僕は異世界人?

じいさん

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少しずつ動き出す、、

僕は異世界人?4

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2年後
「誕生日おめでとう」
「誕生日おめでとう」
「おめでとう、はい、プレゼント」
「ありがとうございます、お父様、お母様」
「お兄さんありがとうございます、わあ!剣だ~」
「大したもんじゃないから練習で使ってね」
「これは私からだ」
「ありがとうございますお父様、、!!すごい剣!!」
「まあ、腰にでもさしてくれ」
「私はこれよ」
「ありがとうございますお母様、、きれいな服だあ」
「フフ、男の子もおしゃれくらいしないとね」
「ノアも今日で5歳になった、明日からエリアスと一緒に修行に入る」
「お兄さん負けませんよ」
「勘弁してくれよ、運動神経はノアのほうが断然上なんだから勝てるわけない、、」
「隙を見せれば一撃を入れますよ、、」
「ヤメテー」
「それからノア、私たちは父上、母上、と呼ぶように」
「はい、父上、母上」
「あとエリアスはそろそろお披露目をする頃だな」
「え!?お披露目は学校に入学する少し前くらいにやるものと聞いておりますが、、」
「なあに、8歳を過ぎればおかしくないさ、、」
「はあ、、、」
、、お披露目かあ、、もう少し先だと思っていたけど、まあいつかやることだし仕方ないか、、
「わかりました。」
それよりノアは明日から修行か、、、そういえば初めての修行の前の晩に初めてあの夢を見たんだな、、あれからずいぶんたくさんあの世界の夢を見たな、、ずいぶん詳しくなったんじゃないかな、、何度も向こうの人と話をしたし、パソコンなるものもずいぶん使いこなせるようになっていろいろ勉強になったな、、、あちらの世界にはやっぱり魔法はどこにもないようだけど全く別の法力なるものがあるらしい、、、よくわからないけど、、、あれがもし本当に夢の中のことなら私はどれだけ想像力豊かなんだろうな、、そうだ明日何気なく夢のことをノアに聞いてみよう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「さあ今日からノアが一緒に修行することになった、当分はエリアスの時と同じように基礎訓練から始める、剣術も魔法も両方共だ、エリアスはレベルを上げた訓練に入る、もうすでに新人警備騎士くらいのレベルは十分にある。」
「くれぐれも怪我はしないように、、では始め!」
「ノアがんばれよ、、」
「はい、兄さん」
「今日は寝坊しなかったようだな、、」
「昨日は緊張してなかなか眠れませんでした、、」
「そうか、、ノアは夢なんて見たりするのか?」
「夢ですか、、また突然何を言い出すかと思えば、、、残念ながら私は生まれてから一度も夢は見たことありません。」
「そうなのか、、見ないのか、、」
「何かありましたか?」
「いや、、別に何もないが、、」
「そうですか、、ではヴォルス先生に呼ばれましたので行ってきます」
「うん、、がんばってね」
「エリアス、これからはしばらくの間能力の高いほう、つまり魔法を中心に伸ばしていくからそのつもりで、、」
「はい、ユリア先生」
「ではまず、、能力隠蔽と能力書き換えはどのくらいできるようになった?」
「、、、、、どうですか?先生」
「OK問題ない、、では他のものを教えるから今日から今の2つと身体強化の魔法をかけて起きてからずっと寝るまで維持するように、、そのうえで普通の生活と修業をするように、、」
「うへぇ、厳しい~」
「わかっていると思うがこれは君のためだ、君の能力を知られるといろいろな意味でまずい、、」
「わかっていますが、、、仕方ないですね、、、」
「では次の魔法も維持し続けるのだ、、、、、」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「よし、今日の修行はこれまで、ゆっくり休んでよく食べて早く寝るように。」
「どうだノア?しんどかったか?」
「はい、こんなになるまで動いたことありません、、」
「ノアの基礎体力は警備騎士並みでその年で大したものだ、、エリアスと言いノアと言い驚くほどの能力を最初から持ってるな、ノアの場合魔力は大したことないからまあ脳筋ということだなガハハハハ」
「わーい褒められた~~」
「うれしいのか?ノア」
「だって、大したものだってことは凄いってことでしょ?ヒャッホ~!!」
「まあ体力バカってことだな、、脳筋君、、」
「ところでエリアス、来週はコンラッド先生が私用で一週間お休みになられる、で、私たちの修行を早めて午前中に終わらせてもよいがどうする?」
「はい、早めてください、、、、、あ、、、一つお願いがあるのですが、、、」
「どうした、何かあったのか?」
「いえ、そういうわけではありませんが、1週間分を3日にまとめてあとを休みにしたいのですが、、、」
「珍しいなエリアスが休みをくれなんて、、それも3日も、、」
「いえ、大したことはないのですが、、、3日の休みと日曜日を合わせて4日で少し知らないところを見て回りたいのですが、、、」
「??何??旅をしたいということか?」
「いえ、旅というほどではありませんが、4日間ですので遠くまでは行けませんし、、」
「そうか、、それは構わんが急だな、、何かあったか?」
「いえ、私の中では急に考えたというわけではありません、、、いろいろな所やいったことがない場所、初めての所というのがどういう所なのか、どういうものなのかと言う事はずっと前から興味がありました、、、で、、2年前のことがあって、、、、あの時初めて亜人を見ました、、それにいろいろな初めてを経験しました。それで、ほかの所はどうなっているんだろうか、どんな人がどんなふうに生きているんだろうかってずっと考えていました。」
「そうか、、エリアスは冒険者に向いているのかもしれないな、、、」
「冒険者ですか、、、なんかワクワクする響きですね、、」
「フフフ、我々は構わんが領主様の許可が必要だぞ」
「はい!もちろん、これから許可をいただきにまいります」
「もらえるといいな」
「はい、がんばります、、さあノア、先にお風呂に入ろうか、、今日はお兄ちゃんが体を洗ってやる」
「はい、、じゃあその次は僕が洗いますね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「エリアス様、ノア様、そろそろ上がりませんと、、旦那様と奥様がそろそろ食事に参られます」
「わかった、すぐ行く、、」
「、、、、、父上、、お願いがあるのですが、、、」
「ん?なんだ?」
「実は来週コンラッド先生が一週間休みなんですが、来週は剣術、魔法の修行を詰めてやって4日間の休みをいただいて領地の中の行った事のないところとか、見たことのない様な所を見て回りたいと思うのですが、、、」
「ん?旅行に行きたいのか?ん~~行きたいのはやまやまだがしばらくの間は忙しくて抜けることは出来んぞ、、」
「いえ、そうではなく私だけ4日間で回れるところだけですが見て回りたいと思って、、」
「ほう、、一人で旅がしたいと言うのか、、子供だと思っておったがそんなことを考える年になったか、、」
「はは、旅というほどのものではありません、本当に近くだけになると思います」
「ん~~本気だな、、一人で行くのだな、、」
「、、、ん~~~よかろう、許可しよう、、それから今後は大丈夫と思うことは、名前に傷がつくかもしれないようなこと以外は自分の責任において自由に判断して決めてよい。」
「ちょ、ちょっと待ってあなた!!この子はまだ7歳ですよ!!子供ですよ!!」
「わかっておる、だがこの子は外に出ようとしているんだ、私たちは見守ってやるべきじゃないのか?、もちろん全責任は私が取る」
「で、、でも、、、」
≪兄さん本気なの?≫
≪うん、本気だよ≫
≪わかった≫
「母上、寂しいんでしょ」
「ノア、、、」
「大丈夫です母上、僕がいます、寂しい思いはさせません。」
「ノア、、、、、わかったわ、、でもエリアス、無茶だけはしないでね、、」
「わかりました、心配させるようなことはしません」
「ではあとはヴォルスたちに確認を取ってからだな、明日にでも聞いてみる」
≪ありがと、ノア≫
≪、、、、、、、≫
、、、、、食後、、エリアスの部屋にて、、
「エリアス様あんなことを考えていたのですね、、エマは本当にびっくりしました、、、、本当に一人で大丈夫なんですか?」
「大丈夫、、警備騎士の方がそれとなく見てくれるらしいです」
「エリアス様すいませんこんな時に重なってしまって、、実は私来週実家に帰ろうかと思っておりまして、、」
「?何かあったの?」
「妹が病気になってしまって、ずいぶん帰っていないので看病がてら帰ろうかと、、、」
「それは大変だ、明日からでも行ってきなよ、遠慮なんかしなくていいからさ」
「ありがとうございます、エリアス様。少し様子を見てもし病気が長引きそうなら帰りますので、、」
「あ!それなら僕も行くよ、兄さんはいないし父上は忙しいんじゃ、僕が名代でお見舞いに行くしかないよね?」
「め、めっそうもない!そんな領主様の名代様が来られるような立派な所ではありません、、、、、そんな、、」
≪このバカタレ!!話が変な方向に行ったではないか!どうするつもりじゃ!≫
≪どうするっておやじさんが適当に話を作って休みをもらえって言うから、、≫
≪おやじさんって誰の事じゃ!!ったく、、、≫
≪??どうしたの?≫
≪あ!エリアス様、、な、、何でもございません、、≫
??おかしいな、、何かあるな、、、
「ノア、いきなり領主の名代がお見舞いに行ったら妹さんがびっくりして余計に寝込んじゃったら大変だよ、今回はヒルツに任せて何かあったら父上の許可をいただいて一緒に行こう」
「え~~、僕なら大丈夫!気にしないよ、、」
ノアじゃなくて妹さんが気にするの!!
「それよりノアにはこの屋敷をクリスと一緒に守ってほしいよ、、守れる人は二人しかいないけど大丈夫?」
「ここを守るの?、、、任せといて!大丈夫クリスと二人で守るよ」
「何かあったら大変だからしっかり守ってね」
「何もないよここは領主の屋敷だよ?父上がいるんだよ?誰も何もできないよ」
そうだといいんだけど、、、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「おばさんこんにちわ~」
「あらエリアスいらっしゃい」
「ケン達いる?~」
「ケンはその辺にいると思うけどコウはお父さんの手伝いで行商に出てるわ」
「あ、そっかあ、コウは行商人になりたいんだったね」
「そうね、ケンは警備騎士になりたいって、、」
「言ってた言ってた、ケンは10歳になったら学校に行くんだよね?」
「私も行くわよ」
「カンナ!こんにちわ」
「こんにちわ、エリアスも行くんでしょ?、、ってかコウも行くみたいよ、行商人には算術が必要だって言ってたから、、」
「そうか~みんな行くんだ、もちろん僕も行くし」
「カンナも算術がメインなんだよね?」
「そう!もっともっと稼いで別にもう一軒お店を出すの、、」
「へえ~がんばらないとね、僕は冒険者になりたい」
「すごい、、でも大変な仕事だよね、、」
「うん、大変だけどやりがいがあるしそれに僕はこの街だけじゃなくていろんなところを冒険したいんだ」
「でもいつかは領主になるんだよね?」
「そうだね、、、でもそれまではやりたい、、」
「そっかあ、みんながんばってるのね、、」
「あ、そうだ、、カンナ今日って店開いてる?」
「あたりまじゃん!やらんでどうする!!」
「じゃあ今から買い物行くわ、、」
「OK~」
「おばさん、ケンとコウによろしく言っといて~、、じゃあまた~」
「はいはい、またおいで」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「こんにちわ、おばさん」
「やあ、いらっしゃいエリアス、、今日は買い物かい?それともカンナとデートかい?」
「何言ってるのおばさん、、買い物に決まってるじゃん、、」
「おかあさん、、馬鹿な事言わないの!」
「今日は服と靴が欲しいんだ、、」
「あいよ、好きな物選んどくれ、、どっか出かけるのかい?」
「うん、、」
「もう、エリアスのセンスのなさは天下一品ね、私が見てあげる、、」
「ははは、悪いねカンナいつもいつも、自分でもセンスないなあって思ってるんだけどわかんなくて、、、」
「いいわよこれくらい、で、どこに行くの?」
「うん、隣町のガルマまで行ってくる」
「ええ?結構遠いじゃん、山越えするの?ちょっと厳しいかもよ険しいし、大丈夫?」
「うん、山越えでもいいんだけど今回は山のふもとの西側をぐるっと回っていくつもりなんだ、、」
「うひゃ~普通の道を行くんだ、だいぶ遠回りなのに2日はかかるんじゃない?コウが言ってたよ、誰と行くの?ヒルツ?クリス?」
「うん、まあ何人かで行くよ」
1人でなんて言ったら心配するだろうな、、
「気を付けてね、山のふもとあたりは野盗がよく出るってコウが言ってたから、、」
「うん、わかった」
「まあエリアスなら大丈夫よね、最近はヴォルスさんもユリアさんも持て余し気味だって言ってたからもう十分強いよね、、」
「まだまだだけど野盗ぐらいなら大丈夫かな、、」
「でも油断はだめよ、気を付けてね、、」
「ありがと、なんだかうちの母上みたい、、」
「何よそれ!!私はまだこれからきれいになっていくんだからね!」
「わかってるよお嬢様」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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