教科書通りの恋を教えて

山鳩由真

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14.強制発情 2

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 ベッドの上に引き摺られるようにして連れてこられた郁は、服を脱がされると裸の身体を丸めてうずくまった。焼けるように身体が熱い。何もしていないのに陰茎は痛いほどに勃ちあがり、先からじわじわと腺液が滲む。後ろの孔も蜜で濡れ、少し身じろぎするだけでベッドの上に溢れていた。シーツなどの布がそこにわずかに擦れるだけで快感をおぼえ、淫らに腰をすり寄せてしまう。

「すごい……いい匂い……郁、苦しい? どうしてほしい?」

「あ……っ、やだ……っ」

 耳元で室見の低い声に囁かれ、腰が跳ねる。後ろから抱き締める室見の素肌が直に感じられて、それだけで気が遠くなりそうなほどに快感をおぼえる。

「あ……うぅ……あっ、あっ、ああーっ」

 室見の指が陰茎を軽く包むだけで、全身を痙攣させて郁は達した。底が知れない快感の沼にはまったようで恐ろしく、郁は涙を流し続ける。

「あ……っ、と、とま……とまらな……っ、うあ」

「俺も……止まらない……あっ、おかしくなる……郁……郁……っ」

 郁の陰茎を握りながら、室見は後ろから股の間に自身の猛るものを挟み擦りつける。郁の後孔から溢れる愛液と室見の先走りでお互いの陰部が濡れそぼり、ねちゃねちゃと淫猥な音をたてた。

「や……っ、やだ……ぁ……」

 いっそ意識を失うことができたら楽になれるのに、快感を拾うための感覚器官が身体の隅々まで冴えている。
 
「郁……愛してるよ……。全部……、郁の全部ほしい……」
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