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罰ゲームから始まる恋2

放課後

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俺は食べ終わり屋上を出ようとすると1人の少女がドアから隠れながら見てた。

『見たことない顔だな、俺はぼっちだからクラスの人以外顔を知らないがな。
多分別クラス人だろう』

俺は相手がこちらをジート見てるのを知らないフリをして、屋上を出た。


クラスには瑠璃と時間をずらして入った。

俺とマナが入ったら数人がこちらを向いたが、なにもないように会話をし始めた。

俺たちは自分たちの席に座り、弁当を片付けた。


『次の授業は日本史か、瑠璃が当てられないことを願うか、当てる問題の難易度が下がったと思ったらここ最近また上がってきたからなー
瑠璃が当てられて答えられない侮辱を味わせたくはないからな』

俺は日本史の授業の準備をした。

数分後口角を上げながら先生が入ってきた。

『あーあれは何か企んでるな』

俺は眠そうな顔をしながら思った。

キーンコーンカーンコーン授業の始まるチャイムがなる。

16分ぐらい授業の時間が過ぎた。

『ちなみに今は江戸時代の授業だ。
俺たちの学校は授業特に日本史の授業は進むのは特に早い。
まぁこのペースだと早く日本史が終わるから途中でスピードを落とすだろうか
おそらく狙いはテスト範囲を広くして女子に点数を取らせないためだろうな』

「じゃー練馬さん初期豪商を答えて」

難易度が高い問題の場所で口角を上げながら言った。

瑠璃は俺の方にすがるように見てきた。

俺は目を瞑り考えた。

『2人まではすぐ出てくるだかな、3人目がなかなか出てこないんだよなー
境の豪商がわかんないだよな
確か今井宗久の子だよな
....今井宗薫だな』

俺は瑠璃の方を向き口パクで京都角倉了以、摂津末吉孫左衛門、堺今井宗薫と伝えた。

瑠璃はこちらを向き小さく頷き、力のある目で瑠璃は先生を見つめた。

京都は角倉了以、摂津は末吉孫左衛門、堺は今井宗薫です。」

先生は顔から感情が抜け落ちた表情をして、

「正解です、座ってもいいですよ」

『あーあの表情はもう諦めたな、諦めるのが賢明だな。
瑠璃がわからなくても俺が答えればいいだけだからな』

それからやる気なさそうに授業を再開した。








授業終わった。あれから1人女子を指してその子が答えられなくてまた先生はやる気出してウキウキしながら授業をした。

『でも瑠璃には指さないだろうな
出した問題全部答えたし』

俺は教科書を片付けて次の授業の準備をした。







『はぁー疲れたわ、まさか理科の授業であんなに指されるなんてな
まぁ暇だったから十分休み中に教科書を読んでたから大丈夫だったが』

俺は机に背伸びしながら思った。
ちょっと寝るかと思い目を閉じようとしてると後ろから誰かに肩を叩かれた。

俺は気だるそうに振り向くと手を両肩ばらに置いて仁王立ちをしながら

「なに寝ようとしてるのよ、今日私と帰る約束でしょ」

俺は記憶を辿った。

「ああ、そうだったな、悪い今用意するわ」

俺は急いで教科書を明日使わない分だけリュックに入れて、帰る支度をした。

俺は用意を終えて帰るかとマナに言って、まなと肩を並べて下駄箱に向かってると、後ろから待ってと呼びかける声がした。
俺はその特徴的なアニメ声が瑠璃のものだと知っていたので、後ろを振り向いた。

「どうした?瑠璃」

瑠璃は息を整えて、

「今日一緒に流山娘のライブ見に行かない?」

『あーそういや今日ジティモールでライブだっけ。
久しぶりにひかるのダンスしてる姿みたいな』

「俺はいいけど、マナはどうだ?」

「私はいいわよ、ついでに見たい映画あるんだけどそれも見ない?」

俺はいいぞと軽く答えて、瑠璃はどうだと尋ねた。

瑠璃は笑顔を浮かべながら

「いいよー、映画も見よ」

「じゃーそうするか、ジティモールの入り口で待ち合わせで」

『このまま一緒に帰ると、瑠璃が共謀したんじゃないかと疑われるからな、一応待ち合わせをしておく』

瑠璃は俺の思ってることを汲んだのかわかったと頷き、じゃあまた後でと去って行った。

「ジティモールに向かうか」


「そうだね、流山娘のライブ初めてだから楽しみだわ」

期待感に目を輝かせながらマナは言った。

俺たちは下駄箱で靴に履き替えながら

「ダンスすごいぞ、特にひかるのキレキレでダイナミックなダンスが」

マナは靴を履き替えて、笑顔になりながらそれは楽しみだねと言った。

俺たちは駅に向かい歩いている、その姿をクラスの奴がチラ見したりするがすぐに興味なさそうに友達との話を再開した。

『俺のやったことがだんだん薄れてきてるのか?
これだと瑠璃教室で会話できる日も近いな』

俺は期待で胸をいっぱいにした。


するとマナが俺の軽い足取りに気づいたのか、

「何かいいとことでもあったの?」

疑問符を浮かべた表情をしながら聞いてきた

「ライブ楽しみだなと思っただけだ」

俺はニヤニヤしたい気持ちを抑えながら笑顔を浮かべて言った。












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