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第39話 傲慢な正義
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私は夢を見る。
まだ稚拙で、素直になれなかった自分の言葉を思い出す。
その記憶に後悔はない。
とても大事で、いつまでも心の奥にしまってある大事なものなのだから。
…………………………
……………………
………………
…………
……
「無様な恰好ね。【天翼の勇者】! 王国中から狙われて、命からがら逃げてきたというわけ?」
「まぁな。人間相手に手加減するのも中々骨が折れる」
数年前に焼け落ちたものを再建した屋敷のホールで、私は突然飛び込んできた薄汚い青年を見下す。
「それで? 私に何か用?」
ここに来た理由など、1つしかないというのに、私は彼の口から言葉を聞きたかった。
今思えば、それは幼いちっぽけ私のプライドと求められたいという欲求から出た意地悪でもある。
だが、目の前の青年は表情ひとつ変えずに答えた。
「すまないが、少し休ませてほしい。迷惑はかけない。すぐに出ていく」
そう言って頭を下げる青年に、私は少しの憤りを覚えたが、同時に嬉しくもあった。
私は思わず頬が緩みそうになるのを顔を背けて隠し、言い放つ。
「ならすぐにその恰好をどうにかなさい! 汚らわしい!」
そして、私はメイドたちに命じて彼を身綺麗にするよう指示した。
彼はその夜にこっそり出ていこうとしたが、ナメてもらっては困る。
その日は夜通し話に付き合いさせ、彼が眠りに落ちるまでそばにいた。
次の日も、何かと理由をつけて彼を屋敷に置いた。
そして、その次の日も、さらに次の日も、あらゆる手を使って屋敷から出すことはしなかった。
そんな日が続くと、不器用な私の意図をやっと汲んでくれたのだろう。彼は屋敷から出ていくとは言わなくなった。
だが、いつまでも客人として扱われるのが彼は嫌だったらしい。
使用人として雇ってほしいと言われた時、私は平静を取り繕っていたが、内心は飛び上がるほど嬉しかった。
とはいっても、これまで戦うことしかしてこなかった彼ができることは少ない。
だが、やらせてみればできるもので、紅茶の淹れ方だけはまともにできるようになった。
だから、私は彼を傍に置いた。
執務の時も、休憩の時も、眠る時でさえ一緒にいることを強要した。
夜、ベッドの中で彼に抱き着き、眠りについた振りをしていると、こっそりと私の体を抱きしめ返してくれる彼の熱が愛おしかった。
だが、別れは突然来る。
この屋敷で国賊である彼を匿っていることが露呈したのだ。
だが、それはいずれ訪れるであろうことでもあった。
使用人たちを逃がし、屋敷には私と彼だけが残った。
私たちが隠れたのは以前、魔王軍に襲撃された際、母が私だけを隠した地下室だ。
そこにはすでに彼によって私を逃すための術が用意してあった。
1年にも満たない彼との生活は幸せだった。
だから、そこでも私は我儘を言い、彼に約束をさせた。
必ず迎えに来る、と。
そして私は、彼の纏っていた布と約束だけを持って、この世界に来た。
……
…………
………………
……………………
…………………………
……懐かしい夢を見ていた気がする。
顔を上げると、そこは鉄骨が剝き出しになっている暗い場所だった。
体の節々に痛みを感じて身をよじると、自分の体が古い椅子に縛られていることに気づく。
そうか、私は……とマリアは思い出した。
緊急招集のコールを受けて部屋を飛び出し、アキを迎えに行こうとしたところを、何者かに捕らえられたのだ。
脇に備えた拳銃など抜く暇もなかった。
どこかでハーブのような音色が聞こえた瞬間には、マリアは意識を失ったのだ。
「お目覚めかい?」
自分の無力さを痛感していると、そんな声がかかる。
声の主は目の前にいた。
この現代では実際に目にすることは少ないフルプレートの鎧を身に纏って、兜を抱える青年の騎士。
その顔にマリアは見覚えがある。
「久しいな、ヴェネリオ。わざわざ別の世界までアキを追ってきたか」
相手はヴェネリオ・ヴァン・ダールステイン。若くして天才と言われた近衛騎士だった。
短いくせ毛の金髪をかき上げた彼は、口元に微笑を浮かべてマリアを見下す。
「無論です。【天翼】は我が王国滅亡の元凶……世界を渡ろうとその罪は消えません」
「罪か。貴卿らのその傲慢な正義に翳してみれば、目に映る全てが罪人だろうよ。少しはその手にかけた命を見習って、罪の2つや3つ、背負ってみればどうだ」
「我らが背負うべき罪はただ1つだけ。【天翼の勇者】を討ち取り損ねたことのみです」
くだらん、とマリアは吐き捨てた。
王に近い騎士たちは、魔王軍との戦いを冒険者や発言力のない貴族に押し付け、有効な救援を寄越さなかった腰抜け共だ。
それに限らず、派兵したかと思えばその補給を道中の村から接収し、魔物とは多少の小競り合い程度でそそくさと逃げ出す体たらく。
そんな者たちがアキに勝てるわけがない。
王国が滅亡したことなど初耳だが、当然だろうとマリアは思う。
すでに崩れかかっていたものが、何かの拍子で倒れたか、それとも自らその体を畳んだか。
いずれにしても、すべての罪をアキに擦り付けさえすれば、彼らは正義という名の御旗を掲げられるのだ。
「それで? 私を人質に取ればアキに勝てるとでも?」
「いいえ、貴女は餌に過ぎません。我らは世界の境界を越え、新たな力を手にしました」
ヴェネリオが言うと、彼のこめかみに青い血管が浮き出す。
そして脈打つように体が跳ねると、その背中に何かが膨れ上がった。
――翼だ。
白い白鳥のような翼が現れたのだ。
それだけを見れば、ヴェネリオはこちらの世界で言う天使のような存在に見えただろう。
だが、その顔は醜悪の一言に尽きる。
歯は鋭く、目の結膜は黒く染まり、顔じゅうに青筋を立てていた。
マリアはそれを見て、彼はすでに人ではないことを悟った。
「いかがですか? 我ら選ばれし八英傑。この力を持って【天翼】を見事打ち倒してみせましょう」
声高々に言うヴェネリオに、マリアはわざと喉を鳴らしてみせる。
「すまないが吐き気をこらえるのに必死でな」
「ならその減らず口を塞いであげましょう?」
後ろから聞こえた艶っぽい声にマリアははっと振り返った。
そこには大きめのハーブを抱えた――いや、これは脚だ。蜘蛛のような複数の足から糸を垂らし、ハーブのような形に見せた異形の女性が立っている。
「なっ……ぐッ!?」
そして、その弦が弾かれると、マリアの全身の筋肉が硬直した。
恐らく、精神に作用する魔力を乗せた音だ。
呼吸ができない。自分の意志とは関係なく肺の空気を押し出そうとする体に、マリアは命の危険を感じる。
「まぁ待てシルヴィーナ。殺すな」
だが、その時、さらに別の声が響いた。
すると弦の音が再び聞こえて、マリアの体に自由が戻る。
そうして朦朧とする意識の中で周囲を見回すと、そこにはヴェネリオを含めた7人の男女が立っていた。
こやつらが八英傑とやらか、とマリアは歯噛みする。
彼らはかつての王の側近だ。
しかし、今となってはその身を異形のものに変え、人のものではない瞳でこちらを見据えていた。
「この娘の命を奪うのなら【天翼】の前で裁こうぞ。奴が自らの罪を悔い、絶望に落ちるほど惨たらしくな」
「承知しましたわ。ネレーオ様」
シルヴィーナと呼ばれた蜘蛛の女が、その毛の無数に生えた足でマリアの首筋を撫でてくる。
その虫唾の走る感触に顔をしかめながら背けると、シルヴィーナは満足げに笑った。
「おっと、来たようだぞ」
そこで、棘のついた鉄球を担いだ男が言う。
すると、マリアを除くその場の全員が、歓喜の視線を暗闇へと投げた。
「あのー、ここにマリアがいるって聞いたんですけど」
相変わらず呑気な調子で現れたアキに、マリアは安堵と呆れのため息をつくのだった。
