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皇王の子供たち
僕は異世界人?20
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「皆さま、本日は愚息のために遠路はるばるお越しいただき誠にありがとうございます、我が息子もようやく皆様にお見せできるぎりぎりのところまで成長することが出来ました、これからはいろいろな所でお目汚しすることもあろうかと思いますが、何卒寛大なる御心でご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」
「はじめまして、私はジュグノー・サングリフォン・アダルウォルフの長男、エリアス・アダルウォルフです、本日はこうして皆様に顔をお見せすることが出来て大変光栄に思います、特にこれからのアトラン皇国の未来を支えていただくマティアス王子様、イングリット王女様、ルーカス王子様、ルナ王女様、私のような若輩者にもならない生まれて8年にしかならない赤子のような私の為に足を運んでいただき本当にありがとうございます、本日以降皆様とお会いすることもあろうかと思いますが、いやな顔をなさらずにどうか色々と勉強をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」
「皆様今日はお口に合うかどうかわかりませんがささやかな宴を用意いたしておりますので存分にお楽しみください」
とりあえず終わった、、、失礼はなかったよね?、、、きれいな音楽だなあ、、、あ、、今日寝てなかったんだ、、見えないところに行かなくちゃ、、、
、、、クリス?、、助かった、、、
「ん、、ん~~~ん」
「大丈夫ですか?」
「あ、エマ、、僕寝ちゃったの?」
「はい、ふらふらと戻ってきたときはビックリしましたが、お客様は気づいておられなかったみたいでクリスさんが上手にわからないようにここまで連れてきてくれました」
「そう、、後でクリスにお礼を言わなくちゃ」
「今はしばらくお休みください」
「そうもいかないよ、主役がいないと始まらない」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、ただの寝不足だから」
「わかりました」
「兄さん、大丈夫?」
「ノア、、うん、大丈夫だ」
「何なら僕が代ろうか?」
「フフッ大丈夫だよ、今から行く」
「なんだあせっかく僕が主役になれるとこだったのに、、、」
冗談か本気かわからん、、
「父上すいませんでした、もう大丈夫です」
「そうか、では今から挨拶回りだ、顔と名前覚えろ、仕事だ」
わかっちゃいるけど大変だあ、、、
さすがに子供もみんな僕より年上ばっかり、、当たり前か、みんなお披露目終わってるんだから、、
あ、、、やばい、、、おわた、、、
商業ギルドのギルマスのアーサーさんいるよ、、、ってことは、
冒険者や農業のギルマスも、、、仕方ない、、、もう逃げられない、、さっきの挨拶も聞いてたよね、、
「ようこそおいでくださいました、ギルドマスターのみなさま」
「本日はお招きにあずかりありがとうございます」
「冒険者ギルドのほうには出入りしてましたかな?」
「はい、ほぼ毎日来られていますよ、とても元気に頑張っておられます、ねえ、エリアス様」
「冒険者のギルマスは先日の不手際で謹慎処分になっていると聞いたが?」
「はい、私は代行をしておりますダンジョン管理者のブリジットと申します、以後お見知りおきを、、」
「うむ、そうかわかった」
「エリアスも知り合いがいるのなら少しは心安いだろう」
「は、はい、、」
そんなわけねえぇぇぇ、、、
「エリアス、そろそろ挨拶回りも終わりだ、後は自由に歓談していいぞ」
「エリアス様ご一緒にいかがですか?」
