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残業帰りに交通事故、今日って占い何位だったっけ?
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彼氏との約束をすっぽかして、私佐藤文香は残業をしていた。クリスマスなのに彼氏との約束なんて気にしない。そう、私は仕事人間だからという理由で何かと人間関係をおろそかにしがちなOLだ。
中堅どころの会社に入り28歳を迎え、未婚、5年付き合っている彼氏とはギリギリの状態。彼氏は私が家庭に入ることを望んでいるが、私は仕事人間で家庭よりも仕事が大切だし死ぬまでそれは変わらないだろう。
だからといって結婚したくないわけではない。早く親を安心させてあげたいし、可愛い孫の姿も見せてあげたい。ただ、考えられないのだ。自分が家庭に入り仕事もせずに幸せな家庭を築くのが想像できず、今日は嫌な予感がしたのでとりあえず残業した。
付き合って5年目の恋人のクリスマスなんて、別れ話になるか結婚の話になるかの2択だろうと勝手に思っている。やはりそうだったらしく約束の時間を3時間過ぎた今不在着信が15件、メッセージの通知が50件を超えた。怖くて未だにメッセージは見られない。
「結婚、したくないなぁ。」
私は呟きながらデータの入力を進めた。
ようやく残業が終わったのはクリスマスが終わって30分過ぎた頃だった。流石に彼氏のことを放っておける気になれずラインを開いた。
『まだ?』『話したいことある』『早くしてよ』
などが連なり、最後のメッセージを見た。
『こんなふうに言うのはすごく気が重いし苦しい。直接言いたかったが会えなかったから許してくれ。別れてください。実は半年前から気になる人がいたんだ。君も知ってる人だけど、はっきり言って君のような仕事人間じゃなくて彼女のように家庭的で、優しくて温かい女性と家庭を築きたい。君が望むような幸せを与えられなくてごめんなさい。』
読み終えると何だか馬鹿らしくなってきた。自分を可哀想だと思う余裕もなく、ただただ馬鹿らしくて笑えてきた。
「その女って誰よ。本当に、アホくさ」
強がらずにいられなかった。
会社をあとにして、冷たい風に当たると泣きそうなことに気がついた。
家庭的でないことは知っていた。けれど、優しくしたし温かくもした。たくさん愛し合って、ケンカして、そのたびに仲直りした。
「何が、だめだったの?…なんで…」
車が近づいてることにも気づかずに、横断歩道の途中でしゃがみこんでしまった。
私は光を感じて顔を上げた。一瞬だった。体に衝撃を受けて、ぐらりと世界が歪んだ。仰向けに寝転がっている。人だかりができているのに、私の頭の中はスッキリしていた。
(今日って占い何位だったっけ?)
そんなくだらないことを考えて佐藤文香としての人生にカーテンを引いた。
深い眠りについた私は、温かくて目が覚めた。眩しくて、フワフワと心地よく、目覚めた瞬間にここがどこかわかった。私は、本当に死んでしまったのだと悟った。どこまでも果てしなく続く花畑、風にそよぐ異世界、心の安らぎ。天国だと思った。
「私、死んたんだ」
言葉にすると残酷で、それなのに清々した。次の瞬間この気持ちがぶち壊しにされることを、私はまだ知らなかった。
「そうですよ、あなたは死にました」
声がした、自分の背後から聞き覚えのあるぞっとするような男の人の声が。私は急いで振り返った。
5mほど先に見慣れたブクブクと腹の出た、瓶底メガネの男が立っていた。
「部長!!!」
そこには私の大嫌いな、セクハラばかりしてくる会社の上司の小泉士郎が立っていた。
目がやたらに細く、女性社員のお尻を躊躇なく触る。しかし会長夫人の弟ということもあり、誰も何も言えないでいる。それをいいことに、私のいた経理部には16人も人がいるのに部長も含め4人しか男性がいなかった。
「部長?私は、神です」
「えっ?!きもっ、気持ち悪っ」
思わず突っ込んでしまった。部長(自称神)はシュンとした。その様子があまりにも気持ち悪くて、私は吐き気と失笑を隠すのに必死だった。
「あなたは、不幸すぎました。あの日、あなたは全ての占いで1位だったのです。それなのに、私のミスであなたを消してしまいました。まことに…申し訳ございませんでした!!!!!!!」
部長は私の前で地面に頭を擦りつけた。禿げたツルツルの頭が面白かったが、どうしても聞き捨てならないことがあった。
「私をミスで死なせたんですか?それって、だめ…ですよね?」
部長は顔を真っ青にしている。流石に耐えられなくなり吹き出してしまった。
「もうこの際だから言っとくけど、死んだことは咎めないわ。ただ、お願いがあるの」
部長はもちろんと言わんばかりに首を縦に振った。私は遠くを見ながらため息をついた。
「お願いだから、来世は幸せになりたい」
部長はしんみりとした顔で、「すみませんでした」と謝った。私は部長を見つめた。
「完璧なんて存在しないもの、神様だってヘマをするってことね。部長、早く私を来世に連れて行ってちょうだい」
そこで部長は、はっとしたように顔を上げた。
「文香さん、あなたの願いをすべて叶えて差し上げます。申し訳ないことをしてしまいましたし、それに来世は幸せにして差し上げられますよ」
「え、でもね、特に普通であればいいのよ。ゆっく~り、らく~に生きて、それでもって幸せであればいいのよ。幸せであれば本当に何もいらない」
私は昔から欲が少なかった。欲しいものも、したいことも、特別これと言ってなかった。
部長は頭を抱えた。それを見て、昔からファンタジー映画が好きだと思いだした。
「じゃあさ、魔法使いになることはできるかしら?私って昔から好きなことってファンタジー映画を見ることだからさ。できる?」
「もちろんですとも!!!」
部長は喜々としてうなずいた。私は本当にできるのか怪しんだが、一応部長だし失礼だと思い何も考えないようにした。
「他にないんですか?」
部長は私を見た。私は、「ん~」と言いながら深く考えた。しかし、何も思い浮かばなかった。
「そうですね普通ならしないのですが、今の記憶を持ったまま生まれ変わってはいかがですか?」
「そうね、それくらいでいいわ。それ以上望んだら逆に不幸になりそうだし、来世に連れて行ってくれるかしら?」
部長はわかりましたというとどこからともなく紙とペンを取り出しスラスラと何かを書いていった。そして書き終えるとその紙を燃やした。
そのとたん、私の体はふわふわとした感覚に包み込まれ小さくなっていった。
「来世楽しんでくださいね~」
最後に目をつぶる時に部長の声が響いた。
オマケ(部長)
僕はあまりにも文香さんをふびんに思い、来世の条件に思いっきり付け足しをした。
『佐藤文香さんの来世への条件
前世の記憶を持ったまま生まれ変わる
楽しく幸せに人生を送る
最強の魔法使い
金持ち
美人
兄が2人いる
誰からも愛されて恨まれない
最強の守護霊を味方につける
頭が良い
優秀な親(それを上回る才能を与える)』
こんな条件じゃ普通の生活はできないとわかっている。それでも、彼女が幸せになってくれることを祈り続けることしかできないと思った。
中堅どころの会社に入り28歳を迎え、未婚、5年付き合っている彼氏とはギリギリの状態。彼氏は私が家庭に入ることを望んでいるが、私は仕事人間で家庭よりも仕事が大切だし死ぬまでそれは変わらないだろう。
だからといって結婚したくないわけではない。早く親を安心させてあげたいし、可愛い孫の姿も見せてあげたい。ただ、考えられないのだ。自分が家庭に入り仕事もせずに幸せな家庭を築くのが想像できず、今日は嫌な予感がしたのでとりあえず残業した。
付き合って5年目の恋人のクリスマスなんて、別れ話になるか結婚の話になるかの2択だろうと勝手に思っている。やはりそうだったらしく約束の時間を3時間過ぎた今不在着信が15件、メッセージの通知が50件を超えた。怖くて未だにメッセージは見られない。
「結婚、したくないなぁ。」
私は呟きながらデータの入力を進めた。
ようやく残業が終わったのはクリスマスが終わって30分過ぎた頃だった。流石に彼氏のことを放っておける気になれずラインを開いた。
『まだ?』『話したいことある』『早くしてよ』
などが連なり、最後のメッセージを見た。
『こんなふうに言うのはすごく気が重いし苦しい。直接言いたかったが会えなかったから許してくれ。別れてください。実は半年前から気になる人がいたんだ。君も知ってる人だけど、はっきり言って君のような仕事人間じゃなくて彼女のように家庭的で、優しくて温かい女性と家庭を築きたい。君が望むような幸せを与えられなくてごめんなさい。』
読み終えると何だか馬鹿らしくなってきた。自分を可哀想だと思う余裕もなく、ただただ馬鹿らしくて笑えてきた。
「その女って誰よ。本当に、アホくさ」
強がらずにいられなかった。
会社をあとにして、冷たい風に当たると泣きそうなことに気がついた。
家庭的でないことは知っていた。けれど、優しくしたし温かくもした。たくさん愛し合って、ケンカして、そのたびに仲直りした。
「何が、だめだったの?…なんで…」
車が近づいてることにも気づかずに、横断歩道の途中でしゃがみこんでしまった。
私は光を感じて顔を上げた。一瞬だった。体に衝撃を受けて、ぐらりと世界が歪んだ。仰向けに寝転がっている。人だかりができているのに、私の頭の中はスッキリしていた。
(今日って占い何位だったっけ?)
