文太と真堂丸

だかずお

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~ 奇跡 ~

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己が今目撃しているものは・・・・・・

道来の瞳からとめどなく溢れ出ているのは清き涙。
自分は自分に嘘をつかず、精神をごまかす事も妥協することも、甘えも一切なく、ただ ひたすら刀の道を精進して来た。
そう、真堂丸と出会ったあの日から、真摯に己に向き合い鍛錬鍛錬鍛錬の日々。
真堂丸お前と出会いお前の姿勢に触れ、強さに触れ憧れ、俺は今までの自身の刀に向き合う姿勢を改めたんだ。
それから己は誰に恥じることもないくらい、鍛錬を積んできた。欲望を捨て、朝から晩まで考えることは刀のこと。
触れるのは刀ばかり、常に刀を共にし、これ以上ないくらい努力をしてきた。
だが、どうだ この目の前に今広がっている光景は。
果てしなく遠い
この二人と自分との実力の差
まるで、宇宙の果てにでもいるように見える二人の域は地球にいる己とはあまりにかけ離れている。
何故だろう、今流るる涙は悔し涙などではない、歓喜の涙、この一回の決闘で己は何度も何度も同じこの感覚を味わっている、そうまた今も。

感動

想像を遥かに超えている 人間離れしている二人の実力に対する敬意、感謝。
そして、尊敬
なにかが己の心を貫き、涙しか出てこない。
歓喜に心が震えているのだ。

おお   ありがとう

二人がいなければ、俺は遥か手前で足を止めていたかも知れない。二人が己の限界を壊してくれる、何度も何度も何度も何度も何度も、教えてくれる。
自身が無理だと否定する限界など、ないことを示してくれる。
追求する道に終わりなどはない。
限界など自身が決めなければないということを。
更に精進しよう、更に高め磨こう。
己の想像出来る限界などまだまだ甘い、それを遥かに超えて進んでいこう。
この二人はその道を歩んだ人間達だ。
道来の涙は止まることはなかった。

友よ     ありがとう。

それを後ろで見ていた、太一も涙していた。
道来さん、気持ち手にとるように分かっています、そんな真っ直ぐに自分の道に向き合う道来さんも、俺にとっては憧れで尊敬すべき存在です。
自分をごまかさず、妥協せず見つめ進む姿は眩しいくらい美しい。
どこまでもついていきます。
そして、自分もいつか二人の様な立派な男になって見せます。

キィンッ  キィンッ  キンッ

これは夢か?

僕の刀を受け止め、はじき、僕と戦える人間がいる?

この現実は、夢か?

キィンッ

ああ

信じられないくらい 嬉しい
まるで、永遠に続くかと思われた孤独が、溶け消え無くなっていくかのような。
僕を覆う殻がはじめからなかったかの様に消えてしまう。
真堂丸  君は僕にとって 生涯忘れることのない存在になった。

キィンッ

一斎は目を開く

キィンッ
真堂丸の刀を柄で受け止める
「行くよ」

スパンッ

「ぬおっ」真堂丸の耳の上部が縦に斬られる

「見事、よく躱した。耳を削ぐつもりで振った」
真堂丸の背後の大岩が真っ二つに斬れ、その岩の後ろの大木まで真っ二つになっていた。

ズガガアアンッ

凄まじく、速く 重いのに軽やか
「見事な一振り」
真堂丸の額から汗が流れる。
ふぅー 呼吸を整え、この瞬間に全てを据える

すぅー

一斎は真堂丸を見つめこんなことを感じていた。
僕は今、奇跡を見ているようだ、奇跡などそうそう滅多にあるものではないと思っていたが、素直に感動した。

「君はこの戦いの最中、確かに信じがたい成長を遂げた。
その力の源泉には少し興味がわく。だけどその奇跡も、そうそうあるものではない」
一斎が自身の刀を胸の辺りに添え、突きの構えをする。

「うおおおおっ」

ズギュュュューーーンッ

ズガガガガガガガガガガアアアンーー

はっ速い、皆が驚き、どよめく。

直後、首を傾げたのは、一斎。
「うむ、殺した手ごたえはない」
真堂丸は突きを刀で受け止めていた。だが、あまりの衝撃に後ろに吹き飛ばされていたのだ。
吹き飛ばされた真堂丸もまた歓喜に震えていた。
ああ、一斎 こいつは本当に凄い。
よくも、ここまで。
自分がこの間これだけ成長したのは、もはや奇跡に近い。
こんなことがあるものなのだな。
真堂丸は地面に倒れながら空を見つめ、微笑んだ。


どこまでも果てしなく続く


綺麗な空


雲ひとつない


何て 良き日


ザッ
「真堂丸、僕は本当に感動している、君の成長。そして僕と刀でこれだけやりとり出来る人間がいるとは。
生涯一驚いたことを認めよう、そして感謝をする」

真堂丸はこの時、一斎にこんなことを言う
「お前はこの後どうする?」

「この後?」

「大帝国をやめろ、そして姉さんの元に戻るんだ」

「どう言うことだい?」

「力を渇望して、本当に大事なことを見失うなと言うことだ」

「なるほど、大体分かった」

「だが、断る」

「一斎、何故人間の自由、尊厳を認めぬ側に力をかす、その世界の先がどうなるのか想像はつくだろう」

「何故、命をぞんざいに扱う側を選ぶ、常に生き死に関わる俺たちこそ、命の大切さを分かっているはずではないか」

「おいおい、笑わせるなよ 説教かい?僕より弱いくせに命令するのかい?自分の道くらい自分で決めるさ」

「大帝国が気にくわなくなれば、僕が潰してやるよ、今は意見が一致しているだけのこと」

「僕を止めるには、僕に勝つしかない、まぁそれは不可能だけどね」

真堂丸は立ち上がった。

「気づいてるでしょう真堂丸、君は僕には勝てないと言うこと。寝てて良いよ、僕は君の可能性を見た。まだ成長すると、つまり生かしといてあげようと言っているんだ」

「だめだね」真堂丸が言う

「今を逃すつもりはない」

「?」

「俺がここで、命をかける価値はある」

「一斎もし、俺が死んだら お前が俺の代わりに大帝国を止めるんだ」ギロリ

なんだ こいつ 確実に死を受け入れてる
これから死ぬのを踏まえて言っている。
敗北を認めているのか?

「笑わせるなよ、何故僕がそんなことを」

「希望だからだ、お前は闇じゃあない」

ザッ  

なんだよ、こいっ   瞳に一点の疑いすら見えない、何故 僕のが圧倒的に強いのに信念が一瞬たじろがされる。
こいつを今斬りたくない、そんな風に思ってしまう。

ザッ
「待て、向かってくるな 僕は君を殺したくない」

真堂丸は刀を構える
「俺は負けない」

ああっ、僕は国にとって、いやこの世界にとって惜しい男を殺すことになる。
決断しろ一斎 こいつを斬るか斬らないかを。
ああ、この野郎
一斎は真堂丸を見た、ああこいつは、もう引かない。
いや、もう引けない。

ギロリ

見つめる文太に一瞬、なにか嫌な感じがした。
しっかりしていた膝が一瞬崩れ倒れそうになる、何故?そんな嫌な予感。

「うおおおおおおおおおっ」

「うやああああああああああっ」

雪は何故だろう、弟を思いながらもとっさに叫んだ名前は「真堂丸様」だった。
これは決して弟より、真堂丸を気にかけていたからではない、分かってしまったのかも知れない、肉体を超える不可思議な感覚で感じてしまったのかもしれない。
真堂丸が死んでしまうことを咄嗟に予期したのかもしれない。


ズバアアアッ


あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ドクシュッッ  ズパアアアアンッ


大量の血を吹き出し、その場に倒れたのは


真堂丸だった。


「うっ、うわあああああああっ」叫んだのはしんべえ

一之助、太一、道来は立ち尽くしていいる

文太も、また同じだった。

道来の瞳からは涙がとめどなく溢れでていた。
分かったからだ。
分かったから
分かったから
真堂丸が今死んだことを。
確実に決着のついた一撃を分かってしまったのだ。

「うっ、嘘だあああっ、嘘だ」太一が叫び刀を抜き一斎に向かって走り出す。

止めたのは道来
「正々堂々の決闘、それを怒りで汚すことは間違っている」

「うっ、うっううっ」

「夢でごんすよね、先生が死んだなんて 嘘だろぅ先生 嘘だろぅ」

文太は微動だにせずその場に立ち尽くしていた。

真堂丸様  雪の美しい白肌に一粒の涙が滑り落ちるかの様に深く深く落ちてゆく。

ヒョオオオオオオオーッ

ズバッ  同時に一斎の右肩から血が吹き出す
「大した者だ、僕の右肩にこんな一撃をいれているとは」

ザッ 

一斎は歩きながら頭によぎる。

真堂丸のあの言葉

「お前は希望」

「大帝国は僕に任せるだと」

馬鹿を言え。
僕には関係のないことだ。

気にくわないあの瞳。
何故僕にあんなことを。

ザッ
「おいっ、そこの君 真堂丸は立派な男だった、きちんと埋葬してあげるんだな」一斎が文太に向かって言う。

「しんどうまるは負けない、絶対に勝つ」
しんべえ、太一、一之助はそれを見て涙する。

文太、お前 まだ まだっ。
道来は両の目を手でぬぐった。
ポタッ ポタッ   分かっている 分かっている。
私たち刀使いは、刀に生きる道を決めた者は。
腰に刀を添えた時点で命を据えたことを。
そこでの死は覚悟の上で仕方のないこと。
だが、何故だ 猛烈に悲しい、そして こう決断する意外に他に何も出来ない自分の不器用さ。
これは、敵討ちなどそれではない。

「一斎 、己と勝負しろ」

「道来さん」叫ぶ太一

道来が刀を抜く

「おや、仇討ちかい?やめなよ死ぬよ」

「そんな、理由ではない。身体と精神がもはや止まらぬ、湧き上がる衝動」

「それを仇討ちって言うんじゃないのかな」

ザッ  止めたのは文太だった。
「しんどうまるは負けない」

文太お前、まだ  馬鹿野郎 馬鹿野郎が。
道来から力が抜ける。
あいつは死んでしまったんだ。


ヒョオオオオオーッ


真堂丸

ちきしょおうっ

ザッ

なんだよ

なんだよ


なんだよ

なんだよ

なんだよ

あの野郎

涙で滲むぼんやりした景色の中

立っているではないか

立ち上がりやがった。

あいつが立っているではないか

真堂丸は何と立ち上がっていたのだ。

「馬鹿な」確かに確実に仕留めたはず
まさか、あいつギリギリのところで心の臓を斬られるのを免れていたのか?

薄れゆく真堂丸の意識の中
考えつかなかった変革が起こっていた。
己は誤解していた。

奇跡

それは常に起こっているではないか、自身という者が存在し、目の前に世界が広がり、自身の全細胞が活動し、自然が太陽が宇宙が空気が水の存在が己を生かしている。

存在している

このことこそ まさに奇跡の真っ只中にいることを忘れていた。

なんと言う巡り合わせの中 己は生かされ、生きられているのだろう

その当たり前だと思っていたことこそ奇跡の産物ではなかったか。

真堂丸は目を開く
「行くぜ一斎」

「しぶとい人だね」ニヤリ

キンッ  キンッ  キンッ  キン キンッ  キンッ  キンッ
キンッ  キンッ  キンッ

「はっはえぇー」

腰に刀を据え 命をかけて生きる人間はこの時代数多くいた。
とんでもない実力者も数多くいる。
人間離れした、本物の怪物の様な者達まで。
その中でまさに頂点の位置にいる存在の決闘を今自分達は目の当たりにしている。
この名も位置も知らぬ場所で。
人生で、いや一生涯でこんな光景に出会えれば運が良い。
これ程のものを見て、感じている。身体は自然と感動に震えていた。
この世の想像を超えた光景が目の前にひろがっている。
自身が持つ常識や限界の概念がことごとく崩れ落ちる瞬間でもあった。
この勝負。
真堂丸がただ勝てばいいだけではないことを文太は充分承知している。
この決闘を見守っている、雪の心中は複雑だろう。
どちらも大切な人間。

真堂丸 どうする?

キンッ  キンッ  キン   キンッ  

ズパアアアア

真堂丸の左肩から血が吹き出す

同時に一斎の左肩からも。
「信じられない、僕と互角の速度」

こりゃあ  本当に。

ザッ
「認めよう、いまじゃあ どちらが勝つかはもう分からない、本当に大した者だ」

「だから、僕のさいごのとっておきで決着をつけるとしよう」

「無限斬(むげんざん)行くよ」
一斎が刀を鞘に収める

瞬間辺りの空気が変わる

シュワアアアンッ  ズズッ  ズザッ ビュオッ

こいっは、真堂丸の直感が叫ぶ

こいつは、やばい。


ヒョオオオオオオオオーッ

ふぅー

真堂丸は小さな息ひとつ吐き一斎に刀を向けたのだった。

「うおおおおおおおおおおっ」

「ういやああああああああああっ」

ザンッ    ズバアアアッ
その瞬間、大部分を見えない空気がしめていたはずの空間を大量の血しぶきが舞っていた。



ここからだったのだ


ここからだったのだ


苦渋の決断が迫られる時は……



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