24 / 51
第23話:事件
しおりを挟む
「疲れた……ってあれ? なんでアイラお父さんが?」
宿の扉の先には顔つきが険しいアイラの父が立っていた。
「シアン君! アイラを見なかったかい?」
「アイラ? ……帰ってないんですか?」
「あぁ。もう外は真っ暗なのに……」
「門限でも?」
「日が沈むまでには帰ってきなさいと……」
アイラも自由奔放だが、言われたことは守る子だ。それを誰よりも知っているアイラのお父さんだから、この事態が不安で仕方ないのだ。
「探しましょう」
「いや、ダメだ。シアン君も、隣の子もまだ幼い。君たちがこんな時間に外に出ると、君たちまで行方不明になりかねない!」
この世界の街は治安が悪いのだ。夜闇に紛れて人攫いに遭うことなど頻繁にある。
「それに、君たちまでいなくなったら僕は……」
「……私が悪いんです。私が、あの子からシアンを独占しようとしたから……」
今まで黙っていたリアがポツリと漏らす。
「……それは、どういうことだい?」
「今日は、合宿明けで学校が休みだったんです。だから、今日こそはシアンと二人っきりでいられると思ってたら、あの子が来て……つい、シアンを連れて逃げちゃって……」
「……そうか」
低く威圧感のある声。アイラのお父さんはゆっくりとリアに近づき、腕を伸ばす。
リアはびくっと体を震わすが、これから行われるだろう罰に耐えるように目を瞑る。
アイラのお父さんの手はリアの頭を捉え、ガシガシと撫でた。
「……え?」
「よく言ってくれた。素直でえらいね」
「でも……」
「それじゃ、僕はアイラを探しに行くよ。今は時間が惜しい」
アイラのお父さんは柔和な笑みを浮かべて出て行こうとする。
その手は強く握りしめられていた。
「待ってください。俺も探します」
「それはさっきも言っただろう? 無理だって」
「行かせてください。……いや、見逃してください。ここから先はなにがあろうと俺自身の責任ということで」
「わ、私もっ!」
「ダメだ。危険すぎる」
「君もだ! 許可できない!」
このままでは埒があかないと思ったのか、アイラのお父さんは「話は終わりだ」と言って出ていった。
「行くよ、俺は」
「ダメよっ」
「リア、俺はリアに怖い思いをしてほしくないんだ。だから、今日だけは我慢してほしいんだ」
視線をリアに移すと、責任感と不安で涙目になっていた。
「大丈夫。俺は必ず帰ってくるし、アイラも連れて帰るよ」
「……うん」
リアに手招きされたので近寄ってみると、抱きしめられた。
「わっ……」
「こんなダメなお姉ちゃんだけど、これからもシアン君のお姉ちゃんでいていい?」
なぜ彼女がここまで俺のお姉ちゃんであることに拘るのか。
俺の姉であることは、彼女の存在意義なのかもしれない。両親がいなくなったことで、誰かとつながっていることで安心する。そして、自身の存在を肯定し、姉弟の血縁関係という、より強固なつながりがリアに安心をもたらしているのかも。
まだリアは幼い。あんまり、この関係に依存することはよくないが、今は俺が拠り所でいる必要があるんだろう。
「俺はリアがお姉ちゃんがいいよ」
「……そっか」
リアの抱擁が解かれ顔を見上げると、泣きそうだったからか少し変だけど、自然な笑みが刻まれていた。
「行ってくるね」
「うん」
俺はリアに見送られ、夜の街に出た。
「探知」
アイラの魔力なら、近場にいたらすぐにわかるのだが、少し範囲を広げないといけないらしい。
街全体を調べれるほどに範囲を拡大したとき、街の端っこにようやくアイラと思わしき魔力を見つけた。
「あの方向は門……その先には王都……よくわからないな」
王都に近い門の付近で停滞している魔力反応だが、俺は一度も行ったことのない場所にある。ただ、同じ位置に何個もの強い魔力が見られる。
「完全に誘拐じゃん……」
一分一秒も無駄にしてられない。
俺は持てる力全てを使って現場へと向かった。
★
「うぅ……ここは……?」
アイラが目を開けると、そこには暗闇が広がっていた。その両手両足には枷がはめられ、アイラが寝転んだまま立てないように拘束されている。
「な、なにこれ!?」
状況が飲み込めないアイラは悲鳴にも似た声をあげ、枷をガチャガチャと揺らが、外れる気配はない。
その部屋へ一人の男が扉を開けて入ってきた。
「起きたか」
