罰ゲームから始まる恋

デート

デート10

俺はプリクラを撮り終えたたあと時間が気になりカバンの中を弄りながら携帯を探し見つけて時間を確認した。

時間は18時30分を示してた。

『18時30分かぁ俺は一人暮らしだから何時でも入れるけど瑠璃の家が心配だからここらでか解散するか』と思った俺は
「今日はもう帰らないか？」

と俺がリュックを持ち上げ出る準備をしながら言った 。
 
瑠璃は携帯を見てそうだね帰ろうかと言ったので俺は当たり前のように
「送って行くよ」
キリッとした表情で言った
「ありがとう、でもここから少し歩くけど大丈夫？」ってかばんをよっこらしょと持ち上げてその鞄を肩にかけて出口に向かい歩きながら聞いてきた。
俺は驚いたまさかこの駅が最寄りなのかと思い
送って行くか迷ったが
「やっぱ送って行くよ心配だし」
歩きながら心配そうな表情して言った
じゃよろしくと微笑みながら瑠璃
は答えた
俺たちはそのままゲーセンの外を出た。
外を出ると真っ赤に染まった夕日が辺りを幻想的に照らしていた。

田舎でなくても綺麗な場所があるんだと感心していると。
瑠璃が綺麗だねとポツリと言った
俺たちは駅前に立って風景を眺めていた。

「じゃぁ帰ろうか」
夕日に照らされたその笑顔に幻想的な美しさを感じしばらく見とれていたが周りの騒音でハッとなり
そうだなと言い瑠璃の家に向かって歩を進めた。

「瑠璃って生まれてどこなんだ？」と俺は前から疑問に思ってた事を聞く
「長崎だよーでもどうして生まれが千葉県じゃないってわかったの？」
と不思議そうに瑠璃は聞いてきた
「方言が出てたからかな」
聞かれたことに対してなんでもないよう答えた
すると瑠璃は顔を真っ赤にして
「やっぱ田舎者だと思う？」
こちらをジーと見ながら言った
「俺は別に思わないよ方言むしろ可愛いし。」
そう言うとるりは満面の笑みでありがとうと言ってきた。
それから雑談を交わしなら歩いていると
「着いた、ここがうちの家」
そう言って立ち止まりどっしりと大きな古風な門がそびえ立っていた
俺は驚いて瑠璃にお嬢様だったのと言った
笑いながら違うよと答え
「私の両親が本家を継いだだけだよ
親は普通の教師だよ」
となんでもないように言った

『いやいやどう見ても普通じゃないでしょこれどっからどう見ても屋敷だし大名の子孫じゃないの？魔獣を狩っちゃう名家だったり。』
これ以上考えてもキリがないのでそうかと答え納得してそれ以上深掘りしないようにした。
「今日は楽しかったよーバイバイ」
と手を振りながら門の中に入っていった
今自動に門が開いたんだかどいう仕組みと思いながらも
「バイバイ俺も楽しかったよー」
大きな声で伝えて手を振り返した
門が閉まるまで手を振り続けた

俺はあのもんどうなってるんだと考えてると殺気のような視線を浴びた。

ここは瑠璃の家の近くだし万が一があったら危ないから辺りを見渡すが散歩をしてるおじいさんぐらいしかいない俺は気のせいかと思い踵を返し帰ろうとしたら1人のフードを奥深くかぶった男の隣を通り過ぎる時お前だけは許さないとその男は言って通り過ぎた。
俺は背中かがゾクゾクとなり慌てて後ろ振り向いたが誰もいなかった
『幽霊なのかそうだとしたら俺にできることないなでも生きてるぽかったけどなー』
幽霊に呪詛を吐かれるのは何回かあったので気にしなかった

ケータイを見て時間確認した後今日は色々あったなぁと思いだしにやけた。
『まさか俺が瑠璃の彼氏になる日がくるなんてなぁ生きてれば何が起こるかわからないって事てこいうこと言うたんだろうな』と思ってると携帯が震えたゲームの通知だと思い携帯を見ると明日学校一緒に行こという瑠璃からのおさそいだった。

俺はそれを理解した瞬間ニヤニヤが止まらなくなった。

『だってこれってあれだろ私達付き合ってますって事を学校のやつらにアピールするって事だろ。』

いやー明日が楽しみだと思いながらスキップしながら帰った。周りからのドン引きするような視線も今は気にすることもなく帰った。