45 / 72
『出現』
しおりを挟むザアアアアアアーー ザアアアアアアーー
ビュウウッ ガタガタ ガタガタッ
「雨、風が随分強くなって来たわね」と正子
こんな時、子供たちのテンションはあがる。
「なんだかこの状況の台風テンション上がっちゃう」うっれしそーな冬馬君
「雨強いねー」清香とアミも窓に吹きつける雨を見ている。
「はっはー中々頼もしいのぅ」言わずと知れた蛇鰐美ちゃんの発言である。
すると多網が「怪談話」
「今はクリスマスパーティだよ」と笑う大喜。
「じゃあクリスマスの怖い話」
どんだけ怪談マニアだとみんなは笑った。
そんな中、怖がっている二人がいた。
さーてここで多美ちゃんのクイズ、タミタミターミだよっ!!(なんぢゃそりゃ)
この状況で怖がっている二人は一体誰でしょう?
冬マニアのあなたなら分かるはず。
さーて正解は!
怖がっている二人は。
言わずと知れたサーとスー
雷鳴らないよなぁ 既に雷の心配をしている二人。
さすがにこの状況でビビるのだけは恥ずかしいから、絶対に怖がってる姿なんか見せちゃダメだ。
私の自画像が汚れる!!
何故か自己イメージだけは高い二人。
サーとスーは気合いを入れる為、ぐぎっと歯をくいしばる。
「痛っ」二人は同時に声をあげちゃっちゃった。
唇を噛んだのだ。
「大丈夫ですか?」大喜パパが心配する。
「大丈夫です、別に雷が来るか心配してるわけじゃないんで」分かりやすい二匹、あっじゃなかった二人。
「しっかしウマウマ」 「ペロロ~~」
きみ子、寅鮫代ちゃん、多網は良く食べる。
「食材にかーんしゃ」感謝を忘れぬその心は素晴らしい。
「しっかしビールも美味しですなぁ」少しずつ酔っ払って来た隆も幸せそう。
多網ママ、大喜ママは帰りは車の運転があるから飲めないでいた。
その時だった、正子が冬馬君にとって歴史に残る名言を放つ。
「雨も強いし今日はみんな泊まって言っちゃえば」
その言葉に子供達は一斉に立ち上がる
中でも凄いのが冬馬君、大喜。二人は部屋を飛び跳ねながら「そうしなよ」
すると、きみ子も余程嬉しかったのだろう。
拳を突き出し、正拳突き
「ファイ ファイ ファイ 泊まるっ」でたーきみ子の必殺技
すると蛇鰐美ちゃんも燃えた。
「嬉しいのぅー」
きみ子の様に正拳突きを始める
「シェイ シェイ シェイ シェイ」正拳突きに全く似合わない掛け声に笑った。
多網も身体をクネクネさせる多網ダンスを踊っている。
蛇鰐美ちゃんの下は高速回転を始めた。
ペロ ペロ ペロ~~~~~~
いつもより多めに回っておりまーーーすっ。
そんなみんなを見て笑う、清香とアミ
「お言葉に甘えて泊まらせてもらう~~」
三人衆お泊まり決定
「ヒャッホー」飛び跳ね喜ぶ冬馬君、大喜、多網
「清香ちゃんもアミちゃんも良かったら、泊まって行きなさいよ、お母さんに連絡してあげるから」と正子
冬馬君は思う。
マッマ~~~~~~~~~~~~~~最高!!
サンタクロースは女だったのか!!
「じゃあ、良かったらお願いします」
その言葉に冬馬君は一気に大気圏を突破し、宇宙人とコサックダンスを踊り、天国を突き抜け、今に帰ってきたと言われている。
瞬間で一生涯、生と死も一周したんじゃワレェー
これくらいの気迫だったそうな。
とにかく嬉しすぎる、顔はニタニタ星人(誰じゃ?)も真っ青になるほどだったと言われる。
大喜も心の中、ガッツポーズを決めていた。
ッシャアアアアアアッシャー!!
最高のクリスマスとなる。
もう、今年のプレゼントは要らないよマッマ~~ってな気持ちだった。
「スーさんも泊まって行って下さいよ」と隆
「えっ、それなら そうさせてもらいます、なんかすいません」この時、スーはホッとしていた。
この台風の中、帰り道お化けに遭遇したら失禁するんではないかと心配していたからだ(どんな心配じゃい)。
これにもみんな喜んだ。
「やったースーも泊まるって」
「ヒャッホー」
子供達のこの反応にスーはなんだか嬉しかった。
もちろんサーもスーと一緒に朝まで色々話したり、過ごせると喜んだ。
「よーし今日はとことん行きましょう」
「オーーーーーーーーーーーーーーーッ」
冬馬家クリスマスパーティーの勢いは加速する。
この加速に火がついたのは意外にもママ連中だった。
「今日は飲みましょうか」と多網ママ
「行きましょ」大喜ママ、正子も気合いが入る。
ちなみに今更だが、大喜ママは正子の姉である。
名を由佳ゆかと言う。
この展開は出るぞ、カマーン正子とウェルカムウィメンが、と密かに期待する多網ときみ子。
ザアアアアアア~~~~ 外の雨は激しく降り続いている。
ここできみ子が動く、名付けて恋のきみピッド大作戦が決行される。
冬馬君達が話しやすいように、ソッと席を移動する。
チラッ 目で蛇鰐美ちゃんに合図する。
すると「やめーきみ その目つき、この唐揚げはわいのや」きみ子はズッコケた。
チラッ 諦めて虎鮫代ちゃんを見る
すると、舌が2回程回った ペロ ペロッ
なんかのオモチャか!!
