らそうと試みる。
「ところで、兄上。スミレと義母上が何やらこそこそ企んでいるようですが、お気づきでした?」
「ああ。そなたが先ほど言った、“ハロウィン”に関することだろう」
年下の義姉スミレ。
彼女は基本的には面倒くさがりのくせに、傍目には至極くだらなく見えるようなことにも、時たま凄まじいやる気を発揮することがある。
夫であるヴィオラントはもちろん、義弟であるクロヴィスやルドヴィーク、そして最近はルリまでも、そのくだらないことに巻き込まれている。
ただし、彼女の行いは概ね無害であることと、最終的には面白かったと思えたりもするので、クロヴィスも黙認していた。
そして、今宵もまた、スミレはハロウィンにかこつけて何かを企んでいる。
「やっぱり、“お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ”と、突撃してくる気ですかね?」
「おそらく。そなた、菓子は用意しているのか?」
「ええ、一応。そういう兄上はどうなんですか?」
「私は、あえて用意していない」
クロヴィスが訝しげな顔をして「何故ですか?」と問えば、ヴィオラントはかすかに口の端を持ち上げて答えた。
「どんな可愛らしい悪戯をしてくれるのか、楽しみではないか」
「……さすがは、兄上」
兄のスミレに対する溺愛っぷりにはもう慣れたつもりでいたクロヴィスだったが、まだまだ甘かったようだ。
と、そんな時――
――コンコン
扉を二回、ノックする音が聞こえてきた。
こんな時間にクロヴィスの私室を訪ねてくる者は限られているし、軽いノックの音から推察するに、それは力の弱い小さな手を持つ人物だ。
「はい、どなたですか?」
「おねえちゃまですよ」
誰何をすれば案の定、クロヴィスが予想した通りの小さな手の持ち主――スミレの声が返ってきた。
「噂をすれば影、ですね。申し訳ありませんが、私はお菓子を与えて回避しますので、悪戯は全て兄上に引き受けていただきますよ」
「心得た」
クロヴィスはヴィオラントとそんなやりとりをしていから、「どうぞお入りください」と扉の向こうに声をかける。
すると、しばしの沈黙の後――
「トリック・オア・トリート!」
――お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうぞ!
そんな異国の合言葉とともに扉を押し開き、“おねえちゃま”ことスミレが部屋の中に飛び込んできた。
それは、クロヴィスにとっては想定内の出来事であった。
それなのに――
「――えっ……?」
彼はひどく驚愕した。
なぜなら、スミレは一人ではなかったのだ。
彼女に手を引かれて、一緒に部屋の中に入ってきたのは……
「ル、ルリっ……!?」
なんとそれは、今宵のクロヴィスが遠目に眺めるしか適わなかった愛しい人――ルリだったのだ。
クロヴィスは思わずぽかんとして、突然現れた恋人を凝視した。
ただし、予期せずルリがやってきたことばかりが、彼をこんなに驚かせたのではない。
ルリの格好――絵本に登場する魔女のような姿こそが、最も大きな衝撃を彼に与えた。
裾に赤いファーをあしらった黒いドレスとポンチョをまとい、普段の彼女なら絶対身に着けないような網目模様のタイツと先の尖ったブーツ、頭には赤いリボンのトンガリ帽子。
そんなルリの手を引いて、スミレがカツカツカツとヒールを鳴らしてクロヴィスの前にやってきた。
スミレは黒いマントをばっと翻し、片手を彼の顔の前に突き付ける。
「クロちゃん! お菓子をくださいな!」
「……はい」
こちらも黒と赤をベースとした衣装に加え、二本の角とコウモリのような羽根を装備している。
その小さな掌の上に、クロヴィスは呆然としたままポケットから取り出したキャンディを山盛りにした。
その間も、彼の視線はスミレの背に隠れようとするルリに釘付けだ。
スミレはスミレで、掌からこぼれそうになったキャンディを両手で受け止めるためにルリの手を離すと、「うむ」と満足げに頷いた。
そして、ルリをクロヴィスの前に残したまま、いよいよ本命に挑む。
「ヴィーさん、トリック・オア・トリート!」
「ああ、スミレ……可愛らしいな。だが、すまぬ。菓子は持っていないのだ」
「大丈夫! お菓子くれてもくれなくても悪戯するつもりだったから!」
「そうか」
そんな突っ込みどころ満載な兄夫婦のやりとりを耳にしながらも、クロヴィスはルリに目を奪われたままだ。
ルリはというと、もじもじとしながらその視線に耐えていたのだが、やがておずおずと彼を見上げ、消え入りそうな小さな声で呟いた。
「ク、クロヴィス様……あの……と、とりっく、おあ、とりーと……?」
クロヴィスは、ひゅっと息を呑んだ。
すかさずポケットの中に片手を突っ込み、中身を一気に掴み上げる。
「スミレ!」
「はいな」
クロヴィスは忍ばせていた全てのキャンディをスミレの手に押し付けた。
そして、きょとんとしたルリに向き直ると、婉然とした笑みを浮かべて言った。
「お菓子はもうありません。なので、どうぞ悪戯してください」
「え、ええっ……?」
「さあさあさあ、ルリ。どんな悪戯をしてくれるんですか?」
「えっ、あの、その……」
ルリはおろおろし、こういう場合はどうすればいいのか、とスミレに助けを求める。
しかし、早々に別室に移動するつもりなのか、すでにヴィオラントに抱き上げられたスミレの返事は素っ気なかった。
「悪戯してあげたらいいと思うよ」
「そ、そんなぁ……」
黒尽くめの騎士に捕獲された悪魔娘は、司祭の前で途方にくれる新米魔女ににっこりと微笑む。
「この鬼宰相様に悪戯して喜ばれるのなんて、ルリさんだけだよ。ねえ、クロちゃん?」
「おっしゃるとおりです」
クロヴィスは弾む声でそう答えつつ、いきいきとした顔をヴィオラントとスミレに向ける。
つい先ほどまで、グラス片手にうだうだ言っていたのが嘘のようだ。
彼は、兄の腕に抱かれたスミレに向かって、ついと片手を差し出した。
「スミレ、あなたはまったく素晴らしい義姉上様ですね!」
「あらやだ、今頃気づいたの? 苦しゅうない。もっと褒め奉りなさい」
二人はそんなことを言い交わしつつ、互いの手を握り合う。
固く握手を交わす司祭と悪魔娘――なんて、何やら仄暗い取り引きでもしているかのように見えるが、幸いこの場にそれを咎めるものはいなかった。
「じゃあ、クロちゃんほどほどにね」
「クロヴィス、ほどほどにな」
息ぴったりの兄夫婦は口を揃えてそう言うと、ルリを残したままクロヴィスの私室を後にする。
彼らは夫婦水入らずで、このハロウィンナイトを満喫するつもりなのだろう。
パタンと音を立てて扉が閉まれば、クロヴィスとルリも二人っきりになった。
「ルリ、素敵です。あなたが黒や赤といった色を着けるのはなかなか新鮮ですね。よく似合っていますよ」
「あ、ありがとう……ございます……」
途方に暮れたように立ち尽くすルリに向かい合い、クロヴィスは逸る心を必死に抑えて穏やかな声を装う。
「それで、可愛い魔女さん? もう、ここには私達しかいませんよ。恥ずかしがらずに、悪戯してください」
「……」
「今夜はあなたを遠くから見つめることしかできなかった私を、慰めにきてくれたんじゃないんですか?」
クロヴィスがそう告げると、ルリは突然意を決したように顔を上げた。
そして、懸命に勇気を振り絞ったという様子で、えいやっとばかりに背伸びをし、クロヴィスに口付ける。
「――!」
今までにない積極的なルリの行動に、クロヴィスは一瞬反応するのが遅れた。
それでもすぐに背中に回そうとした彼の両腕を、ルリは巧みに交わして逃げてしまう。
「ルリ……」
不満そうな、そしてどこか寂しそうな声でルリの名を呼ぶクロヴィス。
そんな彼を、真っ赤な顔をしたルリが上目遣いで見上げつつ、ぼそぼそと呟いた。
「今夜の舞踏会……」
「はい」
「クロヴィス様の隣に……ずっとあの、パトラーシュの女性がいらっしゃったので……」
「ええ」
「……少しだけ……イヤ、だった……です」
「ルリ……」
それを聞いて、クロヴィスは舞踏会中にルリが側に来なかったことに合点がいった。
同時に、彼女に嫉妬されたこと、それほど自分の存在がその心を占めていたのだと思うと、クロヴィスはたまらなく嬉しくなった。
「ルリ、おいで」
「……やっ」
クロヴィスは両腕を広げ、今度こそルリを捕まえる。
僅かに抵抗する気配はあったものの、クロヴィスに彼女を離してやる気など毛頭なかった。
クロヴィスはトンガリ帽子から出た栗色の前髪に口付け、真っ赤になった頬を啄み、それから慎ましい唇を吸った。
さりげなく、ポンチョの中に片手を忍び込ませれば、下に着たドレスには袖がなく、細い二の腕が剥き出しであることに気づく。
それを掌で撫でればルリは耳まで真っ赤に染まり、クロヴィスはそこに唇を擦り付けるようにして囁いた。
「ルリ、トリック・オア・トリート」
「えっ? あっ……」
「お菓子、くれないんですか? だったら……私もイタズラして構いませんよね?」
「ええ!? あっ、あの……?」
とたんにあわあわし始めるルリを、クロヴィスは軽々と抱き上げる。
そうして、兄夫婦が出て行った扉に鍵をかけると、腕の中で涙目になったルリににっこりと微笑みかけた。
「ところで、ルリ。“トリック・オア・トリート”以外に、ハロウィンとやらの合言葉、スミレから教わりました?」
「い、いいえ……」
「そうですか。それでは、私が教えて差し上げましょうね」
「あ、はい……」
ルリの青い瞳が、じっとクロヴィスに向けられる。
どんな状況でも、素直に話を聞こうとするルリのその純朴さが、クロヴィスはまた愛おしい。
彼は腕の中の恋人をぎゅっと抱き締めると、甘い声で続けた。
「“良いハロウィンをお過ごしください”という想いを込めて、こう言うのだそうですよ」
――ハッピーハロウィン!
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