12 / 17
第12話「秘密の台詞」
しおりを挟む
蝉の声が、まるで誰かの思い出をなぞるように、遠く高く、どこまでも響いていた。
八月の終わり。
日差しはまだ真夏の名残を残しつつも、風は確かに秋を告げていた。
商店街ののれんがゆるやかに揺れ、氷屋の水桶に浮かぶ氷が、少しだけ小さくなっていた。
「季節って、不思議ですわね……。あんなに鳴いていた蝉も、もう声が薄くて」
蘭子は、花村家の縁側に腰掛けて、小さな絵葉書を一枚手にしていた。
上品なアイボリーの地に、藍で刷られた朝顔と金魚の図。
表には宛名もなければ差出人もない。
けれど、その裏面には、筆跡だけで誰だかすぐにわかる
――少し角張った文字で、こう書かれていた。
《きのうの雨、ありがとう。風邪ひいてない? 俺は平気》
それだけ。たった三行。
それだけなのに、蘭子の胸は、どうしようもなく波立っていた。
あの夕立のあとのことだった。
晋平は傘の下で、確かに目を見てくれた。
そして、ほんの少しだけ、自分のことを話してくれた。
“もっと、ちゃんと人の顔、見たほうがいいかもな”
そのとき蘭子は、何も言えなかった。
ただ、心の奥で何かがほどけていくのを感じていた。
そして翌朝、花村屋の店先に、魚の包みと一緒にこの絵葉書が置いてあったのだ。
言葉少なで、不器用で、でも確かな“思い”が伝わってくる筆跡。
「……風邪、なんてひいておりませんわよ。わたくし、恋で鍛えられておりますもの」
そう呟いて、蘭子は笑った。
九月を目前に控えたある日、学校で文芸部の友人・さくらから声をかけられた。
「蘭子、“言葉の展示会”って知ってる?」
「“言葉の展示”……?」
「文芸部でやるのよ。“誰にも言えなかった一言”を、作品にして並べるの。“言わなかった”ことが、どれほど心を動かすかっていう……ほら、なんか蘭子が好きそうなやつ」
「ふふ、まるで“沈黙の劇場”ですわね」
「そうそう。それ。参加する?」
「もちろん。“わたくしが言えなかった一言”なんて、星の数ほどございますもの」
そして蘭子は、その夜、机に向かって、便箋を一枚取り出した。
あの絵葉書の文字を何度も思い出しながら、白い紙の上に万年筆のペン先を置く。
けれど、言葉はなかなか出てこなかった。
(わたくしが“言わなかったこと”……それは、あのとき)
夕立の中で、傘の下で。あの距離で。
目と目を見合わせた、あの瞬間。
蘭子は、言えなかった。
「あなたが好きです」
その、たったひと言を。
言おうと思えば言えた。
けれど、それを言ってしまったら、なにかが崩れてしまいそうだった。
ふたりの静かな関係も、彼の誠実さも、商店街の何気ない日々も。
あの“沈黙”が、ふたりのあいだをやさしく守っている気がしたのだ。
(わたくしの“言わなかった言葉”は、きっとこれですわ)
蘭子は、便箋にたった一行、丁寧に書いた。
《あのとき、あなたが言ってくれたら、わたくしも言えたのです》
文芸部の展示会の日。
教室の一角に、白い壁紙が張られ、小さな便箋や短冊が並んでいた。
すべての作品が“誰かに言えなかったこと”でできている。
誰のかは分からない。
でも、だからこそ、胸に響く。
「雨の日、傘を差し出したあなたに、“ありがとう”が言えなかった」
「ずっと君を見てたのに、目をそらしてばかりだった」
「“好きです”の代わりに、笑顔を選びました」
蘭子の言葉も、そこにあった。
《あのとき、あなたが言ってくれたら、わたくしも言えたのです》
誰が読むか分からない。本人が見る可能性は、限りなく低い。
けれど蘭子は、不思議と満たされた気持ちで、その壁を見上げていた。
(言葉は、誰かの胸に届くためだけにあるのではなく、自分の中を整理するためにも、あるのですわね)
展示会の翌日。
花村屋の裏口に、またひとつ包みが届いた。
中には、鮮度のいい秋刀魚と、小さな紙切れが入っていた。
《これ、今年の初もの。塩振って焼くと美味い。元気でな》