「い、いえ、、私は他に用事が、、、」
「まあそうおっしゃらずに、他のギルマスもいっしょにどうですか?」
「そうですな、ではみんなでバルコニーに出てみては?」
「そうしよう、そうしよう、、」
「、、、、、」
「さあ、ここなら誰もいないぞ?、言い訳を聞こうか?」
「すいません!なかなか言い出せなくて、、、」
「こら!頭を下げるな!俺たちがいじめてるみたいじゃないか」
「で?理由は?」
「あの、、領主の息子だと知られると特別扱いされそうだし、、そういうの嫌だし、うまい具合にヴォルスが里親になってくれたので、都合がよくてそのままに、、」
「で?知ってたんだよな?」
「何がです?」
「しらばっくれなくていいよ、ケリーたちが捕まるってことを知ってたんだよな?それを黙ってたんだよな?しかも素知らぬ顔してケリーたちが捕まるところを見に来てたんだってな?いい根性してるよな」
「いえ、知らなかったです、何も聞かされてなかったです、本当です、、」
「信用できると思うか?お前が逆の立場なら信用できるか?」
「そ、、それは、、、」
ああ、、信じてもらえない、、
「くそ!、、こいつの前で俺たち本音でしゃべりすぎてしまった、、」
「何の話です?」
「この街の市民が領主をどう思ってるかってことだよ」
「そ、それは!、、、でも僕は父上にも誰にもそんな話はしていません!」
「そんな話信じられるか?相手は領主の息子だぜ?市民を虐げて贅沢三昧してる領主の息子だぜ?」
「そんな、僕は、、、」
ああ、信用してもらえない、、そりゃそうか、、なんたって領主の息子だもんな僕、、こんな立場が恨めしい、、なりたくて領主の息子になったわけじゃないのに、、
「皆様、、信用しろとは言いませんが、せめて敵認識だけはしないであげてもらえませんか?」
「クリス?いつの間に、、」
「クリスか、、だがな、我々もギルマスだ、守るべき仲間は5人や10人じゃない、そしてその家族もついてくる、はいそうですかと言うわけにはいかん」
「そうですね、ではこうしたらどうですか?」
「ここにいるギルマスとケリーさんと私で坊ちゃまの処分を検討するという事で」
「クリスも入るのか?」
「彼を弁護する者がいないのは片手落ちにすぎるというものです」
「確かにな、、、しかしケリーは謹慎中だぞ?」
「確かに謹慎中ではありますが謹慎中の者を訪ねてはならないとは言われてませんぞ?」
「相変わらず食えねえ爺さんだ、、」
「しかし僕を弁護などしたらクリスの立場が、、」
「旦那様と私の付き合いは坊ちゃまが生まれる何十年も前から続いております。この程度で信用を失うようなものではございません、、それに、、たとえこの後、旦那様と坊ちゃまが相対することになったとしても、それは今ではありません、そんなときが来ないことを願いますが、、、」
「クリス、、」
「わかったよ、クリスのじいさんの顔を立ててそうしようか?、どお?」
「わかった、うちはこの間うちのメンバーの護衛をしてもらった恩があるしな、、、って何でここにいる?速すぎだろう?まだ皇都にいる頃だろう?」
「頑張って帰ってきました」
「頑張ってって、、、お前、、」
「俺も異存はない、とりあえずこの話は俺たち以外には話さないってことだな?」
「そういうことだ、じゃああたしは景気づけに一杯飲んでくるわ」
「おれも」、「待ってくれわしも行くぞ」
「クリスありがとう、本当に助かったよ、この間の事以来距離を置かれたのかと思ってた、、」
「確かに距離は置きました、ですが私は公爵家の執事です、主は旦那様ですが、そのご子息も同じように大切な守るべきお方です」
「ありがとう、うれしいよ、、、ヒルツも、、、ヒルツもノアを守ってくれるかな?」
「長くお仕えできれば良いですな」
「そうですね」
「エリアス~ちょっと来い~」
ブリジットさんもう酔っぱらってる、、、
「はいはい~今行きますよ~」
「じゃあ、行きます、ブリジットさ~ん飲み過ぎです~まだお昼ですよ~」
「、、、、、」
はあ、ちょっと休憩、、
、、、、、、、、、、
≪エリアス、エリアス~≫
≪すいません寝ちゃってました、、、≫
≪どちら様でしょうか?≫
≪我だ、私よ~ルナよ~≫
≪お二人ともちゃんとここまで届いてますよ≫
≪やった~≫
≪すまんが来れるか?≫
≪わかりました、すぐ行きます≫
コンコン、、、、、
「入ってくれ」
「どうされました?」
「いや、みんながさっきの話の続きともっといろいろ魔法が見たいとな、、」
「そうですか、、では」
「?、、、何かしたのか?」
「この部屋に結界を張りました」
「そんなこともできるのか、、」
「はい、あ、、一つ良い事をお教えします、、魔法はイメージです、想像力です、それがすべてと言っても過言ではありません」
「うむ、、想像力、、、か、、ならば勝手に考えた想像上の自分で作ったものとかできるのか?」
「やったことはありません、、見たこともないものをイメージする事なんてできるのでしょうか?」
「そうだな、、たぶん想像したものは曖昧なものだろうな」
「、、、兄さん、、、」
「どうした?ルーカス」
「これは言っていいものかどうか、、禁忌に触れることかもしれませんが、、、」
「ルーカス、待て、、エリアスよ本当に結界は大丈夫なのだろうな?」
「はい、私より強い術者が居なければの話ですが、、、」
「その可能性は?」
「わかりませんが私以上の術者を私は一人知っています」
「そうか、、ではルーカスよ今はそのことは忘れよ、考えることも禁じる」
「わかった」
「一つだけ皆さんにお聞きしたいことがあります」
「なんだ?言ってみてくれ」
「皆さん、私を信じてくれますか?」
「どういうことだ?」
「どのような状態になろうともここにいる4兄弟と私の5人は神に誓って信じる、、そして裏切らない、、という事を言いきれますか?」
「、、、、、」
「わかりました、、私ができるのはここまで、、、」
「待って、、、私は信じる、そう言い切る!」
「ルナ、、、」
「だって、、エリアスが私たちとそんな約束しても何のメリットもないよ、、私たちみたいな皇族とそんな約束したって足手まといになるだけだし一人のほうがよっぽどましじゃない、そりゃあ皇族と仲良くなればいい思いをすることだってあるだろうけど悪い事のほうが多いに決まってるし、そんな事エリアスならわかるはず、、、それに私の勘が信じろって、言い切れって言ってる、、私は私の勘を信じる」
「ルナ、、、お前の勘はよく当たるからな、、、」
「兄さん、、僕も信じるよ、ルナが言うからじゃなくて僕が信じたいから信じる」
「兄さんいつまでも私たちのために自分の気持ちを抑えないでいいよ、いつだって兄さんは私たちのことを第一に考えてくれたから、今でも、これからも、、だから私はそんな兄さんを信じる、兄さんがエリアスを信じるなら私も信じるわ」
「イングリット、、、わかった、エリアス、お前を信じる、そう言い切る」
「わかりました、もちろん僕も皆さんを信じます、信じ切ります、、、これから僕の秘密を話します」
「召喚」
≪ヤト、来てすぐにこの部屋を隠して≫
「、、、人使いの荒い奴だ、、、」
「キャッ!」「うわっ!」、、ゴクッ!、、
「驚かせてすいません、彼の名前はヤト、、八咫烏と言う生き物です、、、?だよね?」
「生きてはおるが生き物というには無理がある」
「じゃあ何て言えばいいのさ?、、自分で言ってよ」
「我はヤト、別の世界から来た、とある神の眷属でありエリアスの召喚獣としてここにいる」
「ところでこの部屋は大丈夫?」
「大丈夫だ、ここはすでに亜空間だ、時間も止まっておる」
「よかった、これで安心して話せるよ」
「ちょっと待って、、腰が抜けた、、、何?どうなってるの?ヤトって?」
「兄さん、僕も抜けた、、」
