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バリ観光に出発
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ホテルの前の通りのお店でディナーを済ませた一同はホテルに帰って来た。
時刻は22時30を過ぎた頃
この時間になっても通りのライブレストランの音楽は鳴り続け、賑やかな夜は続いていた。
「22時過ぎても、メイン通りのいろんなお店でバンド演奏まだ演ってたし、夜も賑やかなんですね」と多網ママ
「もっと遊んでたかったな~、しっかし泊まってるホテルも凄い綺麗だし、最高~」ホテルに戻って来てライトアップされているプールが視界に入り、きみ子は上機嫌になる。
「本当に豪華、今まで人生で泊まったホテルで一番良いホテルかも知れない」サーが続く。
「確かに私も」正子が言う。
大人達も立派なホテルに大満足
バリの一日を満喫していた。
そう、こやつ以外は
先程の店で恥をかいた隆はまだ気にしていた。
ああ、国外で日本人としてみっともない事を。
するとサーが「恥はかき捨てですよ、気にしない、気にしない」
おおサーさんありがとう、自分の落ち込みに気付いてくれていたんだ。はっ!! 男はハッとする。
恥だと思われとる!!
ホテルのロビーの前の所を通った時
多網が「荷物が届いてる!!」
見た事のある自分のスーツケースがロービの端にあるのを発見する。
一同大喜び。
「やったーようやく荷物が届いた~」
ようやく届かなかった自分達のスーツケースがホテルに届いていた一同は一安心、
「部屋まで運びましょうか?(英語)」ホテルの人がニッコリ笑って荷物を持って来てくれる。
ジェスチャーでなんて言ってるか予想のついた多網ママが「ノー、OKセンキュー」とにっこり返事していた。
夜のホテルはプールがライトアップされていて、また昼間とは違った雰囲気となる。
冬馬君はなんだか夢見心地で部屋に戻るまでの景色を眺めていた。
あ~今は海外に来てるんだなぁ、ここは日本じゃないんだ。
部屋に戻った一同はようやく自分達の荷物を手にしてホッと一安心。
「ようやく、着替えが出来る~」大喜が持って来た寝巻きに着替え始める
「あ~良かったね、やっぱ荷物は大事だね」笑い合う冬馬君と大喜。
「明日は何するの?」ベットで飛び跳ねながら、きみ子が言った。
「明日は車をチャーターして、観光スポット周るよ」と、サー
「ひやっほ~楽しみ~」
「バリのガイドさんと運転手さんが色々観光スポットに連れて行ってくれるんだって」
「最高~」
子供達はベットの上で寝そべる
あ~このベットの上でくつろぐ瞬間もたまら~ん
夜の異国でのホテルを堪能している。
「今日が飛行機の日にち入れて二日目になるんだ、後何日泊まれるんだっけ?」冬馬君が残りの予定を気にして言った。
「帰りの日もいれて後三泊泊まれるんじゃない」
きみ子のその発言に後3日も居れるんだ~と大喜びの子供達
何気にサーも喜んでいる、やったまだ非日常に浸っていられる。
仕事は休みだ~!!
