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みんなでダンジョン
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今日は、ドルゴとエミリーさんも加えて4人でダンジョン探索するので、朝からワクワクしている。
エミリーさんのお店お都合で少し朝はゆっくり目に集合なので、朝食をしっかりとってドルゴを迎えにいってからエミリーさんのところへ行くことになっている。
朝食後、お茶までして時間をつぶした後、そろそろかと思いラークに声をかける。
「ソロソロ行こうか?」
そう促すと、特に問題も無いようで軽くうなずいて出かける準備に入った。
私は、いつもの格好にローブを羽織るだけなので準備はすでにできている。ラークは装備品をつけなくてはならないので少し時間がかかるのだ。
準備も終わったので玄関からまず貸家に出てそのまま貸家の玄関に向かう、ちなみに土足厳禁にしているので靴は片手に持っている。
貸家の玄関で靴を履き外に出ると、ドルゴの店に向かう。
おおよその時間より少し早いかなってくらいに、到着したがドルゴはきちんと準備して待っていた。
「おはようございます、ドルゴさんすぐに出発でいいですか?」
実際には少し早いが、特にやることもないし遅れていくよりいいのでドルゴにも一応確認する。
「はい、すぐに出られます。」
そう返事が返って来た。立場が違うとはいえ前のおためしPTの連中とは比べようがないほどまともな対応で少し安心してしまう。思っていたよりずっとおためしPTでの活動はストレスだったらしい。
そのまま3人でたわいない話をしながら子猫亭に向かう、到着した時にはお客がかなり減っていたが、予想どうりまだ少し早いらしくエミリーさんに、
「飲み物出すから空いてる席で少し待っててね」
そういわれ、おとなしく端っこの空いている席に向かう。
ここで、少しダンジョン内での行動をどうするかという話が出た。
隊列はどうするのか敵が出たときにどうするのかと、特にラークとドルゴが積極的に話し合っている。
そこに準備が終わったのか、いつもと違って軽鎧を付けたエミリーさんが戻ってきて
「探索の仕方を話し合うのはいいことよ、でも今回はみんなそれぞれどれくらい動けるかの確認だから低階層でなるべく安全な場所でゆっくりそれを確認しながら行きましょ」
と、言ってくれた、私では何と言っていいかわからなかったのでうまくまとめてくれたエミリーさんに感謝である。
するとミリーさんが今度は私のほうを見て
「今後はこういう風に意見をまとめるのはユリナちゃんの仕事よ、頑張ってね」
そう言われて、確かにそうなるなと思う、奴隷ばかり集めるなら主人である私が決めなくてはだれも決めてはくれない。
エミリーさんはきっと、こういうことも含めて教えてくれるために、今日、参加してくれたのだろう。
準備はできているので、ジャンさんに飲み物のお礼を言って店を出た。
そのまま初級ダンジョンまで向かう。
途中みんなで会話しながら歩いていく話の中心はやはりダンジョン内での陣形や、それぞれのスキルの確認である。
ダンジョンに到着するころにはある程度把握できていた、本来ならもっときちんと確認すべきなのかもしれないが、仮PTの為あまり聞きすぎてもまずい気がしたのである。個人情報は大事!
ダンジョンに入る直前エミリーさんが話し出した。
「そうだわ、今日は私はなるべく手は出さないようにするわね。だからできるだけ3人で頑張って頂戴。その代わり取り分ももらう気はないわ。」
そう言われて困ってしまう、だってエミリーさんがついてきてくれたのは心配してくれてのことで、今の言い方だと危なくなったら助けてくれる気はあるのだし、1日使って報酬なしでは申し訳ない。
「エミリーさんそれじゃ1日付き合ってくれてるのに悪いですよ。ちゃんと4等分しましょう」
「あらいいの?せっかく少しでも儲かるのに。」
「はい、いつもお世話になってますし、今日だって付き合ってもらってるのは私なのに4等分でも申し訳ないくらいですよ。」
そう力説を始めた私にエミリーさんは待ったをかけて結局納得してくれた。
すると今度はドルゴが
「あの僕こそ報酬もらえる立場じゃないんで辞退するよ」
そうは言われても、まだ正式にPTになったわけではないし、奴隷になってもらうかもわからないのにそんなことはできないと、今度も力説したらドルゴも折れてくれた。
ダンジョンに入るまでが結構大変だったが、これで一応すべて決まったのでやっとダンジョンに入ることになった。
隊列はラークとドルゴが前にその後ろを私とエミリーさんが歩く、エミリーさんは半歩くらい私の後を歩いているので、もしかしたら後ろを警戒してくれているのかもしれない。
5階層までは何度も来たことがあったためドルゴの様子を見ながら進んでいく。
特に問題なく6階層への階段間近まで来たのでいったん休憩するため、ダンジョン内に点在するあまり魔物が来ない安全地帯にテントを張って休憩することにした。
いつもは適度に場所が開けた場所であればテントを張ることがある、このテントは魔物どころか、私が許可しない限り誰も入ってこれないので大変重宝してる。できたらこのまま家に帰って一休憩してからダンジョンに戻りたいところだがさすがにエミリーさんとドルゴの前でそれはできないので、アイテムボックスから簡単に食べれそうなサンドイッチと、飲み物や食器も出した。
「あなた、空間魔法も使えるのね、それって便利でいいわよね」
エミリーさんが関心したように言ってくるので少し嬉しかったがすかさず注意が入った
「結構珍しい魔法だから簡単に誰にでも見せちゃだめよー」
と、注意されてしまい、がっくりしてしまった。そっか、これもあんまり知られちゃまずいのか、しかしこれではどのスキルが人に知られてまずいのかわからないこのままでは、先々かなり不便だなと思い、一度正直にエミリーさんにステータスを見せて、確認するべきかルナとラークと相談しよう。そう決めたころには食事は終わっていたすぐに動くのもつらいのでお茶を飲んでから探索に戻ることにした。
いよいよ、6階層に降りることになる。心の中でちょっとウキウキしながら、みんなで階段を下りる。
しばらく歩いていると3匹の魔物が出てきた、ポイズンスライムと以前に一回だけ見たコボルトという犬に似た魔物で後ろ足で立って攻撃してきたりするのでちょっと、人型に近いイメージがあり私は攻撃しずらく感じている。
だが、前衛の二人が注意を引き付けてくれているので私も魔法で攻撃する毒にかかってはまずいので最初にポイズンスライムに攻撃してこれは一発で倒すことが出来た。
次に二人を見ると一匹ずつ相手にしていて攻撃もしているようなのでレベルの低いドルゴの方のコボルトに氷の魔法を使った、ドルゴが結構ダメージを与えていたのか一発で倒れたので、そのまま今度はラークの方のコボルトを倒す。
するとドルゴが話始める。
「ユリナさんはかなり魔法スキル高いんですね、コボルトも一発だなんて。」
「そうかな?その前に二人がダメージ与えてくれてたからじゃないかな?」
ドルゴは少し不思議そうに小首をかしげていたがその仕草が童顔のせいで妙に似合ってはいたが実年齢を考えると、やめろと言いたくなる。
まぁ、それは置いておくにしても実際私は魔力が人よりかなり高いのでそのおかげでもあると思うが、今はまだ今後どうなるかわからないのであまりぺらぺらとしゃべってしまうと、あとで皆からお説教されそうなので適当に流すことにした。
そのままドロップ品の魔石をひろった、コボルトは爪や牙がギルドで買い取ってもらえるようなのだが私は解体することはできそうに無いので置いていこうとしたら。ドルゴが、
「ユリナさんドロップ品回収しないんですか?」
そう聞かれてしまった、返答に困っていると今度はエミリーさんが
「もしかして解体できないの?」
と言われ素直に話すことにした。
「はい、解体できいないし、解体するのが怖くて気持ち悪いです。」
正直に話すとエミリーさんおお説教が始まった。
今後も解体は必要になるのだから必ずできるようになっておくこと、魔石だけではいずれ採算が合わなくなるなどと当たり前のことを言われ反論できずにいると、今度はラークが
「今回はおれがやるから、ユリナは見ていればいいそのうち慣れたらできるようになるだろ」
と、言って解体を始めた、もっと血が飛び散ったりするのかと思ったが死んだ後からだからなのか、魔物とはそうゆうものなのか、思っていたよりはスプラッターな見た目ではなかったので少しだけ安心したがやはりすぐに自分でできるとは思わない。
しばらくはラークに甘えることにしよう。
「もう、ラーク君はユリナちゃんを甘やかしすぎないように注意ね。今日はまぁ仕方ないにしてもいずれ出来るようになっておいた方がいいわよ」
前半はラークに、後半は私への忠告だった。
ドロップ品の回収が終わったので、いやいや、アイテムボックスに仕舞ポイズンスライムの落としたポイズンゼリーも回収した、思えば死体が転がっているところを見たことないがこのまま、コボルトを置いていけばダンジョン内は死体だらけのはずである、不思議に思い聞いてみる。
「ダンジョン内って、モンスターの死体ないですよね?でも、このままコボルト置いていくと死体があふれちゃいますけどこのままにしておいて大丈夫なんですか?」
「あら、知らなかったのね、ダンジョン内のモンスターの死体は個体にもよるけど結構早い段階でダンジョンに吸収されてしまうのよ、理由はわからないけどね。だから倒したらなるべく早く必要部位を解体して取っておくことが大事なの。がんばって、解体覚えるのよ?」
そうエミリーさんが教えてくれた。
「何故かわわからないが、ダンジョン以外に出る魔物は消えるまでに時間がかかる。理由はまだ解明されていないようだな」
次にラークが教えてくれる。
うーん、私この世界の常識がまだまだ足りないなぁ、本をかなり読んでわかった気になっていたけど、当たり前すぎると、逆に本に書かれてないんだなと学習した日になった。
その後も、探索を続けたが7階層に降りることはなく
6階層にたまに現れる4匹の魔物の狩り方の練習や解体に慣れるための見学で終了となった。
その間、特にエミリーさんが動くことなく、簡単な注意や、楽にできるやり方を教えてくれたりしている。
戦闘に加わらなくてもいろいろ助言してくれて助かった。
少し早いかなという時間にダンジョンから出ることにした、6階層まで下りると、地上まで戻るのがめんどくさいなぁと愚痴っていたら、エミリーさんが、
「知らなかったの?一度降りた階層までは移動できるアイテムが冒険者ギルドに売ってるのよ。それに空間魔法もレベルが上がると同じことが出来るようになるはずよ。今日は私がアイテムを持ってるからこのまま地上まで帰りましょう」
知らなかった、実はドロップ品を売ることが今までなかったのでギルドに行ったのはラークのPT申請の日が最後だったので、ギルドで何が売ってるかなどもろくに知らなかった。
今後はもっとギルドに行くことにしよう。
そう思っている間に周りの景色が変わりあたりを見まわしたらダンジョン入り口に戻ってきていた。なんて便利な道具なんだ、高いんだろうか?もしそうならエミリーさんに返さなければと思っていると、何を考えているか読まれたのか、
「このアイテムは高いものじゃないから気にしなくていいわよ」
と言われてしまい、私はそんなにわかりやすいのかと落ち込んでしまう。
久々にギルドに入り、ドロップを換金をお願いする。
当然のようにいつものお姉さんのところに持って行った。ドロップ品のコボルトの爪と牙だけ袋から出すように見せかけてアイテムボックスから出す、他は錬金や調合で使えるから取っておく。
カウンターでお姉さんは小首をかしげた、童顔ドワーフとは全く違うものであるとだけ言っておこう。
「魔石などはお売りにならないのですか?」
尋ねられて、隠すことでもないので正直に生産で使うので売る気はないと答えた。
「かしこまりましたではこちらのドロップ品の鑑定をしますので少々待ちください。」
少しだけ待っていたらすぐに戻ってきて
「すべてで15,000ラナになりますがよろしいですか?」
と、聞かれエミリーさんを見ると、うなずかれたので問題ないのだろうと判断して受け取った。
分配は、魔石をもらったので、15,000ラナを半分ずつエミリーさんとドルゴに渡した。
2人も納得してくれたので問題ないとおもいたい。
冒険者ギルドを後にして子猫亭に行くことになった、エミリーさんにいくつか話しておきたいことがあるからと誘われたからである。
そのまま子猫亭に入ると時間が中途半端な為人がいない、そのために少し早めに帰ってきたのだと思う。
席に着き飲み物を飲みながらエミリーさんが話し始めた。
「まず、ユリナちゃんはちょっと、常識をしらなすぎるわ」
から始まりその後延々と話された事をある程度まとめると。
もっとギルドなどに行って、常識を知ること、ラークは知ってることを遠慮せず話すこと、から始まり。
戦闘では、かなりいい線行ってるから大丈夫とは思うけど油断せず慎重に探索すること、冒険者ギルドでいくらか払えば攻略済みのダンジョンであれば出るモンスターなどは教えてもらえる。
それと、空間魔法を隠したいなら収納袋を買うよう言われた、少しお値段は高いが収納袋の入り口から入るものなら何でもはいるそうで、ただし、重さは入れた分だけかかるので、もち上げられるだけしか入れることが出来ない。でも、アイテムボックスを使用して、収納袋から出すふりをすれば色々と都合がいいことに気づいた。
10万ラナでギルドで売っているそうなので後日買に行くと決めた。
後は、PTメンバーを増やすかの話になる、今のところ見ている限り3人で大丈夫だと思うがあとから追加するなら、多少お金がかかてもその時の私たちにあった奴隷を購入するか、多少面倒はあるが低レベルの奴隷を購入して、レベルを上げるのを手伝うか、以前言ったように今のうちに購入しておくかの3択だった。
やはり奴隷以外はないのかと少し思ったが、やはり見破られ。
「ユリナちゃんかなり特殊だから奴隷にしておいた方がいいと思うわ」
と、先に言われてしまった。結果、ドルゴを採用して次の奴隷市を見に行き、後衛または中衛になる奴隷を探すことにした。市で見つからなければお店をお回ることになるだろう。
その日は、エミリーさんの助言を聞きながらお茶を飲んで解散となった。
ドルゴの家には明日出向き返済金額の詳細と奴隷契約の話をするよう話して別れる。
今日は結構つかれた日になったがレベルが少し上がっていたので気分は悪くなかった。
ステータス
名前 ユリナ・シラナミ 15歳 犯罪歴なし
職業 魔導士 Lv13
冒険者ギルド ランクF
HP D
ST D
MP B
力 D
防御 D
魔力 S
知能 C
俊敏 C
幸運 S
スキル
攻撃魔法 Lv17
補助魔法Lv15
魔道補助 Lv13
杖術 Lv13
格闘 Lv12
生活魔法 Lv11
言語翻訳 Lv14
自動探知 Lv15
空間魔法 Lv13
魔法錬金術 Lv14
契約魔法 Lv7
鑑定 Lv8
神聖魔法 Lv8
空きスキル枠 2枠