全く気づかない二人の真ん中に座り、ヒソヒソ耳打ちし、ようやく気づいた始末。
多網はプップこいていた。
清香とアミと蛇鰐美ちゃんが話してる隙にきみ子が冬馬君達に近づいて来る。
「二人と話せた?」
「なんか緊張しちゃって、いまいち」
「とりあえず褒めてみて、女は褒めに弱いのよ」
すっごいアドバイスである、
すると「手本」と言い多網がきみ子の前に立つ。
「今日は一段と良く食う、そんなきみ子は猛獣も真っ青の屁をかます」
冬馬君と大喜は思う、まっマズイ、きみ子が怒る。
だが、きみ子の反応は「最後の猛獣も真っ青の屁は良かった」二人はズッコケた。
「分かったやってみる」冬馬君達が清香とアミの近くに行った途端、蛇鰐美ちゃん、虎鮫代ちゃんはその場を動く。
ナイス連携プレー!!
頑張れ冬馬君、大喜。
チラッ 清香の顔を見た途端、心臓がバクバク
だっ駄目だーいきなり褒めるなんて、恥ずかしすぎる。
しっかし、なんて可愛いんだ ポッ。
大喜は頑張った「猛獣も真っ青になる屁」
ハッ しっ しまったー なに多網の真似してるんだ自分ヤバイーーッ 間違えた。
だが「大喜何言ってんの」とアミは大笑い
まさかの成功
多網がガッツポーズを決めている。
ぼっ、僕も言わなきゃ、間違えても屁ネタは駄目だ。
「今日は一段と良く食う」そう言いかけた時、冬馬君は思ふ 駄目だろーこれ。頭は真っ白。
だが真っ白頭から生まれた奇跡の判断だった。
「かっ、髪の毛すごい似合ってるね」
「ありがとう」清香は微笑む
ズギュウウンッ 見たった 見たった 清香スマイル
冬馬君はもう全ての悩みがどうでも良くなった。
口から霊体が抜け出し、地底国に行き、みんなに会釈していた。
アザースッ。
ああ、ぼっ僕 清香にお熱
その時だった、気が緩みすぎた
緩みすぎてしまったのだ。
まさかの油断
ケツの穴から出してはいけない音をかき鳴らしてしまう
ブッ ブシュウ~~~~~~ッ
やっ、やってもーたーー 冬馬君の顔がみるみるひきつる。顔は真っ赤っか。
はっ 恥ずかしい
冬馬屁をこいてもーた 僕が清香に聴こえるくらい大きな屁をこいた。
次の瞬間 冬馬君は泣きそうになる
何故なら
ブリ ブリ ブッ ブッ ブッ~~~~
必死に屁をこきまくる、多網ときみ子
屁が聞こえない様に声を大きくして話す蛇鰐美ちゃん虎鮫代ちゃん
「そうね、ペロ ペロ ペロ~~ッ」
「ガハハ 色んな雨の音するなぁ」
みんなっ ありがとう
何故か気づいたスーも小声で「ちょっと僕屁しちゃった」と冬馬君の屁ではなかったみたいに、かばって言ってくれていた。まあ、誰も聞いていないのだが。
ありがとう みんな
僕は本当に幸せ者だよ。
冬馬君は優しくて、大好きなみんなに囲まれて、このクリスマスパーティーを過ごせてる事こそが本当に大切なプレゼントだと思った。
なによりも大切なものを僕は持ってる。
クリスマスプレゼントで貰う物よりも大切なもの。
だが、クリスマスプレゼントも欲しいと思った(なんぢゃーせっかくの感動シーンに)
その時だった
怪物が遂に現れてしまう。
「カマーン」 「ウェルカム~~~~」
「正子ーッ」 「ウィメン~~~~ンッ」
正子と多網ママが変身ベルトすら付けていないのに変身してしまった。
酒が変身ベルトだったのか。
「出たー」子供達大爆笑
目をまん丸にする蛇鰐美ちゃん、虎鮫代ちゃん
「なんじゃワレェ~~」 「ペロ グハッ」舌が詰まった。
清香とアミは見た事があったが、ウェルカムウィメンまでいた事には驚いた。「凄い」
圧巻だったのはスーの反応
なんだ、この人達は取り憑かれたのか?
これは納得いく考えである。
後ろにひっくり返っていた。
「ハッハー」怪物はポーズを決める。
隆とサーは思う、これが我が妻だとは。
こうしてクリスマスパーティーの序章は終わり
次なる段階に進化する。
どうなる冬馬家のクリスマスパーティー
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる