もののみかた

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綺麗事を書くつもりはないし、だからと言って誰かを傷つける為に書くのでもない。さらに言うならば上手に書こうともしていない。エッセイなんて大層なものじゃあない。それでも読んでくれる物好きの為に書く。俺の考えを。

 「本気で物事に取り組む」ってのは言葉じゃあ簡単だがどこまでがそれなんだろうか。
ある程度の努力値を満たせば、世間一般での「本気」というものが認められるのだろうか。それとも、自分でここが「本気」という線引きをした所がそれに値するのか。取り組んだ成果によって「本気」か否かというものが判定されるのか。俺にはよくわからない。
  高校受験に失敗してレベルを下げた高校に入学した。そして高校での初めてのテストで一位をとった。俺にはそんなことはどうでもよかった。合格発表のあの日から俺の背中には、負けの刻印が押されているようでたまらなかった。それから俺の中で一つの答えを出した。どれだけ努力したかではなくて、「どれだけの成果を上げられたのかが重要」だったと。なんだそんなことかよと思った人もいるかもしれないけど、誰だって主観的に見てしまう時はある。つまり、努力することが重要ではないと分かっていながら、どこかで「努力したからいいや」「これだけ努力した」と思ってしまってい人がいるという事だ。俺はこれに当てはまっていたのだ。重心は常に成果になければいけないものなのに、誰もがその点を動かしてしまうのだ。そしてその点が元の位置から見当もつかない場所にまで来てしまう。その積み重ねで「努力が報われなかった」という主観的に見ればありえない。客観的に見れば予定されていた事実にたどり着く。そうやって受験失敗のメカニズムが作られていくわけだ。
この経験から俺は主観と客観が人生に大きく影響を与えることを知った。でもまた一つ疑問が生まれたのだ。それは、「どちらが重要なのか」ということ。前では客観が大事だったということを述べたが、じゃあ常に客観で動いていれば良いのかということだ。
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