「何やってるの2人とも情けない、、、」
「鳥さんじゃん可愛いじゃん」
「ルナこの鳥さん二千年?三千年?生きてるヨボヨボのじじいだよ?」
「うるさいわい!」
「ねえねえヤトじい、もうちょっとかわいい鳥さんになれないの?例えばペンギンとか、、」
「こうか?」
「かわいい!!ねえ、エリアスこれもらっていい?、いいよね?」
「いいわけあるか~!!」
「幼な児よ、これならどうだ?、、我の羽で作ったダミーだ」
「可愛い!これもらった~、、、って幼な児って誰よ~!!私はエリアスと同い年よプンプン」
「そうなのか、すまんすまん、エリアスの好みの体形に比べて少しボンキュッボンが少なめ、、、」
「ストーップ!!、それ以上はダメ!」
「そうか、、」
「今ので思い出したけどここは話しても大丈夫なの?」
「?大丈夫だけどどうしたの?」
「さっきの話の事、兄さんがここでは話すな忘れろって言ってたやつ?」
「大丈夫だよ言ってみて」
「さっきのはなしで魔法はイメージが想像力が大事って言ってたよね?」
「うん、そうだけど」
「だけど空想の世界のもの想像上のものはイメージが曖昧だから無理って」
「うん、そうだね」
「じゃあイメージ出来たら?」
「そりゃ作れるんじゃない?、、、そう言えばさっき禁忌に触れるかもって、、」
「たとえば自分の分身とか、、」
「あ!、、、出来る、、、たぶん」
「ヤト、これって禁忌に触れること?」
「いや、魂が入ってなければただの人形だ、何の問題もない、まあそう簡単に魂を入れることは出来んがな、、というよりお前はそれを考えなかったのか?」
「だって、そんな発想はふつうしないでしょ?」
「普通するよ!」
「エリアスは凄い魔法ができるけどアホなのね」
「イングリット!!」
「キャハハ」
「でもそれが出来ればすごい武器になるかも」
「だよね」
「よし引き続き考えて行こう、、、そろそろ戻るか」
「ヤト、お願い」
~~~~~~~~~~~~~~~
「あ~面白かったこんなに面白かったの久し振り」
「よかったね」
「ヤトじいはいつでも呼べるの?」
「呼べるけどヤトはとある神の眷属だからその仕事があるらしいよ」
「ふ~ん、でも呼べるんだよね?」
「まあそうだね」
「無駄に呼ぶな、、」
「何千年も生きてるんだよね?ならいっぱい知恵があるでしょ?それ貸して?」
「エリアスに頼め」
「そうするわ」
「そろそろ我は戻るぞ」
「うん、ありがと」
「なあエリアスよ」
「はい?」
「聞きたいことが山ほどあるんだが、、」
「私も私も!」
「私もよ」
「僕だって!」
「いっぺんに聞かれても無理だから、、、」
「そうだな、特に今は時間がないしな」
「はい、そろそろ僕も戻らないと」
「わかった、、、エリアスよ、我らは今日泊まるからよろしく」
「へ?」
「やった」、「当然ね」、「イェ~イ」
「突然言われても今日は泊まるお客さんが多いから部屋が足りないかもです」
「一部屋くらい大丈夫だろ?久しぶりに兄弟4人で一緒に寝るのも悪くない」
「マジですか?」
「マジだ」、「いいですね~」、「ワクワク」、「マジなのニャ~」
「、、、ちょっと待っててください」
「メイドはエマだけでいいよ~」
≪クリス、、、大変だ、、殿下たちが今日泊まるから一部屋用意しろって聞かない、、、≫
≪なんと!、、、≫
≪久しぶりに一緒に寝たいから一部屋がいいんだって、、≫
≪旦那様に話を通します、断る事は無いと思いますが、、またどうして?≫
≪そんな事言われても僕にはわからないよ、殿下の気まぐれとしか、、、≫
≪とにかく部屋を用意いたします≫
≪お願い、、それとメイドはエマがいいらしい、第二王女があの耳を気に入ってるみたい≫
≪わかりました、手配いたします≫
≪それと何か飲み物を持ってきて、のどが渇いた≫
≪わかりました、、そろそろ顔をお出しください≫
≪わかった≫
