日常劣等生!裏世界では最強⁉︎

月城梓

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僕のパートナー

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いつも通りに学校に行くとこんな話が飛び交っていた。
「昨日、私の家に呪霊が襲ってきたの!それでね噂の3人に助けてもらったの!」
「えぇ~!本当!」
「ほんとよ!最後に祓ってくれたのが氷の王子で本当にかっこよかったわ!」
「いいなぁ。私も一度は目にしたいわ!」
(昨日の僕たちの仕事のが噂になってる。)
(バレなきゃいいけど)
「碧。昨日のことが噂になってるよ!」
「碧の事褒めてて私、嬉しい」
「桜。僕は平凡に暮らしたいの。わかってくれる?」
「でもすごいですね。少し仕事をしただけでこんなにも噂になるなんて」
「裏で、僕たちは人気者だからね」
しばらくして先生が来た。これから魔法と妖怪の歴史や実習で魔法の練習があるらしい。

そんなこんなで学校生活にも慣れてきたある日
「今日は2人1組になって魔法の練習をしてもらう!一ヶ月後に2人でどれだけ成果が出たか試験をする!片方だけ上達できていなかったら即失格だ!2人で心して練習しろ!」
「誰と組んでもいいのですか?」
「あぁ、だれとでもかまわん!」
「2人とも人が群がる前に2人で組みなよ。」
「私は碧と組みたかったなぁ~」
「変にまた恨みを持たれるよりかましでしょ?」
「わかりました。私は桜と組めばいいのですね。」
「ん、そういうこと。私もパートナー探してくるね。」
「いってらっしゃい。」
僕がさろうとした瞬間人混みが押し寄せてきた。
「私と組んでください!」「俺と組んで!」
(2人とも大変そうだなぁ。さぁ僕もパートナー探すかぁ)
碧に近づくものはだれひとりとしておらずなんなら避けられていた。
ある程度するとパートナーが決まり練習を始めている人が増えてきた。
するとひとりで端っこに座っている女の子がいた。
その子はあまり魔法を使うのが上手くなく、基本魔法である火の属性を持っている。
(あの子も僕と同じでいじめられている子かぁ)
(確か名前は朝火奏あさひかなで…)
「朝火さんだよね?よかったら僕と組まない?」
「猫宮さん…私なんかでいいんですか…」
「うん。僕こそ嫌われてるから…」
『あの2人のお似合いじゃね』
『出来損ない同士仲良くやってるんだよ』
「ほらね。」
「私なんかでいいなら、よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしく」
こうやって2人は知り合い一緒にいることが多くなった。
「あ~おいっ!」
「あっ桜どうしたの?」
「見かけたから気になってそちらの方は?」
「あっパートナーを組んでもらった朝火奏です」
「奏さんかぁ碧のことよろしくね」
「こちらこそよろしくです」
「それで碧ごめんね明日休み時間庵と魔法の練習することにしたんだ」
「いいよ。ちゃんと頑張りなよ」
「うん!」


翌日休み時間碧はひとりで校内を散歩していたらふいにどこからかバシンッとどこからか音がした。
音がする方に向かうと奏がいじめられていた。
「最近碧と仲がいいからってでしゃばって桜さんたちに取り入るなんて最低ね」
「え…!わたしなにもしてな」
バシッ…大きな音が鳴り響く
「ただでさえ碧が邪魔なのにあなたまでわって入ってくるなんて!」
「やめろ!」
「…!なぜあなたがここに!」
「僕は君たちみたいに情けないことなんてしたくないから桜に言うつもりはない!」
「私たちが情けない⁉︎」
「そうだよ君たちは桜に自分から近づけないからって桜に名前を呼ばれた奏に嫉妬してるんだろ?」
「…そんなこと!」
「それに僕が奏に近づいたから桜に名前を呼ばれただけで何も悪くないんだからせめて叩くのだったら僕にしてよ」
「はぁー!ふざけないで所詮基本魔法しか使えない奴らが後でどうなっても知らないから!ふんっ」
「よかったぁ~」
「別に助けなくてもよかったのに」
「僕たち友達でしょ?」
「…うんっ!」
「これからはちゃんと頼ってね友達なんだから」
「そうする!」
こうして危機は免れたと思っていた。
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