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4 STORY 負けました
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――
二人が無言で抱き合ったまま時間が過ぎた。
~~♪
最後チャイムが鳴った。
「あ、じゃ、じゃあー。。」
未唯歌は教室を出て靴箱へ向かった。
「はぁ。」
ドッドッドッドッ。未唯歌の心臓は飛び出しそうに早い。
「心臓おさまれっ...。///」
「この気持ちは、なんなんだよっ...」
ドキドキが止まらない。
―タッタッタッ
「おいっ!未唯歌!待てよっ」
「む、夢月?!なっ、なに?」
「さっきはごめん。俺...急に抱きついたりして」
「でもごめん。それでもお前が好きなんだよ。
お前を独り占めしたい。待つって言ったけどごめん。今日は頭冷やして帰るわ」
そして夢月は走って帰って行った。
「...////なにやってんだよ...俺」
未唯歌は呆然と立ち尽くした。
頭の中が空っぽのまま家に帰った。
「もう、なんなんだ...どうすればいいの?」
未唯歌はもう気づいてしまった。
夢月と一緒にいる時だけドキドキしてしまうこと。ふとした時に夢月のことを考えてしまうこと。抱きつかれた時も...手を振りほどけなかったこと...。
私は...女のコの気持ちなんてわかんない。だから恋愛もわかんない。好きってどんな感じなのかなって。。いつも考えてた。この変な気持ちがその気持ちと同じかなんてわからない。でも...全力で好きって言ってくれる夢月と向き合わなきゃ。
未唯歌は決めた。
…―次の日の朝―…
朝、少し早く学校に着いた。教室に入ると、偶然、夢月が教室にいた。
「おはよう...夢月」
「おはよ」
夢月はいつもと変わらない。
で、でもっ...
「む、夢月!ちょっと話があるの...」
「わかった」
「で、なんだ?」
「てか昨日は本当にごめんな。俺も変だった。しばらく頭冷やすわ」
(えっ...なんで?!なんでそんな事言うの...?!離れていくの...?!)
「じゃあな」
「ちょ、ちょっと待って!!あのね...」
「なんだ?」
「あの...さ。私、恋愛とかわかんない、好きとかわかんないってずっと思ってた。でも、夢月に触れられたり、一緒にいるだけでドキドキした。」
「だから...私の負けです
女のコっぽくなれるよう頑張ります。
夢月のこと...//好きになりました...//
待たせてごめんね。」
「...。」
「あ、それだけなんで。。じゃ」
バッ
夢月が未唯歌の腕をつかんだ。
「ごめん...俺...嬉しくて」
「えっ...///」
「未唯歌は可愛いんだから女のコっぽくならなくていーんだよ
俺も...好きだ。付き合ってほしい」
「お、お願いします...。」
「未唯歌...」
「ん?」
ギュッ。
夢月は未唯歌を抱きしめた。
まだ誰も誰も来ていない教室の中で...。
こうして美男美女カップルが誕生した。
未唯歌の"女のコ"に近づくための奮闘が始まったのだった。
二人が無言で抱き合ったまま時間が過ぎた。
~~♪
最後チャイムが鳴った。
「あ、じゃ、じゃあー。。」
未唯歌は教室を出て靴箱へ向かった。
「はぁ。」
ドッドッドッドッ。未唯歌の心臓は飛び出しそうに早い。
「心臓おさまれっ...。///」
「この気持ちは、なんなんだよっ...」
ドキドキが止まらない。
―タッタッタッ
「おいっ!未唯歌!待てよっ」
「む、夢月?!なっ、なに?」
「さっきはごめん。俺...急に抱きついたりして」
「でもごめん。それでもお前が好きなんだよ。
お前を独り占めしたい。待つって言ったけどごめん。今日は頭冷やして帰るわ」
そして夢月は走って帰って行った。
「...////なにやってんだよ...俺」
未唯歌は呆然と立ち尽くした。
頭の中が空っぽのまま家に帰った。
「もう、なんなんだ...どうすればいいの?」
未唯歌はもう気づいてしまった。
夢月と一緒にいる時だけドキドキしてしまうこと。ふとした時に夢月のことを考えてしまうこと。抱きつかれた時も...手を振りほどけなかったこと...。
私は...女のコの気持ちなんてわかんない。だから恋愛もわかんない。好きってどんな感じなのかなって。。いつも考えてた。この変な気持ちがその気持ちと同じかなんてわからない。でも...全力で好きって言ってくれる夢月と向き合わなきゃ。
未唯歌は決めた。
…―次の日の朝―…
朝、少し早く学校に着いた。教室に入ると、偶然、夢月が教室にいた。
「おはよう...夢月」
「おはよ」
夢月はいつもと変わらない。
で、でもっ...
「む、夢月!ちょっと話があるの...」
「わかった」
「で、なんだ?」
「てか昨日は本当にごめんな。俺も変だった。しばらく頭冷やすわ」
(えっ...なんで?!なんでそんな事言うの...?!離れていくの...?!)
「じゃあな」
「ちょ、ちょっと待って!!あのね...」
「なんだ?」
「あの...さ。私、恋愛とかわかんない、好きとかわかんないってずっと思ってた。でも、夢月に触れられたり、一緒にいるだけでドキドキした。」
「だから...私の負けです
女のコっぽくなれるよう頑張ります。
夢月のこと...//好きになりました...//
待たせてごめんね。」
「...。」
「あ、それだけなんで。。じゃ」
バッ
夢月が未唯歌の腕をつかんだ。
「ごめん...俺...嬉しくて」
「えっ...///」
「未唯歌は可愛いんだから女のコっぽくならなくていーんだよ
俺も...好きだ。付き合ってほしい」
「お、お願いします...。」
「未唯歌...」
「ん?」
ギュッ。
夢月は未唯歌を抱きしめた。
まだ誰も誰も来ていない教室の中で...。
こうして美男美女カップルが誕生した。
未唯歌の"女のコ"に近づくための奮闘が始まったのだった。
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