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第一章冒険編
第二十四話ヒョウが吸血鬼たちに狙われた
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第二十四話ヒョウが吸血鬼たちに狙われた
私たちは扉を出ようとした時、ヒョウがこう言った。
「全員少し待て!外から殺意を感じる。少し試す」
そう言って扉を開けた一瞬の隙にナイフを投げた時突然知らない声が聞こえた
「血の雨(ブラッドレイン)……からの血の電車(ブラッドトレイン)で距離詰める!
……はあ!」
その瞬間私たちが攻撃されたことがわかった。
「おいアリス、やっぱりヒョウの野郎いやがるぞ!……見てみろこのナイフ」
「やっぱりだから言ったでしょ扉に入るのを見たって」
「…………暇」
「なぁにが暇だルイ! お前も戦え!」
「えぇ嫌だ面倒だしぃ……アリスいつものやってよ」
「分かった。霧の幻影(ミストミラージュ)」
「おっおいやめろよそれ!」
ブー
「なんでいつもいつも唾飛ばすんだよ汚ねえだろ!」
「霧だから?」
「何が霧だ!」
「じゃあこっち?」
「お前なにパンツ脱いでんだよ」
「えっ、だって霧って水なんでしょならおしっこでも大丈夫かなって」
「お前に羞恥心はねえのか?」
「ないよ、ないからあんなことしたんでしょ」
「ああ、あれな三人で広場で裸踊りをした時だろ」
「しかもアリスとグレイは全裸だったもんね」
「なんでルイは全裸にならなかったんだよ、上半身だけ裸だったろそんなに筋肉見せたいのかよ!」
「見せたくないよ!しかも二人とも警察に追いかけられて大変だったでしょ」
「まぁね」
「まぁな」
「もう分かったわよふざけずいつも通りにやるわよ。まずグレイお願い」
「やってやるよ血の雨(ブラッドレイン)んじゃルイやれ!」
「やってるよもう!忘却の炎(オブリヴィオイグニス)アリス!」
「いくよ霧の幻影(ミストミラージュ)」
「それでなんでヒョウに霧の幻影(ミストミラージュ)を使おうと思ったんだよアリス」
「なんでってヒョウが闘技大会で苦しんでるのを見て苦しんでるうちに殺せばいい仇討ちになると思ったからよ」
「そうだなお嬢様の仇を討つならちゃんと苦しんでくれなきゃな」
「だね……本当にとっとと死ねよヒョウって感じ」
なんであの三人はヒョウのことを悪く言うんだろうするとヒョウが何かに気づいたような顔をしていた
「分かったぞあの三人は昔殺しの依頼を受けて殺しに行った屋敷で働いていた奴らだ」
「なんでそれが分かったの?」
「依頼達成して帰ろうとした時に俺を殺しに来たからな覚えているに決まってるだろ」
「「兄貴大丈夫?」」
「大丈夫だ昔のことだ。どうして聞いてきた?」
「「兄貴が辛そうな顔してたから」」
「そうか……俺は誇りを持った仕事をしていた……が悲しんでいる人間がいることをあの時の俺は知らなかった。だが今は知っている……俺は殺されてもおかしくないことをした。悔やんだところで罪は消えない」
「「…………兄貴」」
「さあ出てこいよヒョウ! 殺し合おうぜなあ!」
「……なあ殺さずさ、ずっと俺たちの食料と生かすのはどう?どんなに苦しくても生かし続けるんだよ。いいでしょ」
「私はすぐ殺したい!お嬢様の仇がすぐそこにいるんだよ! やるなら今しかないじゃん」
「ならじゃんけんだな俺とアリスのどっちかが勝てばヒョウを殺す、ルイが勝てば食料として生かし続ける……じゃあいくぞ」
「しゃぁぁ俺の勝ちぃじゃあヒョウは殺すか!」
「ならいつも通り三人で逝かせてあげよう」
「……でも皮肉だよね血讐代行人の俺たちが自分たちの血讐をすることになるなんてさ」
そうしてヒョウと三人が戦うことになった。
私たちは扉を出ようとした時、ヒョウがこう言った。
「全員少し待て!外から殺意を感じる。少し試す」
そう言って扉を開けた一瞬の隙にナイフを投げた時突然知らない声が聞こえた
「血の雨(ブラッドレイン)……からの血の電車(ブラッドトレイン)で距離詰める!
……はあ!」
その瞬間私たちが攻撃されたことがわかった。
「おいアリス、やっぱりヒョウの野郎いやがるぞ!……見てみろこのナイフ」
「やっぱりだから言ったでしょ扉に入るのを見たって」
「…………暇」
「なぁにが暇だルイ! お前も戦え!」
「えぇ嫌だ面倒だしぃ……アリスいつものやってよ」
「分かった。霧の幻影(ミストミラージュ)」
「おっおいやめろよそれ!」
ブー
「なんでいつもいつも唾飛ばすんだよ汚ねえだろ!」
「霧だから?」
「何が霧だ!」
「じゃあこっち?」
「お前なにパンツ脱いでんだよ」
「えっ、だって霧って水なんでしょならおしっこでも大丈夫かなって」
「お前に羞恥心はねえのか?」
「ないよ、ないからあんなことしたんでしょ」
「ああ、あれな三人で広場で裸踊りをした時だろ」
「しかもアリスとグレイは全裸だったもんね」
「なんでルイは全裸にならなかったんだよ、上半身だけ裸だったろそんなに筋肉見せたいのかよ!」
「見せたくないよ!しかも二人とも警察に追いかけられて大変だったでしょ」
「まぁね」
「まぁな」
「もう分かったわよふざけずいつも通りにやるわよ。まずグレイお願い」
「やってやるよ血の雨(ブラッドレイン)んじゃルイやれ!」
「やってるよもう!忘却の炎(オブリヴィオイグニス)アリス!」
「いくよ霧の幻影(ミストミラージュ)」
「それでなんでヒョウに霧の幻影(ミストミラージュ)を使おうと思ったんだよアリス」
「なんでってヒョウが闘技大会で苦しんでるのを見て苦しんでるうちに殺せばいい仇討ちになると思ったからよ」
「そうだなお嬢様の仇を討つならちゃんと苦しんでくれなきゃな」
「だね……本当にとっとと死ねよヒョウって感じ」
なんであの三人はヒョウのことを悪く言うんだろうするとヒョウが何かに気づいたような顔をしていた
「分かったぞあの三人は昔殺しの依頼を受けて殺しに行った屋敷で働いていた奴らだ」
「なんでそれが分かったの?」
「依頼達成して帰ろうとした時に俺を殺しに来たからな覚えているに決まってるだろ」
「「兄貴大丈夫?」」
「大丈夫だ昔のことだ。どうして聞いてきた?」
「「兄貴が辛そうな顔してたから」」
「そうか……俺は誇りを持った仕事をしていた……が悲しんでいる人間がいることをあの時の俺は知らなかった。だが今は知っている……俺は殺されてもおかしくないことをした。悔やんだところで罪は消えない」
「「…………兄貴」」
「さあ出てこいよヒョウ! 殺し合おうぜなあ!」
「……なあ殺さずさ、ずっと俺たちの食料と生かすのはどう?どんなに苦しくても生かし続けるんだよ。いいでしょ」
「私はすぐ殺したい!お嬢様の仇がすぐそこにいるんだよ! やるなら今しかないじゃん」
「ならじゃんけんだな俺とアリスのどっちかが勝てばヒョウを殺す、ルイが勝てば食料として生かし続ける……じゃあいくぞ」
「しゃぁぁ俺の勝ちぃじゃあヒョウは殺すか!」
「ならいつも通り三人で逝かせてあげよう」
「……でも皮肉だよね血讐代行人の俺たちが自分たちの血讐をすることになるなんてさ」
そうしてヒョウと三人が戦うことになった。
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