まだ稚拙で、素直になれなかった自分の言葉を思い出す。
その記憶に後悔はない。
とても大事で、いつまでも心の奥にしまってある大事なものなのだから。
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「無様な恰好ね。【天翼の勇者】! 王国中から狙われて、命からがら逃げてきたというわけ?」
「まぁな。人間相手に手加減するのも中々骨が折れる」
数年前に焼け落ちたものを再建した屋敷のホールで、私は突然飛び込んできた薄汚い青年を見下す。
「それで? 私に何か用?」
ここに来た理由など、1つしかないというのに、私は彼の口から言葉を聞きたかった。
今思えば、それは幼いちっぽけ私のプライドと求められたいという欲求から出た意地悪でもある。
だが、目の前の青年は表情ひとつ変えずに答えた。
「すまないが、少し休ませてほしい。迷惑はかけない。すぐに出ていく」
そう言って頭を下げる青年に、私は少しの憤りを覚えたが、同時に嬉しくもあった。
私は思わず頬が緩みそうになるのを顔を背けて隠し、言い放つ。
「ならすぐにその恰好をどうにかなさい! 汚らわしい!」
そして、私はメイドたちに命じて彼を身綺麗にするよう指示した。
彼はその夜にこっそり出ていこうとしたが、ナメてもらっては困る。
その日は夜通し話に付き合いさせ、彼が眠りに落ちるまでそばにいた。
次の日も、何かと理由をつけて彼を屋敷に置いた。
そして、その次の日も、さらに次の日も、あらゆる手を使って屋敷から出すことはしなかった。
そんな日が続くと、不器用な私の意図をやっと汲んでくれたのだろう。彼は屋敷から出ていくとは言わなくなった。
だが、いつまでも客人として扱われるのが彼は嫌だったらしい。
使用人として雇ってほしいと言われた時、私は平静を取り繕っていたが、内心は飛び上がるほど嬉しかった。
とはいっても、これまで戦うことしかしてこなかった彼ができることは少ない。
だが、やらせてみればできるもので、紅茶の淹れ方だけはまともにできるようになった。
だから、私は彼を傍に置いた。
執務の時も、休憩の時も、眠る時でさえ一緒にいることを強要した。
夜、ベッドの中で彼に抱き着き、眠りについた振りをしていると、こっそりと私の体を抱きしめ返してくれる彼の熱が愛おしかった。
だが、別れは突然来る。
この屋敷で国賊である彼を匿っていることが露呈したのだ。
だが、それはいずれ訪れるであろうことでもあった。
使用人たちを逃がし、屋敷には私と彼だけが残った。
私たちが隠れたのは以前、魔王軍に襲撃された際、母が私だけを隠した地下室だ。
そこにはすでに彼によって私を逃すための術が用意してあった。
1年にも満たない彼との生活は幸せだった。
だから、そこでも私は我儘を言い、彼に約束をさせた。
必ず迎えに来る、と。
そして私は、彼の纏っていた布と約束だけを持って、この世界に来た。
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……懐かしい夢を見ていた気がする。
顔を上げると、そこは鉄骨が剝き出しになっている暗い場所だった。
体の節々に痛みを感じて身をよじると、自分の体が古い椅子に縛られていることに気づく。
そうか、私は……とマリアは思い出した。
緊急招集のコールを受けて部屋を飛び出し、アキを迎えに行こうとしたところを、何者かに捕らえられたのだ。
脇に備えた拳銃など抜く暇もなかった。
どこかでハーブのような音色が聞こえた瞬間には、マリアは意識を失ったのだ。
「お目覚めかい?」
自分の無力さを痛感していると、そんな声がかかる。
声の主は目の前にいた。
この現代では実際に目にすることは少ないフルプレートの鎧を身に纏って、兜を抱える青年の騎士。
その顔にマリアは見覚えがある。
「久しいな、ヴェネリオ。わざわざ別の世界までアキを追ってきたか」