主神の加護 神への祈りが使えるようになる 傷、病気などが回復する。
異世界(地球)の主神の加護 Lvが通常よりも上がりやすくなる PTにも反映する。
七福神の加護 幸運値が爆上がりする。
称号 異界からの神子 本気で神に祈ると何かが起こるかもしれない。
これに加えてラークも少しスキルレベルが上がっていた。
ステータス
名前 ラーク 18歳 犯罪歴なし 奴隷 所有者 ユリナ・シラナミ
職業 剣士 Lv17
冒険者ギルド ランクD
HP D
ST D
MP E
力 C
防御 D
魔力 E
知能 D
俊敏 C
幸運 D
スキル
剣術 Lv19
体術 Lv15
盾 Lv14
身体強化 LV15
自然回復 LV 13
戦闘補助 Lv 8
生活魔法 Lv14
薬剤師 Lv12
空きスキル枠 1枠
今日は結構つかれたし、明日はまたいろいろありそうなので後はゆっくりして過ごそうと思い家に帰った。
エミリーさんのお店お都合で少し朝はゆっくり目に集合なので、朝食をしっかりとってドルゴを迎えにいってからエミリーさんのところへ行くことになっている。
朝食後、お茶までして時間をつぶした後、そろそろかと思いラークに声をかける。
「ソロソロ行こうか?」
そう促すと、特に問題も無いようで軽くうなずいて出かける準備に入った。
私は、いつもの格好にローブを羽織るだけなので準備はすでにできている。ラークは装備品をつけなくてはならないので少し時間がかかるのだ。
準備も終わったので玄関からまず貸家に出てそのまま貸家の玄関に向かう、ちなみに土足厳禁にしているので靴は片手に持っている。
貸家の玄関で靴を履き外に出ると、ドルゴの店に向かう。
おおよその時間より少し早いかなってくらいに、到着したがドルゴはきちんと準備して待っていた。
「おはようございます、ドルゴさんすぐに出発でいいですか?」
実際には少し早いが、特にやることもないし遅れていくよりいいのでドルゴにも一応確認する。
「はい、すぐに出られます。」
そう返事が返って来た。立場が違うとはいえ前のおためしPTの連中とは比べようがないほどまともな対応で少し安心してしまう。思っていたよりずっとおためしPTでの活動はストレスだったらしい。
そのまま3人でたわいない話をしながら子猫亭に向かう、到着した時にはお客がかなり減っていたが、予想どうりまだ少し早いらしくエミリーさんに、
「飲み物出すから空いてる席で少し待っててね」
そういわれ、おとなしく端っこの空いている席に向かう。
ここで、少しダンジョン内での行動をどうするかという話が出た。
隊列はどうするのか敵が出たときにどうするのかと、特にラークとドルゴが積極的に話し合っている。
そこに準備が終わったのか、いつもと違って軽鎧を付けたエミリーさんが戻ってきて
「探索の仕方を話し合うのはいいことよ、でも今回はみんなそれぞれどれくらい動けるかの確認だから低階層でなるべく安全な場所でゆっくりそれを確認しながら行きましょ」
と、言ってくれた、私では何と言っていいかわからなかったのでうまくまとめてくれたエミリーさんに感謝である。
するとミリーさんが今度は私のほうを見て
「今後はこういう風に意見をまとめるのはユリナちゃんの仕事よ、頑張ってね」
そう言われて、確かにそうなるなと思う、奴隷ばかり集めるなら主人である私が決めなくてはだれも決めてはくれない。
エミリーさんはきっと、こういうことも含めて教えてくれるために、今日、参加してくれたのだろう。
準備はできているので、ジャンさんに飲み物のお礼を言って店を出た。
そのまま初級ダンジョンまで向かう。
途中みんなで会話しながら歩いていく話の中心はやはりダンジョン内での陣形や、それぞれのスキルの確認である。
ダンジョンに到着するころにはある程度把握できていた、本来ならもっときちんと確認すべきなのかもしれないが、仮PTの為あまり聞きすぎてもまずい気がしたのである。個人情報は大事!