「や! これ離して!」
「『黙れ』」
「……っ!?」
暴れるアイラに向けて男が一言告げた途端、アイラの声が消失する。混乱と恐怖で涙を流すが、男の表情は変わらない。
「お前の首に、奴隷の首輪をつけた。とりあえずの主人は俺に設定してあるから、お前は俺の命令に逆らえない」
アイラは大きく目を見開き、信じられないとばかりに首を振る。
奴隷の首輪とは、自らを奴隷と申告する首輪で、見た目は無骨な鉄の輪っかだが、そのなかには魔術が組み込まれており、奴隷は主人の命令を必ず受けるように機能している。
奴隷の首輪についての知識を得ているアイラの動揺は計り知れない。
「……まあ。お前の気持ちも察するが、諦めてくれ。助けは来ねえ。王都に行った先は辛いだろうけど、頑張ってくれや」
男も本望ではないのか、複雑な顔をする。しかし、そこに罪悪感の気はなく、今からでも帰すつもりはなさそうだ。
一方、アイラの心には僅かの余裕が生まれていた。シアンが助けに来てくれると。全幅の信頼を寄せるシアンなら、王子様みたいに迎えにきてくれると。
「……」
「なんだ、なにか言いたいことがありそうだな。『喋っていいぞ』」
「絶対、シアンが助けてくれるからっ!」
「……ふっ、少しの希望に縋って、現実を見たときの落差を深めないことだな」
そう言い残し、男は去って行った。
独りになったアイラは、たった一人で涙を零す。
宿の扉の先には顔つきが険しいアイラの父が立っていた。
「シアン君! アイラを見なかったかい?」
「アイラ? ……帰ってないんですか?」
「あぁ。もう外は真っ暗なのに……」
「門限でも?」
「日が沈むまでには帰ってきなさいと……」
アイラも自由奔放だが、言われたことは守る子だ。それを誰よりも知っているアイラのお父さんだから、この事態が不安で仕方ないのだ。
「探しましょう」
「いや、ダメだ。シアン君も、隣の子もまだ幼い。君たちがこんな時間に外に出ると、君たちまで行方不明になりかねない!」
この世界の街は治安が悪いのだ。夜闇に紛れて人攫いに遭うことなど頻繁にある。
「それに、君たちまでいなくなったら僕は……」
「……私が悪いんです。私が、あの子からシアンを独占しようとしたから……」
今まで黙っていたリアがポツリと漏らす。
「……それは、どういうことだい?」
「今日は、合宿明けで学校が休みだったんです。だから、今日こそはシアンと二人っきりでいられると思ってたら、あの子が来て……つい、シアンを連れて逃げちゃって……」
「……そうか」
低く威圧感のある声。アイラのお父さんはゆっくりとリアに近づき、腕を伸ばす。
リアはびくっと体を震わすが、これから行われるだろう罰に耐えるように目を瞑る。
アイラのお父さんの手はリアの頭を捉え、ガシガシと撫でた。
「……え?」
「よく言ってくれた。素直でえらいね」
「でも……」
「それじゃ、僕はアイラを探しに行くよ。今は時間が惜しい」
アイラのお父さんは柔和な笑みを浮かべて出て行こうとする。
その手は強く握りしめられていた。
「待ってください。俺も探します」
「それはさっきも言っただろう? 無理だって」
「行かせてください。……いや、見逃してください。ここから先はなにがあろうと俺自身の責任ということで」
「わ、私もっ!」
「ダメだ。危険すぎる」
「君もだ! 許可できない!」
このままでは埒があかないと思ったのか、アイラのお父さんは「話は終わりだ」と言って出ていった。
「行くよ、俺は」
「ダメよっ」
「リア、俺はリアに怖い思いをしてほしくないんだ。だから、今日だけは我慢してほしいんだ」
視線をリアに移すと、責任感と不安で涙目になっていた。
「大丈夫。俺は必ず帰ってくるし、アイラも連れて帰るよ」
「……うん」
リアに手招きされたので近寄ってみると、抱きしめられた。
「わっ……」
「こんなダメなお姉ちゃんだけど、これからもシアン君のお姉ちゃんでいていい?」
なぜ彼女がここまで俺のお姉ちゃんであることに拘るのか。
俺の姉であることは、彼女の存在意義なのかもしれない。両親がいなくなったことで、誰かとつながっていることで安心する。そして、自身の存在を肯定し、姉弟の血縁関係という、より強固なつながりがリアに安心をもたらしているのかも。
まだリアは幼い。あんまり、この関係に依存することはよくないが、今は俺が拠り所でいる必要があるんだろう。
「俺はリアがお姉ちゃんがいいよ」
「……そっか」
リアの抱擁が解かれ顔を見上げると、泣きそうだったからか少し変だけど、自然な笑みが刻まれていた。
「行ってくるね」
「うん」
俺はリアに見送られ、夜の街に出た。
「探知」
アイラの魔力なら、近場にいたらすぐにわかるのだが、少し範囲を広げないといけないらしい。
街全体を調べれるほどに範囲を拡大したとき、街の端っこにようやくアイラと思わしき魔力を見つけた。
「あの方向は門……その先には王都……よくわからないな」
王都に近い門の付近で停滞している魔力反応だが、俺は一度も行ったことのない場所にある。ただ、同じ位置に何個もの強い魔力が見られる。
「完全に誘拐じゃん……」
一分一秒も無駄にしてられない。
俺は持てる力全てを使って現場へと向かった。
★
「うぅ……ここは……?」
アイラが目を開けると、そこには暗闇が広がっていた。その両手両足には枷がはめられ、アイラが寝転んだまま立てないように拘束されている。
「な、なにこれ!?」
状況が飲み込めないアイラは悲鳴にも似た声をあげ、枷をガチャガチャと揺らが、外れる気配はない。
その部屋へ一人の男が扉を開けて入ってきた。
「起きたか」
「や! これ離して!」
「『黙れ』」
「……っ!?」
暴れるアイラに向けて男が一言告げた途端、アイラの声が消失する。混乱と恐怖で涙を流すが、男の表情は変わらない。
「お前の首に、奴隷の首輪をつけた。とりあえずの主人は俺に設定してあるから、お前は俺の命令に逆らえない」
アイラは大きく目を見開き、信じられないとばかりに首を振る。
奴隷の首輪とは、自らを奴隷と申告する首輪で、見た目は無骨な鉄の輪っかだが、そのなかには魔術が組み込まれており、奴隷は主人の命令を必ず受けるように機能している。
奴隷の首輪についての知識を得ているアイラの動揺は計り知れない。
「……まあ。お前の気持ちも察するが、諦めてくれ。助けは来ねえ。王都に行った先は辛いだろうけど、頑張ってくれや」
男も本望ではないのか、複雑な顔をする。しかし、そこに罪悪感の気はなく、今からでも帰すつもりはなさそうだ。
一方、アイラの心には僅かの余裕が生まれていた。シアンが助けに来てくれると。全幅の信頼を寄せるシアンなら、王子様みたいに迎えにきてくれると。
「……」
「なんだ、なにか言いたいことがありそうだな。『喋っていいぞ』」
「絶対、シアンが助けてくれるからっ!」
「……ふっ、少しの希望に縋って、現実を見たときの落差を深めないことだな」
そう言い残し、男は去って行った。
独りになったアイラは、たった一人で涙を零す。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
構造理解で始めるゼロからの文明開拓
TEKTO
ファンタジー
ブラック企業勤めのサラリーマン・シュウが転生したのは、人間も街も存在しない「完全未開の大陸」だった。
適当な神から与えられたのは、戦闘力ゼロ、魔法適性ゼロのゴミスキル《構造理解》。
だが、物の仕組みを「作れるレベル」で把握できるその力は、現代知識を持つ俺にとっては、最強の「文明構築ツール」だった――!
――これは、ゴミと呼ばれたスキルとガラクタと呼ばれた石で、世界を切り拓く男の物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
主人公の義兄がヤンデレになるとか聞いてないんですけど!?
玉響なつめ
恋愛
暗殺者として生きるセレンはふとしたタイミングで前世を思い出す。
ここは自身が読んでいた小説と酷似した世界――そして自分はその小説の中で死亡する、ちょい役であることを思い出す。
これはいかんと一念発起、いっそのこと主人公側について保護してもらおう!と思い立つ。
そして物語がいい感じで進んだところで退職金をもらって夢の田舎暮らしを実現させるのだ!
そう意気込んでみたはいいものの、何故だかヒロインの義兄が上司になって以降、やたらとセレンを気にして――?
おかしいな、貴方はヒロインに一途なキャラでしょ!?
※小説家になろう・カクヨムにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる