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22.傍迷惑な勘違いと不幸な行き違い
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「……なるほど。一応、美実達から経過は聞いていたが、君の話でその裏付けはできたし、君の主張に関しても良く分かった」
「お騒がせして、誠に申し訳ありません」
両親が東京に出向いて来ているなど夢にも思っていなかった淳は、同じ頃、旭日食品の社長室に出向き、仕事の合間に時間を取ってくれた昌典の前で、ひたすら緊張しながら美実と揉めた内容を語った。
厳めしい顔付きの昌典と向かい合い、冷や汗しか出ない話を一通りし終えてから、ソファーに座ったまま頭を下げると、昌典が冷静に問いかけてくる。
「きちんと君の考えを聞きたくて、今日、ここまで出向いて貰ったわけだが。どうだ? 美実と本当に結婚する気はあるのか?」
「勿論です」
顔を上げて真剣な面持ちで頷いた淳だったが、ここで昌典は益々眼光を鋭くし、淳を睨み付けつつ問いを重ねた。
「それは、美実が妊娠しているからか? もし子供がいない状態でこんな風に揉めていたら、それがきっかけで嫌気が差して、あっさり別れていたんじゃないのか?」
「そんな事はありません」
自分の突き刺さる様な視線を真っ向から受け止め、ムキになる事無く自然体で言い返した淳を、昌典は無表情のまま何十秒か観察してから、小さく息を吐いて苦笑の表情を見せた。
「分かった。それでは美子は、私が責任を持って、説得して宥めておこう」
「申し訳ありません。宜しくお願いします」
「それから、今月末に私の誕生祝いをする予定になっているから、その時に家に来なさい。美子もそうだが美実にも言っておくから、その時に当事者同士で、きちんと話し合う様に」
「分かりました。ありがとうございます」
予想外に自宅に招き入れて貰える事になった為、淳は途端に顔付きを明るくして礼を述べた。それを見た昌典が、苦笑を深める。
「美実にも非はあるからな。家に呼びつけるわけにはいかないし、このところ仕事が立て込んでいて、仕事上がりにゆっくり時間が取れなくて申し訳なかった。君はこれから仕事だろう?」
淳が持参した鞄を見ながら昌典が尋ねた為、淳は真顔で頷く。
「はい、軽く食べてから、そのまま裁判所に出向く予定です」
「それなら、もう席を外しても構わない」
「それでは失礼します。お仕事中に時間を取って頂いて、ありがとうございました」
「いや。気をつけて行きなさい」
二人で立ち上がり、握手を交わしてから社長室を出た淳は、廊下を歩きながら胸をなで下ろし、しみじみとした口調で呟いた。
「今まで生きてきた中で、今日が一番緊張したかもしれないな。口調は穏やかでも、威圧感が半端じゃないぞ、あの親父さん。流石は、あの美子さんの父親だ」
感心しきりでそう口にしてから、淳は予想以上の成果を上げられた事で、顔を緩める。
「派手に叱責されるのを覚悟して出向いたが……。予想外に冷静に、藤宮氏と突っ込んだ話ができて良かった。これで取り敢えず、直に美実と話をさせて貰える事を、確約して貰えたし」
そして機嫌良く旭日食品本社ビルから出た淳は、昼を回っていた為、手近なコーヒーショップに入って、サンドイッチと珈琲で簡単な昼食をとり始めた。
「さて、何か緊急の連絡とかは……」
忙しなく食べながらマナーモードにしておいた携帯電話に着信していたメールを確認し、必要な物には返信を済ませていると、サンドイッチを食べ終える頃には、殆ど問題無く処理を済ませる事ができた。
「これで事務所関係の問い合わせには全部返信したし、これからのスケジュールに変更は無い。後は……、うん?」
普段、滅多に連絡していない事から、確認を後回しにしている実家関係のフォルダーに、着信を示す表示が出ていた事に漸く気が付いた淳は、珈琲を飲みながら怪訝な顔になった。
「お袋から? この時間は仕事中って分かってるだろうに、どうしてわざわざ日中に電話をかけてくるんだ? ああ、留守電も入ってるな。それに昨日の夜もかけてきてたのか?」
該当する箇所を開いてみて、着信の時刻を確認した淳は、我知らず渋面になった。しかし無視すると後々面倒だとも思った為、カウンターに座りながら録音データに耳を傾ける事にする。
「淳。あなた昨夜も全然電話が繋がらないし、何をやってるの? 縁から聞いたけど、あなた付き合ってる彼女と揉めてるんですって? 全く、しょうがないわね」
「やっぱり説教か」
再生を始めるなり、耳に飛び込んで来た棘のある口調に、淳は本気でげんなりした。しかしそんな淳には構わず、良子の話が続く。
「こっちの都合もあるから、さっさと話を纏めて欲しいのよ。だから比較的今日は暇だから、東京に出て来たわ」
「……は? 出て来た!? ちょっと待て、そんな話、全然聞いてないぞ!」
思わず声を荒げて椅子から立ち上がった淳だったが、驚いた周囲からの視線を浴びた事に気が付いて、慌てて再び腰を下ろした。しかしそんな動揺著しい淳を、更に狼狽させる事を良子が言い出す。
「これから相手の家に行くわ。旅館の跡取りの嫁になって、ゆくゆくは女将になるってわけじゃ無いんだから、変に構えたり怖じ気づく必要は無いんだし、あんたの結婚相手としてちゃんと認めてあげるわって、私達が一言言ってあげれば万事丸く収まるんでしょう? 感謝しなさい。それじゃあね。また電話するわ」
「ちょっと待て! 何か激しく誤解してるし、藤宮家に出向いて欲しいなんて、俺は一言だって言って無いぞ! 縁から、何をどう聞いたんだ!?」
言うだけ言って途切れた声に、淳は狼狽し切った声を上げた。そして周囲の視線を物ともせず、急いで支払いを済ませて店を飛び出し、腕時計で時間を確認しながらタクシーを拾う。
そして後部座席に収まり、行先を告げると同時に焦りまくって携帯電話を操作し始めた淳だったが、悉く自分の思い通りにならない事態に、次第に焦燥の色を濃くした。
「くそっ、繋がらない……。親父の携帯は……。電源を落としてるのか、マナーモードにして気が付いて無いのか」
まず両親に連絡をつけようと試みた淳だったが、両者の携帯電話には繋がらず、耳から離したそれを恨みがましく見下ろす。
「今日は口頭弁論だってのに、遅れるなんて真似ができるか。これまでも散々、あれの所有権で揉めまくってたのに」
そして次に藤宮家関係に連絡を付けようとした淳だったが、とことん運に見放されたのか、全て空振りに終わった。
「秀明や藤宮さんにまで、悉く繋がらないとは……。今日は厄日か。美子さん達の携帯電話は、未だに繋がらないし……」
一通り試してみて、どうにもならない事を認識させられた淳は、完全に諦めて秀明のスマホにだけメッセージを残し、マナーモードにした携帯電話をポケットにしまい込んだ。
「仕方がない。もう運を天に任せるしかないな。仕事に集中しないと」
本音を言えばとても仕事どころではない心境だったのだが、淳はそんな不安を捻じ伏せ、鞄から取り出した資料を取り出して、到着するまでのわずかな時間を利用し、最終確認を始めた。
「お騒がせして、誠に申し訳ありません」
両親が東京に出向いて来ているなど夢にも思っていなかった淳は、同じ頃、旭日食品の社長室に出向き、仕事の合間に時間を取ってくれた昌典の前で、ひたすら緊張しながら美実と揉めた内容を語った。
厳めしい顔付きの昌典と向かい合い、冷や汗しか出ない話を一通りし終えてから、ソファーに座ったまま頭を下げると、昌典が冷静に問いかけてくる。
「きちんと君の考えを聞きたくて、今日、ここまで出向いて貰ったわけだが。どうだ? 美実と本当に結婚する気はあるのか?」
「勿論です」
顔を上げて真剣な面持ちで頷いた淳だったが、ここで昌典は益々眼光を鋭くし、淳を睨み付けつつ問いを重ねた。
「それは、美実が妊娠しているからか? もし子供がいない状態でこんな風に揉めていたら、それがきっかけで嫌気が差して、あっさり別れていたんじゃないのか?」
「そんな事はありません」
自分の突き刺さる様な視線を真っ向から受け止め、ムキになる事無く自然体で言い返した淳を、昌典は無表情のまま何十秒か観察してから、小さく息を吐いて苦笑の表情を見せた。
「分かった。それでは美子は、私が責任を持って、説得して宥めておこう」
「申し訳ありません。宜しくお願いします」
「それから、今月末に私の誕生祝いをする予定になっているから、その時に家に来なさい。美子もそうだが美実にも言っておくから、その時に当事者同士で、きちんと話し合う様に」
「分かりました。ありがとうございます」
予想外に自宅に招き入れて貰える事になった為、淳は途端に顔付きを明るくして礼を述べた。それを見た昌典が、苦笑を深める。
「美実にも非はあるからな。家に呼びつけるわけにはいかないし、このところ仕事が立て込んでいて、仕事上がりにゆっくり時間が取れなくて申し訳なかった。君はこれから仕事だろう?」
淳が持参した鞄を見ながら昌典が尋ねた為、淳は真顔で頷く。
「はい、軽く食べてから、そのまま裁判所に出向く予定です」
「それなら、もう席を外しても構わない」
