厄災の姫と魔銃使い:リメイク

星華 彩二魔

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第九部 三章「憤怒の魔女」

「魔女物語:真相編 2」

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 数分後。魔女は不貞腐れた顔で戻っては席に着く。そんな不愛想な顔にダンタリオンも声をかけづらく、続けて崩れた本を揃え直していく。
 そっとしておくが最善。そう心に留めておく悪魔。ついでに、今回はいつこの間を飽きるのかとすら思っていた。
 長い日は半日ほど。早い日は数分後。
 本日の魔女がこの詰まった様な空気に根をあげたのは、5分程度だった。
 
「……ねぇ、ダンタリオン」

 無視もできず、ダンタリオンは手にしていた書物をいったん置き、魔女にへと寄る。
 すぐ近くまで来たとわかれば、魔女は顔を上げて、その出来損ないの竜を模した被り物を見上げた。
 真っ赤な瞳。先ほどまであったであろう怒気はすっかり失せ、不服と、どこか寂し気な目に、悪魔の良心がジワリと痛む。

「――問一。私って怒りっぽいのかしら……?」

 問いは己の事をどう思うかというもの。すなわち、自分の思いを伝えなければならない。
 主人と認めた相手を貶す発言は控えたいというのもあるが、性分か悪魔としてか、ダンタリオンは偽ることなく応える。

「はい、我が主。――正直、貴方様は短気かと」

 数秒、静寂が続く。
 少女の頬はわずかに膨らみ、そして納得した様子で溜まった息を吐き捨てる。
 心の何処かで怒りが向けられるのではないかと身構えてすらいたが、そこまでこの魔女も愚かではない。
 椅子の上で膝を抱えうつむく魔女は、他の誰のも言わないであろう事を口にする。

「……べつに、あの人が不甲斐ないなんて、ずっと前から知ってるわよ。いつもびくびく怯えて。でも危険な研究だってしてる。今日もそれで爆発したんですって。…………正直、危なっかしいとは思ってる。危ないならやめればいいのに。私だって……べつにいなくなればいいなんて、思ってないのに」

「……ですが、ついあのように振舞ってしまうのですよね?」

 ぐず……。鼻をすする音が聞こえた。
 
「好きで怒ってるわけじゃないわよ。……確かに、練習の邪魔されたのはムカつくけど。…………あの人、私が怒鳴ってる間、ずっと目を合わす事すらできなかった」

 ただ、危ないない事は止めればいい。そう忠告をしたかった。
 だが、魔女の発言はキツく、心配よりも怒りの方が勝ってしまい、結果シセラは畏縮して床に伏せこんで怯える。自分よりも歳は上だというのに、泣き混じりの声で何度も何度も「ごめんなさい」「申し訳ありません」と。必要以上に謝るため、そも不快でしかない。
 
「……私、この家にいない方がいいような気がしてきた」

「ですが、あの者はそれを望まないのでは? 貴方様に縋ってすらいますし……」

「…………」

「それに、出て行けばあの者も気が動転して何をするか……」

「怖い事言わないでよ。私のせいで死んだなんてあったら、それこそ一生気まずいのを抱えてないといけないじゃない」

「まあ、どうするかは貴方様しだいかと。私が意見するのも違いますので」

「……そんな難しい事……押し付けないでよ」

 話したおかげか、少し気が軽くなる。
 しばらくはシセラと会話できないだろうが、それで魔女が彼女との契約を破棄するわけもなく。彼女もまた、会話はせずとも食事の用意はしっかりしてくれる。いつもの様に、扉を開けてすぐ傍に、それはちゃんと置かれていた。
 本日は目玉焼きと生野菜のサラダとパン。目玉焼きは崩れ焦げ目が目立つ。手を加えていない生野菜とパンは街で購入したもののため安心できる。
 こう、お互い成り立っている生活。あまり得意でもない料理を口にしながら、心ではわずかながらの申し訳なさもあった。
 次同じことがあれば、ちゃんと言おう。ただ怒るだけではなく、なぜ怒ってしまったのか。ちゃんと心配しているからなのだからと、少しは安心を与えてやりたい。そう思いつつ、苦い料理を呑み込んだ。

 



 数日程度など、案外あっという間だ。
 シセラも例の怒鳴りが効いたのか余計な研究から離れ、売り物の薬の調合ばかりを続けていた。 
 3日ほどで料理を運ぶ時に、彼女の方から声をかけてきた。むしろ、この気まずい間を最初に終わらせるのはシセラであって、魔女からしたことはない。気まずさもあり、どう声をかけていいかわからないからだ。
 謝罪を再度し、契約は破棄しないでくださいと言う。確認のつもりだろうが、その気は特に魔女も持ち合わせていないため、渋々続けてやる風な言い回しでこの気まずい数日間は終了し、またいつも通りの日々にへと戻る。
 何も変わりはしない。魔女はずっと部屋に閉じこもり、読書と魔法の練習をこっそり行うのみ。
 
 だが、時が流れるにつれ、疑問に思う事などはある。

 それを思い留めるだけにいかなくなったのは、このわだかまりが終わってすぐの事だった。

「……だからっ、少し気味が悪いのよ」

「す……すみません……」

 家の玄関で、シセラがおどおどして他者と会話をしている。
 二階の窓からはわずかしか見えないが、声は魔法で聞き取りやすくしていた。
 どうも街の住人の一部からシセラに対しての苦情がきているとのこと。その一角が街の長と共に訪れていた。
 
「この前も、ウチの子が近くを遊んでいたら、上から植木鉢が落ちてきて怖い思いをしたのよ? もし当たっていたら、どうなっていたか……。他の人からも、幽霊がいるんじゃないかって噂にもなっているし」

「そ、そんな事は……。本当に、すみません……っ」

 深々と頭を下げる。が、それもなかなか受け止められないものの様子。
 
 ――なにこの女? それと、一緒にいる子供のはこの前石を投げてきたのだったかしら? 

 なら、もし石で窓を割っていれば、そちらはどう責任を取ったのかと魔女は問いただしたくもなった。
 しかし、許可もなく住人の前に姿を現すなどすれば、それこそ大きな問題にもなる。
 もう一度脅しをかけて、今度は近づかない様にすればよいのだろうか。それも一つの案だと何かをしようとした人差し指。それをピタリと止めたのは、長であるだいぶ年老いた老人。老人は更に言い寄ろうとした女性を止める。

「まぁまぁ、落ち着きなさいな」

「でも……っ」

「風の悪戯もあるだろう? 時折強風もあった事だし、少しずつ位置がずれていたのやもしれんな」

「それでも、危なかったことには変わりありませんし、私以外にも不審に思っている人はいっぱいいますっ」

「よく聞いとるよ。……だが、同じように彼女に関しての話も出てきておってな。なんでも、一部の子供が彼女に悪戯をしている姿もある……とか」

 女性の隣に身を寄せていた男の子。彼の肩がビクリと反応した。
 
「それに、シセラさんの薬はよく効くし、助かっとるんだよ。今回は誰も悪くない事件だったという事で流そうではないか」

 両者お咎めなし。それが出された意見。 
 子供は早くこの話を終わらせたかったのか、母親に帰りたさを訴え始める。よほど後ろめたいことがあるのだろう。母親も母親で、少し気まずさを覚えこの話を打ち切る。
 
「わ、わかりました……、すいません大事にしてしまって。さぁ***、帰りましょう……」

 母親は頭を長にへと下げる。シセラには意地でも謝らないまま、子供と共にその場を後にした。




 ようやく威圧から解放されたシセラはゆっくりと心を落ち着かせる。
 
「シセラさん」

「は、はい……っ」

「ワシは昔からこの街暮らしてきた。君のお婆様がいた頃からこの家を見てきた。此処は余所者や異質な者に嫌悪を抱く者は少なくはない場所でな。少しの疑念から広まる事もあって、この家の住人を良く思わない者もよくいたもんだよ。……言いたくない事は誰にでもあるのだから、ワシはこれ以上問い詰めるつもりもないが……」

 声を鈍らせ、すっと家の中にへと長は目を細めた。
 とても綺麗とは呼べない、掃除の行き届いていない室内で、その視線は何かを探すかのようにもあった。
 
「とにかく、ワシにできるのはこの程度。あまり気を落とさないでおくれ。すまなかったね」

「……いえ、こちらこそ、すいませんでした」

 再びシセラは頭を下げる。
 長はそれを見た後、その場をゆっくりと杖をつきながら離れて行った。
 




「……話は終わったようですね。言いがかりも甚だしい」

「同感ね。なんとかなったみたいだけど……。にしても、あの人間たちはムカついたわ。もう一発脅してやろうと思ったもの」

「お戯れを。しまいには本当に当ててしまいそうですので」

「そこまでするつもりはないわよ……」

 離れて行く村の住人を窓から見送る。
 事を治めた長の遅い歩みのある背中と、先に帰って行った親子の姿。
 その不快なはずの姿を目にし、魔女はふと目を丸めた。
 
「我が主? どうかなさいましたか?」

「……」

 魔女は、しばらく黙り、そして遅れてから応える様にダンタリオンに問う。

「――問一。ダンタリオン。……貴方は悪魔のダンタリオンなのよね?」

 ダンタリオンは首を傾ける。
 唐突な質問。それは確認なのだろうが、何故それを今聞くのかと、不思議と応答が遅れてしまう。

「はい。私は悪魔で……悪魔の一体、【無限書庫のダンタリオン】です」

「……そう。そうよね」

 続けて、魔女は悪魔にへと自分が今最も知りたいと思える、純粋な思いを問いかける。
 真紅の瞳をまっすぐと向け。



「――問一。ダンタリオン。貴方が悪魔のダンタリオンなら、――私は、魔女の…………なんなの?」
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