みんなのテンションは上がった。
多網も喜びのプップしている(いつもの屁)
すると隣の部屋の隆と正子が、こちらの多網家の部屋の方にやってくる。
「せっかくだし、こちらの部屋で軽く飲みませんか?」
この瞬間子供達は興奮した、何故なら子供達だけの夜中の語り合いバリバージョンをしたかったからだ。
そう、部屋に居る大人達が邪魔だったのだ(笑)
この機を逃すなと言わんばかりに
「そうだよ、まだ早いしせっかくだからまだ飲んでなよ」と冬馬君
「そうそう、せっかくのバリ旅行始まったばっかなんだから」きみ子も続く。
そんなノリで大人達は隣の部屋に行く事に、ちなみに目覚めていた多美も多網ママと一緒に隣に連れて行かれたそうな。
(くそがああっ、絶対あたいをはぶいてるやろ~)多美の心の声
こうして子供達の夜中の語り合い、イン バリが行われる事に。
子供達はベッドの上で大喜び
「ひやっほ~夏休みもまだ始まったばっかだし、バリ旅行始まったばっかりだしも~最高~~」
子供達は一斉に叫んだ。
「さぁ、今日は何を語ろう」大喜が嬉しそうに微笑む。
ああ旅先で、いつも日本でしている日常的な事が出来る、こんな瞬間もなんともリラックスする。
子供達はいつも冬馬家に泊まった時にやる様に会話を始める。
会話は本当にとりとめもなく、どうでもいい事なのだけど、みんなでベッドの上で寝ずに語り合う瞬間は心も落ち着くし、本当に面白かった。
なんだかホッとする一時なのである。
「明日は何処行くの?」多網がボソリ
「聞いたら朝からウブドって言う所に行くみたいだよ、こっちは海だけど、ウブドは山に囲まれてるって」ときみ子
冬馬君と大喜が顔を見合わせる「あっ、観光ブックで見た緑が多い観光地だ」
「ひゃっほ~楽しみだぁ~」
するときみ子が「そう言えばバリに来てる事、清香ちゃんとアミちゃん知ってるの?」
ズギャアンッ(凄い効果音)
そ好きな人の名前が会話に出てドキッとする、冬馬君と大喜
ドキッとするも、やはりこのシチュエーション、二人の事を話したいのだ。
「いや、二人は知らないよ」
「え~それならせめてお土産買って渡しに行った方がいいよ、会うのに丁度いい口実が出来るし」
「おお姉御」冬馬君と大喜はきみ子に握手を求める。
バリでの夜中の語り合いはその後、多網ママとサーが帰ってくる十二時まで続いたそうな。
翌朝八時
一同はホテルでのバイキング朝食を済ませ、部屋に戻って来た。
「あ~もうお腹いっぱい~」
「9時にチャーターした車が迎えに来てくれるから、みんな支度しておいてね」サーが言った。
今日は運転手の人と、ガイドさんのバリ人の二人がウブドまで観光案内してくれるそう、これからホテルのロビーで何処に行くか細かく話して決めて、出発するらしい。
有り難い事に日本語OKである。
みんなはシャワーを浴び、着換えを済ませ準備万端。
ロビーに降りて行く。
ロビーに行くと、肌は日焼けして黒い肌、少しぽっちゃり、年は五十代くらいだろうか?
感じの良さそうなバリ人が待っていた。
「冬馬家ですか?」
その日本語に隆は感動した。
「べりーナイス、日本語っ」怪しいのは日本人のお前の日本語じゃないかっ。
「私の名前はテセンって呼んで下さい」愛嬌のある笑顔にみんなはホッとする。
ぼったくられないか心配で眠れなかった隆とサーはようやく安心したのだ。
良い人そうな人で良かった。
「今日は何処に行きたいとかプランはありますか?」
実は隆はウブドにあるバビグリンと言うタイの豚肉料理を美味しく提供してくれると言うお店に食べに行ってみたかった、何故なら観光ブックに美味しいと書いてあったからだ(単純な男)
「えっと、このお店に行ってみたいんですけど知ってますか?」
