名探偵マコトの事件簿3

naomikoryo

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第34話:プールにワカメが大量発生!?

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~真相:それ、ただの“増えるワカメ”です~
朝のHR前、校内放送に突如入った緊急アナウンス。

「職員室より連絡です。
本日、屋外プールは使用禁止とします。
理由は……**“水中に大量のワカメが浮いているため”**です。
生徒の皆さんは、近づかないようにしてください」

「……え?」

一瞬、教室中が静まり返った。

「……ワカメ?」

「……海藻?」

「いやいや、なんでプールに!?!?」

■現場は騒然
プール前に集まる生徒たち、教師たち、そして大混乱の張本人――
1年生女子・**大塚こまり(こまりちゃん)**は、
「ごめんなさい~~!!」と半泣きで先生にぺこぺこしていた。

だがその背後で、すでに**早紀の“名探偵レーダー”**はピコーンと反応していた。

「……これはもう、“事件”じゃない。“現象”よ」

マコト:「水質汚染?いたずら?それとも超自然現象? いや、これは……!」
早紀:「黙れ会長。今回は私が解決する」
美穂:「むしろ出番キターーーって感じ♪」

■真相:増えるワカメ、限界まで増えた
こまりちゃんの証言はこうだ。

昨日、スーパーで母が「乾燥ワカメ」を買ってくれた

裏に「水でもどすと10倍に!」と書いてあった

本当に10倍になるか、検証したかった

でもバケツがなかったので、プールの隅をちょっと借りた

「ちょっと」のつもりが、ワカメ、完全体に成長

今朝見に来たらプールがワカメ祭りになっていた

人生でいちばんパニックになった

■即・真相把握する副会長
「なるほどね。
 プールが“ワカメに支配された”んじゃなくて、
 ワカメが“正しく力を発揮した”だけの話ね」

「これ、干して戻したら普通に味噌汁10人前コースじゃない?」
と美穂が面白がり始める。

だが、現場はやや騒然としており、
こまりちゃんが「退学ですか……!?」と誤解し始めていたので――

早紀は、ある決断をする。

「美穂、やるわよ」

「OK副会長、出番ね!」

■ギャグ対応:副会長&会計コンビ、全力紛争
【作戦名:**“増えるワカメ、無罪放免作戦”】

早紀はマイクを手に、プールの柵越しに高らかに言った。

「生徒諸君――!
本日のプール異変は、“学内自然科学特別実験の一環”である!
題して、“水中植物の膨張反応と感情の相関関係”実験!」

「副会長、それっぽく言ってるけどただのワカメじゃん!?」

「しーっ、演出演出!」

「実験協力者・大塚こまりさんは、科学的探究心により賞賛されるべきである!!」

美穂も続く。

「つーかさ~!このワカメ、すっごい映えなんだけど!?
#映えワカメ #深海ごっこできるプール #味噌汁まだー?」

この“ふざけた処理”が功を奏し、周囲の生徒たちも笑い始める。

「ワカメって10倍になるんだ……」
「こまりちゃん、マジで天然すぎて可愛い」
「むしろ理科室で育てろよ!」
「いや、味噌汁作って!」

こまりちゃんは涙目で笑いながら「ありがとうございます……」とペコリ。
その背中を、早紀がそっとポンと叩いた。

■事件処理メモ(蓮の書記ファイル)
項目 内容
発生日時 月曜・朝7:00頃
発生場所 屋外プール
内容 大量の戻った乾燥ワカメが水面に浮遊していた
原因 1年生女子が検証実験目的で投入(本人反省済)
被害 特になし(塩味あり)
特記事項 当該ワカメはのちに味噌汁へ転用(昼の家庭科部)

●事件タイトル(綾小路命名)
『青いプールと、黒い真相(※食べられます)』

生徒会コメント欄
・ マコト
推理するまでもなかった。でも、この事件を“事件にしなかった”判断が一番名探偵っぽいと思う。

・ 早紀
かわいいは正義。あとワカメは膨れる。

・ 美穂
#ワカメ爆誕 #海藻界の暴君

・ 蓮
食品と教育現場の境界について、文科省が泣く。

・ 詩織
校則に「海藻の使用は原則禁止」と追記検討中。

・ 佐伯
水面にたゆたうワカメ、まじアート。モノクロで撮ったらコンテスト出せそう。

・ 綾小路
味噌汁で終わる事件に名は要らぬ――いや、要るな。“ワカメ裁判”。
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