それだけ。
けれど、蘭子は思わず笑った。
「元気でな、ですって。まるで、わたくしが旅に出るみたいじゃありませんの」
そう言いながらも、彼女の胸はすこしだけ、締めつけられていた。
(“元気でな”――その言葉の向こうに、何か“隠された言葉”があったら、と思ってしまうのは、いけないことかしら)
“好きです”を言えなかったわたし。
“ありがとう”しか言わなかった彼。
それでも、たしかに交わされた言葉たちが、今も心の中に灯っている。
その晩、蘭子は日記にこう書いた。
《わたくしの初恋は、静かな言葉たちでできています》
《それは、叫ぶことも、書き殴ることもせず、ただ淡く胸にしみ込んで、いつか骨の奥にまで染みわたる》
《たとえば、またいつか――言葉を交わすときが来たなら、そのときこそ、わたくしは“ほんとうに伝えたいこと”を、笑って、言えますように》
ページを閉じたとき、遠くで蝉の声がひとつ、やわらかく消えた。
晩夏の風が吹き抜けて、心の中の“言えなかった言葉たち”を、そっとやさしくなでていった。
八月の終わり。
日差しはまだ真夏の名残を残しつつも、風は確かに秋を告げていた。
商店街ののれんがゆるやかに揺れ、氷屋の水桶に浮かぶ氷が、少しだけ小さくなっていた。
「季節って、不思議ですわね……。あんなに鳴いていた蝉も、もう声が薄くて」
蘭子は、花村家の縁側に腰掛けて、小さな絵葉書を一枚手にしていた。
上品なアイボリーの地に、藍で刷られた朝顔と金魚の図。
表には宛名もなければ差出人もない。
けれど、その裏面には、筆跡だけで誰だかすぐにわかる
――少し角張った文字で、こう書かれていた。
《きのうの雨、ありがとう。風邪ひいてない? 俺は平気》
それだけ。たった三行。
それだけなのに、蘭子の胸は、どうしようもなく波立っていた。
あの夕立のあとのことだった。
晋平は傘の下で、確かに目を見てくれた。
そして、ほんの少しだけ、自分のことを話してくれた。
“もっと、ちゃんと人の顔、見たほうがいいかもな”
そのとき蘭子は、何も言えなかった。
ただ、心の奥で何かがほどけていくのを感じていた。
そして翌朝、花村屋の店先に、魚の包みと一緒にこの絵葉書が置いてあったのだ。
言葉少なで、不器用で、でも確かな“思い”が伝わってくる筆跡。
「……風邪、なんてひいておりませんわよ。わたくし、恋で鍛えられておりますもの」
そう呟いて、蘭子は笑った。
九月を目前に控えたある日、学校で文芸部の友人・さくらから声をかけられた。
「蘭子、“言葉の展示会”って知ってる?」
「“言葉の展示”……?」
「文芸部でやるのよ。“誰にも言えなかった一言”を、作品にして並べるの。“言わなかった”ことが、どれほど心を動かすかっていう……ほら、なんか蘭子が好きそうなやつ」
「ふふ、まるで“沈黙の劇場”ですわね」
「そうそう。それ。参加する?」
「もちろん。“わたくしが言えなかった一言”なんて、星の数ほどございますもの」
そして蘭子は、その夜、机に向かって、便箋を一枚取り出した。
あの絵葉書の文字を何度も思い出しながら、白い紙の上に万年筆のペン先を置く。
けれど、言葉はなかなか出てこなかった。
(わたくしが“言わなかったこと”……それは、あのとき)
夕立の中で、傘の下で。あの距離で。
目と目を見合わせた、あの瞬間。
蘭子は、言えなかった。
「あなたが好きです」
その、たったひと言を。
言おうと思えば言えた。
けれど、それを言ってしまったら、なにかが崩れてしまいそうだった。
ふたりの静かな関係も、彼の誠実さも、商店街の何気ない日々も。
あの“沈黙”が、ふたりのあいだをやさしく守っている気がしたのだ。
(わたくしの“言わなかった言葉”は、きっとこれですわ)
蘭子は、便箋にたった一行、丁寧に書いた。
《あのとき、あなたが言ってくれたら、わたくしも言えたのです》
文芸部の展示会の日。
教室の一角に、白い壁紙が張られ、小さな便箋や短冊が並んでいた。