「おー、あそこですか、良いですよ」
「サーさん達は?」
「自分達は特に、お任せします」
「そしたら、そこまで決まってないならお勧めの観光スポット案内しましょうか?」
「じゃあお願いします」
そんな流れで彼等に行く場所はお任せする事に。
車は皆を乗せホテルを出発する。
「皆さんこんにちは、私はテセン、彼は運転手のラドルフです、彼は日本語を喋りませんが一日運転してくれます」
「よろしくお願いします」
「まずは、バリの伝統的な踊りを皆さんに見てもらいたいと思うので安くて、良い所案内しますね、それから色んな伝統工芸品のお店を少し回ってウブドに行きましょう」
げっ、別にそんなお店はまわらなくてそのままウブド行ってくれれば良いんだけど、それが言えない二人の男は少し困惑したのだが、こう返事していたそうな
「オッケー」
車からバリの景色を眺めている子供達は、日本とは違う街の景色を喜んで見ている。
一時間くらい走っただろうか、車は止まる。
「皆さん、ここでバリの伝統踊りと音楽が見れますので行きましょう」
辺りは田んぼの風景が広がる
五十人くらいが座れる椅子にぱらぱらと観光客が座っている。
前方では、音楽を演奏するのであろう、ここの村の人達であろう
人達が楽器の前に座り準備をしていた。
十分程してからそれは始まった。
突然バリ独特の音楽が流れ、衣装を来た人達が音楽に合わせて踊る、きちんとしたストーリの流れもあった。
何故か劇の途中、顔をヒクヒクさせ猿の真似をしている多網ときみ子に笑った。
パチパチパチパチ
劇が終わり、再び劇場の外で待っていたテセンさんと合流
「どうでした?楽しかった?」
「面白かった~」子供達は見た事の無い劇に大喜び
「それは良かった、では行きましょう」
車は次なる場所に到着
「ここは伝統工芸品などが売ってるお土産屋さんです、私達はここで待ってます、見終わったらここに集合しましょう」
こうして何故かお土産屋に来ている一同
まぁ、こうやって助け合いビジネスが成り立ってるんだろう、要らなきゃ買わなきゃ良いんだ。
そんな想いで顔を見合わせる隆とサー
「わーこれ良いなぁ」喜ぶ妻と子供達の顔に男達は値段を見る
バリの相場よりも高いんじゃないか?
男達は買わないぞと身構えていたのだが
「ねぇ、これ安くて良いよ」
「要らないよ、後で街のお土産屋で買えば良いじゃん」
と隆が正子に言った。
すると「ここでしか買えない」
なんとお店の人は日本語を理解していた。
赤面する隆
「ねっ、まけるから、ほんと」
十分後には隆とサーの腕には、先程まで無かった袋があったそうな。
「ではいよいよウブドに出発しましょ~」
「オー」
こうして冬馬家のバリ観光は続く。
時刻は22時30を過ぎた頃
この時間になっても通りのライブレストランの音楽は鳴り続け、賑やかな夜は続いていた。
「22時過ぎても、メイン通りのいろんなお店でバンド演奏まだ演ってたし、夜も賑やかなんですね」と多網ママ
「もっと遊んでたかったな~、しっかし泊まってるホテルも凄い綺麗だし、最高~」ホテルに戻って来てライトアップされているプールが視界に入り、きみ子は上機嫌になる。
「本当に豪華、今まで人生で泊まったホテルで一番良いホテルかも知れない」サーが続く。
「確かに私も」正子が言う。
大人達も立派なホテルに大満足
バリの一日を満喫していた。
そう、こやつ以外は
先程の店で恥をかいた隆はまだ気にしていた。
ああ、国外で日本人としてみっともない事を。
するとサーが「恥はかき捨てですよ、気にしない、気にしない」
おおサーさんありがとう、自分の落ち込みに気付いてくれていたんだ。はっ!! 男はハッとする。
恥だと思われとる!!
