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翌日1
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薄っすらとした意識の中、ルネは寝返りを打とうと身じろいだ。
だが、重たい何かが身体に巻き付いていて上手く動かせない。
不思議に思いながら目蓋を持ち上げると、吐息がかかりそうなほど近くに見慣れた顔があった。
視線が合うと、ジュストは彼らしい皮肉っぽい笑みを浮かべた。
「おはよう」
身体が動かなかったのは、ジュストがルネを腕の中に閉じ込めていたからだ。
「……おはよう」
訳が分からないまま、ルネは一先ず挨拶を返した。
なぜジュストは自分を抱きしめているのだろう。
ルネは少しずつ覚醒してきた頭で、この状況に至る経緯を思い返してみた。
昨晩はジュストとマッサージをしていたが、途中から記憶がない。
いつの間にか寝てしまったらしい。
ジュストにはこれまで何度もマッサージを手伝ってもらっているが、こうして共に朝を迎えたことは一度もない。
いつ緊急の呼び出しがあるか分からないため、マッサージが終わった後は身支度を整え自室に戻っていたからだ。
ジュストも疲れ果てそのまま寝てしまったのなら分かるが、二人とも衣服をしっかりと着ている。
ルネが意識を飛ばした後、清拭をした上で着替えさせてくれたのだろう。
だからこそ、ジュストがルネのベッドで寝ているこの状況が疑問で仕方がない。
昨晩、ジュストの様子が変だったことと関係があるのだろうか。
「……ジュスト?」
「ん?」
名を呼んでみても、ジュストはとぼけた声を返すだけで、身体を離そうとしない。
「何してるんだ」
「……寒いんだよ」
確かに今朝は一段と冷え込んでいる。
いつも通り身支度を整えて部屋に戻ろうとしたが、寒さに負けてルネの身体で暖を取ることにした、ということのようだ。
そういえば幼い頃にも、寒いと言って手を繋いだり頬を両手で挟んできたりと、同じように人で暖を取ろうとしていたことを思い出す。
疑問が一つ解消し、ルネは小さく息を吐き出した。
「もう起きる時間だ」
「へいへい」
胸を軽く押し返すと、ようやくジュストはルネを解放して身を起こした。
「……身体、大丈夫か」
ベッドの端に腰掛けたジュストは、靴を履きながら問いかけてきた。
背を向けているため表情は分からないが、気遣わしげな声色から昨晩のことを気にしているのは明白だ。
正直に言えば、全身が気怠く鉛のように重たいし、何より腰が痛い。
二日連続で意識を失うまでマッサージをしたのだから、当然といえば当然だろう。
だが、それを直接伝えるのは憚られた。
昨晩、ジュストは何を考えていたのだろう。
胸への乱暴なマッサージもそうだが、その後の強引で高圧的な態度は、およそジュストらしくない振舞いだった。
言葉の端々から察するに、アダンとマッサージをしたことを快く思っていないのは確かだ。
ただ、何がそこまでジュストを苦しめたのかまではルネには分からなかった。
ジュストは何かに苦しんでいた。
しかし、何も語らなかった。
恐らく原因が自分にあるからだ。
優しいジュストはそれを本人には告げられなかったのに違いない。
あるいは、話しても意味がないと思ったのかもしれない。
話したところで、ルネに自覚がなければ直しようがないのだから。
「うん、大丈夫」
原因が自分にあると分かっていて無責任かもしれないが、ジュストに話す気がない限り、無理に聞き出すつもりはルネにはなかった。
言いたくないことを吐き出させることが、相手を楽にするとは限らないからだ。
昔から人の機微を察するのは苦手だが、父や兄がルネを傷付けまいと言葉を濁す場面を何度も見てきた。
今のジュストも同じなのだろう。
いつかジュストが話してくれるまで、あるい苦しみが自然と癒えるまで。
今の自分にできるのは、ジュストが変に気を遣わなくて済むよう普段通りに振舞うことだ。
ルネは疑わしげな目を向けているジュストに向けて、小さく頷いて見せた。
「本当かよ」
「うん」
幸い、今日の予定は会議や机仕事が中心だ。
元よりジュストの不在で溜まってきている書類に専念するつもりだったため、団員の訓練については昨日のうちに隊長二人に頼んである。
「来月の舞踏会について、覚えなくてはいけないことや考えることが山積している。休んでいる暇はない」
ルネは意図的に仕事の話へと話題を切り替えた。
気遣いはありがたいが、痛みを訴えたところで治るものではないし、ジュストの罪悪感が増すだけだからだ。
「……明日まで休暇申請出してたけど、俺も今日から出るから」
これ以上聞いても無駄だと思ったのだろう。
ジュストは問い質すことを諦め、面倒くさそうに黒髪を掻き上げた。
「ゆっくり休めばいいのに」
「舞踏会の経験が皆無の団長様には俺が必要だろ」
「うん、助かる」
じゃあ、また後で。
普段通りの会話ができていることに安堵しながら、ルネは部屋を出ていくジュストを見送った。
*
全身の泡を流すため、桶に汲んだ湯を頭からかける。
汚れと共に疲れも流れていくようで、ルネはほっと息を吐き出した。
今日の業務はどうにか支障なく終えることができた。
廊下ですれ違った外務卿が尻を撫でてきた時は腰に響くのではと肝を冷やしたが、痛みを顔に出すことなく無事に乗り切れたと思う。
外務卿は三大公爵家の一つであるジャルディノ家の出身だ。
現ジャルディノ公の弟であり、ルネの父より十ほど年上だと聞いている。
ルネを見ると離れて暮らしている息子を思い出すらしく、手を握られたり、腰を抱かれたりと何かとスキンシップが多い人物だ。
ルネも兄弟で抱き合ったり頬に口づけたりすることは日常的だったため、外務卿の行為は特段気にしてはいなかった。
だが、親子や兄弟同士で触れ合う習慣はグラック家ではなかったようで、ジュストの目には異質に映ったらしい。
むしろ外務卿よりも、激怒しているジュストを宥める方が余程大変だった。
ジュストはいつもルネのために怒ってくれている。
そのこと自体は嬉しいし、感謝の念に堪えない。
しかし同時に、自身の頼りなさを痛感してしまう。
ジュストや周囲の人々に迷惑や心配をかけないよう、もっと自立した人間になりたい。
いや、ならなければならない。
もう一度身体にお湯をかけ、ルネは浴室を後にした。
脱衣所に上がったルネは、鏡に映った自身の姿にぎくりと身体を強張らせた。
身体を洗っている時は考え事をしていたため気付かなかったが、 上半身の至るところに虫刺されのように赤い痕が残っていたからだ。
皮膚病の類かと一瞬身構えたが、すぐにその原因に思い至った。
(ジュストが吸ったところか……)
恐らく軽い皮下出血を起こしているのだろう。
放っておけばそのうち治るはずだ。
特に問題ないと結論を下したルネは、白いタオルで身体の水滴を拭いながら、今度はアダンと過ごした晩のことを思い返していた。
ジュストからマッサージを頼まれたのかという問いに、アダンは肯定を返した。
だが、ジュストが依頼していないことは確認済だ。
となると、アダンが勘違いをしたか、自分の記憶違いということになるが、問題の本質はそこではない。
アダンは、ルネが一人でマッサージできない体質であることを知っていたのだろうか。
そうだとすれば、どこからか情報が漏れているということになる。
あるいは、単純にアダンが二人でマッサージをするのが好きな性質で、酔っていたため見境なく誘ったということも考えられなくはない。
いずれにせよ、アダンがどういうつもりだったか確認しておいた方がよさそうだ。
だが、重たい何かが身体に巻き付いていて上手く動かせない。
不思議に思いながら目蓋を持ち上げると、吐息がかかりそうなほど近くに見慣れた顔があった。
視線が合うと、ジュストは彼らしい皮肉っぽい笑みを浮かべた。
「おはよう」
身体が動かなかったのは、ジュストがルネを腕の中に閉じ込めていたからだ。
「……おはよう」
訳が分からないまま、ルネは一先ず挨拶を返した。
なぜジュストは自分を抱きしめているのだろう。
ルネは少しずつ覚醒してきた頭で、この状況に至る経緯を思い返してみた。
昨晩はジュストとマッサージをしていたが、途中から記憶がない。
いつの間にか寝てしまったらしい。
ジュストにはこれまで何度もマッサージを手伝ってもらっているが、こうして共に朝を迎えたことは一度もない。
いつ緊急の呼び出しがあるか分からないため、マッサージが終わった後は身支度を整え自室に戻っていたからだ。
ジュストも疲れ果てそのまま寝てしまったのなら分かるが、二人とも衣服をしっかりと着ている。
ルネが意識を飛ばした後、清拭をした上で着替えさせてくれたのだろう。
だからこそ、ジュストがルネのベッドで寝ているこの状況が疑問で仕方がない。
昨晩、ジュストの様子が変だったことと関係があるのだろうか。
「……ジュスト?」
「ん?」
名を呼んでみても、ジュストはとぼけた声を返すだけで、身体を離そうとしない。
「何してるんだ」
「……寒いんだよ」
確かに今朝は一段と冷え込んでいる。
いつも通り身支度を整えて部屋に戻ろうとしたが、寒さに負けてルネの身体で暖を取ることにした、ということのようだ。
そういえば幼い頃にも、寒いと言って手を繋いだり頬を両手で挟んできたりと、同じように人で暖を取ろうとしていたことを思い出す。
疑問が一つ解消し、ルネは小さく息を吐き出した。
「もう起きる時間だ」
「へいへい」
胸を軽く押し返すと、ようやくジュストはルネを解放して身を起こした。
「……身体、大丈夫か」
ベッドの端に腰掛けたジュストは、靴を履きながら問いかけてきた。
背を向けているため表情は分からないが、気遣わしげな声色から昨晩のことを気にしているのは明白だ。
正直に言えば、全身が気怠く鉛のように重たいし、何より腰が痛い。
二日連続で意識を失うまでマッサージをしたのだから、当然といえば当然だろう。
だが、それを直接伝えるのは憚られた。
