シャドウ・フラグメント

藍井 茶

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第1章 

第4話‐異界‐

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(ここはどこなんだろう?)
まずは現状を整理しよう、
さっきまで、いろいろ考え事をしていた、で、気付いたらここにいた、
この場所に見覚えは、、、ない、とは言い切れないのかな。どこか懐かしいような、、
ここは、、倉庫か何かの中なのかな?小さいころにこういう場所に閉じ込められたことがあるからそういうことかな。
夢、なのかな
記憶にない場所が出てきてるから夢ではなさそうだな。
ますますわからなくなってきた、とりあえず外に出てみるか。




ーーーーーー????ーーーーーーーー


いきなりおじさんに呼び出された。
なんでも、翔馬があの世界に入ってしまったらしいという。
流石にあの世界は初見で耐えられるような世界じゃない、私でも、初めて行ったとき事前にどういう世界か聞かされていたが、耐えられなかった。《あいつらにあってさえいなければいいのだが》
だから、だから、今すぐ助けに行きたいと、おじさんに言った。


≪◆▲▽ァ▩≫

「どこだ?初めてくる人はいつもここにいるはずなんだけどな?」
私は誰もいない室内を見渡した。古びた旅館の一室この部屋からはすべての部屋が一望できる、壊れかけの内装、いつも新人が来るとここに最初に出るはずなのだ。
が、部屋にい人の姿は見えない、
(まさか違う場所に出てきてるなんてことないよね、そうだとしたら早く見つけないと。)



ーーーーー鳳翔馬ーーーーーー



「何なんだここ!山の中なのはまだいいがあいつはなんだよ。
翔馬の前には、大きな熊?がいた。いや、あれは、モンスターだ、この世に頭が2つ以上存在する生き物をアニメやゲーム以外では見たことがない。
「しかもあれは2次元だからいいのであって、現実に出てきてもらっちゃ困る。なんか周りにも変な生物いるし。ホントに何なんだぁ!!」
「ヤバイ、追い詰められた」
背後にはせり立った崖がある。もうこれ以上逃げ場はない、
ズバッ・・・バタッ
「せめて、もう一回会いたいな、元気かな」
スタ、スタ
「よかったよ、君が無事のようで」
上から聞き覚えのある声が降ってきた、
前を見ると前にあったフードを被った人だった
「あんたは、あの時の、、、だれ?」
「そういえば自己紹介がまだだったな。」
声の主がフードを脱いだ。
・ ・ ・
女だった、白髪で,長さは短め。俺と同じくらいの年だろうか、可愛いというよりかっこいいのほうが似合いそうな見た目だ。
「私の名前は□⋄⋄・・・
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