「それでは失礼します。お仕事中に時間を取って頂いて、ありがとうございました」
「いや。気をつけて行きなさい」
二人で立ち上がり、握手を交わしてから社長室を出た淳は、廊下を歩きながら胸をなで下ろし、しみじみとした口調で呟いた。
「今まで生きてきた中で、今日が一番緊張したかもしれないな。口調は穏やかでも、威圧感が半端じゃないぞ、あの親父さん。流石は、あの美子さんの父親だ」
感心しきりでそう口にしてから、淳は予想以上の成果を上げられた事で、顔を緩める。
「派手に叱責されるのを覚悟して出向いたが……。予想外に冷静に、藤宮氏と突っ込んだ話ができて良かった。これで取り敢えず、直に美実と話をさせて貰える事を、確約して貰えたし」
そして機嫌良く旭日食品本社ビルから出た淳は、昼を回っていた為、手近なコーヒーショップに入って、サンドイッチと珈琲で簡単な昼食をとり始めた。
「さて、何か緊急の連絡とかは……」
忙しなく食べながらマナーモードにしておいた携帯電話に着信していたメールを確認し、必要な物には返信を済ませていると、サンドイッチを食べ終える頃には、殆ど問題無く処理を済ませる事ができた。
「これで事務所関係の問い合わせには全部返信したし、これからのスケジュールに変更は無い。後は……、うん?」
普段、滅多に連絡していない事から、確認を後回しにしている実家関係のフォルダーに、着信を示す表示が出ていた事に漸く気が付いた淳は、珈琲を飲みながら怪訝な顔になった。
「お袋から? この時間は仕事中って分かってるだろうに、どうしてわざわざ日中に電話をかけてくるんだ? ああ、留守電も入ってるな。それに昨日の夜もかけてきてたのか?」
該当する箇所を開いてみて、着信の時刻を確認した淳は、我知らず渋面になった。しかし無視すると後々面倒だとも思った為、カウンターに座りながら録音データに耳を傾ける事にする。
「淳。あなた昨夜も全然電話が繋がらないし、何をやってるの? 縁から聞いたけど、あなた付き合ってる彼女と揉めてるんですって? 全く、しょうがないわね」
「やっぱり説教か」
再生を始めるなり、耳に飛び込んで来た棘のある口調に、淳は本気でげんなりした。しかしそんな淳には構わず、良子の話が続く。
「こっちの都合もあるから、さっさと話を纏めて欲しいのよ。だから比較的今日は暇だから、東京に出て来たわ」
「……は? 出て来た!? ちょっと待て、そんな話、全然聞いてないぞ!」
思わず声を荒げて椅子から立ち上がった淳だったが、驚いた周囲からの視線を浴びた事に気が付いて、慌てて再び腰を下ろした。しかしそんな動揺著しい淳を、更に狼狽させる事を良子が言い出す。
「これから相手の家に行くわ。旅館の跡取りの嫁になって、ゆくゆくは女将になるってわけじゃ無いんだから、変に構えたり怖じ気づく必要は無いんだし、あんたの結婚相手としてちゃんと認めてあげるわって、私達が一言言ってあげれば万事丸く収まるんでしょう? 感謝しなさい。それじゃあね。また電話するわ」
「ちょっと待て! 何か激しく誤解してるし、藤宮家に出向いて欲しいなんて、俺は一言だって言って無いぞ! 縁から、何をどう聞いたんだ!?」
言うだけ言って途切れた声に、淳は狼狽し切った声を上げた。そして周囲の視線を物ともせず、急いで支払いを済ませて店を飛び出し、腕時計で時間を確認しながらタクシーを拾う。
そして後部座席に収まり、行先を告げると同時に焦りまくって携帯電話を操作し始めた淳だったが、悉く自分の思い通りにならない事態に、次第に焦燥の色を濃くした。
「くそっ、繋がらない……。親父の携帯は……。電源を落としてるのか、マナーモードにして気が付いて無いのか」
まず両親に連絡をつけようと試みた淳だったが、両者の携帯電話には繋がらず、耳から離したそれを恨みがましく見下ろす。
「今日は口頭弁論だってのに、遅れるなんて真似ができるか。これまでも散々、あれの所有権で揉めまくってたのに」
そして次に藤宮家関係に連絡を付けようとした淳だったが、とことん運に見放されたのか、全て空振りに終わった。
「秀明や藤宮さんにまで、悉く繋がらないとは……。今日は厄日か。美子さん達の携帯電話は、未だに繋がらないし……」
一通り試してみて、どうにもならない事を認識させられた淳は、完全に諦めて秀明のスマホにだけメッセージを残し、マナーモードにした携帯電話をポケットにしまい込んだ。
「仕方がない。もう運を天に任せるしかないな。仕事に集中しないと」
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