そんなくだらないことを考えて佐藤文香としての人生にカーテンを引いた。
深い眠りについた私は、温かくて目が覚めた。眩しくて、フワフワと心地よく、目覚めた瞬間にここがどこかわかった。私は、本当に死んでしまったのだと悟った。どこまでも果てしなく続く花畑、風にそよぐ異世界、心の安らぎ。天国だと思った。
「私、死んたんだ」
言葉にすると残酷で、それなのに清々した。次の瞬間この気持ちがぶち壊しにされることを、私はまだ知らなかった。
「そうですよ、あなたは死にました」
声がした、自分の背後から聞き覚えのあるぞっとするような男の人の声が。私は急いで振り返った。
5mほど先に見慣れたブクブクと腹の出た、瓶底メガネの男が立っていた。
「部長!!!」
そこには私の大嫌いな、セクハラばかりしてくる会社の上司の小泉士郎が立っていた。
目がやたらに細く、女性社員のお尻を躊躇なく触る。しかし会長夫人の弟ということもあり、誰も何も言えないでいる。それをいいことに、私のいた経理部には16人も人がいるのに部長も含め4人しか男性がいなかった。
「部長?私は、神です」
「えっ?!きもっ、気持ち悪っ」
思わず突っ込んでしまった。部長(自称神)はシュンとした。その様子があまりにも気持ち悪くて、私は吐き気と失笑を隠すのに必死だった。
「あなたは、不幸すぎました。あの日、あなたは全ての占いで1位だったのです。それなのに、私のミスであなたを消してしまいました。まことに…申し訳ございませんでした!!!!!!!」
部長は私の前で地面に頭を擦りつけた。禿げたツルツルの頭が面白かったが、どうしても聞き捨てならないことがあった。
「私をミスで死なせたんですか?それって、だめ…ですよね?」
部長は顔を真っ青にしている。流石に耐えられなくなり吹き出してしまった。
「もうこの際だから言っとくけど、死んだことは咎めないわ。ただ、お願いがあるの」
部長はもちろんと言わんばかりに首を縦に振った。私は遠くを見ながらため息をついた。
「お願いだから、来世は幸せになりたい」
部長はしんみりとした顔で、「すみませんでした」と謝った。私は部長を見つめた。
「完璧なんて存在しないもの、神様だってヘマをするってことね。部長、早く私を来世に連れて行ってちょうだい」
そこで部長は、はっとしたように顔を上げた。
「文香さん、あなたの願いをすべて叶えて差し上げます。申し訳ないことをしてしまいましたし、それに来世は幸せにして差し上げられますよ」
「え、でもね、特に普通であればいいのよ。ゆっく~り、らく~に生きて、それでもって幸せであればいいのよ。幸せであれば本当に何もいらない」
私は昔から欲が少なかった。欲しいものも、したいことも、特別これと言ってなかった。
部長は頭を抱えた。それを見て、昔からファンタジー映画が好きだと思いだした。
「じゃあさ、魔法使いになることはできるかしら?私って昔から好きなことってファンタジー映画を見ることだからさ。できる?」
「もちろんですとも!!!」
部長は喜々としてうなずいた。私は本当にできるのか怪しんだが、一応部長だし失礼だと思い何も考えないようにした。
「他にないんですか?」
部長は私を見た。私は、「ん~」と言いながら深く考えた。しかし、何も思い浮かばなかった。
「そうですね普通ならしないのですが、今の記憶を持ったまま生まれ変わってはいかがですか?」
「そうね、それくらいでいいわ。それ以上望んだら逆に不幸になりそうだし、来世に連れて行ってくれるかしら?」
部長はわかりましたというとどこからともなく紙とペンを取り出しスラスラと何かを書いていった。そして書き終えるとその紙を燃やした。
そのとたん、私の体はふわふわとした感覚に包み込まれ小さくなっていった。
「来世楽しんでくださいね~」
最後に目をつぶる時に部長の声が響いた。
オマケ(部長)
僕はあまりにも文香さんをふびんに思い、来世の条件に思いっきり付け足しをした。
『佐藤文香さんの来世への条件
前世の記憶を持ったまま生まれ変わる
楽しく幸せに人生を送る
最強の魔法使い
金持ち
美人
兄が2人いる
誰からも愛されて恨まれない
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