昨晩、ジュストは何を考えていたのだろう。
胸への乱暴なマッサージもそうだが、その後の強引で高圧的な態度は、およそジュストらしくない振舞いだった。
言葉の端々から察するに、アダンとマッサージをしたことを快く思っていないのは確かだ。
ただ、何がそこまでジュストを苦しめたのかまではルネには分からなかった。
ジュストは何かに苦しんでいた。
しかし、何も語らなかった。
恐らく原因が自分にあるからだ。
優しいジュストはそれを本人には告げられなかったのに違いない。
あるいは、話しても意味がないと思ったのかもしれない。
話したところで、ルネに自覚がなければ直しようがないのだから。
「うん、大丈夫」
原因が自分にあると分かっていて無責任かもしれないが、ジュストに話す気がない限り、無理に聞き出すつもりはルネにはなかった。
言いたくないことを吐き出させることが、相手を楽にするとは限らないからだ。
昔から人の機微を察するのは苦手だが、父や兄がルネを傷付けまいと言葉を濁す場面を何度も見てきた。
今のジュストも同じなのだろう。
いつかジュストが話してくれるまで、あるい苦しみが自然と癒えるまで。
今の自分にできるのは、ジュストが変に気を遣わなくて済むよう普段通りに振舞うことだ。
ルネは疑わしげな目を向けているジュストに向けて、小さく頷いて見せた。
「本当かよ」
「うん」
幸い、今日の予定は会議や机仕事が中心だ。
元よりジュストの不在で溜まってきている書類に専念するつもりだったため、団員の訓練については昨日のうちに隊長二人に頼んである。
「来月の舞踏会について、覚えなくてはいけないことや考えることが山積している。休んでいる暇はない」
ルネは意図的に仕事の話へと話題を切り替えた。
気遣いはありがたいが、痛みを訴えたところで治るものではないし、ジュストの罪悪感が増すだけだからだ。
「……明日まで休暇申請出してたけど、俺も今日から出るから」
これ以上聞いても無駄だと思ったのだろう。
ジュストは問い質すことを諦め、面倒くさそうに黒髪を掻き上げた。
「ゆっくり休めばいいのに」
「舞踏会の経験が皆無の団長様には俺が必要だろ」
「うん、助かる」
じゃあ、また後で。
普段通りの会話ができていることに安堵しながら、ルネは部屋を出ていくジュストを見送った。
*
全身の泡を流すため、桶に汲んだ湯を頭からかける。
汚れと共に疲れも流れていくようで、ルネはほっと息を吐き出した。
今日の業務はどうにか支障なく終えることができた。
廊下ですれ違った外務卿が尻を撫でてきた時は腰に響くのではと肝を冷やしたが、痛みを顔に出すことなく無事に乗り切れたと思う。
外務卿は三大公爵家の一つであるジャルディノ家の出身だ。
現ジャルディノ公の弟であり、ルネの父より十ほど年上だと聞いている。
ルネを見ると離れて暮らしている息子を思い出すらしく、手を握られたり、腰を抱かれたりと何かとスキンシップが多い人物だ。
ルネも兄弟で抱き合ったり頬に口づけたりすることは日常的だったため、外務卿の行為は特段気にしてはいなかった。
だが、親子や兄弟同士で触れ合う習慣はグラック家ではなかったようで、ジュストの目には異質に映ったらしい。
むしろ外務卿よりも、激怒しているジュストを宥める方が余程大変だった。
ジュストはいつもルネのために怒ってくれている。
そのこと自体は嬉しいし、感謝の念に堪えない。
しかし同時に、自身の頼りなさを痛感してしまう。
ジュストや周囲の人々に迷惑や心配をかけないよう、もっと自立した人間になりたい。
いや、ならなければならない。
もう一度身体にお湯をかけ、ルネは浴室を後にした。
脱衣所に上がったルネは、鏡に映った自身の姿にぎくりと身体を強張らせた。
身体を洗っている時は考え事をしていたため気付かなかったが、 上半身の至るところに虫刺されのように赤い痕が残っていたからだ。
皮膚病の類かと一瞬身構えたが、すぐにその原因に思い至った。
(ジュストが吸ったところか……)
恐らく軽い皮下出血を起こしているのだろう。
放っておけばそのうち治るはずだ。
特に問題ないと結論を下したルネは、白いタオルで身体の水滴を拭いながら、今度はアダンと過ごした晩のことを思い返していた。
ジュストからマッサージを頼まれたのかという問いに、アダンは肯定を返した。
だが、ジュストが依頼していないことは確認済だ。
となると、アダンが勘違いをしたか、自分の記憶違いということになるが、問題の本質はそこではない。
アダンは、ルネが一人でマッサージできない体質であることを知っていたのだろうか。
そうだとすれば、どこからか情報が漏れているということになる。
あるいは、単純にアダンが二人でマッサージをするのが好きな性質で、酔っていたため見境なく誘ったということも考えられなくはない。
いずれにせよ、アダンがどういうつもりだったか確認しておいた方がよさそうだ。
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