相手はヴェネリオ・ヴァン・ダールステイン。若くして天才と言われた近衛騎士だった。
短いくせ毛の金髪をかき上げた彼は、口元に微笑を浮かべてマリアを見下す。
「無論です。【天翼】は我が王国滅亡の元凶……世界を渡ろうとその罪は消えません」
「罪か。貴卿らのその傲慢な正義に翳してみれば、目に映る全てが罪人だろうよ。少しはその手にかけた命を見習って、罪の2つや3つ、背負ってみればどうだ」
「我らが背負うべき罪はただ1つだけ。【天翼の勇者】を討ち取り損ねたことのみです」
くだらん、とマリアは吐き捨てた。
王に近い騎士たちは、魔王軍との戦いを冒険者や発言力のない貴族に押し付け、有効な救援を寄越さなかった腰抜け共だ。
それに限らず、派兵したかと思えばその補給を道中の村から接収し、魔物とは多少の小競り合い程度でそそくさと逃げ出す体たらく。
そんな者たちがアキに勝てるわけがない。
王国が滅亡したことなど初耳だが、当然だろうとマリアは思う。
すでに崩れかかっていたものが、何かの拍子で倒れたか、それとも自らその体を畳んだか。
いずれにしても、すべての罪をアキに擦り付けさえすれば、彼らは正義という名の御旗を掲げられるのだ。
「それで? 私を人質に取ればアキに勝てるとでも?」
「いいえ、貴女は餌に過ぎません。我らは世界の境界を越え、新たな力を手にしました」
ヴェネリオが言うと、彼のこめかみに青い血管が浮き出す。
そして脈打つように体が跳ねると、その背中に何かが膨れ上がった。
――翼だ。
白い白鳥のような翼が現れたのだ。
それだけを見れば、ヴェネリオはこちらの世界で言う天使のような存在に見えただろう。
だが、その顔は醜悪の一言に尽きる。
歯は鋭く、目の結膜は黒く染まり、顔じゅうに青筋を立てていた。
マリアはそれを見て、彼はすでに人ではないことを悟った。
「いかがですか? 我ら選ばれし八英傑。この力を持って【天翼】を見事打ち倒してみせましょう」
声高々に言うヴェネリオに、マリアはわざと喉を鳴らしてみせる。
「すまないが吐き気をこらえるのに必死でな」
「ならその減らず口を塞いであげましょう?」
後ろから聞こえた艶っぽい声にマリアははっと振り返った。
そこには大きめのハーブを抱えた――いや、これは脚だ。蜘蛛のような複数の足から糸を垂らし、ハーブのような形に見せた異形の女性が立っている。
「なっ……ぐッ!?」
そして、その弦が弾かれると、マリアの全身の筋肉が硬直した。
恐らく、精神に作用する魔力を乗せた音だ。
呼吸ができない。自分の意志とは関係なく肺の空気を押し出そうとする体に、マリアは命の危険を感じる。
「まぁ待てシルヴィーナ。殺すな」
だが、その時、さらに別の声が響いた。
すると弦の音が再び聞こえて、マリアの体に自由が戻る。
そうして朦朧とする意識の中で周囲を見回すと、そこにはヴェネリオを含めた7人の男女が立っていた。
こやつらが八英傑とやらか、とマリアは歯噛みする。
彼らはかつての王の側近だ。
しかし、今となってはその身を異形のものに変え、人のものではない瞳でこちらを見据えていた。
「この娘の命を奪うのなら【天翼】の前で裁こうぞ。奴が自らの罪を悔い、絶望に落ちるほど惨たらしくな」
「承知しましたわ。ネレーオ様」
シルヴィーナと呼ばれた蜘蛛の女が、その毛の無数に生えた足でマリアの首筋を撫でてくる。
その虫唾の走る感触に顔をしかめながら背けると、シルヴィーナは満足げに笑った。
「おっと、来たようだぞ」
そこで、棘のついた鉄球を担いだ男が言う。
すると、マリアを除くその場の全員が、歓喜の視線を暗闇へと投げた。
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2021/09/10 後日談の追加を開始
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