クルスの調べ

緋霧

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五章

第77話 仮説の真意

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『……能力って…?』

『転生者には、この世界の人間にはない特殊な能力が備わっている。お前もそうだろ?』

『特殊能力……?』

 一体何の話なのだろうか。言葉の意味が分からない。

『ないのか?俺を含め、今まで出会った転生者には全員、何かしらの特殊能力があった。ゼノが4大元素を全て扱え、なおかつ気まで扱えたのも転生者特有の特殊能力によるものだ。ちなみにさっき話したガスパルはモンスターに襲われないという特異体質を持っていたし、傷の治りが異常に速いやつとか、気を無効化するやつとかもいた』

『なるほど、そういうことならきっと私は神力の総量が異常に多いのと、回復速度が速いことだと思います。セスにも他の天族にも不自然だと言われましたから』

『それは多分違う』

 今まで散々言われてきた不自然な神力量とはそういうことだったのかと納得して口に出した言葉は、即座にヨハンによって否定された。

『総量や回復量の成長率が高いっていうのは、他の転生者も皆そういう傾向にある。それが顕著に表れるのが神術、魔術が得意なエルフ系ってだけのことだ』

『え、そうなんですか?』

『俺も何人かの魔族に言われたことがある。特に魔術に打ち込んできたわけでもねぇんだけどな』

『だとしたら、他に思い当たることは何も……。ちなみに、ヨハンさんはどんな能力を?』

『……俺は、忘却がない。この世界に来てからの出来事は全て記憶している。ガキの頃に食った食事のメニューも、何もかも』

 それは便利そうですね、なんて口に出そうとして、その表情があまりにも悲痛なことに気が付き、慌てて噤んだ。

『この能力を得て、人間が成長するためには忘却が必要不可欠なんだと思い知った。過去を懐かしむことがないから、俺の時間は転生した瞬間から動くことはないんだと』

『……ヨハンさん……』

 1000年以上を生きていてもなお若々しいのはそのためか。

 その裏にどれほどの苦しみがあるのだろう。
 表情を歪ませたヨハンに、とてもそれを聞ける雰囲気ではなかった。

 もう夜はだいぶ更けこんだだろうか。そう思って窓の外に目をやるが、外の暗さから時間を推測するのは難しい。深夜、とまではいかないと思うが、こんな話をしているせいなのか特に眠気もこない。

『俺は、お前の特殊能力と夢に何かしらの関連性があるんじゃねぇのかと思ってた。だからゼノとガスパルの話をすることによって、もう一度お前に夢の中の人物と会ってみることを勧めるつもりでいたんだ』

 話を切り替えて、ヨハンがそう口にした。

『ゼノがそうであったように、特殊能力の種類によってはそれだけで危険と判断される恐れもある。夢や夢の中の人物は一体何なのか、それがお前にとって、世界にとって害となるものなのかどうか、すでに一歩足を踏み入れちまってる以上、ちゃんと知っておいた方がいいんじゃねぇのかと思ってな』

『そうだったんですか…。ありがとうございます。私のことをそこまで考えてくれて』

 今日会ったばかりだというのに、ずいぶんとヨハンは親身になってくれる。アンジェリカやクロエとあんな別れ方をしたばかりなので、余計にそのありがたさが身に染みるようだ。

『…俺は今、ゼノとガスパルをこの世界から消し去る判断を下した人物は同一であるという見解を示している。それはそれだけの判断ができるくらいの力を持つ人物なら、ゼノが生きていた時代にも、ガスパルが生きていた時代にも存在していたであろうと思っているからだ。その仮説が正しいものだとして、お前は何故ゼノとガスパルが自分の身近にいた魔族に殺されたと思う?何故判断を下したその人物は直接手を下さなかったんだと思う?』

『えっ…?何故…?え…っと…』

 お礼に対し、まさかそんな難しい言葉が返ってくるなど思っておらず、答えに詰まる。
 しかしヨハンの顔は真剣だ。真剣に、私にそれを問うている。

『ゼノの話で言えば、天王や魔王を凌ぐほどの力を持っていたから身近な人を使って油断させたとか…?でもガスパルがそこまでの警戒が必要なほど力を持っていたとは思えない…』

