推しが同居人になりまして。

naomikoryo

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第39話:「隼人の答えは……?」

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推し(桐生隼人)との まさかの両片思い(未確定) ルートを歩み始めた矢先、突如として 元カノ・遠藤朱音(えんどう あかね) が現れ、衝撃の一言を放った。

 
「隼人、私のところに戻ってきて」
 

 ――え?????????????????????????????????

■ 限界オタク、思考停止する
「……」

「……」

「……」

「…………は?」
 

 隼人の元カノが 「やり直したい」 と言っている。

 
 それに対して、当の隼人は まだ何も答えていない。

 

 えっ、ちょっと待って、なんで黙ってるの?????????????

 
 「は? なんで?」とか、「冗談やめろ」とか、そういう反応を期待してたのに!!!!!!!!!!!!

 
 もし、もしも――

 

 隼人が「戻る」と言ったら、私はどうすればいいの???????????????????????????????

■ 隼人の沈黙が怖すぎる
 私は スーパーの片隅で、静かにパニックになっていた。
 

 この状況、普通なら元カノを 「いや、無理」 って突っぱねるのが正解では??????

 
 でも、隼人は まだ何も言ってない。


 つまり――
 

 隼人の中に、迷いがあるってこと!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


 いやいやいや!!!!!!!! そんなの聞いてない!!!!!!!!!!!!

■ 私が口を出していいの?
 

 私は 隼人の隣に立ちながら、ギュッと手を握りしめる。

 
 こんな場面、私に何か言う権利なんてあるんだろうか。

 
 私は 隼人の彼女でもない。

 
 ただのルームメイトで、最近ようやく「気になってる」と言われたばかりの存在。

 
 隼人の「過去」に、私は口を出していいの?
 

 それとも、私は黙って 隼人の答えを待つしかないの?

■ そして、ついに推しが口を開く
 

 長い沈黙のあと――

 
 隼人が ゆっくりと口を開いた。

 
「……なんで、今さらそんなこと言うんだよ」

 
「……」

「お前のほうから、終わりにしたんだろ」

「……それは……」

 
 朱音さんの笑顔が、少しだけ揺らぐ。

 
「たしかに……私が別れを選んだ。でも……」

「……」

「今なら分かるの。私は、隼人を手放すべきじゃなかったって」

「……」

「私には、隼人が必要なの」

 
 朱音さんは 隼人をまっすぐ見つめる。

 
「ねぇ、もう一度……やり直せない?」

 

 ――ガチの修羅場では?????????????????????????

■ 私の存在、空気になってませんか!?
 

 ちょっと待ってください!!!!!!!!!!!!!
 

 私は、隼人の「現ルームメイト」なんですけど!!!!!!!!!!!!!

 
 私の存在、完全に無視されてませんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 

 いや、普通 ここに女がいる時点で、少しは牽制するのが元カノでは!?!?!?!?!?


 ……いや、待って。


 朱音さんは、最初から私の存在を知った上で、この場に来たんじゃないの!?!?!?!?!?

■ 元カノの余裕、怖すぎる
 

 朱音さんは、ちらっと私のほうを見た。
 

「……隼人」

「……」

「今、一緒に住んでる彼女のこと、どう思ってるの?」

 
「!!!!?」

 
 ちょっと待って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 
 いきなり私に話を振るのは反則では!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

■ ここで隼人が出す答え
 私は どうすればいいのか分からず、隼人の顔を見た。
 

 隼人は、一瞬だけこちらを見て――

 
「……それは、俺が決めることだろ」

「……」

「……だから、お前がどうこう言うことじゃない」

「……」

「俺の『今』には、お前は関係ない」

「!!!!?」

  

 ――それ、つまりどういうことですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

■ 朱音さん、動揺する
 隼人の言葉を聞いた瞬間――

 
 朱音さんの表情が、明らかに 動揺した。

 
「……そう、なんだ」

「……」

「私は……まだ、隼人のことが――」

「……帰れよ」

「!」

「俺はもう、過去を振り返るつもりはねぇから」

 
 隼人の 低く冷たい声 に、朱音さんは 何か言いたげな表情を浮かべた。

 
 しかし、何も言わずに、静かに踵を返した。

■ 修羅場、決着……?
 朱音さんが 店を出ていくのを見送る。

 
 私は まだ状況を整理できず、ただ隼人の隣で立ち尽くしていた。
 

「……」

「……」

「……」

「……」

「………………え、これ、勝ちでは???????????????????」

「……お前、ほんとにそればっかだな」

「いやいやいや!!!!!」

「だって、もしかして、これって!!!!!」

「……」

「私、選ばれたんですか!!!!!!??」

「……」

「……どうだろうな」

「ひゃあああああ!!!!!」
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