4 / 5
謎の白い液体杯 その1
しおりを挟むー #百合の鳥島学園 #夏休み #朝 #スス伯爵サイド ー
うう、なんかクソ暑いんですが・・・。
エアコンの温度30度にして汗をかくダイエットなんて
するんじゃありませんでしたよ。
ふとスマホが振動する、
グループチャットでニャラケルがすぐ来て欲しいと連絡を入れていた。
私、これでも寝起き弱いんですよ、まったく。
ー #保健室 ー
保健室に到着すると、機械部の主要メンバーの3人及び錬金術部が
集まっていた。
そして割と本気の口調でニャラケルが先陣を切って話し始めた。
「単刀直入で言いましょう。停電でエアコンが付かず暴動が起きかけてます」
「停電って・・・・昨日の台風で変電所でもやられたってこと?」
「今は予備電源で何とかしていますが修理業者は伯爵財閥の主要産業に
回してますので本校への最短到達時間は3日と言っていいでしょう」
「機械部で直せれそう?」
「残念ながら部品が足りないわ。
今から加工しても夕方までかかるし、この学園の民度ならそれまで持たない」
機械部副部長、蒼転寺リエさんが言うならもはや詰みですね。
「今は急遽でっち上げた ” 打ち水マシーン ” で
急場をしのいでいるでござる。
しかしスス殿への管理責任を言及されるのは時間の問題、
士道不覚悟で切腹ぞ☆」
「サムライになった覚えはありませんが!!!!!」
忍者だかサムライの影響を受けた独自のセリフ回しの機械部部長
キキョウ・リゾルートさん。
私達より1学年上の先輩であり蒼転寺さんと同級生です。
~ 人物紹介 ~
キキョウ・リゾルート ききょう・りぞるーと
#人体錬成者 #機械部部長 #幼馴染属性 #妹 #人間
#幼少期に見たニンジャに憧れを得たでござる
#女性 #Bカップ #動画投稿者 #紫髪 #シスター服 #腹黒
#決戦システム ” 紫の双璧 ” 持ち
「という訳で僕の案が通りました。
ここにいる全員、いえ全部活動役職者の許可は取ってあります。
あとはススパパの承認のみ、ただし体は張ってもらいますよ?
にゃひひひひひひ」
ニャラケルの案をタブレット越しに見る。
なるほど・・・・これなら時間が稼げますね。
☆☆☆
ー #放送室 #全校放送 ー
「あー、マイクテステス。
みなさんご存じの通りエアコンが停電で使えません。
今機械部の方が賢明に修理していますが
お昼のピークタイムには間に合いません・・・・ので!!!!
各部活動主要メンバーの許可を取り、
魔法による水鉄砲の銃撃戦を校庭で実施します!!!
ルールは簡単!
百合の鳥島学園の公式アプリから、
魔法水鉄砲のレシピで合成した武器を使って
自分以外のターゲットを撃つこと。
バトルフィールドは屋外で校外へ出ることは禁止。
被弾時は攻撃を受けたターゲットのポイントは2度と獲得できませんが、
クールタイム1分で何度でも復活出来ます。
GPSで確認できる部活動役職者は10ポイント、それ以外の生徒は1ポイント。
つまり普段威張っている奴に下剋上すればするほど優勝に近づきます。
機械部のみ修理に当たるため代理人を立てるのと、
代理人以外への機械部の妨害は即失格、
これが特別ルールとなります。
成績優秀部活動には副賞として部費の増額を約束します!!!!
暑い夏を水鉄砲による打ち水で乗り切ろうじゃないですか!!
ここに ” 謎の白い液体杯 ” の開催を宣言します!!!!
スス以外 (((((謎の白い液体ってなんだよ!!!!!!)))))
謎の白い液体杯 その2へ続きます。
☆☆☆
あとがき
装狂演譜クリエールシリーズより ” キキョウ・リゾルート ” が参戦。
腹黒シスターで基本神には祈らない。
蒼転寺リエとは幼馴染であり大切なパートナー。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん
菊宮える
恋愛
高校生ユウトが始めたバイト、そこは女子ばかりの一見ハーレム?な店だったが、その中身は男子の思い描くモノとはぜ~んぜん違っていた?? その違いは読んで頂ければ、だんだん判ってきちゃうかもですよ~(*^-^*)
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる