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第17話:「推しのエプロン姿、何度見ても尊い件」
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推し(桐生隼人)直伝の料理修行を受けるようになって数日。
私は少しずつではあるが、「食べられる料理」を作れるようになってきた。
昨日はチャーハンを成功させ、今日はさらにステップアップした料理に挑戦する予定。
推しの胃袋を掴むための計画は、確実に進んでいる――!
しかし、私は いつまでも慣れないこと があった。
それは――
推しのエプロン姿の破壊力が強すぎる問題である。
■ 何度見ても、慣れないものは慣れない
昼過ぎ。
私はリビングのソファで漫画のネームを描いていた。
その横では、いつものように隼人がキッチンで料理の準備をしている。
「お前、今日はペペロンチーノな」
「はい!!!」
「そろそろパスタの基本くらい覚えろよ」
「が、頑張ります!!!!」
私は気合を入れて立ち上がり、いざキッチンへ向かおうとした。
しかし――
ふと、視界に入ったものに 動きが止まる。
「……」
エプロン姿の推し。
何度見ても、慣れない。
■ 推し × エプロン = 破壊力がすごい
隼人は、淡いグレーのエプロンをつけ、手際よく食材を準備している。
さすがに 何度か見ている光景ではある。
私は、これまでに何度も隼人のエプロン姿を目撃してきた。
それでも――
毎回、新鮮な尊さを感じる。
これが……推し……!!!!!!!
もう、これは 完全にエプロンが隼人の専用衣装になりつつある。
「……お前、また変な顔してる」
「えっ」
「いや、さっきからジッとこっち見てんじゃん」
「えっ」
「……エプロン姿、そんなに珍しいか?」
「そ、そんなことないです!!!!」
「いや、めちゃくちゃガン見してたぞ」
「ち、違うんです!!!!!」
「何が違うんだよ」
「その……!! 何度見ても、やっぱり……!!!」
「?」
「推しのエプロン姿って、特別感があるんですよ!!!!」
「は?」
隼人はフライパンを持ったまま、じっと私を見る。
「お前、マジで意味わかんねぇこと言うよな」
「わかります!!!! わかってください!!!!」
「いや、わかんねぇから」
「推しが料理する姿って、それだけで尊いんです!!!」
「……お前が騒ぎすぎて、こっちが恥ずかしくなるわ」
「えっ!!!!?」
「ほら、さっさとパスタ茹でろ」
「は、はい!!!!」
私は 興奮を隠しながら、慌ててキッチンに向かう。
■ 推しの料理、いつ見ても職人レベル
隼人はフライパンを振りながら、手際よく具材を炒めていた。
ニンニクの香りがキッチンに広がる。
「すごい……」
「何が」
「この手際の良さ……!」
「料理なんて慣れれば誰でもできるだろ」
「いやいやいやいや!!!!」
「大袈裟すぎ」
「いや、ほんとに!!!」
私は ひたすら尊敬の眼差しを向ける。
推しの料理、何度見ても 職人技レベル。
「はい、パスタの湯切りしろ」
「は、はい!!」
私はドキドキしながら鍋の湯を切り、フライパンにパスタを投入。
そして――
「できたぞ」
「おおおおお!!!!!」
目の前に並べられたのは、推し直伝のペペロンチーノ。
推しのエプロン姿+手作りパスタ=破壊力最強。
■ いざ、実食!
「ほら、食え」
「えっ、いいんですか!!!」
「ダメって言ったら食わねぇのか?」
「食べます!!!!」
私は 勢いよくフォークを手に取り、一口食べる。
……うまっ!!!!!!!!
「うっっっっっっま!!!!!」
「お前、リアクションがいちいち大袈裟」
「いや、これは本当に美味しい!!!!」
「まぁ、当然だな」
「えぇぇぇぇ!!!!!」
もはや 料理上手いとかそういうレベルではなく、推しの作ったものだから1000倍美味しい。
「お前、ちゃんと復習しとけよ」
「はっ!!!!」
「次は、お前が作る番だからな」
「えっ」
「何驚いてんだ」
「い、いや……!!!」
「推しにパスタ作ってもらうだけの生活は終わりだ」
「えぇぇぇ!!!!」
「覚悟しろ」
こうして――
「推しにパスタを作る」という新たな試練が生まれたのだった。
私は少しずつではあるが、「食べられる料理」を作れるようになってきた。
昨日はチャーハンを成功させ、今日はさらにステップアップした料理に挑戦する予定。
推しの胃袋を掴むための計画は、確実に進んでいる――!