『そうだな。ガスパルはモンスターから襲われないという特性を持ってはいたが、戦闘能力自体はそこまで高くなかった。まぁ、ドワーフだったから力はあったと思うが、そこまで警戒するほどじゃない。だとすると、その人物は直接手を下さなかったんじゃなく、何かしらの理由で下せなかったとも考えられる。単純に考えて、地族であるゼノとガスパルに手を下せない人物とは?』

『魔王か天王?』

 魔王と天王は地族に干渉できない、という決まりがあることを思い出し、ヨハンの問いに答える。まるで誘導尋問のようだ。あえてそれを私に答えさせる理由とは一体何なのだろう。

『その通りだ。魔王や天王なら人を操ることができたって不思議じゃないし、ゼノが生きていた時代にもガスパルが生きていた時代にも存在していたことだろう。だがゼノはともかく、ガスパルが魔王や天王にそこまでの悪影響を与えたとは確かに考えにくい』

『そうですね』

『そもそも魔王や天王に転生者の監視や管理ができるのかどうかも怪しいところだ。じゃあそいつらを統括するルブラか? アルディナか? 魔王や天王以外に神の姿を見たものはいない、と言われているくらいだから直接的に手を下さずそれを魔王や天王にやらせても不自然じゃないし、神ともなれば転生者の監視ができたっておかしくない。が、やはりガスパルが異界の神の逆鱗に触れるようなことをしていたとはどうにも思えない。となると、俺の仮説はそもそも根本から間違っているのか? ゼノとガスパルの死に関連性はないのか?それとも、本当にミトスが存在しているとでも言うのか?』

 疑問形ではあるが、私にそれを問うているようには聞こえず、私はただ静かに耳を傾けた。

『俺はこの問いをもう何百回と繰り返した。情報を集めるために転生者に会ったらここに連れて来てほしいと懇意にしている人間に頼んだりもしたし、長く生きているであろうエルフやダークエルフの長を訪ねて回ったりもした。それでも、俺にはここまでが限界だ。これ以上の答えは出しようがない』

『…………』

『だがそこにお前が現れた。誰かに遠隔から夢が干渉された。それができるのは魔王か神か、そういう次元の存在の話だ。そうカムニ族が言い残した言葉で、俺はそこを突き詰めればこの答えに近づけるんじゃねぇかと思った。お前に"危険因子だと判断されないように夢の人物が何者なのかはっきりさせた方がいい"と言っていた裏でこんなことを考えてた俺に、お前は今でもありがとうと言えるか?』

 痛みを耐えるような表情で私から視線を外し、苦しげに紡がれるヨハンの言葉はまるで懺悔のようだった。

 私には想像もつかないほどの長い時間、ヨハンは必死にゼノとガスパルの死の真相を追い続けてきた。そのヨハンが私が現れたことで真相に近づけるかもしれないと期待するのは至極自然なことだろう。
 ヨハンがそうして過ごしてきた年月と、私が現れてからの時間では天秤に乗せるまでもなく1人で苦しんできた時間の方が重い。

『…ええ。貴方はたくさんのことを私に教えてくれました。私に夢の人物と会うように勧めてくれた理由だって、裏はあれど嘘ではないと思いますし。私はその理由に納得ができたので、貴方が言うように夢の中の人物に会ってみようと思います。その結果が貴方にとって有益なものであるならば、喜んで情報を提供しますよ』

『…………』

 ヨハンは何も言わなかった。悲痛な表情のまま、手元のお茶を見つめて何かを考えている。

『…俺の話を聞いてそう思ったなら、今ここでした話をセスを入れてもう一度する。それでセスがお前の考えに同意すると言うのであれば、お前が夢の人物に会うための方法を考える。だが反対だと言うのなら、俺はこれ以上この件に踏み込むつもりはない』

 長い沈黙の末に、ヨハンは私を見ないまま静かに言った。

『…どうして…?』

『お前たちは2人で話し合って夢の中の人物に進んで会わないと決めたんだろ?ならここで独断せず、セスにも話を通すのが筋だ。あいつは本当にお前のことを大切に思ってる。だからあいつの意見も尊重してやってほしい』

 まるでセスの親かと思うような言葉をヨハンは口にする。
 でも確かにヨハンの言う通り、それは私が1人で決めることではなかった。

『その通りですね。セスの気持ちを踏みにじるところでした。ありがとうございます』

『…じゃあ明日にでも時間を作って話すか。今日は遅い時間まで悪かったな。ゆっくり休めよ』

 そう言いながらヨハンは自分と私の分のコップをシンクに置いて、食堂から静かに立ち去って行った。

 そのコップを洗いながら考える。

 1.ヨハンの仮説は本当に正しいのか。
 2.転生者が皆持っていると言われている特殊能力、何故それが私にはないのか。
 3.魔王や神クラスのものが関わっているのではないかと予想される私の夢は、一体何なのか。
 4.その夢ことを詳しく知った先で、私はどうなるのか。そこにヨハンの求める答えは本当にあるのかどうか。

 考えると言っても、どれもこれも今の状態で答えが出せる問題ではない。正直、頭が痛くなりそうだ。

『寝よう…』

 こういう時は一度頭をスッキリさせた方がいい。
 そう思って割り当てられている部屋のベッドへ潜りこんだ。完全に病室なので、入院したかのような感覚に囚われて若干落ち着かないが、そんなどうでもいいことを考えているうちに、いつの間にか眠りに落ちたようだった。






「おはよう」

 薄っすらと目を開けた瞬間、そこにいたのはセスだった。

「……おはよう…?ん、あれ…?セス?」

 私のすぐ側に立っているセスが私を見下ろしている。
 状況が理解できず上体を起こすと、格子がかけられている窓から差し込む淡い光が目に付いた。もうだいぶ日も昇っているようだ。

「あれ…僕…」

「ごめん、君が中々起きてこないから、少し心配で様子を見に来たんだ。昨日はずいぶんと遅くまで話していたようだから、疲れているだけだろうとは思ったんだけどね。今レクシーが昼食を作ったところだから、問題ないようなら食べに来るといい」

 一気に捲し立てて部屋を出て行ってしまったセスの言葉で急速に覚醒した。
 昼食?まずい、そんな時間まで寝てしまっていたのか、私。

「よぉ、起きたか」

 顔を洗い、着替えてから廊下に出ると、ちょうど診察室の方から歩いてきたヨハンと出くわした。

「あ、ヨハンさん、おはようございます。すみません、寝過ごしてしまいました」

「あの夢を見てたわけじゃないんだよな?」

 食堂の入り口手前で立ち止まって、ヨハンが言った。
 あの夢、というのは森から迷路、白い空間へと続いた一連の夢のことを指しているのだろう。

「はい、それは見てません。普通に寝てしまっていただけで…すみません」

「ならいい。ちょうどメシだ。お前も来いよ」

 そう短く言い残してヨハンは食堂へと入って行った。






「シエル、おっはよー!朝ご飯とお昼ご飯が一緒になっちゃったね」

 食堂に入るなり、明るいレクシーの声が耳に響いた。

「おはよう。ごめん、手伝うって言ったのに初日から寝坊しちゃって」

「いいんだよー!疲れてたんだろうしね。ゆっくり休めたみたいだし、ご飯食べ終わったら一緒に買い物いこ?」

 まるで同棲し始めたカップルのようなノリでレクシーが言う。

「あ、買い物?いい…のかな?」

 確認するようにチラリとセスを見やれば、何故聞かれたのかわからないという顔で見つめ返された。

「いいよ?というか、何故俺にそれを聞くの?俺は別に君の行動を制限するつもりはないし、自由にすればいいよ」

「そうだよね。ごめん、変なこと聞いた」

 何だかここにいる間は建物から出てはいけないみたいな雰囲気を感じるのだが、それは何故だろう。
 窓に格子があったり、入り組んだ裏路地にあったりして闇医者感が漂っているからそう感じるのだろうか。

「何だ、こう見えてセスは相当の束縛野郎だったのかと思ったが違うのか」

「人聞きの悪いことを言わないでくれ。まぁ、1人で出歩いたら帰って来るのに迷うかもしれないから、道を覚えるまでは誰かと一緒の方がいいとは思うけど」

 茶化すようなヨハンの言葉にすぐさま反論しつつ、セスは目の前の昼食に手を付け始めた。






「今日の夕飯は何にしよっか?」

 昼食が終わったと同時に患者が来てヨハンもセスも診察室に行ってしまったので、私とレクシーは早々に買い物に出た。
 ちなみに食堂横にある倉庫から出入りしたので私たちはその患者を見ていない。

 メイン通りからはかなり離れた場所にある、地元の人間しか訪れないであろうこじんまりとした商店街をレクシーと並んで歩く。店先の品物に目をやると、大陸が違うからかカルナやシスタスでは見かけなかった食材がちらほらと目についた。

「見たことのない食材が結構あるなぁ。これはどんな料理に合うのかな?」

「んー、これだったら煮込み料理がいいかな?」

「じゃあこれは?」

「こっちなら肉と一緒に蒸したりするのがいいかも」

 気になるものを指さしてレクシーに問うと、例を上げて丁寧に教えてくれた。
 まるでデートでもしている気分だ。

「…言いたくなかったらいいんだけど…レクシーはさ、あそこに来る前は何をしていたの?」

 あれこれと話し合ってメニューを決め、食材を揃えて帰路についている途中、私は躊躇いがちに口を開いた。
 見た目的に私とそう変わらない、もしかしたら私よりも幼いかもしれないレクシーは死ぬほどの怪我を負ってヨハンの元にやってきたという。そしてヨハンに命を助けられた対価として、15
年という期間従事することを科せられている。
 この話が一体何年前の話なのかいまいち分からないが、それでもレクシーが今より幼い子供であったことは間違いないはずだ。そんなレクシーが何故そこまでの怪我を負って、しかも初見ではたどり着けないであろうヨハンの診療所へやってきたのか。

「…んー…言いたくないってことはないけど…あんまり楽しい話じゃないよ?」

 声のトーンを落として、レクシーが答えた。
 深入りしない方がいい、と暗に言っているように聞こえる。

「辛い話のようだから、これ以上はいい。無神経に聞いちゃってごめんね」

「あたしは別に大丈夫なんだけどね!でもヨハンのところに来る人は、みーんな何かしらの闇を抱えてるから、深入りしない方がいいよ。シエルにはそんな暗い場所は似合わない」

 スッと真顔になってレクシーが私を見上げた。

「……レクシー…」

 射抜くような強い力を持った瞳だった。
 今までのお茶らけた様子は全て演技だったのかと思わせるほどの真剣な表情だ。思わず戸惑ってしまい、言葉が出ない。

「さ、帰って一緒にご飯作ろ?」

 いつもの声色でそう言って、レクシーはにっこりと笑った。
 その無垢な笑顔の裏に辛く苦しい何かがあるのだろうと思うと、ひどく胸が痛んだ。






 誰かと一緒に料理をするのは、意外にも楽しいんだと思った。
 相手がレクシーで、そのレクシーの料理の腕前が冴えているということもあるかもしれない。
 動物の形をした可愛いハンバーグを作ったりして、これをヨハンとセスはどんな顔で食べるんだろうね、なんて話しながら大いに盛り上がった。

 ヨハンの診療所は想像していたよりも頻繁に患者が出入りしている。
 今日は入院が必要なほど重傷な患者はいなかったみたいだが、2人はこちらに来ることもなく、夕食時まで顔を合わせることはなかった。

「おつかれさまー!見て見て、可愛いでしょ?シエルと作ったんだよ!」

 そう言いながらレクシーが並べた可愛い形のハンバーグを、2人は複雑な表情で見つめている。

「へぇ…」

『ラブラブ同棲カップルじゃあるまいし…』

 興味なさげに呟いたセスに対し、ヨハンは呆れたように日本語でそう呟いた。
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