ダンジョンに入る直前エミリーさんが話し出した。
「そうだわ、今日は私はなるべく手は出さないようにするわね。だからできるだけ3人で頑張って頂戴。その代わり取り分ももらう気はないわ。」
そう言われて困ってしまう、だってエミリーさんがついてきてくれたのは心配してくれてのことで、今の言い方だと危なくなったら助けてくれる気はあるのだし、1日使って報酬なしでは申し訳ない。
「エミリーさんそれじゃ1日付き合ってくれてるのに悪いですよ。ちゃんと4等分しましょう」
「あらいいの?せっかく少しでも儲かるのに。」
「はい、いつもお世話になってますし、今日だって付き合ってもらってるのは私なのに4等分でも申し訳ないくらいですよ。」
そう力説を始めた私にエミリーさんは待ったをかけて結局納得してくれた。
すると今度はドルゴが
「あの僕こそ報酬もらえる立場じゃないんで辞退するよ」
そうは言われても、まだ正式にPTになったわけではないし、奴隷になってもらうかもわからないのにそんなことはできないと、今度も力説したらドルゴも折れてくれた。
ダンジョンに入るまでが結構大変だったが、これで一応すべて決まったのでやっとダンジョンに入ることになった。
隊列はラークとドルゴが前にその後ろを私とエミリーさんが歩く、エミリーさんは半歩くらい私の後を歩いているので、もしかしたら後ろを警戒してくれているのかもしれない。
5階層までは何度も来たことがあったためドルゴの様子を見ながら進んでいく。
特に問題なく6階層への階段間近まで来たのでいったん休憩するため、ダンジョン内に点在するあまり魔物が来ない安全地帯にテントを張って休憩することにした。
いつもは適度に場所が開けた場所であればテントを張ることがある、このテントは魔物どころか、私が許可しない限り誰も入ってこれないので大変重宝してる。できたらこのまま家に帰って一休憩してからダンジョンに戻りたいところだがさすがにエミリーさんとドルゴの前でそれはできないので、アイテムボックスから簡単に食べれそうなサンドイッチと、飲み物や食器も出した。
「あなた、空間魔法も使えるのね、それって便利でいいわよね」
エミリーさんが関心したように言ってくるので少し嬉しかったがすかさず注意が入った
「結構珍しい魔法だから簡単に誰にでも見せちゃだめよー」
と、注意されてしまい、がっくりしてしまった。そっか、これもあんまり知られちゃまずいのか、しかしこれではどのスキルが人に知られてまずいのかわからないこのままでは、先々かなり不便だなと思い、一度正直にエミリーさんにステータスを見せて、確認するべきかルナとラークと相談しよう。そう決めたころには食事は終わっていたすぐに動くのもつらいのでお茶を飲んでから探索に戻ることにした。
いよいよ、6階層に降りることになる。心の中でちょっとウキウキしながら、みんなで階段を下りる。
しばらく歩いていると3匹の魔物が出てきた、ポイズンスライムと以前に一回だけ見たコボルトという犬に似た魔物で後ろ足で立って攻撃してきたりするのでちょっと、人型に近いイメージがあり私は攻撃しずらく感じている。
だが、前衛の二人が注意を引き付けてくれているので私も魔法で攻撃する毒にかかってはまずいので最初にポイズンスライムに攻撃してこれは一発で倒すことが出来た。
次に二人を見ると一匹ずつ相手にしていて攻撃もしているようなのでレベルの低いドルゴの方のコボルトに氷の魔法を使った、ドルゴが結構ダメージを与えていたのか一発で倒れたので、そのまま今度はラークの方のコボルトを倒す。
するとドルゴが話始める。
「ユリナさんはかなり魔法スキル高いんですね、コボルトも一発だなんて。」
「そうかな?その前に二人がダメージ与えてくれてたからじゃないかな?」
ドルゴは少し不思議そうに小首をかしげていたがその仕草が童顔のせいで妙に似合ってはいたが実年齢を考えると、やめろと言いたくなる。
まぁ、それは置いておくにしても実際私は魔力が人よりかなり高いのでそのおかげでもあると思うが、今はまだ今後どうなるかわからないのであまりぺらぺらとしゃべってしまうと、あとで皆からお説教されそうなので適当に流すことにした。
そのままドロップ品の魔石をひろった、コボルトは爪や牙がギルドで買い取ってもらえるようなのだが私は解体することはできそうに無いので置いていこうとしたら。ドルゴが、
「ユリナさんドロップ品回収しないんですか?」
そう聞かれてしまった、返答に困っていると今度はエミリーさんが