すべての作品が“誰かに言えなかったこと”でできている。
誰のかは分からない。
でも、だからこそ、胸に響く。
「雨の日、傘を差し出したあなたに、“ありがとう”が言えなかった」
「ずっと君を見てたのに、目をそらしてばかりだった」
「“好きです”の代わりに、笑顔を選びました」
蘭子の言葉も、そこにあった。
《あのとき、あなたが言ってくれたら、わたくしも言えたのです》
誰が読むか分からない。本人が見る可能性は、限りなく低い。
けれど蘭子は、不思議と満たされた気持ちで、その壁を見上げていた。
(言葉は、誰かの胸に届くためだけにあるのではなく、自分の中を整理するためにも、あるのですわね)
展示会の翌日。
花村屋の裏口に、またひとつ包みが届いた。
中には、鮮度のいい秋刀魚と、小さな紙切れが入っていた。
《これ、今年の初もの。塩振って焼くと美味い。元気でな》
それだけ。
けれど、蘭子は思わず笑った。
「元気でな、ですって。まるで、わたくしが旅に出るみたいじゃありませんの」
そう言いながらも、彼女の胸はすこしだけ、締めつけられていた。
(“元気でな”――その言葉の向こうに、何か“隠された言葉”があったら、と思ってしまうのは、いけないことかしら)
“好きです”を言えなかったわたし。
“ありがとう”しか言わなかった彼。
それでも、たしかに交わされた言葉たちが、今も心の中に灯っている。
その晩、蘭子は日記にこう書いた。
《わたくしの初恋は、静かな言葉たちでできています》
《それは、叫ぶことも、書き殴ることもせず、ただ淡く胸にしみ込んで、いつか骨の奥にまで染みわたる》
《たとえば、またいつか――言葉を交わすときが来たなら、そのときこそ、わたくしは“ほんとうに伝えたいこと”を、笑って、言えますように》
ページを閉じたとき、遠くで蝉の声がひとつ、やわらかく消えた。
晩夏の風が吹き抜けて、心の中の“言えなかった言葉たち”を、そっとやさしくなでていった。
0
あなたにおすすめの小説
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
【時代小説】 黄昏夫婦
蔵屋
歴史・時代
江戸時代、東北地方の秋田藩は貧かった。
そんな中、真面目なひとりの武士がいた。同僚からは馬鹿にされていたが真面目な男であった。俸禄は低く貧しい。娘二人と実母との4人暮らし。
秋田藩での仕事は勘定方である。
仕事が終わると真っ直ぐ帰宅する。
ただひたすら日中は城中では勘定方の仕事をまじめにして、帰宅すれば論語を読んで知識を習得する。
そんな毎日であった。彼の名前は立花清左衛門。年齢は35歳。
娘は二人いて、一人はとめ15歳。もう一人は梅、8歳。
さて|黄昏《たそがれ》は、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯のことを言う。「|黄昏時《たそがれどき)」。 「黄昏れる《たそがれる》」という動詞形もある。
「たそがれ」は、江戸時代になるまでは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略でよく知られていた。夕暮れの人の顔の識別がつかない暗さになると誰かれとなく、「そこにいるのは誰ですか」「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合いという意味で日常会話でよく使われた。
今回の私の小説のテーマはこの黄昏である。
この風習は広く日本で行われている。
「おはようさんです」「これからですか」「お晩でございます。いまお帰りですか」と尋ねられれば相手も答えざるを得ず、互いに誰であるかチェックすることでヨソ者を排除する意図があったとされている。
「たそかれ」という言葉は『万葉集』に
誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」
— 『万葉集』第10巻2240番
と登場するが、これは文字通り「誰ですかあなたは」という意味である。
「平安時代には『うつほ物語』に「たそかれどき」の用例が現れ、さらに『源氏物語』に
「寄りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見つる 夕顔の花」
— 『源氏物語』「夕顔」光源氏
と、現在のように「たそかれ」で時間帯を表す用例が現れる。
なおこの歌は、帖と登場人物の名「夕顔」の由来になった夕顔の歌への返歌である。
またこの言葉の比喩として、「最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態」をという語句の用い方をする。
漢語「|黄昏《コウコン》」は日没後のまだ完全に暗くなっていない時刻を指す。「初昏」とも呼んでいた。十二時辰では「戌時」(午後7時から9時)に相当する。
「たそがれ」の動詞化の用法。日暮れの薄暗くなり始めるころを指して「空が黄昏れる」や、人生の盛りを過ぎ衰えるさまを表現して「黄昏た人」などのように使用されることがある。
この物語はフィクションです。登場人物、団体等実際に同じであっても一切関係ありません。
それでは、小説「黄昏夫婦」をお楽しみ下さい。
読者の皆様の何かにお役に立てれば幸いです。
作家 蔵屋日唱
【完結】ふたつ星、輝いて 〜あやし兄弟と町娘の江戸捕物抄〜
上杉
歴史・時代
■歴史小説大賞奨励賞受賞しました!■
おりんは江戸のとある武家屋敷で下女として働く14歳の少女。ある日、突然屋敷で母の急死を告げられ、自分が花街へ売られることを知った彼女はその場から逃げだした。
母は殺されたのかもしれない――そんな絶望のどん底にいたおりんに声をかけたのは、奉行所で同心として働く有島惣次郎だった。
今も刺客の手が迫る彼女を守るため、彼の屋敷で住み込みで働くことが決まる。そこで彼の兄――有島清之進とともに生活を始めるのだが、病弱という噂とはかけ離れた腕っぷしのよさに、おりんは驚きを隠せない。
そうしてともに生活しながら少しづつ心を開いていった――その矢先のことだった。
母の命を奪った犯人が発覚すると同時に、何故か兄清之進に凶刃が迫り――。
とある秘密を抱えた兄弟と町娘おりんの紡ぐ江戸捕物抄です!お楽しみください!
※フィクションです。
※周辺の歴史事件などは、史実を踏んでいます。
皆さまご評価頂きありがとうございました。大変嬉しいです!
今後も精進してまいります!
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
花嫁御寮 ―江戸の妻たちの陰影― :【第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞】
naomikoryo
歴史・時代
名家に嫁いだ若き妻が、夫の失踪をきっかけに、江戸の奥向きに潜む権力、謀略、女たちの思惑に巻き込まれてゆく――。
舞台は江戸中期。表には見えぬ女の戦(いくさ)が、美しく、そして静かに燃え広がる。
結城澪は、武家の「御寮人様」として嫁いだ先で、愛と誇りのはざまで揺れることになる。
失踪した夫・宗真が追っていたのは、幕府中枢を揺るがす不正金の記録。
やがて、志を同じくする同心・坂東伊織、かつて宗真の婚約者だった篠原志乃らとの交錯の中で、澪は“妻”から“女”へと目覚めてゆく。
男たちの義、女たちの誇り、名家のしがらみの中で、澪が最後に選んだのは――“名を捨てて生きること”。
これは、名もなき光の中で、真実を守り抜いたひと組の夫婦の物語。
静謐な筆致で描く、江戸奥向きの愛と覚悟の長編時代小説。
全20話、読み終えた先に見えるのは、声高でない確かな「生」の姿。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる