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『冬馬家に犬が来た』
しおりを挟む冬馬君は学校から家に帰っている最中。
今は、慎司、山ちゃん、三郎君と一緒だ。
最近この四人は仲が良い。
「そー言えば、結局夏休み前に話てた、幽霊屋敷いかなかったね」慎司が言った。
「あー確かに」と山ちゃん。
僕引っ越して来てから、あまり目立ってないなと三郎君。(少し多美化(多網の妹)してきている?三郎君を知りたい方は「冬馬君の日常より」)
「近々、絶対にその幽霊屋敷に行こうよ」と冬馬君はノリノリだ。
「うん、行こう」
「またねー」
そんなこんなで、自宅に到着。
「ただいまー」冬馬君はニッコリ笑った、やったー冬馬タイムーー。
すると、いきなり正子が「大ニュースがあるよ」
冬馬君はその言葉に興味津々「なにー?」
「今日パパが、職場の先輩から一週間、犬を預かるんだって」
ひょまーーーーーーーーーーーーーんっ。
冬馬君は、それを聴き大興奮。
「本当ーーーっ」
そう、一週間、冬馬家に犬がやってくる。
その夜
「ただいまー」
さっそく玄関に、走って向かう冬馬君。
「わんっ」
「トイプードルだよ、名前はプーちゃん」
はわあああああああああっ
冬馬君は胸がキュンとしちゃった。
正子もやってくる「あらー可愛いわねー」
さっそく家の中に。
大興奮の冬馬君、犬から目が離せない。
「可愛いいなぁ」ずっとプーを撫でている。
するとプーは寝っ転がり、お腹を出した。
はわあああああああああああっ
また、キュンとしちゃっ、たった冬馬君。
ドキュン 君に胸キュン。
何故か突然、プーを清香に紹介したくなる、清香はどんな反応するんだろう?
大喜や、多網、きみ子に見せたらどうなるかも気になった。
しっかし、はふっ 可愛い。
隆がお風呂に入り、正子が洗い物をしている時、冬馬君の犬を可愛いがる様は加熱した。
「いない、いないバァー 冬馬君ですよ、プーちゃん プーちゃん プーちゃん」プーのホッペに頬ずりする冬馬君。
プーはまた、寝っ転がり、お腹を出した。
それを見た冬馬君も、プーの真似をして寝っ転がる。
「見て見てプーちゃん、冬馬犬でちゅよー」
ひっくり返る、二匹
ハッ
「あんた何してんの」苦笑い正子
チーン
その日の夜は冬馬君はプーと一緒に寝た。
布団の中に、プーも入ってくる「あったかいなぁー」
二人は初日から大の仲良しとなる。
心、ほんわか冬馬君。
動物は、人の心に温もりを与えてくれる。
大事な家族。
二人は抱き合いながら、ぐうすか眠っていた。
その姿を見た、正子と隆も、冬馬君の喜ぶ姿がとても嬉しかった。動物を大切にする我が子の姿がなんだか微笑ましい。
「良かったな」
「ええ」
その日、冬馬君は片時もプーから離れることはなかった。 うんちする時以外は(そんな説明要らんぞい)
翌朝
ぎゃーーーーーー
冬馬君の布団にうんちが出現していた。
奴は突如姿をあらわす。
ああ、良かった踏みつぶさないで。
プーの寝ている顔を見ては、また キュン 許してしまう。
学校に行ってる間も、考えるのはプーの事ばかり、はやくプーに会いたい。
終わると、まっすぐ学校から帰宅。
「プーー」
「わんっ わんっ」
感動の再会である。
冬馬君は、正子が買ってきた、犬のエサの缶詰めをプーにあげた。
無我夢中で食べるプー。
冬馬君は思う、あんな美味しそうに食べるなんて、犬の食べる姿に見入ってしまっていた。
「ハグ ハグ モグ モグッ 」
冬馬君はプーに、この辺を案内すると、散歩に連れて行くことに。
生まれて初めての犬との散歩に大興奮の冬馬君
「行ってきまーす、行くよプー」
散歩中の公園で、冬馬君は犬おじさんに出会う。
「こんにちは」
犬おじさんは冬馬君が、犬を連れてるもんだからビックリ
「おや、犬飼ったのかい?」
「ううん、預かってるだけ」
「そうか、可愛い子だね」
犬おじさんは、あんなに沢山の犬を面倒みて偉いなぁと思った。
捨てられた犬を、放っておけず面倒を見てる犬おじさんに感心した。
犬おじさんは言った。
「犬だって、ちゃんと心があるから、人の気持ちを良く分かってるんじゃよ、感情だってあるんじゃから、面倒見きれなくなったから、捨てるじゃ、あまりにも可哀想じゃ」
冬馬君は頷いた。
「冬馬君はよっぽど、その犬を大切にしてるんだね」
「どうして、分かったんですか?」
「犬を見れば分かることじゃ」犬おじさんは優しく微笑みプーを撫でる。
僕らは挨拶をして、家路につく。
数日後
「そうだ、明日は休み、大喜達、みんなにプーを見せたい、呼んでもいい?」正子に聞いた。
「そうね、せっかくだし呼んであげれば」
さっそく電話する冬馬君、事情を説明すると、みんなプーをみたいと、泊まりに来ることに。
大喜、多網、きみ子が、これからやってくる。
冬馬君は大喜び 「ひやっほー」また、みんなで一緒に過ごせる。
今日は賑やかになりそうだ。
今からもう楽しみで、仕方ない冬馬君。
ワクワク ワクワク
その日の夕方
「おっじゃましまーす」ちょうど同じタイミングで、大喜と多網、きみ子 到着。
みんなが来たーー。
すぐさま、玄関にプーを抱き抱えて、出迎えに。
「見てー可愛いでしょ」
「ほまーぁー」と大喜び、きみちゃん。
「可愛いー」と大喜
鼻くそ食ったのは、多網。
だが、彼は誰も見てないところでほくそ笑み、こうつぶやいたと言われる。
「キャワイイ」
さっそく、リビングへ
「みんな、こんにちは」と正子
「やっほー」 「こんにちは」 「ふっ」
では、ここでクイズ、誰が、どの言葉でしょう?
冬マニアのあなたなら分かる。
「やっほー」と大喜
「こんにちは」ときみ子
「ふっ」とまさかのプーちゃん、嘘です、多網。
みんなは、もうプーちゃんに夢中である。
いや、多網以外は。
多網はあまり興味がないのか?
首を曲げたり、伸ばしたりしている。
「しっかし、可愛いなぁー、今何歳?」大喜が言った。
「今三才みたいだよ」
きみ子が「男性?女性?」 人間か!
「メスだって」冬馬君が答える。
その時、突如、きみ子がこいちゃった プッ
「あっ、犬には刺激が強いかな」ちょっと心配した、きみちゃん。
プーはリビングから走って逃げて行った。
それ見て、みんなビックリ、苦笑い。
きみ子は「がはははっ、犬は鼻いいから悪い事した」
と腹抱えて笑っている。
わたくし、冬馬はもう一度言おう。
これが、清香でなくて良かったと。
すると、台所から正子が「夕飯の支度手伝いたい人こっちきてー」
「はーい」冬馬君、大喜、きみ子は、さっそく台所に向かった。
多網は行かず、一人リビングでくつろいでいる。
すると、プーが戻ってきた。
多網の持ってきたカバンには、お菓子が入っていたのだが、それを嗅ぎつけ、カバンをあさり始めたプー。
ハッと多網が焦る、まずいお菓子が食われると。
カバンをとろうとすると、プーはキレた。
「グガルウウウッー」
ヌオッ こやつ。
多網も負けじと吠えた。
「バン バン バン」
なんか、違うような。
今やカバンの引っ張り合いである。
多網が必殺技を繰り出す。
いったん目を閉じ、カッと見開く(この仕草久しぶりのような?)
そして、叫んだ
「長崎チャンポン」 なんぢゃー。
ブリーーッ 強烈な屁である。
おお、可哀想にプーよ、よっぽど臭かったのだろう。
彼女はこう叫んだ。
「ぬおおおおん くっさー」な馬鹿な!!
実際は「くふぅーん、キャン キャン」である。
またも、走ってリビングから去る。
猿は勝利の雄叫びをあげた
「バン バン ジー」
プーは逃げながら、こんなことを思っていたと言われている、あたいを舐めるなよ。
あたいを舐めて良いのは、あたいの舌だけじゃい(意味わからん)
彼女は、中々賢かった。
多網はカバンをプーの届かないところに置き、台所に向かおうとする。
だが、ベチョ
何かを踏む、プーの地雷であった。
下を見た多網は一瞬思った、何故こんなところにチョコレートの塊が落ちているんだ?と。
一瞬首を曲げ考え、ひらめく。
あっ、うんちだと。
多網は突如何を思ったか、笑い出す。ケラケラ笑い出す。
何故?
奴は分からなかった、このうんちが誰の仕業だったのか。
そう、多網は冬馬君が下痢でここで、うんちを漏らしてしまったと思い笑っていたのだ。
ケラケラ ケラケラ 笑いは止まらない。
この光景に一番驚いたのはプーであった。
何故奴は、クソ踏んで笑っているんだ?
まさか、クソが好きなのか?
そんな人間初めて見た。
プーは可笑しくなってしまい、笑った。
「あははははははっ、あははははははははははっ」
「気に入ったぜ、やるじゃない」
「バウ ワウワウ WOWOW ワンワン ワウワウ」(実際)
こうして、二匹は打ち解けたそうな。
賑やかな、冬馬家の夜は続く。
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