「もしかして解体できないの?」
と言われ素直に話すことにした。
「はい、解体できいないし、解体するのが怖くて気持ち悪いです。」
正直に話すとエミリーさんおお説教が始まった。
今後も解体は必要になるのだから必ずできるようになっておくこと、魔石だけではいずれ採算が合わなくなるなどと当たり前のことを言われ反論できずにいると、今度はラークが
「今回はおれがやるから、ユリナは見ていればいいそのうち慣れたらできるようになるだろ」
と、言って解体を始めた、もっと血が飛び散ったりするのかと思ったが死んだ後からだからなのか、魔物とはそうゆうものなのか、思っていたよりはスプラッターな見た目ではなかったので少しだけ安心したがやはりすぐに自分でできるとは思わない。
しばらくはラークに甘えることにしよう。
「もう、ラーク君はユリナちゃんを甘やかしすぎないように注意ね。今日はまぁ仕方ないにしてもいずれ出来るようになっておいた方がいいわよ」
前半はラークに、後半は私への忠告だった。
ドロップ品の回収が終わったので、いやいや、アイテムボックスに仕舞ポイズンスライムの落としたポイズンゼリーも回収した、思えば死体が転がっているところを見たことないがこのまま、コボルトを置いていけばダンジョン内は死体だらけのはずである、不思議に思い聞いてみる。
「ダンジョン内って、モンスターの死体ないですよね?でも、このままコボルト置いていくと死体があふれちゃいますけどこのままにしておいて大丈夫なんですか?」
「あら、知らなかったのね、ダンジョン内のモンスターの死体は個体にもよるけど結構早い段階でダンジョンに吸収されてしまうのよ、理由はわからないけどね。だから倒したらなるべく早く必要部位を解体して取っておくことが大事なの。がんばって、解体覚えるのよ?」
そうエミリーさんが教えてくれた。
「何故かわわからないが、ダンジョン以外に出る魔物は消えるまでに時間がかかる。理由はまだ解明されていないようだな」
次にラークが教えてくれる。
うーん、私この世界の常識がまだまだ足りないなぁ、本をかなり読んでわかった気になっていたけど、当たり前すぎると、逆に本に書かれてないんだなと学習した日になった。
その後も、探索を続けたが7階層に降りることはなく
6階層にたまに現れる4匹の魔物の狩り方の練習や解体に慣れるための見学で終了となった。
その間、特にエミリーさんが動くことなく、簡単な注意や、楽にできるやり方を教えてくれたりしている。
戦闘に加わらなくてもいろいろ助言してくれて助かった。
少し早いかなという時間にダンジョンから出ることにした、6階層まで下りると、地上まで戻るのがめんどくさいなぁと愚痴っていたら、エミリーさんが、
「知らなかったの?一度降りた階層までは移動できるアイテムが冒険者ギルドに売ってるのよ。それに空間魔法もレベルが上がると同じことが出来るようになるはずよ。今日は私がアイテムを持ってるからこのまま地上まで帰りましょう」
知らなかった、実はドロップ品を売ることが今までなかったのでギルドに行ったのはラークのPT申請の日が最後だったので、ギルドで何が売ってるかなどもろくに知らなかった。
今後はもっとギルドに行くことにしよう。
そう思っている間に周りの景色が変わりあたりを見まわしたらダンジョン入り口に戻ってきていた。なんて便利な道具なんだ、高いんだろうか?もしそうならエミリーさんに返さなければと思っていると、何を考えているか読まれたのか、
「このアイテムは高いものじゃないから気にしなくていいわよ」
と言われてしまい、私はそんなにわかりやすいのかと落ち込んでしまう。
久々にギルドに入り、ドロップを換金をお願いする。
当然のようにいつものお姉さんのところに持って行った。ドロップ品のコボルトの爪と牙だけ袋から出すように見せかけてアイテムボックスから出す、他は錬金や調合で使えるから取っておく。
カウンターでお姉さんは小首をかしげた、童顔ドワーフとは全く違うものであるとだけ言っておこう。
「魔石などはお売りにならないのですか?」
尋ねられて、隠すことでもないので正直に生産で使うので売る気はないと答えた。
「かしこまりましたではこちらのドロップ品の鑑定をしますので少々待ちください。」
少しだけ待っていたらすぐに戻ってきて
「すべてで15,000ラナになりますがよろしいですか?」
と、聞かれエミリーさんを見ると、うなずかれたので問題ないのだろうと判断して受け取った。
分配は、魔石をもらったので、15,000ラナを半分ずつエミリーさんとドルゴに渡した。
2人も納得してくれたので問題ないとおもいたい。
冒険者ギルドを後にして子猫亭に行くことになった、エミリーさんにいくつか話しておきたいことがあるからと誘われたからである。
そのまま子猫亭に入ると時間が中途半端な為人がいない、そのために少し早めに帰ってきたのだと思う。
席に着き飲み物を飲みながらエミリーさんが話し始めた。
「まず、ユリナちゃんはちょっと、常識をしらなすぎるわ」
から始まりその後延々と話された事をある程度まとめると。
もっとギルドなどに行って、常識を知ること、ラークは知ってることを遠慮せず話すこと、から始まり。
戦闘では、かなりいい線行ってるから大丈夫とは思うけど油断せず慎重に探索すること、冒険者ギルドでいくらか払えば攻略済みのダンジョンであれば出るモンスターなどは教えてもらえる。
それと、空間魔法を隠したいなら収納袋を買うよう言われた、少しお値段は高いが収納袋の入り口から入るものなら何でもはいるそうで、ただし、重さは入れた分だけかかるので、もち上げられるだけしか入れることが出来ない。でも、アイテムボックスを使用して、収納袋から出すふりをすれば色々と都合がいいことに気づいた。
10万ラナでギルドで売っているそうなので後日買に行くと決めた。
後は、PTメンバーを増やすかの話になる、今のところ見ている限り3人で大丈夫だと思うがあとから追加するなら、多少お金がかかてもその時の私たちにあった奴隷を購入するか、多少面倒はあるが低レベルの奴隷を購入して、レベルを上げるのを手伝うか、以前言ったように今のうちに購入しておくかの3択だった。
やはり奴隷以外はないのかと少し思ったが、やはり見破られ。
「ユリナちゃんかなり特殊だから奴隷にしておいた方がいいと思うわ」
と、先に言われてしまった。結果、ドルゴを採用して次の奴隷市を見に行き、後衛または中衛になる奴隷を探すことにした。市で見つからなければお店をお回ることになるだろう。
その日は、エミリーさんの助言を聞きながらお茶を飲んで解散となった。
ドルゴの家には明日出向き返済金額の詳細と奴隷契約の話をするよう話して別れる。
今日は結構つかれた日になったがレベルが少し上がっていたので気分は悪くなかった。
ステータス
名前 ユリナ・シラナミ 15歳 犯罪歴なし
職業 魔導士 Lv13
冒険者ギルド ランクF
HP D
ST D
MP B
力 D
防御 D
魔力 S
知能 C
俊敏 C
幸運 S
スキル
攻撃魔法 Lv17
補助魔法Lv15
魔道補助 Lv13
杖術 Lv13
格闘 Lv12
生活魔法 Lv11
言語翻訳 Lv14
自動探知 Lv15
空間魔法 Lv13
魔法錬金術 Lv14
契約魔法 Lv7
鑑定 Lv8
神聖魔法 Lv8
空きスキル枠 2枠
主神の加護 神への祈りが使えるようになる 傷、病気などが回復する。
異世界(地球)の主神の加護 Lvが通常よりも上がりやすくなる PTにも反映する。
七福神の加護 幸運値が爆上がりする。
称号 異界からの神子 本気で神に祈ると何かが起こるかもしれない。
これに加えてラークも少しスキルレベルが上がっていた。
ステータス
名前 ラーク 18歳 犯罪歴なし 奴隷 所有者 ユリナ・シラナミ
職業 剣士 Lv17
冒険者ギルド ランクD
HP D
ST D
MP E
力 C
防御 D
魔力 E
知能 D
俊敏 C
幸運 D
スキル
剣術 Lv19
体術 Lv15
盾 Lv14
身体強化 LV15
自然回復 LV 13
戦闘補助 Lv 8
生活魔法 Lv14
薬剤師 Lv12
空きスキル枠 1枠
今日は結構つかれたし、明日はまたいろいろありそうなので後はゆっくりして過ごそうと思い家に帰った。
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亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
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最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
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