しかし、私は いつまでも慣れないこと があった。
それは――
推しのエプロン姿の破壊力が強すぎる問題である。
■ 何度見ても、慣れないものは慣れない
昼過ぎ。
私はリビングのソファで漫画のネームを描いていた。
その横では、いつものように隼人がキッチンで料理の準備をしている。
「お前、今日はペペロンチーノな」
「はい!!!」
「そろそろパスタの基本くらい覚えろよ」
「が、頑張ります!!!!」
私は気合を入れて立ち上がり、いざキッチンへ向かおうとした。
しかし――
ふと、視界に入ったものに 動きが止まる。
「……」
エプロン姿の推し。
何度見ても、慣れない。
■ 推し × エプロン = 破壊力がすごい
隼人は、淡いグレーのエプロンをつけ、手際よく食材を準備している。
さすがに 何度か見ている光景ではある。
私は、これまでに何度も隼人のエプロン姿を目撃してきた。
それでも――
毎回、新鮮な尊さを感じる。
これが……推し……!!!!!!!
もう、これは 完全にエプロンが隼人の専用衣装になりつつある。
「……お前、また変な顔してる」
「えっ」
「いや、さっきからジッとこっち見てんじゃん」
「えっ」
「……エプロン姿、そんなに珍しいか?」
「そ、そんなことないです!!!!」
「いや、めちゃくちゃガン見してたぞ」
「ち、違うんです!!!!!」
「何が違うんだよ」
「その……!! 何度見ても、やっぱり……!!!」
「?」
「推しのエプロン姿って、特別感があるんですよ!!!!」
「は?」
隼人はフライパンを持ったまま、じっと私を見る。
「お前、マジで意味わかんねぇこと言うよな」
「わかります!!!! わかってください!!!!」
「いや、わかんねぇから」
「推しが料理する姿って、それだけで尊いんです!!!」
「……お前が騒ぎすぎて、こっちが恥ずかしくなるわ」
「えっ!!!!?」
「ほら、さっさとパスタ茹でろ」
「は、はい!!!!」
私は 興奮を隠しながら、慌ててキッチンに向かう。
■ 推しの料理、いつ見ても職人レベル
隼人はフライパンを振りながら、手際よく具材を炒めていた。
ニンニクの香りがキッチンに広がる。
「すごい……」
「何が」
「この手際の良さ……!」
「料理なんて慣れれば誰でもできるだろ」
「いやいやいやいや!!!!」
「大袈裟すぎ」
「いや、ほんとに!!!」
私は ひたすら尊敬の眼差しを向ける。
推しの料理、何度見ても 職人技レベル。
「はい、パスタの湯切りしろ」
「は、はい!!」
私はドキドキしながら鍋の湯を切り、フライパンにパスタを投入。
そして――
「できたぞ」
「おおおおお!!!!!」
目の前に並べられたのは、推し直伝のペペロンチーノ。
推しのエプロン姿+手作りパスタ=破壊力最強。
■ いざ、実食!
「ほら、食え」
「えっ、いいんですか!!!」
「ダメって言ったら食わねぇのか?」
「食べます!!!!」
私は 勢いよくフォークを手に取り、一口食べる。
……うまっ!!!!!!!!
「うっっっっっっま!!!!!」
「お前、リアクションがいちいち大袈裟」
「いや、これは本当に美味しい!!!!」
「まぁ、当然だな」
「えぇぇぇぇ!!!!!」
もはや 料理上手いとかそういうレベルではなく、推しの作ったものだから1000倍美味しい。
「お前、ちゃんと復習しとけよ」
「はっ!!!!」
「次は、お前が作る番だからな」
「えっ」
「何驚いてんだ」
「い、いや……!!!」
「推しにパスタ作ってもらうだけの生活は終わりだ」
「えぇぇぇ!!!!」
「覚悟しろ」
こうして――
「推しにパスタを作る」という新たな試練が生まれたのだった。
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