「なんとかなりそうです」
「そうか、それは良かった、、、今日は夜が楽しみだ」
今日も寝れないの?やだよ~
「今は戻りますね」
「はじめまして、私はジュグノー・サングリフォン・アダルウォルフの長男、エリアス・アダルウォルフです、本日はこうして皆様に顔をお見せすることが出来て大変光栄に思います、特にこれからのアトラン皇国の未来を支えていただくマティアス王子様、イングリット王女様、ルーカス王子様、ルナ王女様、私のような若輩者にもならない生まれて8年にしかならない赤子のような私の為に足を運んでいただき本当にありがとうございます、本日以降皆様とお会いすることもあろうかと思いますが、いやな顔をなさらずにどうか色々と勉強をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」
「皆様今日はお口に合うかどうかわかりませんがささやかな宴を用意いたしておりますので存分にお楽しみください」
とりあえず終わった、、、失礼はなかったよね?、、、きれいな音楽だなあ、、、あ、、今日寝てなかったんだ、、見えないところに行かなくちゃ、、、
、、、クリス?、、助かった、、、
「ん、、ん~~~ん」
「大丈夫ですか?」
「あ、エマ、、僕寝ちゃったの?」
「はい、ふらふらと戻ってきたときはビックリしましたが、お客様は気づいておられなかったみたいでクリスさんが上手にわからないようにここまで連れてきてくれました」
「そう、、後でクリスにお礼を言わなくちゃ」
「今はしばらくお休みください」
「そうもいかないよ、主役がいないと始まらない」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、ただの寝不足だから」
「わかりました」
「兄さん、大丈夫?」
「ノア、、うん、大丈夫だ」
「何なら僕が代ろうか?」
「フフッ大丈夫だよ、今から行く」
「なんだあせっかく僕が主役になれるとこだったのに、、、」
冗談か本気かわからん、、
「父上すいませんでした、もう大丈夫です」
「そうか、では今から挨拶回りだ、顔と名前覚えろ、仕事だ」
わかっちゃいるけど大変だあ、、、
さすがに子供もみんな僕より年上ばっかり、、当たり前か、みんなお披露目終わってるんだから、、
あ、、、やばい、、、おわた、、、
商業ギルドのギルマスのアーサーさんいるよ、、、ってことは、
冒険者や農業のギルマスも、、、仕方ない、、、もう逃げられない、、さっきの挨拶も聞いてたよね、、
「ようこそおいでくださいました、ギルドマスターのみなさま」
「本日はお招きにあずかりありがとうございます」
「冒険者ギルドのほうには出入りしてましたかな?」
「はい、ほぼ毎日来られていますよ、とても元気に頑張っておられます、ねえ、エリアス様」
「冒険者のギルマスは先日の不手際で謹慎処分になっていると聞いたが?」
「はい、私は代行をしておりますダンジョン管理者のブリジットと申します、以後お見知りおきを、、」
「うむ、そうかわかった」
「エリアスも知り合いがいるのなら少しは心安いだろう」
「は、はい、、」
そんなわけねえぇぇぇ、、、
「エリアス、そろそろ挨拶回りも終わりだ、後は自由に歓談していいぞ」
「エリアス様ご一緒にいかがですか?」
「い、いえ、、私は他に用事が、、、」
「まあそうおっしゃらずに、他のギルマスもいっしょにどうですか?」
「そうですな、ではみんなでバルコニーに出てみては?」
「そうしよう、そうしよう、、」
「、、、、、」
「さあ、ここなら誰もいないぞ?、言い訳を聞こうか?」
「すいません!なかなか言い出せなくて、、、」
「こら!頭を下げるな!俺たちがいじめてるみたいじゃないか」
「で?理由は?」
「あの、、領主の息子だと知られると特別扱いされそうだし、、そういうの嫌だし、うまい具合にヴォルスが里親になってくれたので、都合がよくてそのままに、、」
「で?知ってたんだよな?」
「何がです?」
「しらばっくれなくていいよ、ケリーたちが捕まるってことを知ってたんだよな?それを黙ってたんだよな?しかも素知らぬ顔してケリーたちが捕まるところを見に来てたんだってな?いい根性してるよな」
「いえ、知らなかったです、何も聞かされてなかったです、本当です、、」
「信用できると思うか?お前が逆の立場なら信用できるか?」
「そ、、それは、、、」
ああ、、信じてもらえない、、
「くそ!、、こいつの前で俺たち本音でしゃべりすぎてしまった、、」
「何の話です?」
「この街の市民が領主をどう思ってるかってことだよ」
「そ、それは!、、、でも僕は父上にも誰にもそんな話はしていません!」
「そんな話信じられるか?相手は領主の息子だぜ?市民を虐げて贅沢三昧してる領主の息子だぜ?」
「そんな、僕は、、、」
ああ、信用してもらえない、、そりゃそうか、、なんたって領主の息子だもんな僕、、こんな立場が恨めしい、、なりたくて領主の息子になったわけじゃないのに、、
「皆様、、信用しろとは言いませんが、せめて敵認識だけはしないであげてもらえませんか?」
「クリス?いつの間に、、」
「クリスか、、だがな、我々もギルマスだ、守るべき仲間は5人や10人じゃない、そしてその家族もついてくる、はいそうですかと言うわけにはいかん」
「そうですね、ではこうしたらどうですか?」
「ここにいるギルマスとケリーさんと私で坊ちゃまの処分を検討するという事で」
「クリスも入るのか?」
「彼を弁護する者がいないのは片手落ちにすぎるというものです」
「確かにな、、、しかしケリーは謹慎中だぞ?」
「確かに謹慎中ではありますが謹慎中の者を訪ねてはならないとは言われてませんぞ?」
「相変わらず食えねえ爺さんだ、、」
「しかし僕を弁護などしたらクリスの立場が、、」
「旦那様と私の付き合いは坊ちゃまが生まれる何十年も前から続いております。この程度で信用を失うようなものではございません、、それに、、たとえこの後、旦那様と坊ちゃまが相対することになったとしても、それは今ではありません、そんなときが来ないことを願いますが、、、」
「クリス、、」
「わかったよ、クリスのじいさんの顔を立ててそうしようか?、どお?」
「わかった、うちはこの間うちのメンバーの護衛をしてもらった恩があるしな、、、って何でここにいる?速すぎだろう?まだ皇都にいる頃だろう?」
「頑張って帰ってきました」
「頑張ってって、、、お前、、」
「俺も異存はない、とりあえずこの話は俺たち以外には話さないってことだな?」
「そういうことだ、じゃああたしは景気づけに一杯飲んでくるわ」
「おれも」、「待ってくれわしも行くぞ」
「クリスありがとう、本当に助かったよ、この間の事以来距離を置かれたのかと思ってた、、」
「確かに距離は置きました、ですが私は公爵家の執事です、主は旦那様ですが、そのご子息も同じように大切な守るべきお方です」
「ありがとう、うれしいよ、、、ヒルツも、、、ヒルツもノアを守ってくれるかな?」
「長くお仕えできれば良いですな」
「そうですね」
「エリアス~ちょっと来い~」
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「はいはい~今行きますよ~」
「じゃあ、行きます、ブリジットさ~ん飲み過ぎです~まだお昼ですよ~」
「、、、、、」
はあ、ちょっと休憩、、
、、、、、、、、、、
≪エリアス、エリアス~≫
≪すいません寝ちゃってました、、、≫
≪どちら様でしょうか?≫
≪我だ、私よ~ルナよ~≫
≪お二人ともちゃんとここまで届いてますよ≫
≪やった~≫
≪すまんが来れるか?≫
≪わかりました、すぐ行きます≫
コンコン、、、、、
「入ってくれ」
「どうされました?」
「いや、みんながさっきの話の続きともっといろいろ魔法が見たいとな、、」
「そうですか、、では」
「?、、、何かしたのか?」
「この部屋に結界を張りました」
「そんなこともできるのか、、」
「はい、あ、、一つ良い事をお教えします、、魔法はイメージです、想像力です、それがすべてと言っても過言ではありません」
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「そうだな、、たぶん想像したものは曖昧なものだろうな」
「、、、兄さん、、、」
「どうした?ルーカス」
「これは言っていいものかどうか、、禁忌に触れることかもしれませんが、、、」
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「はい、私より強い術者が居なければの話ですが、、、」
「その可能性は?」
「わかりませんが私以上の術者を私は一人知っています」
「そうか、、ではルーカスよ今はそのことは忘れよ、考えることも禁じる」
「わかった」
「一つだけ皆さんにお聞きしたいことがあります」
「なんだ?言ってみてくれ」
「皆さん、私を信じてくれますか?」
「どういうことだ?」
「どのような状態になろうともここにいる4兄弟と私の5人は神に誓って信じる、、そして裏切らない、、という事を言いきれますか?」
「、、、、、」
「わかりました、、私ができるのはここまで、、、」
「待って、、、私は信じる、そう言い切る!」
「ルナ、、、」
「だって、、エリアスが私たちとそんな約束しても何のメリットもないよ、、私たちみたいな皇族とそんな約束したって足手まといになるだけだし一人のほうがよっぽどましじゃない、そりゃあ皇族と仲良くなればいい思いをすることだってあるだろうけど悪い事のほうが多いに決まってるし、そんな事エリアスならわかるはず、、、それに私の勘が信じろって、言い切れって言ってる、、私は私の勘を信じる」
「ルナ、、、お前の勘はよく当たるからな、、、」
「兄さん、、僕も信じるよ、ルナが言うからじゃなくて僕が信じたいから信じる」
「兄さんいつまでも私たちのために自分の気持ちを抑えないでいいよ、いつだって兄さんは私たちのことを第一に考えてくれたから、今でも、これからも、、だから私はそんな兄さんを信じる、兄さんがエリアスを信じるなら私も信じるわ」
「イングリット、、、わかった、エリアス、お前を信じる、そう言い切る」
「わかりました、もちろん僕も皆さんを信じます、信じ切ります、、、これから僕の秘密を話します」
「召喚」
≪ヤト、来てすぐにこの部屋を隠して≫
「、、、人使いの荒い奴だ、、、」
「キャッ!」「うわっ!」、、ゴクッ!、、
「驚かせてすいません、彼の名前はヤト、、八咫烏と言う生き物です、、、?だよね?」
「生きてはおるが生き物というには無理がある」
「じゃあ何て言えばいいのさ?、、自分で言ってよ」
「我はヤト、別の世界から来た、とある神の眷属でありエリアスの召喚獣としてここにいる」
「ところでこの部屋は大丈夫?」
「大丈夫だ、ここはすでに亜空間だ、時間も止まっておる」
「よかった、これで安心して話せるよ」
「ちょっと待って、、腰が抜けた、、、何?どうなってるの?ヤトって?」
「兄さん、僕も抜けた、、」
「何やってるの2人とも情けない、、、」
「鳥さんじゃん可愛いじゃん」
「ルナこの鳥さん二千年?三千年?生きてるヨボヨボのじじいだよ?」
「うるさいわい!」
「ねえねえヤトじい、もうちょっとかわいい鳥さんになれないの?例えばペンギンとか、、」
「こうか?」
「かわいい!!ねえ、エリアスこれもらっていい?、いいよね?」
「いいわけあるか~!!」
「幼な児よ、これならどうだ?、、我の羽で作ったダミーだ」
「可愛い!これもらった~、、、って幼な児って誰よ~!!私はエリアスと同い年よプンプン」
「そうなのか、すまんすまん、エリアスの好みの体形に比べて少しボンキュッボンが少なめ、、、」
「ストーップ!!、それ以上はダメ!」
「そうか、、」
「今ので思い出したけどここは話しても大丈夫なの?」
「?大丈夫だけどどうしたの?」
「さっきの話の事、兄さんがここでは話すな忘れろって言ってたやつ?」
「大丈夫だよ言ってみて」
「さっきのはなしで魔法はイメージが想像力が大事って言ってたよね?」
「うん、そうだけど」
「だけど空想の世界のもの想像上のものはイメージが曖昧だから無理って」
「うん、そうだね」
「じゃあイメージ出来たら?」
「そりゃ作れるんじゃない?、、、そう言えばさっき禁忌に触れるかもって、、」
「たとえば自分の分身とか、、」
「あ!、、、出来る、、、たぶん」
「ヤト、これって禁忌に触れること?」
「いや、魂が入ってなければただの人形だ、何の問題もない、まあそう簡単に魂を入れることは出来んがな、、というよりお前はそれを考えなかったのか?」
「だって、そんな発想はふつうしないでしょ?」
「普通するよ!」
「エリアスは凄い魔法ができるけどアホなのね」
「イングリット!!」
「キャハハ」
「でもそれが出来ればすごい武器になるかも」
「だよね」
「よし引き続き考えて行こう、、、そろそろ戻るか」
「ヤト、お願い」
~~~~~~~~~~~~~~~
「あ~面白かったこんなに面白かったの久し振り」
「よかったね」
「ヤトじいはいつでも呼べるの?」
「呼べるけどヤトはとある神の眷属だからその仕事があるらしいよ」
「ふ~ん、でも呼べるんだよね?」
「まあそうだね」
「無駄に呼ぶな、、」
「何千年も生きてるんだよね?ならいっぱい知恵があるでしょ?それ貸して?」
「エリアスに頼め」
「そうするわ」
「そろそろ我は戻るぞ」
「うん、ありがと」
「なあエリアスよ」
「はい?」
「聞きたいことが山ほどあるんだが、、」
「私も私も!」
「私もよ」
「僕だって!」
「いっぺんに聞かれても無理だから、、、」
「そうだな、特に今は時間がないしな」
「はい、そろそろ僕も戻らないと」
「わかった、、、エリアスよ、我らは今日泊まるからよろしく」
「へ?」
「やった」、「当然ね」、「イェ~イ」
「突然言われても今日は泊まるお客さんが多いから部屋が足りないかもです」
「一部屋くらい大丈夫だろ?久しぶりに兄弟4人で一緒に寝るのも悪くない」
「マジですか?」
「マジだ」、「いいですね~」、「ワクワク」、「マジなのニャ~」
「、、、ちょっと待っててください」
「メイドはエマだけでいいよ~」
≪クリス、、、大変だ、、殿下たちが今日泊まるから一部屋用意しろって聞かない、、、≫
≪なんと!、、、≫
≪久しぶりに一緒に寝たいから一部屋がいいんだって、、≫
≪旦那様に話を通します、断る事は無いと思いますが、、またどうして?≫
≪そんな事言われても僕にはわからないよ、殿下の気まぐれとしか、、、≫
≪とにかく部屋を用意いたします≫
≪お願い、、それとメイドはエマがいいらしい、第二王女があの耳を気に入ってるみたい≫
≪わかりました、手配いたします≫
≪それと何か飲み物を持ってきて、のどが渇いた≫
≪わかりました、、そろそろ顔をお出しください≫
≪わかった≫
「なんとかなりそうです」
「そうか、それは良かった、、、今日は夜が楽しみだ」
今日も寝れないの?やだよ~
「今は戻りますね」
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異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
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