ホテルのロビーの前の所を通った時
多網が「荷物が届いてる!!」
見た事のある自分のスーツケースがロービの端にあるのを発見する。
一同大喜び。
「やったーようやく荷物が届いた~」
ようやく届かなかった自分達のスーツケースがホテルに届いていた一同は一安心、
「部屋まで運びましょうか?(英語)」ホテルの人がニッコリ笑って荷物を持って来てくれる。
ジェスチャーでなんて言ってるか予想のついた多網ママが「ノー、OKセンキュー」とにっこり返事していた。
夜のホテルはプールがライトアップされていて、また昼間とは違った雰囲気となる。
冬馬君はなんだか夢見心地で部屋に戻るまでの景色を眺めていた。
あ~今は海外に来てるんだなぁ、ここは日本じゃないんだ。
部屋に戻った一同はようやく自分達の荷物を手にしてホッと一安心。
「ようやく、着替えが出来る~」大喜が持って来た寝巻きに着替え始める
「あ~良かったね、やっぱ荷物は大事だね」笑い合う冬馬君と大喜。
「明日は何するの?」ベットで飛び跳ねながら、きみ子が言った。
「明日は車をチャーターして、観光スポット周るよ」と、サー
「ひやっほ~楽しみ~」
「バリのガイドさんと運転手さんが色々観光スポットに連れて行ってくれるんだって」
「最高~」
子供達はベットの上で寝そべる
あ~このベットの上でくつろぐ瞬間もたまら~ん
夜の異国でのホテルを堪能している。
「今日が飛行機の日にち入れて二日目になるんだ、後何日泊まれるんだっけ?」冬馬君が残りの予定を気にして言った。
「帰りの日もいれて後三泊泊まれるんじゃない」
きみ子のその発言に後3日も居れるんだ~と大喜びの子供達
何気にサーも喜んでいる、やったまだ非日常に浸っていられる。
仕事は休みだ~!!
みんなのテンションは上がった。
多網も喜びのプップしている(いつもの屁)
すると隣の部屋の隆と正子が、こちらの多網家の部屋の方にやってくる。
「せっかくだし、こちらの部屋で軽く飲みませんか?」
この瞬間子供達は興奮した、何故なら子供達だけの夜中の語り合いバリバージョンをしたかったからだ。
そう、部屋に居る大人達が邪魔だったのだ(笑)
この機を逃すなと言わんばかりに
「そうだよ、まだ早いしせっかくだからまだ飲んでなよ」と冬馬君
「そうそう、せっかくのバリ旅行始まったばっかなんだから」きみ子も続く。
そんなノリで大人達は隣の部屋に行く事に、ちなみに目覚めていた多美も多網ママと一緒に隣に連れて行かれたそうな。
(くそがああっ、絶対あたいをはぶいてるやろ~)多美の心の声
こうして子供達の夜中の語り合い、イン バリが行われる事に。
子供達はベッドの上で大喜び
「ひやっほ~夏休みもまだ始まったばっかだし、バリ旅行始まったばっかりだしも~最高~~」
子供達は一斉に叫んだ。
「さぁ、今日は何を語ろう」大喜が嬉しそうに微笑む。
ああ旅先で、いつも日本でしている日常的な事が出来る、こんな瞬間もなんともリラックスする。
子供達はいつも冬馬家に泊まった時にやる様に会話を始める。
会話は本当にとりとめもなく、どうでもいい事なのだけど、みんなでベッドの上で寝ずに語り合う瞬間は心も落ち着くし、本当に面白かった。
なんだかホッとする一時なのである。
「明日は何処行くの?」多網がボソリ
「聞いたら朝からウブドって言う所に行くみたいだよ、こっちは海だけど、ウブドは山に囲まれてるって」ときみ子
冬馬君と大喜が顔を見合わせる「あっ、観光ブックで見た緑が多い観光地だ」
「ひゃっほ~楽しみだぁ~」
するときみ子が「そう言えばバリに来てる事、清香ちゃんとアミちゃん知ってるの?」
ズギャアンッ(凄い効果音)
そ好きな人の名前が会話に出てドキッとする、冬馬君と大喜
ドキッとするも、やはりこのシチュエーション、二人の事を話したいのだ。
「いや、二人は知らないよ」
「え~それならせめてお土産買って渡しに行った方がいいよ、会うのに丁度いい口実が出来るし」
「おお姉御」冬馬君と大喜はきみ子に握手を求める。
バリでの夜中の語り合いはその後、多網ママとサーが帰ってくる十二時まで続いたそうな。
翌朝八時
一同はホテルでのバイキング朝食を済ませ、部屋に戻って来た。
「あ~もうお腹いっぱい~」
「9時にチャーターした車が迎えに来てくれるから、みんな支度しておいてね」サーが言った。
今日は運転手の人と、ガイドさんのバリ人の二人がウブドまで観光案内してくれるそう、これからホテルのロビーで何処に行くか細かく話して決めて、出発するらしい。
有り難い事に日本語OKである。
みんなはシャワーを浴び、着換えを済ませ準備万端。
ロビーに降りて行く。
ロビーに行くと、肌は日焼けして黒い肌、少しぽっちゃり、年は五十代くらいだろうか?
感じの良さそうなバリ人が待っていた。
「冬馬家ですか?」
その日本語に隆は感動した。
「べりーナイス、日本語っ」怪しいのは日本人のお前の日本語じゃないかっ。
「私の名前はテセンって呼んで下さい」愛嬌のある笑顔にみんなはホッとする。
ぼったくられないか心配で眠れなかった隆とサーはようやく安心したのだ。
良い人そうな人で良かった。
「今日は何処に行きたいとかプランはありますか?」
実は隆はウブドにあるバビグリンと言うタイの豚肉料理を美味しく提供してくれると言うお店に食べに行ってみたかった、何故なら観光ブックに美味しいと書いてあったからだ(単純な男)
「えっと、このお店に行ってみたいんですけど知ってますか?」
「おー、あそこですか、良いですよ」
「サーさん達は?」
「自分達は特に、お任せします」
「そしたら、そこまで決まってないならお勧めの観光スポット案内しましょうか?」
「じゃあお願いします」
そんな流れで彼等に行く場所はお任せする事に。
車は皆を乗せホテルを出発する。
「皆さんこんにちは、私はテセン、彼は運転手のラドルフです、彼は日本語を喋りませんが一日運転してくれます」
「よろしくお願いします」
「まずは、バリの伝統的な踊りを皆さんに見てもらいたいと思うので安くて、良い所案内しますね、それから色んな伝統工芸品のお店を少し回ってウブドに行きましょう」
げっ、別にそんなお店はまわらなくてそのままウブド行ってくれれば良いんだけど、それが言えない二人の男は少し困惑したのだが、こう返事していたそうな
「オッケー」
車からバリの景色を眺めている子供達は、日本とは違う街の景色を喜んで見ている。
一時間くらい走っただろうか、車は止まる。
「皆さん、ここでバリの伝統踊りと音楽が見れますので行きましょう」
辺りは田んぼの風景が広がる
五十人くらいが座れる椅子にぱらぱらと観光客が座っている。
前方では、音楽を演奏するのであろう、ここの村の人達であろう
人達が楽器の前に座り準備をしていた。
十分程してからそれは始まった。
突然バリ独特の音楽が流れ、衣装を来た人達が音楽に合わせて踊る、きちんとしたストーリの流れもあった。
何故か劇の途中、顔をヒクヒクさせ猿の真似をしている多網ときみ子に笑った。
パチパチパチパチ
劇が終わり、再び劇場の外で待っていたテセンさんと合流
「どうでした?楽しかった?」
「面白かった~」子供達は見た事の無い劇に大喜び
「それは良かった、では行きましょう」
車は次なる場所に到着
「ここは伝統工芸品などが売ってるお土産屋さんです、私達はここで待ってます、見終わったらここに集合しましょう」
こうして何故かお土産屋に来ている一同
まぁ、こうやって助け合いビジネスが成り立ってるんだろう、要らなきゃ買わなきゃ良いんだ。
そんな想いで顔を見合わせる隆とサー
「わーこれ良いなぁ」喜ぶ妻と子供達の顔に男達は値段を見る
バリの相場よりも高いんじゃないか?
男達は買わないぞと身構えていたのだが
「ねぇ、これ安くて良いよ」
「要らないよ、後で街のお土産屋で買えば良いじゃん」
と隆が正子に言った。
すると「ここでしか買えない」
なんとお店の人は日本語を理解していた。
赤面する隆
「ねっ、まけるから、ほんと」
十分後には隆とサーの腕には、先程まで無かった袋があったそうな。
「ではいよいよウブドに出発しましょ~」
「オー」
こうして冬馬家のバリ観光は続く。
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